SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズとは、スワンクリスタル用に発売されたゲームソフト。
Gジェネシリーズの一つであり、「ギャザービート」系列の一つである。
ニコニコ動画では、「モノアイガンダムズ」のタグが付いている事が多い。モノアイガンダムズ
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概要
物語は『1st』の終盤から『Ζ』までをベースとしている。
原作を追体験する据え置き機のシリーズや、各作品のクロスオーバーシナリオがメインだったこれまでのギャザービートシリーズと異なり、オリジナルキャラクターであるシグ・ウェドナーを主人公としているのが特徴。
またタイトル通り、ストーリーの中核を担う存在として「モノアイガンダム」が登場する。
発売時期は『機動戦士ガンダムSEED』放映開始前であったが、隠し機体としてストライクガンダム(初期稿の装備タイプ)が登場する。
他にも他作品への登場が非常に少ないGジェネオリジナル機(開発がヴァンガード・トムクリエイトを問わず)やEVOLVE../Ωで再登場する前のZガンダム3号機(ホワイト・ゼータ)、通称ハニャーン様のエルメス3号機(白)など通好みなチョイスが多い。
ワンダースワン用ソフトということもあって長い間マイナーな存在であったが、「GジェネレーションDS」で本シナリオが織り込まれ、知名度が上がった。ジオニスト垂涎必至のキャラたちがチームを組むのだが、「DS」ではゼロ・ムラサメやレイラ・レイモンドが追加され、さらに豪華に。今続編が作られれば、MSイグルー組やサンダーボルト組も参加したことだろう。
キャラ・機体共に人気が高く再登場を望む声もあるが、次作「クロスドライブ」での失態もあってヴァンガードがGジェネ製作から遠ざかってしまったこともあり、今後の参戦は絶望視されている・・・
(トムクリエイト製作のGジェネではNEO・SEEDに機体のみ参戦している。)
しかし2019年に発売された「SDガンダム GGENERATION CROSSRAYS」に早期購入特典として本作の移植版が遊べる。(ただしsteam版では遊べない)
また、クロスレイズのゲーム内にシスクード(ティターンズカラー)を生産できるコードも封入されている。
これだけでは終わらず、無料DLC(12月配信)として、本作の主人公、シグ・ウェドナーが参戦。
愛機のシスクード(エゥーゴカラー)も共に参戦。
なお、シグに初めて声優が設定される。CVは木村隆一が務める。
評判が良ければ次回作にも期待できるかもしれない。
ストーリー
一年戦争末期、ブラード戦隊のMS部隊隊長のシグ・ウェドナーは、同僚のアイン・レヴィの裏切りにより仲間を皆殺しにされ、自身も重傷を負う。
それから7年後、かろうじて一命を取り留めたシグはエゥーゴの一員としてティターンズと戦っていた。
ガンダムMk-II奪取任務のためにサイド7に潜入したシグは、ティターンズに寝返ったアインと衝撃の再会を果たす。
もう一機のティターンズ製ガンダム「シスクード」を奪取し、アインを追うシグ。
しかしそれは、「プロジェクト・セイレーネ」を巡る戦いのほんの始まりに過ぎなかった・・・
オリジナルキャラクター
- シグ・ウェドナー
本作の主人公。 - セレイン・イクスペリ
本作のヒロイン。 - アイン・レヴィ
本作のライバル。 - ミアン・ファーレン
本作のもう一人のヒロイン。
ブラード戦隊艦長のブラード・ファーレンの娘で、一年戦争時は年端もいかない幼女であり、非戦闘員ではあったが、当時から戦隊の仲間とは面識があった。
のちにエゥーゴのMSパイロットとなり、シグと再会した。一年戦争の頃からシグに想いを寄せており、心を閉ざしたシグに辛く当られながらも献身的に接し、その一途さは彼が過去を振り切る一端となった。
本作では彼女かセレインの二者択一でルートが分岐し、セレインを選んだ場合は決死の特攻を仕掛けて戦死する。両者生存ルートは2周目までおあずけ。 - ブラード・ファーレン
ブラード戦隊の艦長を務める人物で、ミアンの父。妻はゼナ・ザビの侍女を務めている。エルメスの試験運用のためセレインらニュータイプ配属が決まった際、シグを中尉に昇進させ彼らの部隊指揮を任せた。後にシャアの指揮下でア・バオア・クーを戦い抜くが、撤退してアクシズに向かう道中で連邦艦隊の待ち伏せに遭い、クルーらを逃がすため囮となって戦死した。
プロジェクト・セイレーネ
本作オリジナルの軍事計画。「プロジェクト・セイレーネ」の記事参照。
ブラード戦隊
一年戦争時代の名パイロットたちが、プレイヤー部隊に集結する(クリスとかバーニィいるけど)。ブラード艦長のザンジバルと、シーマ艦隊のリリー・マルレーンの2艦構成。ア・バオアクーステージでのメンバーは
- ゲームオリジナルパイロット3名
- シャア・アズナブル
- ララァ・スン(正確には前のステージで戦死)
- ハマーン・カーン
- ロベルト
- アポリー
- ジョニー・ライデン
- シーマ・ガラハウ
- クリスチーナ・マッケンジー
- バーナード・ワイズマン
さらに援軍として
が参戦する。ガンダムまで墜としたのに戦争では負けるのが、歴史の辛いところである。
最終ステージの分岐
最終ステージは味方がシグとミアン、敵がアインとセラのみとなる。アインはシスクードの「オフェンスモード2」で一撃、セラは戦闘開始とともにイベント発生のためこのステージ全体がEDみたいなものである。
シグとミアンがスタックを組んでセラに攻撃するとセラが死亡、スタックを組まずに攻撃するとミアンが死亡する。この2つが通常の分岐で、EDでは生き残った方とともにこの宙域の残骸(ミアン死亡なら百式、セラ死亡ならテラ・スオーノ)に花を捧げる。
ここで、前ステージまでにアムロなど各作品の主人公級キャラのレベルを一定まで上げておくと、彼らがセラの救出のために駆けつけるというイベントが発生する。この場合はヒロインがふたりとも生存し、EDではアインを想ってデスパーダの残骸に花を捧げることになる。
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関連項目
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