ヌメルゴンとは、ポケットモンスターに登場するNo.0706のポケモンである。初登場はX・Y。
基礎データ | |||
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名前 | ヌメルゴン | タイプ | ドラゴン |
英語名 | Goodra | 高さ | 2.0m |
分類 | ドラゴン | 重さ | 150.5kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | そうしょく |
♀:50.0% | うるおいボディ | ||
グループ | ドラゴン | 隠れ特性 | ぬめぬめ |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第6世代 | 努力値 | 特防+3 |
進化 | ヌメラ → ヌメイル (Lv.40) → ヌメルゴン (フィールドが雨の時にLv.50以上) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0706 | 図鑑の色 | 紫 |
カロス | #021 (マウンテン) | アローラ | #180 (アローラ) #107 (アーカラ) #076 (ウラウラ) #068 (ポニ) #219 (USUM/アローラ) #120 (USUM/アーカラ) #083 (USUM/ウラウラ) #062 (USUM/ポニ) |
ガラル | #391 #062 (ヨロイ島) |
ヒスイ | #117 |
パルデア | #174 |
図鑑説明
- ポケットモンスターX、オメガルビー
- ひとなつっこい ドラゴンポケモン。 だいすきな トレーナーに だきついて ねんえきで ヌルヌルにしてしまう。
- ポケットモンスターY、アルファサファイア
- のびちぢみする ツノで こうげき。 プロボクサー 100にんぶんの パンチに ひってきする いりょく。
- ポケットモンスターサン
- すごく ひとなつっこい ポケモン。 かまわないでいると さびしくて ヌルヌルの なみだを ながし なく。
- ポケットモンスタームーン
- おとなしいからと からかうと ツノで おもいきり つかれ ふとい しっぽで なぎはらわれる。
- ポケットモンスターウルトラサン
- とっても ひとなつっこい。 なつくと ネバネバの ねんえきに まみれた からだで だきついてくるが がまんだ。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- ヌルヌルの ひふの したには ぶあつい しぼうの そうが あり てきの こうげきを うけながす。
- ポケットモンスターソード
- トレーナーの しじが りかいできずに キョトンとする ことが たまに あり その ようすが かわいいと にんき。
- ポケットモンスターシールド
- ながい ツノを のばす いきおいで こうげき。 いりょくは ヘビーきゅう ボクサーの パンチの 100ばいだ。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
ヒスイのすがた - きんぞくの カラの ごうじゅうを じざいに あやつる。 こどくを いとい しゅうねんぶかく すいたものが おのれから はなれると いかり あらぶる。
- ポケットモンスタースカーレット
- あめが だいすき。 あめふる ひには のやまを あるく すがたを みかける おだやかな せいかくの ポケモン。
- ポケットモンスターバイオレット
- おこりだすと てがつけられなくなる。 ダンプカーを はねとばす いりょくの しっぽ こうげきで あばれまくる。
概要
第六世代の新ポケモン。
ヌメラ系最終進化形にして第六世代の種族値合計600族。
相変わらずぷにぷにとしているが、それなりにドラゴンっぽい見た目になり、分類でもドラゴンポケモンと主張している。
ストーリーでもライバルキャラの1人であるサナが使用するため、殿堂入り前に見る機会がある。また、チャンピオン・カルネも使用する。
元ネタはおそらくフランスの伝承に登場する怪物「ル・カルコル」。
ル・カルコルはぬめぬめした身体を持つ蛇のような生物であり、見た目のインパクトは強烈なものの、実はカロス地方のご当地ドラゴンとしては真っ当な存在であった。
戦闘能力
特防に優れ、特攻・攻撃も高め。反面、防御・素早さは並程度。
特防種族値150は第九世代時点での全ポケモン中8位タイの数値(進化の輝石は除く)。
600族らしく技の範囲が広い。物理系・特殊系のどちらも強力な技を覚えられるが、主に特殊型での運用となるだろう。一方で自己強化技は「のろい」「とける」程度しか覚えられず(第九世代現在)、回復技も「ねむる」「いのちのしずく」程度。
なお第六~第七世代では遺伝技で第八世代で没収されレジェアルで再習得可能になった「とける」は、第九世代ではヌメイル時の技思い出しでしか習得出来ず、ヌメラ時の遺伝やヌメルゴン時の思い出し・横遺伝では習得不可能なので注意。これはヒスイの姿も同様。
特性「そうしょく」は草タイプの技を無効化し自身の攻撃を一段階上昇させる特性で、ドラゴンタイプに草技は元々半減されるとはいえ、厄介な「ねむりごな」「キノコのほうし」「やどりぎのタネ」などを無効化できるため物理型はもちろん特殊型であっても有用な特性であると言える。
もう一つの特性「うるおいボディ」は天候が雨のときに状態異常が自然治癒する特性だが、「げきりん」終了時の混乱は治せず、第六世代において天候変化系特性の天候永続が失われたことにより天候PTが全体的に弱体化されているためあまり採用されない。ただし「あまごい」により自力で雨を降らせることが出来るため、元々の高い耐久力と「ねむる」を組み合わせた耐久型では非常に強力。
隠れ特性「ぬめぬめ」は接触技をしてきた相手の素早さを一段階下げる特性。物理に弱いヌメルゴンに対し接触物理技の使用を牽制する。攻撃を一発耐えれば素早さ種族値80のヌメルゴンでも次のターンには先手を取れる相手が増える。
良くも悪くも特防一点特化のポケモンであり、単ドラゴンタイプの耐性も相まって「とつげきチョッキ」を持たせれば特殊型相手にはそう簡単に落ちないという確かな強みはあるのだが、一方で600族としては決定力に欠け、耐久力も物理方面は硬くなく、かつ「じこさいせい」等の手軽な回復技がない、と扱い辛さは否めず、600族の中でもレート・ランクバトルでの使用率は低い方。第八世代でダブル向けで回復量が少ないとはいえ回復技の「いのちのしずく」、確定で特防を下げる「アシッドボム」を習得したが、それでも物足りないのが実情である。自己再生ください。
アニメ
アニメでは、サトシのヌメイルが進化する形で登場。森林火災を止めるべく「あまごい」で雨を降らせた際に進化し、同時に「りゅうのはどう」を習得してロケット団を吹き飛ばした。なお、ゲームにおいては、特性や技で降らせた雨では進化条件が満たされないので注意。
ヌメラとしてサトシの仲間になったのが55話、ヌメイルに進化したのが61話、ヌメルゴンへの最終進化が65話と、2段階進化を遂げたレギュラーポケモンの中では、シリーズ全体で見ても最終進化までが非常に短い(ちなみに最短記録は、ゲットしたその回で進化し、次の回で最終進化したキャタピー)。
67話ではミアレジムのシトロン戦に参戦。エレザードのスピードに翻弄され、「でんじは」で麻痺させられたこともあって一旦交代するが、切り札のレントラー相手に再登場。「あまごい」でエレキフィールドを放電させると同時に特性の「うるおいボディ」で麻痺を回復し、激しいバトルの末に持ち前の粘り強さを活かした「がまん」で勝利を収めた。
69話、70話で故郷の湿地帯に凱旋し、フラージェス達との対立やその裏に潜むロケット団の陰謀をサトシと共に解決。その後湿地帯に残って仲間を守るようサトシに勧められ、涙の別れとなった。
123話でサトシと再会し、湿地帯の仲間達とも協力してメレシーの事件を解決した。この時サトシがカロスリーグに誘っていたことが後に明らかになる。そして126話でカロスリーグ準決勝に進出したサトシの下に駆け付け、その後のショータ戦、アラン戦にフルバトルメンバーとして参戦。ショータ戦では相性の悪いペロリームを相討ちに持ち込み、アラン戦ではキリキザンに善戦しつつも敗れるが、「あまごい」を残してラストのゲッコウガに襷を繋いだ。
ヒスイのすがた
- 『Pokémon LEGENDS アルセウス』にて登場したリージョンフォーム。600族初のリージョンフォームである。
- 尻尾の部分が大きな殻になり、タイプが「はがね・ドラゴン」に変化。気だるげで常に眠そうな目をしている。図鑑説明がヤンデレ
- 高い特防とそこそこの火力は据え置きで、HPと素早さの種族値が削られた分防御が上がり物理に強くなった。また、鋼タイプが追加されたことでドラゴンの弱点である氷・ドラゴン・フェアリーが等倍になったが、地面や格闘が弱点になった。
- 特性は「そうしょく」「ぬめぬめ」は変わらず、「うるおいボディ」が「シェルアーマー」に差し替えられた。
- 専用技は変化技「たてこもる」。
- 技範囲は原種同様に広い。『レジェアル』では鋼の特殊技は反動の大きい「てっていこうせん」しか覚えなかったが、『SV』で無事「ラスターカノン」を習得した。
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
600族仲間
- 11
- 8800pt