THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~とは、「アイドルマスターSideM」のライブイベントである。
概要
- 会場
- さいたまスーパーアリーナ(アリーナモード)
- DAY1 [SMILE PASSPORT]
- 2019年5月11日(土)16:00開場・18:00開演
- DAY2 [DREAM PASSPORT]
- 2019年5月12日(日)15:00開場・17:00開演
- ディレイビューイング「理由あってチアリング上映会!」
- SMILE PASSPORT:2019年11月30日(土)
- (舞台挨拶登壇:中田祐矢、千葉翔也、古畑恵介、汐谷文康)
- DREAM PASSPORT:2019年12月1日(日)
- (舞台挨拶登壇:堀江瞬、高塚智人、小林大紀、笠間淳)
会場はSideM史上最大規模となるさいたまスーパーアリーナ。
過去に「Animelo Summer Live」で二度SSAに立っているが単独では初となる。
両日合わせて、舞台上に登壇したキャストは45人。DAY2に声のみ出演した三瓶由布子を合わせれば46人全員が出演したことになる。また、「個人出演のみ」のキャストはおらず、個人出演するキャストは必ずどちらかの公演でユニットとして参加している。
3rdライブ福岡公演や静岡公演で揃うことが叶わなかったBeit・彩も揃っており、特にBeitは、梅原裕一郎(鷹城恭二役)の療養を間に挟み「Five-St@r Party!!」やTVアニメBDのリリースイベントでも揃っていないので悲願とも言える。
2019年2月25日放送の「平成315の315の日直前だW@Y!ニコ生」内にて、「4th ANNIVERSARY DISC」の発売が決定。収録される二曲を歌うユニットは当ライブの日程別に組み分けされている。また、3月17日開催の「PRODUCER MEETING 2019」DAY3内にて、このCDが4thライブ会場で先行販売されることが発表された。
今回はSideM初のコンセプトライブであり、1日目は「空の旅」と「笑顔」、2日目は「海の旅」と「夢」がコンセプトになっており、選曲もそれに準拠している。
2019年12月18日に本公演のBlu-rayが発売。初回限定版には撮り下ろし特典映像「SideM!ザ・ワールド」が収録。
九十九一希役の徳武竜也は2019年12月3日に同月末を持って声優から引退することを発表したため、SideM関連では本イベントが事実上徳武の最後の出演となった。
2019年11月30日(土)、12月1日(日)にディレイビューイング「理由あってチアリング上映会!」を開催。本会場の新宿バルト9ではキャスト舞台挨拶も行われた。
開催までの経緯
2018年8月20日配信のニコ生「4周年!!!!祭りだわっしょいニコ生」の中で、ライブの開催が発表された。
2018年11月23日配信のニコ生「理由あってMini!『ワケミニなま!』」の中で、ライブタイトル・会場・日程が発表された。
チケット申込方法
- [最速]CD・Blu-ray封入先行(抽選)
- 対象商品(2作品)
- 1. CD「WORLD TRE@SURE 06」(2019年2月6日発売)
- 2. 「GLORIOUS ST@GE!」LIVE Blu-ray [Side FUKUOKA](2019年2月20日発売)
- 受付期間:2019年2月6日(水)10:00 〜 2019年2月24日(日)23:59
- アソビストアプレミアム会員先行(抽選)
- 受付期間:2019年3月2日(土)12:00 〜 2019年3月10日(日)23:59
- uP!!!ライブパス特別ご招待シート(各日5名、抽選)
- 受付期間 : 2019年3月10日(日)12:00 ~ 2019年3月24日(日)23:59
出演者
ユニット | 声優(配役) | SMILE (Day1) |
DREAM (Day2) |
WORLD TRE@SURE |
---|---|---|---|---|
DRAMATIC STARS |
仲村宗悟(天道輝役) | ○ | ◎ | フランス |
内田雄馬(桜庭薫役) | ○ | |||
八代拓(柏木翼役) | ○ | |||
Jupiter | 寺島拓篤(天ヶ瀬冬馬役) | ◎ | ||
神原大地(伊集院北斗役) | ○ | ○ | ドイツ | |
松岡禎丞(御手洗翔太役) | ○ | 中国 | ||
Altessimo | 永野由祐(神楽麗役) | ○ | カナダ | |
土岐隼一(都築圭役) | ○ | ○ | ドイツ | |
Beit | 梅原裕一郎(鷹城恭二役) | ○ | ||
堀江瞬(ピエール役) | ○ | ○ | フィンランド | |
高塚智人(渡辺みのり役) | ○ | 中国 | ||
W | 山谷祥生(蒼井享介役) | ○ | ○ | フィンランド |
菊池勇成(蒼井悠介役) | ○ | アメリカ | ||
FRAME | 熊谷健太郎(握野英雄役) | ○ | ○ | フランス |
濱健人(木村龍役) | ○ | アメリカ | ||
増元拓也(信玄誠司役) | ○ | |||
彩 | バレッタ裕(華村翔真役) | ○ | ||
山下大輝(猫柳キリオ役) | ○ | |||
中田祐矢(清澄九郎役) | ○ | ○ | フィンランド | |
High×Joker | 野上翔(伊瀬谷四季役) | ○ | ||
千葉翔也(秋山隼人役) | ○ | ○ | カナダ | |
白井悠介(若里春名役) | ○ | アメリカ | ||
永塚拓馬(冬美旬役) | ○ | ドイツ | ||
渡辺紘(榊夏来役) | ○ | ○ | フィンランド | |
神速一魂 | 益山武明(紅井朱雀役) | ◎ | ○ | フランス |
深町寿成(黒野玄武役) | ○ | |||
Café Parade | 狩野翔(神谷幸広役) | ○ | ||
天﨑滉平(東雲荘一郎役) | ○ | |||
古川慎(アスラン=BBⅡ世役) | ○ | ドイツ | ||
児玉卓也(卯月巻緒役) | ○ | ○ | カナダ | |
小林大紀(水嶋咲役) | ○ | ハワイ | ||
もふもふえん | 矢野奨吾(岡村直央役) | ○ | ○ | カナダ |
古畑恵介(橘志狼役) | ○ | ○ | スペイン | |
村瀬歩(姫野かのん役) | ○ | ハワイ | ||
S.E.M | 伊東健人(硲道夫役) | ○ | スペイン | |
榎木淳弥(舞田類役) | ○ | ○ | ハワイ | |
中島ヨシキ(山下次郎役) | ○ | |||
THE 虎牙道 | 寺島惇太(大河タケル役) | ◎ | ○ | 中国 |
小松昌平(牙崎漣役) | ○ | スペイン | ||
濱野大輝(円城寺道流役) | ○ | |||
F-LAGS | 三瓶由布子(秋月涼役) | △ | ||
徳武竜也(九十九一希役) | ○ | |||
浦尾岳大(兜大吾役) | ○ | ○ | 中国 | |
Legenders | 笠間淳(葛之葉雨彦役) | ○ | ○ | フランス |
汐谷文康(北村想楽役) | ○ | |||
駒田航(古論クリス役) | ○ |
セットリスト
DAY 1 : SMILE PASSPORT
- MEET THE WORLD! / 全員
- Eternal Fantasia / 土岐隼一、永野由祐、児玉卓也、笠間淳、汐谷文康、駒田航
- VICTORY BELIEVER / W
- 和風堂々! ~WAnderful NIPPON!~ / 彩
- Baile Apasionado / 古畑恵介、伊東健人、小松昌平
- RAY OF LIGHT / THE 虎牙道
- トレジャー・パーティー! / 菊池勇成、濱健人
- MISSION is ピースフル! / FRAME
- RIGHT WAY, SOUL MATE / 神速一魂
- エウレカダイアリー / 堀江瞬、伊東健人、榎木淳弥、中島ヨシキ
- Friendly Smile / 土岐隼一、堀江瞬、菊池勇成、増元拓也、バレッタ裕、中田祐矢、児玉卓也、榎木淳弥、汐谷文康
- LET’S GO!! / 仲村宗悟、濱健人、千葉翔也、益山武明、古畑恵介、寺島惇太、小松昌平、濱野大輝、浦尾岳大
- POKER FAITH –ポーカーフェイス- / 神原大地、永野由祐、山谷祥生、熊谷健太郎、山下大輝、渡辺紘、深町寿成、矢野奨吾、伊東健人、中島ヨシキ、笠間淳、駒田航
- Purely&Kindly / 堀江瞬、山谷祥生、中田祐矢、渡辺紘
- Tone’s Destiny / Altessimo
- Symphonic Brave / Legenders
- 永遠なる四銃士 / 仲村宗悟、熊谷健太郎、益山武明、笠間淳
- ∞ Possibilities / S.E.M
- Sugaring Off Party! / 永野由祐、千葉翔也、児玉卓也、矢野奨吾
- 笑顔の祭りにゃ、福来る / 彩、神速一魂、THE 虎牙道
- LIVE in your SMILE / 全員
- Reason!! / 全員
- DRIVE A LIVE / 全員
DAY 2 : DREAM PASSPORT
- MEET THE WORLD! / 全員
- 夢色VOYAGER / F-LAGS、会場のプロデューサー
- HIGH JUMP NO LIMIT / High×Joker
- 千客万来ニーハオサァカス! / 松岡禎丞、高塚智人、寺島惇太、浦尾岳大
- うぇるかむ・はぴきらパーク! / もふもふえん
- ALOHA! HAPPY CREATOR! / 小林大紀、村瀬歩、榎木淳弥
- Eternal Fantasia / 土岐隼一、狩野翔、天﨑滉平、古川慎、児玉卓也、小林大紀、笠間淳
- Purely&Kindly / 堀江瞬、山谷祥生、中田祐矢、渡辺紘
- 冬の日のエトランゼ / DRAMATIC STARS、Beit
- LET’S GO!! / 仲村宗悟、寺島拓篤、高塚智人、野上翔、千葉翔也、益山武明、古川慎、小林大紀、古畑恵介、寺島惇太、浦尾岳大
- Friendly Smile / 八代拓、松岡禎丞、土岐隼一、堀江瞬、中田祐矢、白井悠介、狩野翔、児玉卓也、村瀬歩、榎木淳弥
- POKER FAITH –ポーカーフェイス- / 内田雄馬、神原大地、梅原裕一郎、山谷祥生、熊谷健太郎、永塚拓馬、渡辺紘、天﨑滉平、矢野奨吾、徳武竜也、笠間淳
- 夜空を煌めく星のように / DRAMATIC STARS、High×Joker
- Compass Gripper!! / 熊谷健太郎、矢野奨吾、古畑恵介、村瀬歩、徳武竜也、浦尾岳大
- Reversed Masquerade / Café Parade
- Hallo, Freunde! / 神原大地、土岐隼一、永塚拓馬、古川慎
- 永遠なる四銃士 / 仲村宗悟、熊谷健太郎、益山武明、笠間淳
- GLORIA MOMENT / Jupiter
- TOMORROW DIAMOND / Beit
- STARLIGHT CELEBRATE! / DRAMATIC STARS
- DREAM JOURNEY / 全員
- Beyond The Dream / 全員
- DRIVE A LIVE / 全員
主な出来事
1日目
- 「笑顔」と「空の旅」がテーマの一日目ではモニターセットの上に小さな気球が配置されていた。
- 開幕はWORLD TRE@SURE(以下WT)シリーズ共通曲、「MEET THE WORLD!」。各ユニットのセンターアイドルが小さな旗を持って登場し、踊った。衣装は4thライブの新衣装「カラフルチアフルトレジャー」を各キャスト用にアレンジしたものであった。SideMの周年ライブで最初から共通衣装を着てスタートするのはこれが初めてである。曲が終わると同時にモニターには4thライブのために描き下ろされた、カラフルチアフルトレジャーを着たアイドルたちの新規イラストが映し出された。
- 一日目のメインMCを任されたのは紅井朱雀役・益山武明と大河タケル役・寺島惇太。益山は3rdライブ静岡公演でMCを経験しているが、寺島は初のMCとなる。また、これもSideMのライブでは初となるダブルMCである。
- オープニングの挨拶は簡単に行われていったが、北村想楽役・汐谷文康による「鉛筆くん・消しゴムちゃん・文房具のみんな」という、315プロNight!で決まった想楽のファン呼称を用いたコールアンドレスポンスではおおいに盛り上がった。また、清澄九郎役・中田祐矢が、「さいたまスーパーアリーナ」を「彩魂スーパーアリーナ」と称して気合を入れていたのだが、対して牙崎漣役・小松昌平は「SSA」を「SSSA(さいたまスーパー最強アリーナ)」にすると宣言していた。
- 「Eternal Fantasia」のイントロが聞こえてきた時は驚いたPも多いのではないだろうか。この日はAltessimoとLegendersは揃っていたが、Café Paradeからは卯月巻緒役・児玉卓也のみの参戦であり、歌割りもかなり特殊な構成になっていた。この曲には「扉は開かれた」「ずっとずっと旅をしてきたんだね」など、今回のテーマに相応しい要素が盛り込まれており、まさにGATEを開ける曲と言えるであろう。
- 扉が開かれたと思ったら突然のキックオフ。「VICTORY BELIEVER」でお決まりとなっている間奏でのレッドカードを出すくだりだが、今回2人がポケットから取り出したのは「パスポート」であった。出国準備完了である。
- ここで突然モニターに、気球が飛び立つ映像が入る。ここで誰もがWT曲を察知して身構えたが、映し出されたのはどう見ても富士山、城下町、桜の木と日本の街並み。そしてそこから始まったのは「和風堂々! ~WAnderful NIPPON!~」。つまりは最初は日本から始まるということである。まさにWORLD TRE@SURE in JAPAN。他国へ旅立つ前に自国の良さに触れるセットリストはお見事であった。
- 「Baile Apasionado」では、三人がそれぞれ薔薇の花を口にくわえて登場。スポットに照らされポーズを決め、その薔薇を投げて始まるという演出は一瞬で会場を虜にした。また衣装には、ムレータをモチーフとした表地は金色で裏地は赤色の布がプラスされており、それをふんだんに活かした振り付けで盛り上がった。間奏では、橘志狼役・古畑恵介の提案からそれぞれがソロダンスを披露して会場を沸かせた。
- 「RAY OF LIGHT」は、タケルが一曲終えた漣に対して煽りを入れるやりとりからスタート。曲中では本格的な火柱が上がり、物理的にも精神的にも熱いステージになった。途中はお馴染みの殺陣も入ったが、センターステージの床に設置されたLEDビジョンを利用したエフェクト演出も相まってさらにパワーアップしていた。まさに令和一発目のアイマスライブに相応しい「令和 OF LIGHT」だった。
- 「トレジャー・パーティー!」は、いきなりエンドステージで宝箱から飛び出して登場。春名がそろわず二人だけでの披露になったが、そのハンデを感じさせないステージであった。二日目のMCでは若里春名役・白井悠介もそのことに触れ、再び三人での披露を誓い合った。
- 「エウレカダイアリー」が終わると、また気球の飛び立つ映像が始まり、一日目に個人で出演していたアイドルたちの寸劇が流れた。そして「カラフルな島に寄り道しよう」という名目で属性曲コーナーがスタート。「Friendly Smile」はメインステージとセンターステージで、「POKER FAITH –ポーカーフェイス-」はメインステージとエンドステージで披露され、完全にPの目は足りなくなっていた。
- 幻想的な特殊イントロの中、「Purely&Kindly」が始まると、四人はそれぞれポンチョを羽織って登場。モニターにはオーロラの映像も映し出されていたほか、曲の後半ではドライアイスのシャボンが噴出される演出があり、雪が舞う中で踊っているようにも見えるステージになった。
- ドライアイスのシャボンが残るまま、「Tone's Destiny」がスタート。空中ではシャボンが舞い、床からはスモークが焚かれ、前曲にも劣らない幻想空間であった。イントロでは都築圭役・土岐隼一がシャボンを手で弾いて微笑む瞬間などもカメラに収められていた。
- 「Symphonic Brave」は、イントロのみステージでスタンドマイクを用いて歌唱し、Aメロからはトロッコで会場を一周。トロッコに乗り込む際には、葛之葉雨彦役・笠間淳がトロッコの扉を開け、汐谷をエスコートする場面も見られ、歓声が上がった。
- 「∞ Possibilities」は、Bメロやサビ終わりなど、かなり振り付けがブラッシュアップされての披露となった。間奏では硲道夫からの「我々S.E.Mは進化し続ける!君たちはどうだ!」という煽りも入り、進化を見せつけられながらのその言葉はまたかなりの説得力をはらんでいた。
- 「Sugaring Off Party!」は、CD発売前の為フル初解禁。腰にポンポンがついていたり、手首にはカエデの葉モチーフの入ったアクセサリーをつけていたり、衣装にもWTカナダの要素が盛り込まれていた。
- 「笑顔の祭りにゃ、福来る」は、3rdライブ静岡公演で揃うことが叶わなかった猫柳キリオ役・山下大輝と、THE 虎牙道のメンバーを交え、待望のフルメンバーでの披露。全員静岡公演で着たものと同じお揃いの法被を着て、うちわで扇ぎながら歌っていた。「隣同士ハイタッチ(グータッチ)」の振りではユニットの垣根を超えたハイタッチ(グータッチ)も見られ、山下が小松に向かってねこぱんちを繰り出していたりと、個性も見られた。
- 「Reason!!」では、THE 虎牙道と神速一魂がセンターステージに上って披露。ちなみにこの五人は、2018年8月にMobage版SideM内にて開催されたイベント「4th Anniversary Live ~信念の拳~」で共演した面子である。「そうだろ?」の部分は朱雀とタケルが一緒に歌っていた。
- 最後の挨拶では、翌日個人出演するメンバーに対しての激励の言葉やそれに応える言葉など、ユニット内での結束が垣間見える瞬間が多くあった。そんな感動の雰囲気の中で、舞田類役・榎木淳弥は突然「居心地が良すぎてSSAに住みたい」と言い出し、SSAが榎木の自宅になってしまった。そしてその日の夜は「榎木淳弥」というフルネームがTwitterのトレンドに入ってしまった。また、天道輝役・仲村宗悟は、伝家の宝刀である「サイパンスーパーアリーナ」ネタを「わざと」言い間違えて引き合いに出し、SideMが発表された場でもある「M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」に思いを馳せるPたちを沸かせた。
- 「DRIVE A LIVE」では、THE 虎牙道、Altessimo、神速一魂、そして仲村と伊集院北斗役・神原大地がトロッコに乗って会場を一周し、他のユニットはいつも通りステージ上でわちゃわちゃしていた。このときトロッコに乗っていたのは、神速一魂以外全員初トロッコ勢である。
- 最後の「アイマスですよ!アイマス!」を担当したのは寺島惇太。寺島惇太はXbox版アイドルマスターのゲームをやるためだけにXbox 360を購入した過去もある隠れガチ勢であり、そこを思えばまた感慨深い幕引きであった。
2日目
- 二日目のテーマは「海の旅」と「夢」。一日目に気球があった場所には帆の貼られた船が設置されていた。
- 最初の挨拶にて、Pたちは「色とりどりの油」になり、アイドルたちは「ドーナツ」になった。
- 海の旅というだけあり、一曲目は「夢色VOYAGER」。これは前日のテーマを聞いたPたちにより多く予想されていた。曲の冒頭では、参加が叶わなかった涼からの撮り下ろしのメッセージが流れたり、大吾と一希がお馴染みの「だーん!」をやったりと、涼の面影を感じさせる部分が見られた。また、ラスサビの涼パートである「毎日がトキメキに満ちてる」の部分は、モニターに歌詞が表示され、2人の掛け声を合図に会場のP全員で歌った。
- 続く「HIGH JUMP NO LIMIT」は、会場上手側から四季と隼人、下手側から旬と夏来と春名で分かれてトロッコで登場。一番をトロッコ上で歌唱し、二番以降はエンドステージに降りて披露した。
- 船が出立する映像が流れ、二日目のWT曲トップバッターを飾ったのは「千客万来ニーハオサァカス!」。LIVE ON ST@GE!内の衣装にかなり寄せたチャイナ衣装を着て登場し、大きく客席を沸かせた。みのりの肩の空いた衣装まで完全再現である。
- 「うぇるかむ・はぴきらパーク!」は、ステージの上に大きな浮き輪や海藻などのバボットがある中で披露された。曰く「海のステージ」であり、2018年11月にMobage版SideM内にて開催されたイベント「可愛く!元気に!アクアリウムライブ」を彷彿とさせるステージングであった。曲の間奏部分では、「SSA特別バージョン」と題して、三人それぞれのソロ曲をサビ部分のみメドレー形式で披露。会場のPの度肝を抜いたこの演出も古畑の提案であった。
- もふもふえんの熱気もそのまま、咲と類がレイを片手に登場し、直央と志狼が見送る中でトロッコで「ALOHA! HAPPY CREATOR!」がスタート。会場をボールを投げながら一周した。水嶋咲役・小林大紀の髪にはハイビスカスも挿され、とことんカワイイステージであったが、小林のかわいらしい投球フォームから繰り出される剛速球には驚かされることとなった。
- 「Purely&Kindly」が一日目と同じくドライアイスのシャボンが舞う中で終わり、その余韻を引き継ぐかのように始まった「冬の日のエトランゼ」。これも3rdライブ静岡公演ではDRAMATIC STARSのみでの披露であったが、今回念願のフルメンバー披露となった。ラスサビからはセンターステージに移動し、オンステージカメラで一人ひとりの表情を回転しながら抜いていくという「イケメン回転寿司」(鷹城恭二役・梅原裕一郎が言及)が披露された。それに対してはピエール役・堀江瞬が「寿司の一部になれて光栄です・・・ガリみたいに・・・」と発言し、梅原は「ちゃんと青モノだよ」と返していた。(後に「イケメン回転寿司」がTwitterでトレンド入り)
- 一日目に引き続き行われた属性曲コーナーは、順番やステージ構成が少し異なる形となった。「Friendly Smile」がメインステージとエンドステージを使ったものになり、「POKER FAITH –ポーカーフェイス-」がメインステージとセンターステージを使ったものになっていた。その後のMCでは、柏木翼役・八代拓が、姫野かのん役・村瀬歩との道端での挨拶で「Friendly Smile」の振り付けを使っていることなどが話された。
- 「Hallo, Freunde!」は、センターステージの床演出が存分に活かされ、歌詞の通りに石畳の上で歌っているような演出がなされた。また、LIVE ON ST@GE!内の衣装と同じ帽子を着用していた。キャスト四人のVo値はCD音源以上の伸びやかさがあり、さすがの一言であった。
- 発売以来実に二年以上越しの初披露となった「GLORIA MOMENT」。315プロNight!内で神原が「スタンドマイクで歌いたい」と発言していた通り、スタンドマイクを持ち、かつ激しく動き回る熱いステージになった。また一日目の「RAY OF LIGHT」同様、炎が上がる演出も組まれ、Pたちの声も相まって「315プロのJupiter」としてのまた新しいカッコよさが見られることとなった。
- 実に3rdライブ幕張公演1日目以来、全キャスト中最長の436日ぶりに梅原がSideMのステージに立ち、3人そろったBeitが歌ったのは「TOMORROW DIAMOND」。幕張公演1日目でも披露されたこの曲はその演出から大きなムーブメントを引き起こしたが、今回もそれに劣らぬステージングであった。1番終わりの間奏にて、前回手袋を甘噛みして沸かせた梅原が、今回は絶妙なタイミングでの投げキッスを披露。また会場中のPを姫にしてしまった。
- 2日間のユニット曲のトリを飾ったのは「STARLIGHT CELEBRATE!」。この曲は正真正銘SideM名義のイベントで初めて歌われた曲であり、当時はキャストも6人のみな上に出演したのは4人、箱も200人程度の小規模なイベントであったが、4年の歳月を経てこの曲は12,000人の前で披露されるまでになった。しかしDRAMATIC STARSそれぞれの表情はその時と何ら変わらない笑顔であるのがまた印象的であった。曲終わりではモニターに夕焼けに照らされた海が映し出されていた。また、その後のMCで曲中に撒かれた紙吹雪を拾うスタッフ陣の姿が。スタッフさんいつもありがとう。
- 初披露の「DREAM JOURNEY」は、「GLORIOUS RO@D」に続いて長い曲、しかも後奏が長い曲であるが、その長い後奏を活かし、ステージ上でそれぞれの位置で踊っていたアイドルがアイドルファイル順に続々と集まって肩を組んでいき、全員が肩を組み合って一歩を踏み出す、という演出がなされた。
- 最後の挨拶では、それぞれ久々に集ったユニットに対しての気持ちが語られたり、岡村直央役・矢野奨吾からは直央に縁深い「母の日」についての言及があったりと感動的な雰囲気に包まれたが、榎木がSSAからの引っ越し宣言をした時にはその雰囲気は吹き飛んだ。その後「SSAを一つの目標にしてきた」と語った寺島惇太は榎木に対して「解釈違いです!」と訴えていた。ちなみに榎木は今後SideMのイベントが開催されるたびにその開催場所に住み着くつもりである模様。榎木の家のキャパシティをどんどん増やすことが目標になってしまうのであった・・・
- アンコール後の「DRIVE A LIVE」では、DRAMATIC STARS、Beit、Café Paradeがトロッコに搭乗。Beitのトロッコ内にはカエールが用意されており、乗っている間のみ堀江の手元に見られていた。また、曲の後半では恭二、隼人、志狼、タケル、大吾による通称「ゲーム組」のキャスト陣が集まっている様子も見られた。
- 今回は人数と時間の関係か、3rdライブでお馴染みだった退場時の練り歩きはなかった。また2ndライブ以来の銀テープ発射が行われた。また、公演時間は歴代アイドルマスターのSSA公演時間の中では最短のものになった。
公開された新情報
- 4thSTAGE開催記念の描き下ろしイラストの公開及びアソビストアでのグッズ販売の決定。
- Mobage版SideM内に恒常SRアイドルの追加決定。
- Mobage版SideMでの「あの頃のアイドルたち」の実施及び登場アイドルのシルエット公開。
- LIVE ON ST@GE!内での「SOLO ST@GE Series」ガシャの次回開催告知。登場アイドルは伊瀬谷四季。また「サイコーCOUNT UP!」の実装。
- LIVE ON ST@GE!内にて、新企画「315 DRAMA ON ST@GE」の開催決定。アイドルたちが日本全国を回る公演を実施し、その公演の演目及びアイドルの割り当てをPの投票で決めるという企画の模様。2020年夏より投票開始のうえ、2021年春から公演スタート予定。
- 5周年記念企画「Because of You!!!!!」の実施決定及び、新衣装を着た天道輝と天ヶ瀬冬馬が描かれたビジュアルの公開。池袋各店舗(animate、animate café、BIG ECHO、ナンジャタウン)でのコラボや、7月17日の5周年記念ニコ生の実施決定と出演者発表、8月25日の市原市民会館にてリアルイベント「Because of You!!!!! in 市原」の開催決定と出演者発表。
関連動画
関連項目
外部リンク
- 0
- 0pt