133件
藍染惣右介（あいぜん そうすけ）とは、漫画「BLEACH」の登場人物である。
概要
| 所属：護廷十三隊五番隊隊長→虚圏 | 
|
| 斬魄刀：鏡花水月 | |
| 解号：砕けろ「鏡花水月」 | |
| 誕生日：5月29日（ふたご座） | |
| 身長：186cm | |
| 体重：74kg | |
| 好きな食べ物：豆腐 | |
| 趣味：読書 | |
| 特技：書道 | |
| 休日の過ごし方：読書、霊術院特別講師 | |
| 特徴：眼鏡、オールバック、黒幕、語録メーカー | |
| 人気投票結果 |
護廷十三隊五番隊隊長。SS編にて初登場。
当時は副官である雛森桃に親のように接したり、阿散井恋次に対して朽木ルキアの処刑に対する疑問点を投げかけたりと、柔和かつ知性溢れる「理想の上司」的なキャラを見せつけた。
しかしその実、ルキア処刑を仕組んだ黒幕であり、今のところ、言わずと知れたBLEACH最大のボスキャラである。
その陰謀は最低でも110年前、彼が五番隊の副隊長だった時から始まっており、浦原喜助が創った崩玉、それによる虚化、破面化の技術を求めて現仮面の軍勢や瀞霊廷を陥れる。現在は虚圏の夜虚宮に活動拠点を移し、配下として市丸ギンと東仙要、破面化させた大虚たちを従え、「王鍵」創造を目論見、尸魂界に戦争を仕掛けると同時に空座町を狙っている。
しかし、そもそも初出時のキャラが偽りだった上に、対する相手によって態度が全く違い、さらにわずかな例外以外の誰に対しても嘲笑や蔑視を含んだような発言（要は誰をもナメている）しかしないために、真意が非常に読みづらい。
何故王鍵を創ろうとするのか、そもそも本当に王鍵を創るのが目的かも不明である。私が天に立つ発言から大雑把に見ても四年は経っているため神によって思考が変えられてしまっているかも知れないし。
能力について
斬魄刀の名は「鏡花水月」。始解発動の瞬間を見た者の感覚を完全に操る「完全催眠」という能力を有する。これが藍染の持つ尸魂界戦力に対する最大の有利性で、一度でも始解を見てしまった者は鏡花水月を解放してる間、藍染の掌で踊ることになる。
護廷十三隊のメンバー及び隊長格は全員がこの始解を目撃しており、そのため藍染を打倒できる可能性を持つ者は黒崎一護のみとされる（ただし藍染に攻撃をちゃんと当て、さらにダメージを通せるかは別問題ではあるが）
藍染最大の強みはこの鏡花水月だが、他の能力も常軌を逸しており、卍解を指一本で止める、九十番台の鬼道を詠唱破棄する、動く速さを隊長勢が全く追えないなど、もうやりたい放題である。
でも最近はさすがにチート過ぎたのか山本総隊長を相手にしている時に「直接戦い会えばそちらの方が上」と言っていたり、ポリ袋を被るようになってからは、鏡花水月の能力も殆ど使っていない。除々に弱体化パッチが当てられているようです。
ちなみに、浦原、涅と同じく「研究者属性」を持つ死神でもある。つい最近は崩玉と融合し始め、全身タイツ姿に進化し、そこから数週間経ち（こちらの時間で）アンチエイジングをしたのか髪の毛が伸びたりしていた。藍染惣右介、何処へ行く？
人間関係とその末路
雛森、吉良、恋次には利用価値を感じていたため、特に雛森、次に吉良に目をつけて自分とギンの隊に引き込んだ。雛森には、まるで妹や娘のように扱い、優しくゆっくりといろいろと教え込んでいたが・・・結果がアレである。
最早十三隊内では目下敵視状態だが、特に雛森絡みで日番谷には恨まれている。しかしそこは容赦ない藍染様。毎度見ているこっちが可哀想に思うほど日番谷を（心身共に）フルボッコにする。基本自分以外の全員をナメて掛かっているが、一護の潜在能力や浦原の技術屋としての腕など評価する部分は評価している様。それでも私が天に立つ。
決戦では恒例の日番谷いじめも含めてさんざんやらかしてくれたが、崩玉と完全融合し「もう私に敵うものはいないのだHAHAHA」とばかりに調子に乗った挙句に最後の月牙天衝を修得した一護にボコボコにされ、崩玉にも見放されてついにお縄についた。一連の事件の彼なりの考えと恐怖心を持って行われていたようだが、捕まっても司法相手に見栄張るあたりもう小物にしか見えなかった。
最近は完現術能力者・月島秀九郎が一護の周囲に取り入るためのネタにされた。なんでも、
チャド「俺たちが藍染を倒せたのも月島さんのおかげだったじゃないか！！」
流石に舐め過ぎである。
千年血戦篇にて、滅却師の王・ユーハバッハが尸魂界に攻め入る。
藍染は5人の特記戦力の1人に数えられていたようで、ユーハバッハ自らが監獄の最奥部までヘッドハンティングに赴くも、藍染はこれを拒否。ユーハバッハの時間の感覚を話術でちょっとズラしただけに終わった。
ユーハバッハが霊王宮にまで侵入した時、十三隊隊長・享楽が四十六室に取り付けた許可により、限定的ながら監獄から出される。椅子に厳重に縛り付けられたままで、自由なのは口と片目だけだったにも関わらず、詠唱破棄の黒棺で辺りの瓦礫を根こそぎ消滅させ更地にし、さらには霊圧の放出だけでユーハバッハが食った霊王の力の奔流を消し潰し、結界にヒビまで入れるなどやりたい放題。監禁されていたのに一護と戦った時よりも強くなっているのではないか、とさえ言わしめた。
その後は椅子ごと連れて行くわけには行かなかったのか地上に放置されていたようだが、霊王の力を食ったユーハバッハが尸魂界だった場所に戻ってきた時、その力のあおりを受けて幸運にも椅子が破壊され、自由に立てるようになる。
そして戻ってきたユーハバッハと対面、月島さんのおかげで折れた卍解を修復した一護・恋次と合流、咄嗟に共同戦線を張りユーハバッハに立ち向かうも、恋次は一蹴され、無くなってはいなかったらしい鏡花水月も折られ、一護は身体を貫かれまたもや敗北。尸魂界の戦力は全て潰えた。
･･･といつから錯覚していた？
「そうか 黒崎一護に見えていたか」
ユーハバッハは一護の身体を貫いて倒したと思っていたがそれは鏡花水月による錯覚であり、実際に貫いたのは藍染の身体で、無傷の一護は完全な隙を突いてユーハバッハを背後から襲撃、見事ユーハバッハを倒す事に成功したのであった。
一護がユーハバッハに追いついた時、卍解こそ修復してあったものの身体の傷を癒していなかったが、そこからもう既に「いつから錯覚していた？」状態であった模様。実際にユーハバッハに対面するよりも前の時点で鏡花水月を解放しており、ユーハバッハが目の前にいなくても未来視に対して完全催眠が発動する事を確認。ユーハバッハが到着して藍染や一護の現状を確認した所からもう既に催眠によって作られた認識だったようだ。
藍染様語録
ここに、藍染惣右介様が残した数々の御言葉を記す。なお、括弧の中はその言葉を頂いた相手である。
- 憧れは理解から最も遠い感情だよ（日番谷冬獅郎）
血に沈む雛森を見て激昂した日番谷に対して。凡そ全てが完璧な藍染様にとって、凡人の感情など知る由もないことなのである。
- …あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ（日番谷冬獅郎）
上記に引き続き、「殺す」などと不遜な言葉を吐いた日番谷に対して。獅子であろうとも弱い者ほど吠えたがるものである。
ルキアを守ろうとして斬りかかった一護を返り討ちにした時の台詞。少し失敗はしたものの、流石は藍染様。卍解した相手にもこの余裕である。
尸魂界を去る藍染様に対する浮竹の言葉の返答、藍染様の中でも最も有名な御言葉のひとつである。そう、これからは藍染様の時代がやって来るのだ。死神どもはその素晴らしさに歓喜すべきなのである。さらに、この時髪を後ろに、眼鏡を捨てて大幅なイメチェンを果たす藍染様。我々の喜ぶことを解っていらっしゃる。
過去の自身の上司、平子真子に事の真相を聞かせる藍染様。当時は副隊長とは言え、この頃から威厳と力は顕在である。
上に引き続き、平子に対して。実にその通りだと我々も感服するばかりである。
夜虚宮の主、後の十刃No.2バラガンへ会いに行った際に、刀を抜いて。こうしてバラガンを鏡花水月の完全睡眠にかけ、あっさりと倒す藍染様。流石の手際である。さらにこの文章、私は某兄貴を彷彿としてしまうのだ。流石は藍染様、俗世の流行にも過敏でいらっしゃる。
空座での戦争に参戦した浦原に対して。いくら藍染様と言えども、このような馬鹿馬鹿しい手には及びも付かないようだ。更に、いくら油断などしていようとも藍染様がやられることなどあり得ないのだから、さしたることではないのである。
関連動画
関連項目
- 15
- 0pt
