中京ミャアミャア東京ミュウミュウとは、吉田玲子脚本、往海未亜漫画による、「なかよし」に連載されていた漫画および、それを原作としたメディアミックス作品である。
「美少女戦士セーラームーン」および、「スーパー戦隊シリーズ」を強く意識して作られた戦闘美少女ものである。最初に「光戦隊ミュウファイブ」という名前になりかけたが、おかげでスーパー戦隊シリーズの光戦隊マスクマンとかぶるのを避けることができた。
レッドデータアニマルやミュウアクアなど、環境問題を取り上げている面もある。
主人公である桃宮いちご=ミュウイチゴが「地球の未来にご奉仕するにゃん」と前口上で申し上げることに、多くの大きなお友達がその比喩に息を荒くしたとかしないとかだが、その実スリーサイズを設定していることなどを考慮しても、ミュウミュウは連載こそ少女漫画誌「なかよし」だが、主な客層を男性に多く求めているのは確かである。そのために、ミュウミュウの玩具販売元であるタカラトミー(当時タカラ)と、アニメ制作元スタジオぴえろは、無理やり女児向けアニメに仕立てようとかなりムリをしたように見受けられる。
なお、この東京ミュウミュウを元にかなりのオマージュをして取り込んだのが「Yes!プリキュア5」である。Wikipediaの記述だと「東京ミュウミュウがプリキュア5を模倣した」ような解釈にも受け止められるが、それは後述にて取り上げる。
原作版ではいちごがミュウミュウを離れた後の時系列を描く「東京ミュウミュウ あ・ら・もーど」、連載開始から20年後、今度はミュウミュウを全員男子に性別変更してリブートした「東京ミュウミュウ オーレ!」がいずれもなかよしにて掲載されている。
後述の通り2019年11月30日からニコニコ動画でも視聴可能になっている。
※理論上のカップは、某所のバストカップ計算スクリプトにて求めています。
※3サイズは、公式販売のドールに記載されているものです。
・伊良部事件
ミュウイチゴの使う「ストロベルベル」の玩具CMで一番最初にミュウイチゴに扮して出演した少女が、いわゆる「ふとましい」タイプの、ちょっとCM出演するのははばかるような容姿であったことから、元プロ野球選手の伊良部秀輝の扱いを受けた事件。
のちにストロベルベルのバージョンアップとともに配役変更が入ったようである。
・作画崩壊事件
ミュウミュウは作画の非常に不安定なアニメで、神作画なときもあれば、ヤシガニもかくやの作画崩壊を起こしたときもあった。その際たるが、アニメ24話である。一度検索して調べてみるとよいだろう。
・とう……きょう?
ミュウミュウのアニメ製作元はテレビ愛知である。一応テレビ東京系だが、東京ではなく愛知県で作られたために、「東京ミュウミュウ」ではなく「中京ミャアミャア」「名古屋ミャアミャア」などなどとネタにされる。
ミュウミュウは知名度で完全にプリキュアシリーズに負けているため、Yes!プリキュア5から入って東京ミュウミュウを見てしまうとどうしても「これプリキュアのパクり?」になってしまう。間違いのないように申し上げるが、ミュウミュウは原作2000年開始、アニメ2002年開始で、プリキュア5は2007年開始であり、確実に「ミュウミュウを参考に作ったのがプリキュア5」である。
主な共通点・類似点
東京ミュウミュウ | Yes!プリキュア5 |
5人組の変身ヒロイン | 5人組の変身ヒロイン |
二期で6人に | 二期で6人に |
配色が一緒(桃、青、緑、黄、紫、赤) | 配色が一緒(桃、赤、黄、緑、青、紫) |
「ミュウミント」が出てくる | 「キュアミント」が出てくる |
「ミュウアクア」が出てくる (ミュウミュウのひとりではなく、 セーラームーンの銀水晶みたいなもの) |
「キュアアクア」が出てくる (プリキュアのひとりである) |
続編に「ミュウベリー」が出てくる (ストロベリーのほう) |
続編に「キュアベリー」が出てくる (ブルーベリーのほう) |
OPで夜の都会で決めポーズ | OPで夜の都会で決めポーズ |
主人公のカラーがピンク | 主人公のカラーがピンク |
主人公であるピンクがリーダー | 主人公であるピンクがリーダー |
青はお金持ちのお嬢様 | 青はお金持ちのお嬢様 |
青の必殺技は弓矢 (リボーンミントエコー) |
青の必殺技は弓矢 (プリキュアサファイアアロー) |
黄色だけなんか名前がおかしい(黄歩鈴) | 黄色だけなんか名前がおかしい(春日野うらら) |
黄色が外国人の血をひいてる(中国人) | 黄色が外国人の血をひいてる(フランス人) |
黄色が敵を捕縛する技を使う。 (リボーンプリングリングインフェルノ) |
黄色が敵を捕縛する技を使う。 (プリキュアプリズムチェーン) |
緑色が同一人物のように似ている | 緑色が同一人物のように似ている |
緑色は怒らせると怖い | 緑色は怒らせると怖い |
赤の待遇が悪い(PSゲームのみの出演) | 赤の待遇が悪い(不人気など) |
紫だけなんかやけに強い (でも後半は他とそんなにかわらない) |
紫だけなんかやけに強い (ほぼ5人分と対等。でも燃費悪、後半は他とそんなに変わらない) |
紫が芸能人 | 黄色が芸能人 |
「ミュウミュウ○○、メタモルフォーゼ!」 | 「プリキュア、メタモルフォーゼ!」 |
美青年2人が経営する店で働く | 美青年2人が経営する店で働く |
その美青年のうちひとりが小動物に変身できる (もともとの人間が小動物になる) |
その美青年両方が小動物から変身している (もともと小動物なのが人間の姿をとっている) |
緑色がその二人のうち、金髪の美青年に惚れる | 緑色がその二人のうち、金髪の美青年に惚れる |
主人公の愛する人が敵のラスボス | 主人公の愛する人が敵に人格を乗っ取られる |
ラスト間際で敵幹部全員が主人公の味方をする | ラスト間際で敵幹部の一人が主人公の味方をする |
一期ラストはラスボスと和解して終わり | 一期ラストはラスボスと和解して終わり |
2019年11月30日にdアニメストア、およびdアニメストア ニコニコ支店の見放題作品に追加されたために、ここにきてまさかのニコニコ動画で公式にみられるアニメとなってしまった。
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最終更新:2024/05/05(日) 05:00
最終更新:2024/05/05(日) 05:00
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