「ヨーク級重巡洋艦二番艦、エクセター。ロイヤルネイビーの名に賭けて、貴方様の偉業に貢献を!」
エクセターとは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のイギリス海軍所属ヨーク級重巡洋艦2番艦〈HMS Exeter,68〉をモチーフにしたキャラクター(KAN-SEN)である。
デザイン:MKiiiiii、CV:加隈亜衣
王家の精鋭として、決して指揮官殿を失望させたりはしません!(概要)
ロイヤル所属の、色々と濃いヨーク級重巡姉妹の妹の方。レアリティはSR。
フォースがどうしたとかやたらと中二病な姉に対して、言わば「王家萌え」な妹。その上にやっかいなことに実際に王家の血を引いている模様(セリフの中に「王家に生まれた身として~」というものがあったりする)。それに対する拘りが強すぎて、ヒューストンにはかったいと言われる程堅物。また、その堅物な部分をエイジャックスに弄られるというか、遊ばれる。
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改造も実装されており、総じて非常に優秀な重巡洋艦である。ロイヤルといえば巨乳メイドなベルファストや僕らの女王様エイジャックスを初めとする優秀な軽巡が揃っているのではあるが、重巡洋艦の良さが生きる場面は必ずあるので、姉のヨーク共々是非とも使い倒してあげたいところ。ちなみに改装するとちょっとオトナっぽくなる。言ってみればJK→JDといった感じである。
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一見すると落ち着いたドレス姿だが、素材がシースルーの部分で大半を占めており、実はよく見ると身体のラインが見えまくっている。また、よく見ると背景に姉ヨークのケッコン衣装姿が…
スキルは、
と攻防揃うバランスの良さを誇る。また、改造後に習得可能になるスキル
重巡に与えるダメージが15.0%(最大レベルで25.0%)アップする『大物狩り』
(2020年12月22日更新)
自身の回避・雷装が5.0%(15.0%)アップし、自身が中装甲の敵に与えるダメージが15.0%(25.0%)アップ。 自身が重巡洋艦である場合、自身の主砲攻撃が同じ敵に4回命中した場合、その敵の速力を5秒間15.0%(30.0%)ダウンさせる(この効果は敵の速力ダウンしている間再度適用されない)
は、ラプラタ沖海戦組(アキリーズ、エイジャックス、エクセター)が持つスキル。〈アドミラル・グラーフ・シュペー〉を追い込んだ戦歴によるものか(ポケット戦艦(=ドイッチュラント級)はアズレン的には重巡扱いである)。
2020年12月22日に「大物狩り」は内容が更新された。回避・雷装の自己バフ効果が追加された他、ダメージ増加の対象が「重巡」から「中装甲」に変わっている。これは、一部の軽装甲重巡に効果がなくなったわけであるが、逆に中装甲の空母や巡洋戦艦にも効果が適用されることも意味するため、事実上スキル効果の対象が拡大したと言える。さらに、敵への速力ダウン効果も追加された。
任務を果たしましょう!--王家の栄光のために!(史実)
ヨーク級重巡洋艦2番艦〈エクセター〉は、1928年8月に起工、1929年7月に進水、1931年7月に竣工した。艦名の「エクセター」はイギリス・デヴォン州のエクセター市から。日本では後述するエピソードから割と名前を知られている方なのだが、日本語特有の表記揺れで「エクセクター」「エグゼター」などと色々な書かれ方をしている。
元々、ヨーク級重巡は7隻を建造する予定だったが、予算のせいで2隻で一旦建造を止めている間にロンドン軍縮条約によって重巡の保持に制限がかかった関係で、この〈エクセター〉がロイヤルネイビーで最後に建造された重巡[1]となった(第二次大戦後は「重巡」というカテゴリーそのものが消失したため)。このあたり、軽巡を建造するのをやめて重巡ばかりにした日本とは好対照、かもしれない[2]。
1937年5月に行われたジョージ6世戴冠記念観艦式にも参加。このとき、ドイツの〈アドミラル・グラーフ・シュペー〉、日本の〈足柄〉も参加した。この3隻の運命がこの後数年の間に数奇な交わり方をするとは、このとき誰も予想していなかっただろう。
第二次世界大戦が勃発すると、〈エクセクター〉は同じく重巡の〈カンバーランド〉と共にG部隊を編成。その後軽巡〈アキリーズ〉と〈エイジャックス〉を加え、4隻で南大西洋方面を担当し、当時その辺りで通商破壊工作を行っていたドイツへの警戒にあたった。
1939年12月にはG部隊は南米ラプラタ河でラプラタ沖海戦に参加。このとき〈カンバーランド〉は整備中のため同行しておらず、残る3隻でドイツのポケット戦艦〈アドミラル・グラーフ・シュペー〉と対峙した。このとき、まず単独で〈アドミラル・グラーフ・シュペー〉と戦闘に入った〈エクセター〉は善戦むなしく、ポケット戦艦と謳われた火力をまともに食らってしまい、全主砲が沈黙し速度も維持出来ない大破状態で、一足先に戦線を離脱する羽目になった(ただ、そこまでの攻撃を受けても沈まなかったことが、逆に乗組員達のダメコン能力の高さとヨーク級重巡の設計の優秀さを物語っているのだが)。一方で、その隙を突いた〈アキリーズ〉と〈エイジャックス〉の効果的な攻撃で〈アドミラル・グラーフ・シュペー〉も中立港だったモンテビデオ港に逃げ込み、そのまま包囲されてそこから出られなくなり、最終的に自沈に追い込まれる。
修理に2年近くを費やし、1941年に戦線に復帰した〈エクセター〉は、当初は大西洋で船団護衛任務をしていたが、日本の開戦により一気に緊迫した東南アジア方面に睨みをきかせるべく、極東に向かうと、南太平洋方面での連合艦隊に参加することになる。
1942年2月、日本軍のジャワ島攻撃部隊を連合艦隊が迎撃したスラバヤ沖海戦が勃発。しかしまだ太平洋戦争序盤で、しかも連合艦隊は真珠湾でやられたアメリカだけではなく、イギリス、オーストラリア、オランダといった、まだ「東の小国」の力を知らなかったメンバーで編成されていた。そう、なめくさっていたのである。しかも面倒なことに、本国がナチスドイツによって占領されていたオランダはジャワが極東最後の植民地であり絶対落とせない一方、アメリカは真珠湾からの復興が手一杯でそこまで手をまわしてられるか、という状態で温度差が激しく、海戦の直前にぶち切れたオランダ亡命政府は連合艦隊の長官だったアメリカのハート大将を解任し、オランダ人を長官に据えるなどgdgdになっており、そこに襲いかかった日本軍に散々蹴散らされる羽目になる。この頃までは日本はめちゃ強かったんだよなぁ。
2月27日から始まった戦闘で、〈エクセター〉は日本の妙高型重巡を主力とする第五戦隊と相対し、互いに砲撃戦を行うが、〈羽黒〉からの砲撃が機関部に直撃、8つあった缶のうち6つが破裂し出力が低下。速度を維持出来なくなり駆逐艦を随伴させて戦線離脱を図る。
これを追撃した日本の第五戦隊は、3月1日になって〈エクセター〉らを補足、夜戦を仕掛けた。4隻の妙高型重巡に包囲される形になった〈エクセター〉は、猛砲撃を受けて足も止まり、総員退艦の後で駆逐艦〈雷〉〈電〉の雷撃と重巡〈妙高〉〈足柄〉からの砲撃に止めを刺され、轟沈した。
その後、漂流していた〈エクセター〉の艦長や乗組員達が、駆逐艦〈雷〉他に救助されたエピソードは、最近では割と知られている。
その一方で、日本の大本営は雷撃される〈エクセター〉の写真を公表し、「同盟国独逸の〈アドミラル・グラーフ・シュペー〉の仇を、我が精強なる大日本帝国海軍が討ち果たした!」と宣伝に利用したのだった。
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- エクセター(アズールレーン)
- アドミラル・グラーフ・シュペー(アズールレーン)
- 雷(アズールレーン)
- 電(アズールレーン)
脚注
- *ちなみに日本最後の重巡は高雄型の〈鳥海〉(条約逃れのため、これ以降の最上型、利根型は書類上は軽巡だったため)、もしくは利根型の〈筑摩〉(完成した最後の"事実上の"重巡はこちら)、もしくは改鈴谷型の〈伊吹〉(重巡として建造、進水までいったがその後軽空母に改装となり結局未完成だった)である。
- *イギリスは世界中に植民地を持っていた関係で、「質より量」として軽巡を多く建造する方向になった。一方の日本は逆に「量より質」とばかりに重巡ばかり建造し、軽巡は川内型以降、太平洋戦争の直前に阿賀野型や大淀型が登場するまで20年余り建造されなかった(ただし、最上型や利根型は書類上は軽巡だが)。
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