ニコニコ大百科

アメリカに敵対しているテロリスト幹部か外国のAに潜伏しているのが発覚したとしても

地上部隊や有人戦闘機を派遣して殺害するのには
アメリカの偉い人の承認も必要だし、A国政府の承認も必要だし、で色々面倒だが

UAVならその面倒くさい承認を全てすっ飛ばしての殺害が可能だからな

将来的な有人制空戦闘機の置き換えは、技術が進歩しても難しいと思う。平時のスクランブルを完全無人化しても、空中衝突や誤射による万が一が考えられるし、攻撃権限と責任の所在から防空司令部とのやり取りが必要で結局有人機と手間は代わらない。自衛隊やロシア軍が構想している、攻撃権限とキルスイッチを持たせた有人機による無人機編隊の管制が平時における運用形態になると思う

もちろん有事になったらAA戦争みたいに航空支援機として飛ばしまくるだろうね、自律飛行でSEAD任務が遂行可能な無人飛行プラットフォームが開発されたらマジで有人機の出番がなくなる。いつになるか分からんけど

攻撃は安上がりだけど防御は難しくて金がかかる
滞空型の無人機を絶え間なく相手の防空識別圏に送り込んで常駐させる空のサラミ戦術なんかもできそうだな

とっても今更かもしれないけど、一昔前の横スクロール系のアクションゲームやシューティングゲームで、ステージ上を一定範囲徘徊するかジッとしていて、操作キャラが近付くと猛スピードで突進して来たりそのまま自爆する敵キャラがチラホラいたよなw

あれって自爆徘徊ドローンまんまじゃないか？w

ロシアは今こういうの作ってるのか。コンセプトとして面白いし勉強になるわ。


ロシア、神風ドローンを上空で大破「パトロール迎撃ドローン」トルコのドローンを標的にした動画も公開

https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20210507-00235941/

https://youtu.be/vbi4-4JBNDk

>>185
偵察機や攻撃機が生まれてそれらを阻止する戦闘機が発達した歴史をなぞってるみたいだ
そのうちドローン同士で空戦始めそう

「UAVはテロリストやゲリラには有効だけど、正規軍相手には無意味じゃね？」

という論調を破壊したのが先日のナゴルノ・カラバフ紛争
拮抗した国力の正規軍同士の戦争でUAV兵器のありなしで勝敗が決まってしまった様なもの

撃ち返しても相手を殺せない、機械に一方的に狩られるだけってのは想像以上に防御側の士気に堪えるようだ
侵攻に使う分には実際の戦力以上に効果は大きいのかもしれないな

>>187
あの紛争でドローンが猛威を振るったのは事実だが、内容を調べてみるとドローンが正規軍に対しても有効である根拠としては少し薄いように思えるぞ
防空網破壊用のドローンが話題になったが、原理はドローン以前からあるSEAD任務とかで使われる対レーダーミサイルと同じだから、それらの対策が出来ている防空網への効力はかなり怪しい
正直あれで潰せる防空網なんて「ドローンだから潰せた」のではなく「ドローンでも潰せてしまう」程度に思えてならん
防空網潰して制空権取った後にアルメニア側の地上部隊を蹂躙してたドローン共も従来品と同様に対空兵器や航空機には無力だしな
どれも先進国の正規軍相手に絶大な効果を発揮できるとは思えん。勿論ドローンを使用した戦術は今後どんどん発展していくだろうし、それらへの対策も急務になるだろうけどね

>>187
むしろその論調がより固まったように思うが

無人機だけで全部どうにかするってのは無理があるけど正規軍相手には使えないって思い込みも危険かも
強固な防空網をぶち壊すのに固定ターゲットに巡航ミサイル撃ち込んだ後、電子攻撃に加えて囮の無人機多数とSEAD部隊を送り込むのは湾岸戦争でも使われてる定石みたいなものだろうし
有人機のSEAD／DEADが巧妙になるのと同様に無人機もただの囮にとどまらないやつも出てくるだろう

投石から始まって槍弓鉄砲と人間の武器はいかに自分は傷つかずに一方的に殺すかの方針で進歩し続けたことを考えると自律型の無人機はその最先端で終着点に感じる

自爆ドローンと巡航ミサイルの違いがよく判らなくなってきた

「自分は傷付く事なく一方的に殺戮する」というのが欧米の人間からすれば「騎士道精神に反する」として嫌悪される原因なのかもな

>>193
ぶっちゃけハーピーとかは回収も出来ないからますますミサイルなんだよね
重航空巡洋艦みたいなもんかな

>>191
すでに長年使われて来て実績もあるんだから今どきそんな思い込みするのは最近ドローンを知ってこれから何か変わるかもと言ってる人くらいだよ。
定石ができるくらい正規の軍事体系にも取り込まれているしこれからの事も具体的な計画とか対策の研究がすでに出ている、つまりドローンによる変化がすでに起こった後なのが今の状態と言える。
何が変わったか？という過去の話を調べるとまだ色々面白い発見があるけど、今の状態から何が変わるかと未来の話をすると目新しい話は少ないって事じゃないかな。

>>193
地対空ミサイルを無人戦闘機と呼んでいた時代もあるくらいで基本的に違いはない。
現状だとジェット推進（ロケット）で飛ぶ自爆ドローンがミサイルで、プロペラ推進で少し安くなったミサイルが自爆ドローンと使い分けるといいんじゃないかな。

清谷さんがトライトンを推してたけどグローバルホークとどっちがいいのかね？

しまった巡航ミサイルはロケットじゃなくてそのままジェットエンジンでいいのか…

動力飛行して自らを操縦し敵に体当たりする兵器だからミサイルも無人航空機の一種ではあるんだろうな
この解釈だとミサイル駆逐艦やミサイルフリゲートも空母に近いものになるし戦闘機も空中母機って事になるが

現代艦艇や航空機は総じてエアパワープラットフォームの側面があると書くとそれっぽいかもな
まあ誤解の余地のなく航空機である無人哨戒ヘリを何機積んでても空母に近いとは言われないんだけど
桜花の牽引機やパラサイトファイターの母機よりは近づいてるかもしれない
ミサイル駆逐艦やミサイルフリゲートは艦隊防空に使える射程の長い対空ミサイルを積んだ物で、駆逐艦やフリゲートに近距離防空ミサイルや対艦ミサイルを積んだだけの物とは区別される、と言うような物かもしれない

空対地／対戦車ミサイルや投下弾使うドローンは普通に実用化されてるが、機銃積んだタイプはどの国もまだ無いんだっけ。そのうち敵のドローン撃墜用に機銃やレーザー積んだドローンも出回りそうだが。

>>187
アゼルバイジャンって、人口がアルメニアの3倍以上で
GDPがアルメニアの8倍あり、軍の近代化もアゼルバイジャンがガンガン進めてるのに対して
アルメニアは冷戦時代の遺物に頼ってるという状態なので…

『拮抗した国力の正規軍同士』ではないよ。

完全にアゼルバイジャンの横綱相撲

しかもトルコの全面支援付き。アルメニア側にも確かにロシアとの軍事同盟(集団安全保障／CSTO)があったが、アゼルバイジャン側には30年来の占領地奪還という大義名分(ナゴルノカラバフの占領地はロシアさえも未承認)があったからロシアも軍事的には手出し出来ない。

まあ、アゼルもトルコもロシアだけでなく、長年停戦を仲介してきたアメリカやフランスの面子にも泥をぶっかけた落とし前を何処かで取らされそうだけどな。

ロシア「まあ、舎弟のシリアやアルメニアには気の毒だけどデータ取りには困らないし、トルコ野郎の手の内を見切るにもここは我慢我慢。」

済まない。スレチだった。

既に上でも書かれてるが、現状のUAVの競合相手はミサイルなんだよね。AA戦争で猛威を奮ったハーピーは突入速度に劣るものの徘徊が可能な高機能対レーダーミサイルという趣だったし、戦闘攻撃機や巡航ミサイル搭載艦、それらのオペレーターを確保するよりはるかに安上がり

ただ、対人にも使える突入自爆型ドローンが自律戦闘していると聞いて正直おどろき。敵味方の識別が歩兵相手でも出来てるという事か？

攻撃をキャンセルする歩兵側に識別子を持たせれば可能な気もするが、歩兵は航空機や戦車に比べて目まぐるしく配置が入れ替わる物じゃないから、地雷や空爆みたいに危険地域を設定して味方が入らないようにするだけでもいいんじゃないか？
民間人への誤爆対策は…どうしよう

訂正>>攻撃をキャンセルする識別子を歩兵側に持たせれば

面白いのは、アゼルバイジャンはアルメニアの防空網の一番強力な部分は有人機で潰してるところ
結局、あれだけ国力差があって、尚且つバックに地域大国が付いていてもUAV頼みで制空権取るのは無理だった
巡航ミサイル撃ちまくって同時に有人戦術機も送り込んでた湾岸辺りの頃と構図はあんまり変わってない

そうそう、トルコ軍の送り込んだF-16による手厚い航空優勢あってのUAV大暴れだったのを忘れてる人が多い。ナゴルノ・カラバフのナヒチェヴァンにはアルメニア軍の最新鋭機、Su-30SMが展開してたけど劣勢を察して本国に引き揚げてったし

歩兵相手の敵味方識別は、これまでの砲爆撃と同じように味方の立ち入らない区域を設定した上で、歩兵の熱源や顔を見分ける無人機をぶっ込む作戦ということか
航空支援機や砲兵隊と比べて火力投射量には劣るが、迅速に展開できて気付かれにくいのは大きな強みだな