魔法使いの夜とは、TYPE-MOONから発売されたノベルゲームである。略称は「まほよ」
2021年12月27日に劇場アニメーション化されることが発表された。
2021年12月31日には2022年にPS4/Nintendo Switchにフルボイス化・フルHD化されて移植されることも発表された。
コンシューマ版は2022年12月8日発売。steam版は2023年12月14日発売。
概要
TYPE-MOONから発売された伝奇ビジュアルノベルゲーム。2012年4月12日にPCゲームとして発売された。
この作品の原作は奈須きのこの同名小説(一般的に未発表)。「空の境界」「月姫」に通じる世界観で描かれている。過去に一度形になったことはあるらしく、武内崇とOKSGは読んだ事がある。また、武内崇はこの作品が作者の奈須きのこがどうかと思うくらい好きな模様。
製品化にあたり原画をこやまひろかずが担当する。これは原作が大好きな武内崇が断腸の思いで決断したもの。
メインキャラクターである蒼崎姉妹が「月姫」「空の境界」に出演しており、ファンブック等でも存在が明言されていたことから、未発表作品ながらファンの間では知られた作品だった。
ちなみに、同名の名前や設定を使って作られた二次創作が、ファイル交換ソフトで出回った事もある。無論これはTYPE-MOONとは関連がない。また、TYPE-MOONのモバイルサイト「魔法使いの箱」とも関連はない、とアーネンエルベの従業員談。
なお、この作品は奈須きのこ曰くリメイクする分が1話目。2話目と3話目はまだ執筆していない(2話目執筆前に空の境界を書いた為)。2話目以降は遅くとも「DDD」よりは早く出る模様。
非18禁にもかかわらず先にPCで出す理由とし て、武内がTYPE-MOONエースに
「コンシューマーじゃ解像度が満足じゃないから」と発言している。
これについては、当作品はPS3やXBOX360などの高解像度対応機種が出る以前に製作が開始したが、その頃はPCが一番解像度の高い選択肢だったことに起因する。
絵描きとしての武内氏の一面を表すエピソードであると同時に、「製作開始から時間経ちすぎだろw」という皮肉の一面もある。
EDテーマはsupercell「星が瞬くこんな夜に」。これは奈須きのこ直々の指名によるもの。
コンシューマ/steam版
PC版が発売されて約10年の月日が経ち、ゲーム機の世代が1世代以上変化したのちに、フルボイス・高解像度版として移植されることとなった。
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主な登場人物
- 蒼崎青子(あおざき あおこ)CV:戸松遥
本編の主人公。見習い魔法使い。 - 久遠寺有珠(くおんじ ありす)CV:花澤香菜
冷静沈着な魔女。青子と同じ屋敷で暮らしている。 - 静希草十郎(しずき そうじゅうろう)CV:小林裕介
田舎少年。山奥で暮らしてきたため現代の一般常識に欠ける。 - 久万梨金鹿(くまり こじか)CV:安済知佳
青子の友人。生徒会書記。クール系女子。 - 木乃美芳助(きのみ ほうすけ)CV:梶川翔平
草十郎のクラスメイトでバイト仲間。口を開けば残念なイケメン。 - 槻司鳶丸(つきじ とびまる)CV:深町寿成
生徒会副会長。口調の悪さからヤンキー殿下の異名を持つ。 - 蒼崎橙子(あおざき とうこ)
青子の姉。人形師。 - メイ・リデル・アーシェロット
世界的なアイドル「リデルリドル」。そして有珠のライバルを自称する魔術師。
劇場アニメーション
2021年12月27日にティザーPVが公開され、アニメ公式サイトが設置された。
アニメーション制作はこれまで数々のTYPE-MOON作品を手掛けてきたufotableが務める。
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関連静画
関連項目
外部リンク
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