ギニアビサウ共和国とは、アフリカ大陸西端部に位置する共和制国家である。
基礎データ
概要
通称ギニアビサウ。「ギニアビサオ」という表記もある。
アフリカ大陸西岸に位置する小国で、北にセネガル、南と南東にギニアと国境を接し、西は大西洋に面している。
国土面積は九州とほぼ同じで、アフリカでもっとも面積が小さい国の一つ。
15世紀にポルトガルが来航して奴隷貿易の中継地として栄え、19世紀後半ポルトガルの植民地となり、1973年に独立した。独立後は同じくポルトガルの植民地だったカーボベルデ共和国との合併を目指したが、1980年に反対勢力によるクーデターが起きたため断念。その後もクーデターや内戦が絶えず、現在も不安定を極めた情勢が続く。
国名の一部である「ビサウ」は中世ポルトガルにあった公領ビサウが由来。
国内には30以上の民族が住まい、奥地では貨幣ではなく物々交換が行われている。
宗教は、約50%の人々が、地域や民族独自の伝統的な宗教を信仰している。また、イスラム教を信仰する人々も約40%と多い。
世界でも上位の生産量を誇るカシューナッツが国家収入の半分を占めるなど、農林水産業が経済の基盤。
エチオピア国旗を手本に作成された国旗は、赤は西部の沿岸地方と独立のために流された血を、黄は北部のサバンナ地帯を、緑は南部の森林地帯を、黒い星はアフリカの自由のシンボルであると同時に民族の団結と首都ビサウの位置を表している。
関連動画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- アルジェリア
- アンゴラ共和国
- ウガンダ
- エジプト
- エスワティニ
- エチオピア
- エリトリア
- カメルーン
- カーボベルデ共和国
- ガボン共和国
- ガンビア
- ガーナ
- ギニア共和国
- コモロ連合
- コンゴ共和国
- コンゴ民主共和国
- コートジボワール
- サントメ・プリンシペ民主共和国
- ザンビア共和国
- シエラレオネ共和国
- ジブチ
- ジンバブエ
- スーダン
- 赤道ギニア共和国
- セネガル
- セーシェル
- ソマリア連邦共和国
- タンザニア
- チャド共和国
- 中央アフリカ
- チュニジア
- トーゴ
- ナイジェリア
- ナミビア共和国
- ニジェール
- ブルキナファソ
- ブルンジ共和国
- ベナン
- ボツワナ
- マダガスカル
- マラウイ
- マリ共和国
- 南アフリカ
- 南スーダン
- モザンビーク
- モロッコ
- モーリシャス
- モーリタニア
- リビア
- リベリア
- ルワンダ共和国
- レソト王国
▶もっと見る
- 0
- 0pt