ニコニコ大百科

（>>210の続き）
3:「大きな力と宿命を背負った女性が仲間から離れて独力で荒れ狂う海を渡る事を試み、その先で激闘の末にたどり着いた場所で『自分の祖父が諸悪の根源だった』という衝撃的な事実を知らされる」という展開、ほんの1ヶ月前にも別の映画で見たような気がするんですが気のせいでしょうかディズニー様。

>>188
クワイガンが道化になったよね…

7,8､となんとなく語らなかったあの人を初っ端字幕で「生きていました」って流れてきた時点で困惑ですわ。
頭からケツまで話が都合よすぎるしファイナルオーダーも因果がいい加減（あの星一つであの量の戦艦を？資材は？人員は？期間は？）だし続三部作が丸まる蛇足だったのは言うまでもない。
ハックス将軍の発言に素で「えぇ・・・」って声でちゃったわ

>>211
>>213

割と自分と同じ感覚の人もいて良かった。

今思えばエンドアの決戦直後(30年後ではあるが)の時系列で新シリーズ作ります、って時点で懐古王道路線は確定していたようなもんなのにEP8辺りで"新しいスターウォーズ"を求め出した出資者が悪かった。

ライアンは被害者なんだよな。
彼の創作スタイルがマッチしてんのは完全に旧作キャラから縁の切れた時系列であり、明らかにフォースの覚醒から成る規定路線にはミスマッチだった。

JJもまた、1エピソードまたいだことで急いで
"終わらせるためのシナリオ"
の作成にパフォーマンスを割かなければならなくなった。

監督の人選した奴が無能過ぎる。

大体流行ってるからってリレー小説形式をスターウォーズに取り入れんのやめろよ。どう考えてもブツ切れのチグハグなんの分かるだろーがよ◯ソ◯◯ミ◯ね

>>215
スターウォーズでリレー小説形式というのは、ナンバリング映画はともかくスピンオフでは昔からやっていた事なんだが、今はレジェンズ扱いされているディズニー買収以前のスターウォーズだと、実写映画だけ見たいライトな層は実写映画だけで充分楽しめるように、
「惑星ケッセルのスパイス鉱山」みたいな映画の中では台詞でちらっと語られたり描かれるだけで本編には絡まない要素まで深く知りたいオタクにはスピンオフをとちゃんと棲み分けできるようにしていたんだよね。

ディズニーが最初に「やらかした」のはこの「実写映画」と「スピンオフ」の垣根を崩してしまった事だった。
ローグ・ワンのように実写映画でナンバリングから外れるスピンオフを作り、そこでアニメとか他メディアのスピンオフと絡ませたネタをやるのはまだいい。
だが、肝心のナンバリング作品はどうだったかと言うと、フォースの覚醒の時点で「エンドアの戦いで帝国を打倒した反乱同盟軍による新共和国の再建はどうなったか」という、どう考えても映画の内容を理解するのに最低限必要な部分の説明を完全にスピンオフに丸投げしていたのがな。

R1見た時はなるほどナンバリングではSWの型守りつつスピンオフで型破りな事やるのねと納得していい方向性だと思ったけど速攻で否定されたわｗ

>>216 やっぱりナンバリングに関してはエピソード単位じゃなくてシリーズ単位で監督を固定すべきですよね。

まぁ、確かに"根拠"とか"発端"になるタイプのエピソードはメディアミックス(＝スピンオフ化)にすべきではありませんね。

ファーストオーダーの勃興の過程は小説とバトルフロント2にぶん投げられてるんでしたっけ？おかげで映画だけ観るとなんとなく戦争してるようにしか見えないもんなぁ。

>>213
9も冷静に見返すと8ほどではないけどツッコミ所多いよね
自分はダゴバの比じゃない期間水没してたXウィングが普通に動いてたことが一番の驚きだったよ

>>219
スター・ウォーズに限らず映画という媒体はどうしても長さに制約がある以上（それでも近年のスター・ウォーズは短くまとめきれずに凡長になっているが）、「多少の」ツッコミどころがあってもこまけぇこたぁいいんだよと深く説明せずに押し切れるだけの勢いに観客を乗せられれば上出来なものではあるが。
ディズニーに移ってからのスター・ウォーズは見ていて頭に浮かぶツッコミどころが多すぎて勢いで押し切れずに堆積して詰まっているし、製作側としてはノリで押し切ろうとしているはずの場面がスベってて観客側としては全然ノれなかったりする所も多すぎるんだよなあ。
自分が>>210に挙げた空一面を埋め尽くすスター・デストロイヤーの大艦隊とかだって完全にそれでしょ。

何年も水没していたXウィングが問題なく飛行する所とかもEP8での描写まで遡って抜本的に話の盛り上げ方を変えれば、仮に海中に何年も水没していたという設定が同じでも「普通に考えたら動くわけないけどこまけぇこたぁいいんだよ」と笑って楽しめるシーンにいくらでも作りようはあったと思うんだよ。
EP8での扱いがあんなに酷くなかったら。

今作の違和感のほとんどは"擦り合わせ不足"に集約される。

先に出来てしまった以上、JJ側がライアン側の描写とそれに込められた意図をもっとよく分析する必要があった。

EP9を完璧な作品にしたいならEP8を1から作り直して両作品間の相互補完を徹底しなければならない。
改めてシークエルを何らかのメディアとして発表する機会があるのならその辺を期待したいところだ。ゲームとかコミカライズとか。

ライアンは被害者、とまでは言わない(言いたくないw)
けど一番悪いのは間違いなく上層部のディズニーとかだよなぁ。無茶なスケジュール、違和感丸出しのポリコレ、何度も変更される人選、撮り直し等々…。

仮にJJが8を撮っても微妙だったんじゃないかな。いやまあマシにはなってたんだろうけど。ライアンが主に責められてるけど(半分自業自得)、ほんとに責めるべきは上層部の連中だと思う。どんな監督でも8を良い作品にするなんて無理だわ…

ライアンは被害者であると同時に最大級の加害者でもある、と自分は思う。
ライアンが最後のジェダイの監督に就任する前、ディズニーのスター・ウォーズが新しく作られ出した頃から何度も監督がころころ変わったり、公開直前になっても撮り直しを繰り返している話が何度も出てきたり、監督以外にもいろんな立場の人達の大人の事情が複雑に絡み合っているのが見て取れたりと、>>209にも書いた通り「船頭多くして船山に上る」状況が出来上がっていた。
いち船客の立場で知れる限られた情報からさえもありありと見て取れるほどに。
そんな状況でかじ取りを任されるのは相当な無茶ぶりだっただろうし、そういう意味ではライアンに同情しなくもない。

だけどさあ、ライアンがやった事って「今までのスター・ウォーズにない事をする」と言いながら実際には「自分が映画でやりたい事」にスター・ウォーズの皮を被せただけじゃん。
どんなに船が思うように進まない状況だろうと、船頭として雇われた以上は船を海なり川なりに進める努力ぐらいはしろよ。
「俺、本当は山小屋の主人になりたいから」と山に向かって全速前進させようとするのは船頭の仕事じゃねーよ。

ライアンが加害者なのは同意。
だからこそ、そんなライアンを抜擢した上層部が最大級の加害者に自分は見えるんだよね。

9を見たあと、これならルーカスの初期案の方が面白かったんじゃないの？って思っちゃって(7,9好きな人には申し訳ない)。船頭が多くなったのもルーカスっていう、それまでの船長をクビにしたからなんじゃないかなって。
ルーカスクビにしたり、ライアン抜擢したり、そんなことする上層部こそ真の悪に思えた。

まあライアンはそれまで脚本務めてた副船長までクビにしたから酷いんだけどね。やっぱ上層部と同じくらいには加害者かな？

EP9見て思ったのはEP8で「人間とかいう一種族のポリコレを優先したためにエイリアン差別映画になってるじゃねーかタコ」っていうのJJも気にしてたんだなって。
明らかにEP8よりエイリアン多くなってた。

いいシーンや燃える所もあったんだけど、悪名高きEp8の尻拭いで無茶な展開ごり押しになっちゃったのがなあ
皆は10点満点で何点つける？俺は6.5点。理由は上に述べた通り

ＳＷをＤ帝国の金儲けの道具にしてしまったのが悪い

１～３みたくルーカスが趣味で撮るべきだったんだ

・ベンソロ周りで5点
・レジスタンス集結で1点
・ファイナル・オーダーのネーミングセンスで1点
・ジャナで1点
・冒険してる感で1点
・オクトーのシーンで1点

・レイ周りのシナリオで-2点
・レン騎士団の扱いで-1点
・皇帝の起用で-4点
・シークエルに全体で考えた時のシナリオの完成度で-2点

1点かなぁ…。

レイアがベイダーの娘なのをパパラッチされて失脚してた件、最近知ったよ！
そこら辺知らないと、なんでエンドアの決戦で大勝利したのに帝国大回復してんだよ〜、結局30年経ってレジスタンスvs帝国の構図焼き直しかよ〜
最後まで舞台装置にしか見えなくてな

パルパティーンは劇中の活躍を見てもわかるように完全な劇薬と言っていい存在だから、JJ的にもお手上げ、最後の手段と思って出さざるを得なかったんだと思うのよ。
っつーわけで彼の登場くらいであんまり減点してやるのは可哀想だろうって感じ。
そんな予告を観てたし、冒頭のあらすじはもちろん、前半の時点で結構めちゃくちゃなカット割り、シーンの飛びっぷりだから「ああそういう細かいところ気にしちゃダメな映画ねｗ」と思って見てたからそれなりに盛り上がって観ることはできた。
どんな映画でも楽しむにはそういう空気読むのも重要だってのが信条でね。
見たかったシーンは結構取り入れてくれてたしな。

真面目に見ちゃうと最悪な8の続編であること、その尻拭いのために超絶雑な仕上がりになっちゃったのは同情するが、それを差し引いても10点中6点はあげてもいいと思っている。

連レスになっちゃうけど、映画として画面が映えるシーン、スターウォーズっぽいシーンをふんだんに用意してたことも評価するべき。
スターウォーズシリーズとしちゃ微妙だったかもしれんが「っぽい」ってのは大事だし、
映画っていう娯楽において物語は重要だがシーンが「絵になってるか」ってのも同じくらい重要だからね。

クソだったディズニーウォーズ本編より
作っている連中の慢心と焦燥を眺めてる方が面白い。
何年か先、ライアン、キャスリーン、JJの製作トラブルを題材にした映画が出たら観たいな。

EP6の代わりにこれをSWシリーズのグランドフィナーレだと言い張る以上、せめてEP6よりも優れている必要があると思うんですけど

EP6は越えられましたか…?(小声)

>>233
当時からEP1またはEP7出るまでのスターウォーズファンの思い出補正込でEP6超える作品はどうやっても無理だろ……

まあEP8よりマシってのは満場一致の評価だろうが
単体で見てもどうにも微妙なシーンが多くてな……いや、微妙なシーンが多いって言うより「なんで？」とか「どうしてそうなった？」なシーンが連続して押し寄せてくるから細かい事気になりまくって本筋に集中しきれん

>>230
＞前半の時点で結構めちゃくちゃなカット割り
今までのスター・ウォーズのナンバリング作品って基本的に宇宙空間をバックにした文章での状況説明から、
惑星を背景に動く宇宙船へとカットが切り替わって始まっていくという流れが様式美になっていたのが（記憶違いだったらスマソ）、本作だといきなり地表でカイロ・レンがカーナビ強奪する所から始まるからな。
そしてその後の連続ハイパードライブで正直見ていて「なんだこれ」と。
てかほんとあの連続ハイパードライブのシーン必要あった？　製作者が「こんな背景も作れるんだぜすげーだろ」と自慢したいという以外の存在意義が思いつかないんだけど。
そして冒頭でカイロ・レンがカーナビ奪っていったのはローグ・ワンに出てきた惑星ムスタファーのダース・ベイダーの城らしいが、エンドア共々既出の惑星・衛星を出してる割には背景にその星「らしさ」みたいなのが足りてなかったよな。
画面の隅っこに映るモブでいいからレイ達がエンドアにいるシーンでも少しくらいイーウォックを出して欲しかったよ。

>>234
まあEP4以外の本編シリーズは全てEP6のためのお膳立てだし
初回であり単体で完結編のEPで続編を望まれた時からEP6の終着点を目指して構成されたシリーズだから
グランドフィナーレは当然EP6で123の後付けも結局6までの辻褄合わせという側面がある

そんな前提があって「やっぱ6はダメ、俺の用意した完結編を見ろ」とかいう思いつきと後付けの物語なんて
支離滅裂で繋がりの乏しい薄っぺらいものになるに決まってる
ルーカスですらおそらくそうなる、結論なんぞ最初からわかってた

>>236
ついにタイファイターがハイパードライブを装備したって点で結構衝撃的ではあった。俺はあそこ好きよ。映像技術自慢結構結構。

>>235
自分も同じく細かい部分が気になった
・長期間水没していたにも関わらず平然と動くXウィング
・フォースで物ワープさせたり怪我治療したりのコレジャナイ感
・細かな計算が必要なはずなのに連発できるハイパードライブ
・シス語を話すことは禁じられているという3POの謎設定
・レジスタンスの援軍が来ただけであっさり壊滅するFO艦隊
細かいとこは気にするなと言う人もいるかもしれないけど、スターウォーズにおいて細かいとこ納得できないってかなり致命的だと思う

まあここまでのレス見てて改めて思うけど細かいこと気にしたらこの映画は際限なくつまらなくなっちゃうのよね。
強制してるわけじゃなくて俺個人のスタンスの話なんだけど。

JJはそれなりに大筋作れたとしても色々と気が利かないのは7でもうわかってたし、今回みたいに尻拭いに全力出すとそりゃこうなるわなって。