メイド イン ワリオ ゴージャスとは、ニンテンドー3DSソフトとして2018年8月2日に発売したメイド イン ワリオシリーズの集大成である。
| メイド イン ワリオ ゴージャス |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドー3DS |
| 開発元 | 任天堂 インテリジェントシステムズ |
| 発売元 | 任天堂 |
| 発売日 | 2018年8月2日 |
| 価格 | 4,980円 |
| 対象年齢 | CERO:A |
| ゲームソフトテンプレート | |
「最多」「最短」「最速」のコンセプトをひっさげ、64DDのマリオアーティスト・ポリゴンスタジオに収録されたミニゲーム「サウンドボンバー」を大胆アレンジしたゲームボーイアドバンス用ソフト「メイド イン ワリオ」。そのシリーズの最新作かつ15周年記念に近いタイミングで、なんと今回は新旧ごちゃまぜで300種類のプチゲームが収録されている。しかも操作は「ピコピコ」「ぐるぐる」「タッチ」とそれぞれ『初代』『まわる』『さわる』準拠の3種類(とマイクを使う「フーフー」)が用意されており、スピードアップが常道のメイド イン ワリオにおいて『おどる』以上の目まぐるしさが体験できる。基本的に1ゲーム5秒以内で終わるので、もしやったことがない人でも気軽にプレイできるぞ。
今回はワリオがゲーム大会を開くという内容で、3つの操作体系毎に「リーグ」が組まれている。
リーグ中にはワリオが待つ入門ステージが先頭に用意され、その後4つのワリオカンパニー社員達が待つステージが置かれている。なおかつプチゲームの内容のカテゴリーがそれぞれ均等に用意されている模様。ステージごとのボスゲームももちろんあります。採点ルールは「いくつのゲームを遊んだか」。残機が無くなるまでプチ・ボスゲーム開始前に1点加算されるので「遊んでるゲームが何番目のものか」という感覚で数えてほしい。
基本中の基本、シンプルイズブリブリベストな「十字キーとAボタンのゲーム」の入門編。ずかんの「ワリオ:ピコピコ」に登録されるゲームの全部=ステージ中に出てくるゲームの全部なので、ハイスコアを目指すなら特訓あるのみ。
若い子たちに写真撮影をお願いされているクールなアフロダンサー、ジミー。彼はスポーツ好きで知られており、初代でもこのジャンルを任されている。また、まわる、さわる共にダイナミックな動きを求めるカテゴリーな辺りもスポーティ。おどるではリミックス専用キャラになってしまったせいか、扱いがどこぞの緑のヒゲに似ていた。
バイトをいろいろやってる女子高生、モナ。今回はバイトではなくパーティ用の衣装を決めるためブティックに来ている。初代は歴代でも屈指の謎ジャンル「ヘンナノ」を担当している。それ以外は大体ワリオの次、の定位置が多い。ワリオの事をおじさまと慕っているがその理由が「鼻」。鼻マニアという謎な趣味があるのだ。
SF大好きが高じて自分のタクシーを宇宙に行けるようにしてあるブルドッグと黄色い猫のタクシードライバー二人組、ドリブル&スピッツ。サイエンスフィクションどころかスペースオンユアハンドやないかい。担当している「ファンタジー」もなんとなくSFに通じるところはあるだろう。初代の担当ジャンルももちろん「SF」。
ドリブルのCVはジミーと同じひと。スピッツのCVは山口和也さん。
ゲーム&ワリオの「ゲーマー」でその恐ろしい母ちゃんぶりを見せたファイブワットが初のゲーム担当である。息子の評通りの美人なので安心してほしい。ジャンルはもちろんニンテンドーで、この母にしてあの息子ありきである。「ファイアーエムブレム覚醒」や「引ク押ス」などの新顔がひしめくなか、全ゲーム対象のずかんで堂々の順序トップの「アイスクライマー」もある。ボスゲームは「ウルトラマシン」のリメイクバージョン。
まわるメイド イン ワリオでは「回転センサー」にて実現したあの本体をまわす操作が3DSではジャイロにて実現。ピコピコと要領は同じだが、ボスゲームがちと難しめなのでやはり特訓あるのみ。
ホラーハウスに住んでいる魔女見習いの女の子と杖などになれる悪魔のコンビ、アシュリー&レッド。デビュー作はさわるメイド イン ワリオなのだが初心など知るかとばかりに今回の担当はぐるぐるリーグ。ジャンルに対するこだわりは特にないという珍しいタイプのワリオカンパニーの社員と言えるような言えないような立ち位置である。
アシュリーの方のCVは福原綾香さん。レッドの方はルールーと兼役で武藤真子さん。
初代では「リアル」という実写取り込みジャンルを担当している研究者、Dr.クライゴア。おどるではカロリー消費を競うモードを担当したからか今回はスポーツジャンルの担当である。発明品兼助手のマイクもムービー中に登場するのだが、彼の本領発揮は他のリーグである。
おおよそ小学生には見えないレベルの高身長ゴリラ体型ラッパー、エイティーンボルト。まわるの時に9ボルトの通う小学校に転校して来て以来、友達関係である。担当ジャンルはもちろんニンテンドーで、まわるの時ではファミコン縛りだったゲーム内容も多彩に進化。あの『まわるスーパーマリオブラザーズ』もボスゲームに収録されている。
おどるの時に登場したDr.クライゴアの孫娘、ペニー・クライゴア。皆からはペニーって呼ばれてるはず。発明スキルはまだまだおじいちゃんには追いつけないものの、自分なりに頑張る眼鏡っ子である。おどるでは作法の傾向によって担当が分かれていたため、何のジャンル担当という印象は特に持っていない。
CVは榎吉麻弥さん。
さわるメイド イン ワリオで登場、ニンテンドーDSのウリの操作であるタッチ操作のリーグ。ボスゲームはなんと「メイドイン俺」のボスゲームのグレードアップアレンジバージョンである。
初代では着物を着こなし、忍術を披露しながらも担当ジャンルが「イキモノ」という幼稚園児の忍者の姉妹、カット&アナ。名前のスペルはKATとANAなのでつなげて読むと「カタナ」になるようになっている。ボスゲームは初登場にして今作屈指の難易度を誇る「トッピング」。ハイスコア目指すなら特訓あるのみ。
カットのCVはペニーと同じ。アナは18ボルトんときに出てくるサーティーンアンプと兼役で松山ユイさん。
初代から登場しているニンテンドージャンルの総元締め、ナインボルト。彼の担当するジャンルは歴代でも途切れたことが一度も無い辺りにこのシリーズの任天堂愛を感じる。なんと「ニンテンドースイッチ」や「ラブテスター」、「テンビリオン」までもがラインナップ。ボスも「ウルトラハンド」と隙が無さすぎる構成。
ナインボルトのCVは小市眞琴さん。しゃぎぃはスピッツと同じひと。
おどるから登場しているヤングクリケットとマスターマンティスの師弟コンビ。リズム天国でのカメオ出演が何気に多いのもこの二人。担当がスポーツジャンルなのも何ら不自然な部分は無いのだが、ムービーでのやりとりは遊園地が修行場に最適と言いつつ乗ろうと決めたのがメリーゴーランドというもの。どういう修行なんすか。
クリケットのCVは鈴木崚汰さん。マンティスの方は浜添伸也さん。
初代では「IQ」という制限時間が倍のゲームを担当している宇宙人。まわるでも似たようなジャンルを担当したが、さわるでは制限時間が倍のゲームが全ジャンルに配られて本人はメニュー画面の整頓係、という憂い目に遭っている。今作でも制限時間が倍のゲームは全ジャンルにあるが、彼の担当ジャンルはちゃんとある。よかったね。
体験版で「ウルトラリーグ」なるものを先に確認して戦慄していたひとも多かろう、全ての操作がまとめて要求されるリーグ。一応プチゲーム開始前にどの操作を使うかは教えてくれる。ステージ担当者はジャンル担当総動員の全部リミックス扱いであり、なおかつステージ担当ではないけど今まで出てこなかったタイプの操作などが増える。
ムービーでもちらっと紹介されたマイクを使う操作のゲーム。ボスゲームこそ無いのだが、マイクの位置を確認した上で下画面に口を向けて息を吹かないと反応しない、という罠が待っている。さらに後述するしゃぎぃの「引っかけ」がずかんモード中で挑戦中に待ち受けるため、あまりに気が抜けない。
しゃぎぃは担当するステージを持たないが、ゲームの制限時間が通常の半分というまわる準拠でのゲームを担当している。困った事にピコピコでもぐるぐるでもタッチでもフーフーでも操作したらミスとなる「うごいてはいけない」というマイクの項でも紹介したゲームまで作っているが、そのゲームにすらランダムで指示に「フーしろ!」という二重引っかけがある。
チーム構成はジミーを筆頭にモナ、Dr.クライゴア、カット&アナ、クリケット&マンティス、ペニー、マイク、しゃぎぃ。
チーム構成はファイブワットを筆頭に9ボルト、ドリブル&スピッツ、オービュロン、18ボルト、アシュリー&レッド、マイク、しゃぎぃ。
ジャンルはずばりの「ナンデモアリ」、誰がラスボスかそりゃあ言わんでもわかるだろうって感じではあるがあえて伏せておこう。このステージの為に用意された24のゲームと入門用の18のゲームがごちゃまぜに襲い掛かってくるスリル溢れる内容になっているが、もっと恐ろしい内容のおじゃまが中盤に待ち受ける。不安なら、入門用のゲームをボスゲーム以外全部特訓しておくことをおすすめする。うんk幸運を祈る。
いろんな遊び方ができるモード。このモードにある遊びを全部出現させればようやく「スタッフロール」が貰える。めざせ、完全制覇!
ソフトと本体がそれぞれ2つ用意されていないと対戦できない敷居の高すぎるモード。
前述のラスボスがさらにブリブリなおじゃまを仕掛けてくる忙しすぎるモード。おじゃまのほとんどに対抗する操作がある他、今回のとある新キャラの手助けでしばらくおじゃま発生を抑えつけるお助けがある。
あつまれにあった「タイムアタック」の発展型と言える、3DS本体を動かす事でプチゲームのスピードを調整しつつタイムを競うモード。前触れ無しでレベルアップするので如何にスピードを抑えるかもカギとなる。
二画面をふんだんに活かした休む間もなくプチゲームをクリアし続けるモード。上画面のゲームが終わったらすぐ下画面のゲームが、下画面のゲームが終わったらすぐに上画面のゲームが始まる。レベルアップもするのでプチゲームの熟練は必至だぞ!
いつものモードなので紹介は割愛。操作体系は「ピコピコ」「ぐるぐる」「タッチ」「ウルトラ」。ごちゃまぜだけだが、さらになんと「ウルトラ ~ガイドなし」というとんでもないものまで選べる。要するに開始手前の操作体系アナウンスが無い。おどるの「ぬきうち」と同じようなものと考えてもらって構わない。タッチペンを利き手に挟みながら本体を握るべし。
まわるで登場した「制限時間を自分で稼ぐ」モード。このモード中はプチゲームごとの時間制限が無くなり、代わりに自分の持ち時間最大30秒をクリアしてやりくりしていくことになる。操作体系も当時より増えているが、制限時間がギリギリなルールも選べる。腕に自信があるのであればぜひ。
ゲーム&ワリオに登場した「ゲーマー」の移植版。LR同時押しによる「身を隠す」を使って恐怖のおかん・ファイブワットの監視をやりすごしてプチゲームやボスゲームをクリアしよう。詳細はゲーマー(メイド イン ワリオ)を参照。 ※ゲーム内容はフィクションです。
要するに単独でプチゲームやボスゲームが遊べるモード。実はゲームのすべてに合格点が用意されているので暇を惜しんででも合格マークを埋めていくべし。採点ルールはストーリーの項で前述のとおり、かつあつまれのような合格したかどうかを途中で判定してくれるシステムではないので、合格ラインギリギリのクリアは若干ではあるがレベルごとの区切りでは判断しづらい。現在の点+残機で逆算していつ終了させるかを考えよう。
"まわる"で登場したガチャガチャが再登場。景品は"さわる"で同じ名が出てきた「ゴチャルーム」に収納される。
ガチャコロンを回すのに必要なコインは各モードを遊ぶと稼げる親切設計である。
お馴染みの「PYORO」に懐かしの「ネコロイド」、そして「パットゴルフ」が2バージョン。それ以外は集めてみてのお楽しみ。PVでも紹介された「アシュリーのパンプキンパニック」では謎の「ギャラリー」が搭載されており、その中身はなんとバッジとれーるセンターの季節限定絵柄ラッシュ。バイトの暴走が本編にフィードバックされた形となった。
三種類の電話を使って決められた番号にかけよう。番号はアルファベットになっており、どの電話でかけても結果は同じ。コードもガチャコロンから貰える上にコードを画面に表示した状態で電話をかけることもできるので覚える必要はない。ためしに「CAFE」とかけるとアシュリーのぬいぐるみで来客が増えたのでもっとアシュリーグッズ欲しいですって言ってくるある意味怖い人が出てくる。がしかし、この会話の内容はよーく聞くととあるシリーズの登場人物のものだとわかる。ヒントは「きっさ店のオーナー」。
声優さんが声当てする前にスタッフが仮で声を入れたときのムービーがシュールで面白かったので入れたおまけ。女性が男性の声を演じる分には全く問題ないが、男性が女性の声を演じると某クソアニメのBパートっぽくなる。それもまた一興か。
一度見たムービーが見られるモード。思い出に浸ろう。アフレコ対象外のムービーがある事に気が付けるがどうでもいいやね。
キャラクターが描かれたカードが一杯ある。社員からチョイ役までさまざまで、裏面にはちょっとしたトピックが載っている。問題は表面で、レベルだのパワーだのSPだのタイマーだのコストだのタイプだのランクだの書いてある。ただのカードじゃない…?
運を天に任せたおもちゃがどんどん出てくる、ニンテンドーコレクション。花札からファミコン、バーチャルボーイからニンテンドースイッチまで多種多彩なラインナップでちょっとした豆知識も見られる。あくまで見るだけの内容。
歴代ボーカルソングを全部収録という太っ腹な内容、そしてもちろん新曲も用意してある。ストーリーを全部遊んでも埋まらない曲が最後に一個だけあるのだが、それは「パンプキンパニック」のもの。恥ずかしがらんと遊んどき。
PVでも紹介された「ワリオのamiiboスケッチ」や、一度見てニヤリと来るであろう「スタッフロール」はこの辺。「歴代3DS」などもここに入るが、電源を入れるとAボタンのタッチに対応したピコピコ操作のプチゲームで遊べる。沢山ある「目覚まし時計」はセットした時間にプチゲームを三回クリアしないとアラームが止まらないという破天荒な内容。「あいのかけら」もいっぱい集まるのだが、全部揃えると大したことは無い何かが起こる…?
そして…
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
今作最大の隠し要素、それがワリオカード。ガチャコロンから出てくる「キャラクターカード」に意味深なステータスが載っていたのを疑っていた人も少なからずやいるだろう。実はガチャコロンの景品をコンプリートすると「ガチャペロン」が開放され、さらにレアリティの高いカードが手に入るようになり、さらに「ワリオカード」のモードでカードゲームが遊べるようになる。じゃんけんマークの特性である勝ったらダメージ二倍、負けたらダメージ0.5倍をよーく理解してデッキを組んで挑もう。カードは出すたびにコストを消費するが、チームに書いてあるひと同士で組んでのペアアタックは相方がコスト要らずで攻撃できるので手強い敵には必須。倒しきれなくても1個500コインのにんにくを使えば何回かは再挑戦が可能、倒した報酬はあまりにも豪快で1000コイン越えは当たり前レベル。報酬を活用し、全レアリティ全キャラのコンプリートを目指すべし。なお、コンプリート報酬はコインです。
実績のようなものと考えてもらって構わない。条件達成でコインが貰える。条件には「ステージでハイスコア」とか「ずかん全埋め」とか「ミニゲームでハイスコア」のいつものような条件に加えて「プチゲーム・ボスゲーム中に特殊な条件を達成する」などもある。中には「はじめて「たいせん」で遊ぶ」という友達のいる子供でなければ無茶な条件もあるので無理に全部達成はしなくてもいいと思う。
ちなみに「ステージでハイスコア」の基準点はごく一部除いてストーリーだとレベル3のボスに到達した辺り。そのごく一部はワリオのテハジメ群であり、レベル3ボス到達時点で21点だが要求されているミッションノルマは35点。つまりスピードアップを4回多めに経由したところまで行く必要がある。ちなみにウルトラリーグ以外で最も要求スコアが大きいのはモナの54点(18ゲームを3セット)。
今回は久しぶりのメイド イン ワリオシリーズの発売ということもあって、体験版の内容はかなり太っ腹。
「ピコピコ」「ぐるぐる」「タッチ」の3つの操作体系のゲームが各6種類も収録されており、
その全ての操作体系のゲーム(体験版の範疇では全18種類)が一気に混ざって出てくる「ウルトラ」も体験できる。
『こんなにあそべて、いいのかー!?』
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最終更新:2025/12/10(水) 15:00
最終更新:2025/12/10(水) 14:00
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