ナミビア共和国(Republic of Namibia)、通称ナミビアとは、アフリカ大陸南西の太平洋岸に位置する共和制国家である。
基礎データ
概要
ドイツ(一部はイギリス)が統治していたころの国名は南西アフリカ。
第一次大戦以後は南アフリカ連邦の統治下にあったが、第二次世界大戦後の国際連盟解散をきっかけに南アフリカが国際法上違法な併合を行い、南アフリカ本国同様アパルトヘイトが行われた。
その後、1966年にナミビア独立戦争がはじまり1990年、独立を果たした。つまりかなり若い国である。
海岸は南極からの寒流のためにほとんど草木が生えず、この海岸線沿いに独特の赤みを帯びた砂が幻想的なナミブ砂漠が広がっている。この砂漠は世界最古の砂漠であるとされ、ナミビアという国名もここに由来する。ナミブとは主要民族サン人の言葉で「隠れ家」という意味。
自然環境が非常に厳しく、この影響が大きいのか、世界で二番目に人口密度が低い。
産業の中心は鉱業。地下資源の埋蔵量は世界有数で、ダイヤモンドやウラン、金、銅などが産出されている。近年は食品加工業や観光業も少しづつながら発展し、経済は安定して成長を続けているものの、利益の大部分は住民の約10%ほどをしめるヨーロッパ系の人々が長年にわたり独占しており、多くのアフリカ系の人々は今も昔も貧しい生活を強いられるなど、世界で最も経済格差が大きい国の一つだとされる。
2021年、世界的なBLM運動の高まりもあり、虐殺や強姦などが行われた植民地支配に対してドイツから公式に100年越しの謝罪がなされたが、法的な賠償はなされなかったため各地で反発が起きている。
関連動画
関連リンク
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関連項目
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