「はぁ? こんなこともうまくできないなんて、あんたバカァ?」
※おっと間違えました、下が正しい絵です
アドミラル・ヒッパーとは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時にドイツ帝国海軍に所属したアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦1番艦〈Admiral Hipper〉をモチーフにしたキャラクター(KAN-SEN)である。
デザイン:NIN、CV:山岡ゆり
このバカ、何見てんのよ!さっさと私の部屋から出ていきなさいよ!(概要)
KAN-SEN名 | |
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アドミラル・ヒッパー KMS Admiral Hipper |
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基本情報 | |
所属 | 鉄血 |
艦種 | 重巡洋艦 |
レアリティ | SR |
CV | 山岡ゆり |
イラスト | NIN |
艦歴 | |
国籍 | ドイツ |
出身地 | 自由ハンザ都市, ハンブルク |
造船所 | ブルーム・ウント・ホス造船所 |
艦級 | アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 ネームシップ |
進水日 | 1937年2月6日 |
就役 | 1939年-1945年(ナチスドイツ軍) |
最期 | 1948年-1952年(解体) |
備考 | |
アドミラル・ヒッパー級の長女。同型艦の中では一番胸が小さいもののプライドが高く、強がりで短気、よく機嫌を損ねる。
妹であるプリンツ・オイゲンに並び、優秀な【鉄血】のエリート。
オイゲンとはまた別の方向性で素直ではなく、ぷりぷりしていることが多いが、それは気になる相手を前にしたときに限られる。一言で表現するならば、「ツンデレ」に他ならない。オイゲンにそのことをばっちり見透かされているためヒッパー本人としては不服なものの、姉妹仲は悪くない。
合同大演習には支援要員としての参加となり、一見すると不貞腐れているように見えて、内心ではオイゲンや他の人物との交流に胸を弾ませている。
鉄血(現実世界のドイツに相当する)所属の重巡洋艦。期間限定イベント「鏡写されし異色」にて先行実装され、期間限定建造およびイベント海域ドロップで入手が可能。現在は入手不可のため復刻を待つべし。2019年8月15日のアップデートで通常の大型建造で入手できるようになった。当然ながらピックアップはないため、未入手の指揮官は「出るまで」資金とキューブを突っ込むのはくれぐれも自重しよう。それこそヒッパーに「あんたバカァ?」と言われることのないように。
あのプリンツ・オイゲンの姉にして、お手本のような直情的ツンデレ娘。とにかく口が悪く、悪口のオンパレードを指揮官に向けて投げつけてくる。なにしろ指揮官への罵倒が入っていない台詞がほとんどない。しかしオイゲン曰く、任務を完了するたびに褒めて褒めてアピールするらしい。
ツインテール(正しくはツーサイドアップ)にまとめた金髪と翠目の持ち主。右目の近くに泣き黒子があるのが確認できる。教科書のごときツンデレっぷりや、髪型や腰に手を当てたポーズから、彼女の登場時は某セカンドチルドレンを思い出す指揮官が多数見受けられた。右手にはクリップボードに加えてプラモデルのランナーを抱えているところから、モデラー疑惑もあったりする。また、コンシューマー版「アズールレーン クロスウェーブ」ではギターを趣味としていることが明かされている。このことは下のμ兵装にも引き継がれている。
制服はワンピース型で、SDキャラを見れば判るが実は妹と同じもの。ただ妹の方は豊満すぎて収まらなかったのか素肌が見えているが、姉の方はきっちりと隙間なく着こなしている。オイゲン曰く「ツンデレまな板」。つまりそういうことである。金髪ツンデレまな板な姉と銀髪豊満蠱惑的妹と、何かと対照的な姉妹。なお、妹同様にサングラス勢の一人である。そして、2022年8月に次女のブリュッヒャーが実装されて5人姉妹がそろったわけだが、なぜか妹たちは全員巨乳。ヒッパーにはめげずに強く生きて欲しいところ。
こんなもの、ユトランド沖に比べたら子供騙し程度っての!
スキル1:守護の盾
30秒毎に発動。5秒間(最大レベルで15秒間)、敵弾を10回まで無効できる回転シールドを2枚生成する
性能は耐久を下げた分火力を上げたプリンツ・オイゲン、あるいは副砲を魚雷に変更したインディアナポリスとも言える構成。特にインディアナポリスとはスキル特性、耐久力共にほぼ同等。主砲砲座+1が無いため砲火力はインディアナポリスに劣るが、魚雷持ちのため敵艦に纏まったダメージを与えやすく、またシールド持ちの敵艦も排除しやすい。突出している部分はないが、逆を言えばバランスが取れた艦船と言える。ただし対空だけは低めに設定されているため、敵艦載機が登場する海域では他の艦によるサポートが必須である。
スキル1「守護の盾」はオイゲンの「破られぬ盾」に似ているスキルだが、発動条件と展開される盾の枚数が異なっている。「破られぬ盾」が確率発動&盾3枚展開なのに対し、こちらは確定発動&盾2枚展開となっている。同時編成することで盾の密度と安定性をカバーできるが、戦艦砲と魚雷は防ぐことが出来ないため過信は禁物。同時編成する場合は移動による回避を行えるように、速力を上げる設備を装備させるようにしたい。
スキル2「All or Nothing」は汎用スキルであり、攻撃を受けた時に一定の確率でダメージを半減させる。しかし発動の確率は最大でも8%と低いため、おまけ程度に考えるのが吉。
はあ?あんた、なんでそんな珍しそうな目で見てるわけ?言っておくけど、別にやりたくてやってるわけじゃないっての!
2019年10月31日、アイドルイベント「激奏のポラリス」が開催。アドミラル・ヒッパーはその中心メンバーに抜擢され、「μ兵装」を纏って登場した。
古より人類を脅かす怪異「セイレーン」に対抗する、 人類海路保全組織「アズールレーン」に属する重巡洋艦。 妹曰く「ツンデレテンプレート」のような性格の持ち主。
これまでのアドミラル・ヒッパーとはゲームシステム上別キャラ扱いとなっており、レアリティは変わらずSR。イベント期間中の限定建造で、ピックアップ建造で出現するようになっている。
他のμ兵装を装備するKAN-SENたちとアイドルバンドを組んで「演奏」という実験を行うことになる。なお、バンド内でのポジションはギター。
メンバーの中でも最も「Polaris」としての活動に真面目に取り組んでおり、「乗り気じゃない」と言いつつも「決して手は抜かない」というツンデレっぷりは相変わらず。
スキル1:速射榴弾フィーバーμ
戦闘中20秒毎に発動、40%(70%)で12秒間自身の主砲弾薬を「μ兵装仕様(レッド)」に変更させる。 戦闘開始後12秒間、自身の主砲弾薬を「μ兵装仕様(レッド)」に変更させる。
スキル2:カーム・シールド
30秒毎に、自身の周りに敵弾を10発まで無効化でき、5(15)秒間持続する回転シールドを2枚生成する。 戦闘開始時、自身が前衛艦隊の先頭にいる場合、このシールドの生成効果を発動する。
スキル1は、開幕時と20秒ごとに12秒間主砲を「μ兵装仕様(レッド)」という榴弾属性の弾丸にする。そのダメージ補正はレベルが上がるごとに1上がり、レベル10では軽110/中120/重100となる。もしも発動しなければ装備している砲の砲弾が発射されることになる。通常弾は軽100/中90/重50、徹甲弾は軽75/中110/重75、榴弾砲は軽135/中95/重70となるため、この「μ兵装仕様(レッド)」は榴弾砲の軽装甲に対してだけ若干劣る以外は強力な砲弾だということになる。
基本的効果は同様だが、戦闘開幕時に前衛艦隊の先頭にアドミラル・ヒッパー(μ兵装)が配置されていれば真っ先に発動できる。開幕魚雷攻撃を狙いたいときなど、彼女に前衛艦隊を守らせつつ突入する戦法が取りやすい。
はぁ!!?? このヘタクソバカドジアホマヌケ!!
死んじゃえ! キールの海に沈んじゃえ!(史実)
1934年、ドイツ海軍は列強の巡洋艦に対抗できる新型巡洋艦の設計を始めた。フランスの新型重巡〈アルジュリー〉と撃ち合いが出来る一方で、新型戦艦のダンケルク級からは逃げ切れる速度が要求されており、さらに対空火器や魚雷兵装の強化、そして防御力の増強も要求された。
その要求を満たすべく設計局は頑張った。その結果、排水量14,000tの大型重巡の設計案が出来上がった。
ところが、ドイツも加入していたワシントン軍縮条約で、「巡洋艦の排水量は1万トン以下」と決められていた。どうしたかというと、ぬけぬけと「新しく造る重巡の排水量は1万トンで収めました」と報告したのであった[1]。
また艦橋には、このサイズでは本来不要な見張り台がついていたが、これは同時期に建造されていたシャルンホルスト級戦艦やビスマルク級戦艦にシルエットを意図的に似せたためだった。これが大当たりしたのが、イギリスが〈プリンツ・オイゲン〉を〈ビスマルク〉と見間違えたデンマーク岬沖海戦である。
それはさておき、こうして設計された新型重巡洋艦は、全5隻が建造されることになった。
が、3隻が完成した時点で第二次世界大戦が勃発。残る2隻には、その後思いも寄らぬ展開が待っているのだが、とりあえず関係ないのでここでは割愛しよう。
〈アドミラル・ヒッパー〉は1935年7月6日起工、1937年2月6日進水、1939年4月29日竣工。艦名は、第一次世界大戦で数に勝る英国艦隊を相手に負け知らずの活躍をし、ドイツ大洋艦隊司令長官も務めたうえで1932年に没したドイツ帝国の軍人フランツ・フォン・ヒッパー提督から。なお、Admiralはドイツ語読みでは「アトミラール」だが、日本では英語読みの「アドミラル」とされるのが一般的な模様である。
竣工後、ノルウェー侵攻に参加、1940年4月8日のトロンヘイム沖海戦ではイギリスの駆逐艦〈グローウォーム〉と対戦し、最後はコメッドヘッドスマッシュ体当たりを食らう羽目になったが勝利した。
以降、1940年7月に本国に戻るまで、北方でシャルンホルストやグナイゼナウと共に働き続けた。
1941年11月に修理と改造を終わらせた〈アドミラル・ヒッパー〉は、今度は大西洋や北極海方面に出撃、通商破壊に従事するが、次第に厳しくなる戦局と、なにより海軍に理解のない総統閣下に引っかき回される。
1942年12月30日のバレンツ海海戦では、戦力では勝っていた(こちらは重巡とポケット戦艦、相手は軽巡洋艦2隻)のに、指揮を執ったクメッツ提督の消極的な采配によって、本来の目的だったソ連へ向かう輸送船団を取り逃がした上に、英駆逐艦1隻と引き換えに配下の駆逐艦1隻が撃沈され〈アドミラル・ヒッパー〉自身も損傷を受けるという始末に(なお、このとき敵として相手になった英軽巡洋艦が〈シェフィールド〉と〈ジャマイカ〉であった)。
年末年始に徹夜して新年の吉報を待っていた総統閣下は、この戦いの報告を聞いてぶちキレ。海軍のトップを入れ替えたうえに「役に立たない大型艦は全て解体処分だ!」とものすごい命令を出す(流石にこれは後日撤回されたが)。
一方、思わぬ勝利を得たロイヤルネイビーは、「もしかしてドイツ海軍って、俺達が思ってたより弱い?」と気づいてしまい、これが後の北岬沖海戦のシャルンホルスト撃沈、空軍によるティルピッツ撃沈につながっていく。
1945年4月9日、イギリス空軍の爆撃により、キール港に停泊していた〈アドミラル・ヒッパー〉は3発の命中弾を受けて大破。5月3日に自沈した。
マヌケ!新しい動画があるのを気づいてないわけ?
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マヌケ、もう起きた?はぁ?何ニヤニヤしてんのよ!港を散歩して静画をちょうど見かけただけよ!
バカ!任務完了したら商品を受け取ってきなさいよ!何私の前で見せびらかしてんの!
アドミラル・ヒッパー(アズールレーン)に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
このマヌケ!何の関連項目を忘れているかまだ思い出せないわけ?
- アズールレーン
- アズールレーンのKAN-SEN一覧
- レッドアクシズ / 鉄血
- アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦
- アイドルユニット「Polaris」
- ガスコーニュ(μ兵装)
- シェフィールド(μ兵装)
- アドミラル・ヒッパー(μ兵装) ←いまここ
- クリーブランド(μ兵装)
- 赤城(μ兵装)
- ツンデレ
- 惣流・アスカ・ラングレー
脚注
- *もともと、これ以前に作ったライプツィヒ級軽巡洋艦も、ヴェルサイユ条約で定められた6,000tをオーバーしたのに「6,000tで収めました」と言ってこれがまんまと通ってしまったので、ドイツ側が味を占めた結果である。なお、日本の妙高型重巡は11,000t、高雄型は13,000tだったりするが、これらも「1万トンで収めました」と報告されてるのは言うまでも無い。
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