不登校とは、学校に通うべき年齢なのにも関わらず、学校に通おうとしないこと。
かつては登校拒否とも呼ばれていたが、近年はあまり使われない。
概要
不登校には明確な基準があり、文部科学省では
何らかの心理的、 情緒的、身体的理由のうち社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあるため、年間30日以上の欠席したもののうち、病気および経済的理由を除く
※連続30日というわけではなく、通算で30日を超える場合も含む。
とある。
ちなみにヒキコモリも定義があり
家族以外の人とほとんど交流せず、且つ、仕事や学校に言っていない状態が6ヶ月以上続いている状態
厚生労働省:政策レポート(ひきこもり施策について)をいう。
原因
原因にはさまざまな要因があり、学業不振や対人関係関係の変化(先生や友人との喧嘩、いじめも含む)等さまざまであり不登校=イジメというわけではない。
「平成21年度児童生徒の問題行動統制等生徒指導上の諸問題に対する調査」という文部科学省の調査によれば
【不登校児童生徒の数】
小学校:22,327人 男女比:52.5%:47.4%
中学校:100,105人 男女比:50.1%:49.9%
小学校・中学校合計:122,432人 男女比:50.5%:49.5%
【全児童生徒数に占める不登校児童生徒数の割合】
小学校:0.32%(316人に1人)
中学校:2.77%(36人に1人)
合計 :1.15%(87人に1人)
※参考データ
全国小学生の数:7,063,606人
全国中学生の数:3,612,747人
合計 :10,676,353人【不登校になったきっかけと考えられる状況(上位3つ:「その他」、「不明」を除く)】
【小学校】
となっており、男女差は認められない。
①その他本人に関わる問題 9,829人(44.0%)
②親子関係をめぐる問題 4,303人(19.3%)
③いじめを除く友人関係をめぐる問題 2,640人(11.8%)
【中学校】
①その他本人に関わる問題 43,001人(43.0%)
②いじめを除く友人関係をめぐる問題 19,084人(19.1%)
③学業の不振 11,041人(11.0%)」
小学生と中学生に占める不登校生徒数の割合には大きな差が認められる。となっており、必ずしもイジメが主な原因ではないことがわかるだからといってイジメがいいというわけではない。
( ・∀・ )ノ イジメカコワルイ!!
不登校に対しての就学援助の支援
どんな理由であれ、学校に行かないことでその後の人生設計に大きな支障をきたす。
早期改善が望ましい。
前述のように、理由が明らかな場合もあるが、
主に
不安から引き起こされる 「情緒的不安」
- 何もしたくないという「無気力」
- それらが合わさった「複合的理由」
からおきている。
そのため「なぜ学校へ行きたくないかわからない」という生徒、学生もいる。
また、学習障害(LD)や、注意欠陥多動性障害(ADHD)といった発達障害の症状から
そこでは、心のメンタルケアや、通常の授業を行う。また学校に「出席」扱いとなる。
→NPO法人フリースクール全国ネットワーク
また、不登校を出願資格の中に組み込んでいるという学校があり、不登校改善支援を行っている学校も存在する
イジメによる不登校について
イジメによる不登校は、「いじめられたくない」というのが一番であるが、
そのイジメについて、周りの人に相談をしているが載ってくれないという「心細さ」からなる場合もある。
保護者に注意していただきたいのは、「不登校になったとき気づくのは、時既に遅し」
不登校になってしまったということは、「保護者が守れなかった・気づいてあげられなかった」というのがあるでしょう。
なるべく、初期状態で気づいてあげてください。子供は、なにかしらのSOSアピールをします。
例えば...
最後のものは、イジメが辛く空元気してしまう子供が居ます。
妙に明るくなったり、ポジティブになったりする場合は、少し疑ったほうがよいとされます。
ただし、学校や先生に文句をつける行為、すなわち「モンスターペアレント」のようにはならないで下さい。
先生だって人間です、きつく当たれば彼らも傷つきます。
それによってまた、子供が辛い思いをします。
学校で話し合うときは、当人を省き、担任とマンツーマンで話し合いましょう。
担任が気づいていないという場合は、見ておくようにお願いするのも一つです。
イジメの事実があるのならば、担任に指導してもらうようにしましょう。
〈当人が、解決したい〉
相談をすることが良いです。本当は、保護者・家族、担任、友人等がいいのですが、
どうしてもという場合は、匿名で相談できる「電話」や「ホームページ」などをさがして相談することがよいでしょう。
子どもたちが全国どこからでも、夜間・休日を含めて、いつでもいじめ等の悩みをより簡単に相談することができるよう、平成19年2月より、全都道府県及び指定都市教育委員会で実施しています。下記のダイヤルに電話すれば、原則として電話をかけた所在地の教育委員会の相談機関につながります。
ほかにも、いじめや不登校に関する相談窓口が都道府県単位、市町村単位で存在し、また、NPO法人や民間のボランティアサイトも多数存在する。
思い悩んでるそこのあなた。調べるほど
あなたを助けてくれる人たちがスタンバイしていますよ?
影でいじめられている場合は、録音機等をもつと、イジメの事実が証拠として残るので、それを提出するのも手です。やりすぎだと思ったりした時点で負けです。相手はイジメているのですから、証拠収集くらいはしても良いでしょう。
いじめてるおまいらに告ぐ。
気づいてないんだろうが、一人の人間を否定する大罪だぞ?
- 殺人罪:法律上は傷害致死や自殺教唆であっても、「未必の故意」による殺人罪として立件されることもある。
- 傷害致死罪:(例)集団によるリンチによって、被害者が死亡。
- 自殺教唆罪:自殺を促す(とびおりろ、など)。
- 暴行罪・傷害罪:殴る、蹴る、刺す、縛る、煙草をからだに押し付ける。
- 脅迫罪:脅す、ナイフで刺すふりをする・ナイフを見せる、暴力団などの犯罪集団と共謀する。
- 強要罪:性行為(自慰、売春など)の強要。常々いじめられる者同士を喧嘩させる。
- 恐喝罪:暴行や脅迫による金銭の要求。
- 強姦罪・強制わいせつ罪
- 名誉毀損罪・侮辱罪:盗撮して、インターネットで流す。インターネット上の中傷。中傷ビラの頒布。携帯電話・メールでの嫌がらせ。これらを警察に訴えれば、捜査がなされ、犯人は逮捕される。
- 犯罪の教唆(実行犯と同罪):強姦など性犯罪の要求、万引き(窃盗)など財産犯の強要。
- 偽証罪(法廷などで)・誣告罪:犯罪等を行ってそれをなすりつける、法廷など公的機関での虚偽報告。
その他の人権侵害(犯罪として立件できないにせよ、民事上の不法行為と認定されうる。)
人一人傷つけておいて・・・まさか逃げるの?
関連動画
不登校を取り扱った作品
金色のガッシュ(主人公は頭がよすぎ、周囲からねたまれていたが、ガッシュが現れてから次第に学校に行くように)
SKET DANCE(スイッチが過去に不登校状態になっていた)
くりた陸・いってきます
NHKにようこそ(テレビ局ではない「日本ひきこもり協会である」)
などなど。
関連項目
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