主な勝鞍:オールカマー(GⅡ)(2019)、福島記念(GⅢ)(2018)、小倉大賞典(GⅢ)(2019)
概要
父:ステイゴールド 母:シリアスアティテュード 母父:Mtoto(ムトト)という血統。
父は日本、海外で50戦に出走し、香港ヴァーズを勝利した名馬。産駒にはオルフェーヴルやゴールドシップ、オジュウチョウサンなどがいる。
母はイギリスGⅠチェヴァリーパークステークスの勝ち馬であり、その父はエクリプスステークス二連覇のムトト。
社台サラブレッドクラブから、一口150万円/40口 の総額2023/04/23 0:416000万円で募集された。
音無秀孝厩舎に所属。
デビュー~菊花賞挑戦
デビュー戦は2016年9月18日の阪神芝1800mの新馬戦(鞍上:松若風馬)、先行するも最後に差し切られ2着となる。
2017年2月25日の阪神3歳未勝利戦で4戦目にして初勝利(鞍上:松若)、夏の函館開催で2勝目を挙げ、秋には初の重賞レースとなるセントライト記念(GⅡ)に出走(鞍上:北村友一)、6番人気に支持され先行策をとり4着に粘り込んだ。
GⅠの菊花賞にも出走したものの、田んぼのようになってしまった不良馬場で力を発揮できなかったか14着に終わった。
オープン入り~重賞戦線の常連に
2018年は7月終わりまでに6戦を走り3勝を挙げオープン入り。
11月の福島記念(GⅢ)(鞍上:丸山元気)では、スタートから3番手の位置で追走、直線で手応えよく抜け出して重賞初制覇。
3ヶ月の休みを挟んで迎えた2019年、小倉大賞典(GⅢ)(鞍上:丸山)では斤量57kgを背負うものの、粘るタニノフランケルをクビ差差し切って重賞連勝。
その後GⅠ大阪杯、宝塚記念に挑戦するもののともに7着に敗れた。
秋はオールカマー(GⅡ)から始動(鞍上:丸山)、同期のダービー馬レイデオロ、セントライト記念勝ち馬のミッキースワロー、香港GⅠ勝ち馬ウインブライトなど豪華メンバーが揃うレースであったが、鮮やかな逃げ切り勝ちを決めて重賞3勝目を挙げた。
続く天皇賞(秋)は12着、有馬記念は13着と大敗しこの年を終える。
2020年初戦のアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)(AJCC)は8着に終わるが、続く日経賞(GⅡ)(鞍上;田辺裕信)では3着と力を見せる。
3戦目は天皇賞(春)(GⅠ)(鞍上:北村友)、11番人気と穴馬扱いながら逃げ粘り、同年の最優秀4歳以上牡馬となるフィエールマンにかわされたもののクビ差の2着と好走。
しかし続く宝塚記念(GⅠ)は見せ場を作れず11着に沈んでしまった。
その後、秋へ向けての調整中に左前脚のつなぎ部分に腫れが見られ、検査の結果、左前脚に屈腱炎を発症。現役を引退することになった。
通算成績:29戦8勝 [8-4-3-14]
引退後
引退後は北海道早来エクワインレーシングで乗馬となっている(JRA発表では社台ファームで乗馬となっているが)。馬術競技の練習を積んだ後、現在は障害飛越の馬術に出場している。平地で3億以上もの賞金を積んだ馬が馬術競技に転向した例はこれまでなく、出るたびに注目されて馬関連の記事にも取り上げられている。
ニコニコとはリアルダービースタリオンでも縁のある、早来エクワインファームによる早来エクワインチャンネルにて馬房定点放送や、チャンネル会員向けに日常風景の動画配信していたりする。放送での愛称は「フェリオ」「すーちゃん」「監督」など。
なお、ギフトポイントやチャンネル会費は飼育にかかる費用に充てられる。
血統表
ステイゴールド 1994 黒鹿毛 |
*サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ゴールデンサッシュ 1988 栗毛 |
*ディクタス | Sanctus | |
Doronic | |||
ダイナサッシュ | *ノーザンテースト | ||
*ロイヤルサッシュ | |||
*シリアスアティテュード Serious Attitude(愛) 2006 鹿毛 FNo.[6-f] |
Mtoto 1983 鹿毛 |
Busted | Crepello |
Sans le Sou | |||
Amazer | *ミンシオ | ||
Alzara | |||
*ザミリア 2001 黒鹿毛 |
Cape Cross | Green Desert | |
Park Appeal | |||
Angelic Sounds | The Noble Player | ||
Twany Angel |
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関連項目
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