ニコニコ大百科

人生経験どうのこうのはともかくとして…w
１０話は感動とかではなくヴァイオレットが「堪える」ことまでできるようになったという話だろ？
相手の境遇や心境を総合的に斟酌し慮るんだから１話の彼女からすればずいぶん難度の高い行為だな
>>119
なんかピントがずれとるような気がするぞ…今回は父親の話じゃないがな
指摘の要素は６～９話で足かけ３話もかけてクリアしとるで
全１４話と考えるとけっこう大盤振る舞いして描いとる
特に９話最後のホッジンズとヴァイオレットのシーンがなければともかくちと噴き上がりすぎちゃうか？

どこか海外のアニメファンサイトで読んだような気がするが
これみたいに人一人の成長を丁寧に描こうという作品は最近は特に少ないというコメがあったな
それに慣れとらんヤツは解釈に手間取るだろうし、なのにたった１クール
非常にもったいないがある程度の駆け足印象はしゃあないか

実体験から人は他人の怒りを共有するのはたやすいのに
悲しみを共有するのは難しいというのが持論なんだけど
>>119を見るとまさにそのとおりだなとますます確信するよ

でもヴァイオレットは悲しみへの共感ができるようになってるんだからなあ
かたや怒りの共有はガルタリクの和平反対派という構図かな

今のところ今回のエピソードが一番好きだ。ヴァイオレットの台詞や振る舞いにこれまで描かれてきた彼女の成長を実感できる。

あとは最後のアンと母親のシーンがもうね…、一緒に過ごした日々が過ぎ去って空いたベッドが映ったシーンでもうそこで涙腺崩壊、そして誰宛ての手紙かすぐ察せたのに手紙のシーンでまた涙（手紙の量は予想外だったけど）、そしてヴァイオレットの泣きでまた涙でしたわ。

あとアンが泣きながらヴァイオレットをポカポカ叩くシーン、もちろん本編はあれでいいんだけど、原作CMでのあのシーンのアニメーションはすごいな

原作未読やけど最後のヴァイオレットの人間らしい大泣きはアニメオリジナルの演出らしい
（原作はこのシーンでも相変わらずすんとしているとか）
だとすれば彼女の成長を際立たせるなかなかの良改変
「お人形さん？」→「いや人形じゃなかった」というアンの認識の変化も
ヴァイオレットの成長（道具→名前に似合う一人の女性へ）のメタファー？
過去は消せんがドールとして人を幸せにしてきたことも消せんという９話の克服回を経て
自分の手がやわらかい手になることはもうない＝過去から現在までの運命すべてを受け入れ
ますます人間性が回帰したことを示す回やったと思う

特になんのひねりもない絵本のような母と娘の物語
オチもみえみえのベタなお涙頂戴ものなんかで泣かされるわけがないとおもってたが・・・
やっぱ絵づくりがずるい
この作品は京アニでしかできない直球勝負ですわ

>やっぱ絵づくりがずるい
>この作品は京アニでしかできない直球勝負ですわ
テーマは骨太だがテンプレと揶揄されるほどのシンプルなストーリーをここまで作り込む演出力の高さと
劇場版並みの高度な演出要求を実現する作画その他各工程の技術能力の高さ
それでいて各国語版を作り分ける作業時間も確保し世界同時配信を可能にするスケジュール管理
しかも社内では別件の新作劇場版複数本が同時進行…
ほかの制作会社とは明らかにいろいろなところがさりげなく異次元過ぎておかしいくらい

確かにこれで作画が残念だったら台無しだもんなあ
全部ひっくるめてｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

おっちゃん久々に涙ぼろっぼろ出しちゃったじゃねえか
J( 'ｰ`)し　からの手紙と成長した少女が読む展開までは冒頭であらから読めてたけど、ヴァイオレットの泣きでダバーだわ。隙を作らぬ三段構えとかズルいわ。
キモいオッサンの面更にキモくして何が楽しいねん

「貴方は今こそが確実に美しいのだ、キモいオッサン」

冗談は置いといて。
アンがぽかぽか叩くシーン、諸星すみれさんの演技凄かった。
声から涙腺破壊光線が出てた。

手紙50年分はさすがに多すぎると思ったけど
もし健康ならこの先娘の行く末を見守りながら生きていられたはずの年数では
と聞いてなるほどと思った

10話やべーな…アニメで泣いたの久々だよ

１０話ダメ、もうひたすらダメ！
ネタバレになるから書けんがあれはずるいぞ！

ＤＶＤ買います。今期一押しだと思うんだがどうか

予測可能回避不可能。
録り貯めてた湖の話から一気に見たがこれはやばいわ……。

>>126-128
確かに絵が失敗してたらなんか安っぽいという印象になりそうなギリギリのライン突いてるな。
映像は綺麗だしキャラの作画もうまいから、綺麗って言葉が出てきた時に、作中キャラが綺麗って言ってるから綺麗な場面なんだろうとか、涙が出ているからここは悲しんでるシーンなんだろうみたいな言葉や記号のフィルターを通す必要がないのはかなりの強みだな。

この作品は「オタク的」なアプローチが決して万能ではない一例ではないかとふと思った
作中の架空の大陸や文化、歴史など、この作品では登場人物の心情表現とその理解に邪魔になりそうな情報は、意図的に曖昧にし徹底して情報量を抑え背景化しているように見える
例えば原義の自動手記人形やヴァイオレットの義手がある一方で照明は非電化のガス灯やランプ・ろうそくのみだったりと技術水準の判断は不能。だから戦争描写がありながらミリオタですらぼんやりとしか語れない。文化風土気候も一見19世紀欧州風に思わせて実際はアジア欧州意図的にまぜこぜだから批評不能
そしてストーリー自体もシンプルだから、結局受け手は高度に表現された登場人物の非記号的な細かい演技や画面描写に注目し、自身の知識ではなく自身のリアルな経験や感性に基づいて、彼らの心境に思いを馳せるしかなくなる

重箱の隅、森の中の木を細かく見て楽しむオタ的鑑賞方法と相性が良い記号的ギミックに満ちあふれた作品が普通なのがアニメ界だが、本作ではそういう鑑賞姿勢にこだわるマニアックな人ほど逆に作品が理解できない状況に陥っているような気がする…

全体的に「やりたいシチュエーション」ありきだと思うよ
1話1話は良いけど全体を俯瞰してみると設定や展開甘さが目立つ感じ

お話って必ず
設定や展開を見なきゃいけないものなんだろうか
いや素朴な疑問なんだけど

え、何言ってんの？

>>137
日常系やAVみたいに大して話や設定に重きを置かなくていいみたいなのは確かにあるけど多分そういう話じゃないよね
それともエヴァガもそういうもんだっていう話？

>>136
＞全体を俯瞰してみると設定や展開甘さが目立つ感じ

寓話（おとぎ話）だからな・・・
アンパンマン観るとき「何でパンがしゃべるんだよ」とか「古い頭はどこ行くんだよ」とか
「そもそもパンで黴菌に戦いを挑むのがどうなんだよ」とか「最終的に平和訪れんのかよこれ」とか
誰も言わないのと一緒

>>135
長々と語ってるけど
要するにこの作品はミーハー向け的かつ、人生経験や感受性が求められる作品（考えるな感じろ的な）って言いたいんかな

まあこのまとめが合ってるかどうかはともかく
とりあえずいろいろズレてると思う

>>135
確かに設定を考えることにそんなに意味のない作品ではあると思う
でも映像の作り方には相当オタク的なアプローチができるんじゃないかな
4話は靴に着目するとアイリスがどういう感情で話してるかわかるし9話は1話との対比構造があって、最初から見返すとヴァイオレットちゃんの成長が一層際立つ
自分的には映像に対して純文学的な楽しみ方ができるオタク向けのアニメだと思ってる

>>140
あ、マジ？　そこまでハードル下げてるの？

>（考えるな感じろ的な）って言いたいんかな

そうやないんとちゃう？
その表現でいうならむしろ
「考える範囲が設定と展開だけやと狭すぎ。
だからそういう人は作品に頭かしげとるんとちゃう？」ってことやと理解したが。
ちょっときつい言い方かもしれんけど
硬直化した見よう見まねの通り一遍のオタ手順で「設定と展開が『甘い』」のひと言で思考停止するよりも
この作品の作りはほかとなんか違うてるみたいやなあ、
どこが違うんやろか、なんか狙いがあるんやろかと考えるほうが
余程頭使うてるしほんまのオタクやと思う

あと無自覚なんやろうけど「設定と展開で判断できるワシ格上」臭きつくて笑えるｗ

>>143
どの要素を重視するかって話であって、どっちが上かって話じゃないんだがな
どんな物語も現実と照らし合わせて細かく見ればおかしいところなんかいくらでもあるし、
それを全部排除したら物語なんてものはそもそも成立しない

>>144
なるほど
まあ「ここってどうなのよ」ってなって甘いとするか演出的な意図があるに違いないと感じるかは
結局は前者は確かに思考停止、後者は妄想・脳内補完に見かたによってはなっちゃうしね

それにしたって>>135のこの作品のガバいところは人物に注目させるためなんだ！みたいな論調は流石に「いやいやｗ」ってなるけどｗ

>>145
あーいや、俺が言いたいのはそういう物語に対する許容度をアンパンマンレベルにまで下げちゃうんだなーっていう話

>>147
だからレベル下げるとか上げるとかそういう話じゃないって・・・お前アンパンマン舐めてんの？
じゃあ喩え変えようか？
X-MEN観てるときに「超能力なんか実在するわけねーのにｗｗｗ子供だましｗｗｗ」って、いちいちツッコミ入れながら観るんかお前は？
現実的に考えると、仮に超能力が実在した場合、その影響は社会のあらゆる領域に徹底的に浸透して作り変えてしまうだろうから、劇中で描写されているような「現実とほぼ同じような社会に、とって付けたようにヒーローチームや悪の組織がいるだけ」みたいな感じの社会には絶対ならないわけで、それ考えるとあの映画は考察が全く足りてない荒唐無稽な馬鹿映画ってことになるんだが。
でもX-MENの制作者は最初からそんなこと主題にして映画作ってないし、見てる方もそんな辻褄合わせ求めてない。
力点を置いてる中心部がそもそも違う。
辻褄を気にするのは別にいいし、そういう見方もあっていいと思うけど、作品の評価基準がそこしかないって、視野が狭すぎると思わんか。

なんか噛み合ってないからもういいわ

まあどう考えても「人形のような少女」「手紙」「義手」「タイプライター」って描きたい要素があって、そこに肉付けした作品だろうしな。
世界観はそれが絵面的に映える形で纏めただけだろうな。
シナリオは特に目新しいことやってるわけじゃないし、中身も完璧かと言われればそうでもない気がするが、上記の描きたいであろう要素を京アニという集団が全力出したら120％の魅力引き出して、それだけで見ててワクワクするような作品。
時々見せたい部分を見せれるように物語動かしてる感じするから、そこが鼻に付いたりテーマに興味なかったりする人はダメなんだろうなとは思う。