ドラゴンクエストX オフラインとは (ドラゴンクエストテンオフラインとは) [単語記事]

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ドラゴンクエストX オフラインとは、スクウェア・エニックスより2022年 9月15日に発売されたRPGである。対応機種はプレイステーション4、プレイステーション5、Nintendo Switch、Microsoft Windowsである。

オンライン版についてはドラゴンクエストXを参照。

概要

基本情報
ドラゴンクエストX オフライン
ジャンル	ロールプレイングゲーム
対応機種	Nintendo Switch PlayStation 4 PlayStation 5 Microsoft Windows
開発元	スクウェア・エニックス
発売元	スクウェア・エニックス
販売元	スクウェア・エニックス
発売日	2022年 9月15日
対応年齢	CERO：A（全年齢対象）
ゲームソフトテンプレート

2021年 5月27日の配信番組「ドラゴンクエスト35周年記念特番」にて、ドラゴンクエストXのオフライン版が開発されていることが発表された。

オンライン版とは一部違い、DDロトスコープで開発されており、キャラクターがデフォルメ化されている。

2022年春の発売を目指していたが、2021年 12月27日にプレイボリュームが大きいため、万全な状態で発売するためには時間を要するという理由で2022年 9月15日に延期された。

超大型拡張ダウンロードコンテンツ「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友オフライン」についても2022年夏から2023年 5月26日に延期された(PS4&5は23日に先行配信)。デラックス版では最初から付属されているが、目覚めし五つの種族のデータが必須となる。

物語をクリアした後は教会で特別なふっかつのじゅもんを聞くことで、オンライン版でレベル70の状態で遊べるようになる。

オンライン版との違い

何より一人用となっている。
通常プレイでインターネットを必須としない。
容量節約のためか、オン版との共通ムービーの他はキャラクターが2.5等身程にデフォルメされている。
戦闘はDQ11を踏襲したターン制。オンライン版にあった移動干渉システムは廃止されている。
スキルパネルが実装されている。DQ11をベースに「スキルアップパネル」を入れる穴が追加され、呪文・特技の効果を引き上げられる。主人公は武器の種類ごとに16種類ものスキルパネルを備えているが、武器以外の呪文・特技は全て職レベルで覚えるのでパネル強化はできない。仲間は1種類だが一部の呪文と多くの特技をこれで習得するためパネル強化の対象にできるものが多い。
DQ11のふしぎな鍛冶が登場し、武器と防具が作れるようになる。
職人システムがないため、ギルドが空気となっている。ただし名残でレシピと素材が売っている。
最初からボイスが付けられている。キャスティングが決まっていなかったキャラについては開発陣のやり取りで決まっていった。
フレンド討伐依頼ができる。

しばりプレイ

基本的にDQ11Sと同じ仕様だが、パッケージ単位ではなく現在セーブデータの合算でカウントされるので分割して達成する場合はセーブデータを消さないよう注意。クリア後に縛りを解く分には問題ない。ver.1まで、ver.1クリアからver.2まで、と節目毎に項目が分けられている。縛りは以下の8種。

「防具を装備できない」下では耐性防具をつけられず被ダメが大きくなる、素早さ調整がほぼ不可能になる以上にバトルマスター開放含む一部クエストの達成が不可能になる点がコンプ勢憤慨もの。なお、状態異常はキラキラポーンでほぼシャットアウトできるので意識して切らさないよう立ち回るとよい。
「楽な戦いは経験値なし」は、必要経験値がオン版を踏襲していてレベルがとても上がりにくい(仲間は上級職よりも必要経験値が多い)環境下で、ver.2クリアに90以上が推奨される癖にそこまで上げるのにメタルもスカラベキング(86まで)もピラミッドも使えないという超ハードモードになる。レベルが上がりやすい11Sと同列に見てはいけない。
「消費MPがすべて2倍」は実質的な最大MPとMP 回復量が半減であり、ボスによってはMP 回復アイテムがないと詰むレベルで影響が大きい。MP 回復アイテム自体は道具屋で変えるので適宜用意し、道具の効果を引き上げるダストンをうまく使うことを求められる。
「主人公がやられたら全滅」は、11Sと異なり主人公が倒れても普通の全滅と同様に扱われる。仲間達だけでも戦闘は十分やっていけるので主人公は控えに置くのも手。
「すべての敵が強くなる」下では敵のHPが1.5倍、他のステータスはだいたい敵レベルの2倍？分底上げされる。敵のHPがインフレしている本作でHP1.5倍は影響が非常に大きく、ver.2ラスボスに至っては増加分が約5.65万にも膨れ上がっている。
「逃げられない」…不意に雑魚敵に当たると面倒なくらいで空気。場違いな強さの敵に当たったらご愁傷さまです。全滅回数は記録されないので割り切ろう。
「必殺技はテンション 100消費」下では全必殺技がSHT時に1回しか使えない超制約が課される。ティンクルバトンもまともに振れず、ver.2以降のマイユがかなり割を食ってしまう等、見た目以上にキツい縛り。アンルシアの勇者特技も当然この制約に引っ掛かる。
「使う道具の持てる数を制限」下では素材以外の道具が10個までしか持てない。錬金釜の稼働回数が激増し、入手性が良すぎる世界樹のしずく/葉が気軽に使えなくなるのはもちろん、福引きで出やすいアイテムは片っ端から捨てられるし(アプデ前は引くことすらできなかった)種集めにも支障を来たすイライラの元。なお、ver.2開始と同時にこの縛りをつけると、余剰道具はコンシェルジュに預けられる。

ver.2は通常プレイでもかなり難しいので、もし全縛りで攻略したい場合はver.2購入前にver.1を縛りなしで(クリア後縛りを解いた後)やり尽くしてからver.2を購入することをオススメする。

ストーリー

人間の主人公はエテーネの村に住まう青年で平和な日々を送っていた。しかし村の老婆の巫女、アバからカメさまのお告げで滅びの運命を伝えられ、運命に抗うために主人公は兄弟姉妹、シンイと共にテンスの花を取りに行く。テンスの花を取った後は魔物がいなくなり不穏な空気となるが、村に戻ると既に冥王ネルゲルと魔物たちが襲っており、壊滅的な被害を受けていた。

冥王ネルゲルに村を焼き尽くされ、命を落とした主人公は魂の状態で不思議な力に導かれ、5つの種族（オーガ、ウェディ、エルフ、ドワーフ、プクリポ）のどれか一つに転生し、人間の姿を取り戻す旅に出る。

キャラクター

仲間

それぞれ不思議な声に導かれ、キーエンブレムのボスを倒す前はNPCとして加わり、キーエンブレムのボスを倒した後で仲間に加わる。勇者姫アンルシアはVer.2のメインストーリー途中で加わる。

ゲストキャラ

戦闘後はHPとMPが自動で回復する。ガルミィはオフライン版からの新規キャラである。

その他のキャラ

アバ（声優：くじら）
アロルド（声優：増元拓也）
ジーガンフ（声優：荒井勇樹）
ジェニャ（声優：白石涼子）
グロスナー（声優：浦山迅）
スピンドル（声優：かぬか光明）
フルッカ（声優：近藤春菜）
フィーフィ（声優：早坂梢）
アルウェ（声優：こおろぎさとみ）
プーポッパン（声優：小形満）
ルベカ
ソーミャ（声優：大和田仁美）
女王ディオーレ（声優：渡辺美佐）
メルー公（声優：石住昭彦）
キャスラン（声優：福沙奈恵）
セーリア（声優：田中美海）
タケトラ（声優：武虎）
ニコロイ王（声優：佐々木睦）
ポツコン（声優：葉山翔太）
ラミザ王子（声優：落合福嗣）
ウラード国王（声優：木村雅史）
ザンクローネ（声優：檜山修之）※Ver.2
ガッシュ（声優：松田健一郎）※Ver.2
リゼロッタ（声優：日高里菜）※Ver.2
ベルムド王（声優：拝真之介）※Ver.2
チョメ（声優：坂泰斗）※Ver.2
アイリ（声優：相沢舞）※Ver.2
ルコリア（声優：日高里菜）※Ver.2
ムーニス（声優：緒方賢一）※Ver.2
アリオス王（声優：津田英三）※Ver.2
ユリア妃（声優：岡純子）※Ver.2
ミルト（声優：鷄冠井美智子）※Ver.2
ホーロー（声優：島田敏）
エイドス（声優：西村知道）
ブロッゲン（声優：赤城進）
賢者ルシェンダ（声優：渡辺明乃）※Ver.2

職業

最初からなれる職業は戦士、僧侶、魔法使い、武闘家、盗賊、旅芸人で、町のダーマ出張所で転職することができる。

条件を満たした上でクエストをクリアすると、さらにバトルマスター、パラディン、魔法戦士、レンジャー、賢者、スーパースター、踊り子、遊び人になれる。

本作で職業を設定できるのは主人公のみで、他のパーティーキャラクターはスキルパネルで育成の方向性を決める形式となっている。

地理

ドラゴンクエストシリーズ
ナンバリング作品	I　/　II（悪霊の神々）　/　I＆II HD-2D III（そして伝説へ…）　III（そして伝説へ… HD-2D） IV（導かれし者たち）　/　V（天空の花嫁）　/　VI（幻の大地） VII（エデンの戦士たち）　/　VIII（空と海と大地と呪われし姫君）　/　IX（星空の守り人） X（オンライン）　X（オフライン）　/　XI（過ぎ去りし時を求めて） XII（選ばれし運命の炎）