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幕末にバズーカ砲があったってこれマジ？
https://twitter.com/Wakiya_Teishu/status/1089699676972969984

>>121
アームストロング砲かな
この当時世界最強のロマン砲と、使用者の大村益次郎 や河井継之助は
調べてみると実に浪漫が溢れるぜ

あと百年もすれば感情論抜きにした戦国時代並みの冷静な考察が主流になるかも。
戦国時代なんて幕末が遊びに見えるほどの謀略と虐殺の嵐だけど『蛮行』『悲劇』という言い方はされない。
むしろ苛烈な謀略を仕掛けた側が策の緻密性を考慮されて天才と評価されたり、逆に滅ぼされた側が敗因によっては厳しい評価を与えられる。幕末もそういう観点で見る時代がいずれ来ると思う。

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志士といっても幕府を倒して新政府を築こうと暗殺や脅迫を繰り返した薩長はまだマシな方
幕末京都には情勢を見て上京した諸国の無頼漢が尊王攘夷志士と称してあつまり、
あるいは商人から金銭を脅し取りあるいは略奪に励んで生業とした
長州藩が京都に放火して孝明天皇を拉致しようとしたという池田屋事件は有名だけど、
西郷どんも無罪ではない
幕府を挑発して鳥羽・伏見の戦いを起こさせる為に、
相楽総三に命じ薩摩藩邸を拠点に江戸市中で公然と略奪放火を繰り返させた

我々は明治維新の遺産の上で平和な現代日本を楽しんでいるけど、
その陰では色々なものが犠牲になっているわけだ

んなこと言ったら幕府の治世は、無理やり滅ぼした豊臣秀頼と、十数万規模の虐殺と略奪を受けた大阪の犠牲の上に成り立ってるわけで、それを省みるどころか体制の為のスケープゴートにしてきた現実がある
じゃあ、そんな事をやらかした幕府に罪があるのかと言えば、それが歴史だからしょうがないという話でしょ。
日本の体制崩壊によく見られる行為が起きただけで今さら目くじらてる事でもない

「薩長は、幕府を潰すために放火や略奪をした！」と言っても「その幕府も同じ事やってたじゃん」と水掛け論になるだけ。大事なのは何故体制が滅びたのかを考えて教訓にする事

「我々の平和は維新の遺産とそれに伴う犠牲の上にある」と言っただけなのだが、
>>126のいう教訓というのがどこにあるのか、実に理解に苦しむ
「何事にも犠牲はつきものだ、罪とか呼ぶな」とか、それが何かの教訓になるのか？
それとも「偉大な事件の犠牲者は歴史から抹殺せよ」系の史観の人？

だって意味がないでしょ
教科書で、明治維新の説明に「近代国家の日本を築いた一方で、邪魔な幕府を滅ぼすために江戸で放火や略奪を行いました」と書いても「おいおい」と思うだけ。
同じく江戸幕府の説明に「平和な江戸時代を作った一方で、邪魔な豊臣家を滅ぼすために大阪で10万を超える人々を殺戮しました」なんて書いても「おいおい」と思うだけ
そういう所から、ネトウヨや原田伊織のように地域対立を煽るアホが出てくるんだから、説明するだけ無駄だし無意味なんだよ

教訓とは、現体制も過去の二の舞にならないよう、しっかり歴史に学べということよ
いつの時代の体制だって滅びたくて滅びたわけじゃないんだから

「偉大な事件の犠牲者は歴史から抹殺せよ」系の史観の人だったのか
つくる会の教科書とかNTUYも基本的な発想は同じだな。歴史美化に都合が悪い犠牲とか悲劇とかは全部なかったことにする
まあ全体主義史観と呼ぶべきなんだろうな。何らかの思想集団の目的が全てでそれに伴う個人の死など何の意味もない

だが、現代日本は民主主義国家で個人主義社会なので、
歴史学的な関心では常に「それは諸個人にとって良かったの？」という問いが為されると思うよ
明治維新だって常に功罪両面から評価されるし、
「近代化されたから良かったじゃん功功片面だけで見てよ」は通らない

幕末の亡霊が令和の時代にもまだ生きているんだなぁ

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>>129
明治維新だって常に功罪両面から評価すべきだと思うけど
明治維新の罪過面を殊更に強調する人達の多くは何故か
明治維新以前の歴代の体制変革の罪過面を無視して
挙句の果てに陰謀論（主にユダヤとかタブセとか）に走る人が多い印象

>>134
明治維新以前の歴代の体制変革の罪過ってなんだろ？
江戸幕府の硬直性や抑圧性を叩く議論は珍しくもないけど

ところでこの「幕末」って言葉は、誰がいつ作ったんだろうか
普通に考えて、明治以降の歴史学者なんだろうけど

>>134
明治維新は近代日本の夜明けであり、同時に天皇制ファシズムへの入り口でもあった
功罪両面からの評価が現代歴史学では一般的だろう
罪罪片面で評価するヒトが歴代体制変革の罪過を無視し云々、ってのは良く分からん
具体的には何ていう史学者さんの話？

軍事視点から見て幕末の戦いで西洋の最新銃や最新戦術の普及の影響で戦国期等のこれまでの戦法が全く通じなくなったレベルまで戦いが進化したのは面白いな

そもそも、戦国時代よりも人口が増えているのに、兵隊を集められず、
戦国時代のように戦うことすらできないのが面白い。
外的な要因だけでなく、内的な要因も無視できない。

戦国時代に関しては農民兵が大半だから多少はね？
幕末じゃ武士が軍の大半を占めていたから兵力が少ないのも無理はない

ただ、戦術や武器の性能が飛躍的に向上したから少数の兵数でも戦国基準の装備をした幕府側の大軍を討ち敗れるほどまでにはなった模様

戊辰戦争　動員兵力　幕府軍２万、薩長軍５千　犠牲者数８４２０人

西南戦争　動員兵力　新政府軍７万　　薩摩軍　３万　犠牲者　1万3200

戦国期の合戦より兵力が少ない幕末～明治の戦争で1万前後の犠牲者を出している事を考えると犠牲者数だけで見れば幕末期で戦闘規模が大いに上がったのは間違いない　戦国期で1万以上の犠牲が出た合戦なんて長篠、関ヶ原、大坂の陣ぐらいだしな

そもそも武士に期待されているのは指揮官としての役目（だから何人扶持も碌が与えられる）なのに、
兵を組織できずに武士が直接戦う想定なのはおかしくない？

という批判は、熊沢蕃山とか荻生徂徠の時代からあった。
（だから江戸や城下町に武士を集めず、領地に土着させろ、という主張）

とまれ武士を領地に土着させていたら独立勢力化して、中央への帰属意識も薄れていた恐れが
領主と領地を程々に切り離した参勤交代は良い悪かはともかく分離阻止政策としては面白い発想とは思う

期待して読んでみたらスベってるだけの記事じゃねえか…残念
いかにも覚えて間もない子供がネットスラング使いたくてしょうがないって文章が読んでて恥ずかしい
居たたまれなくなって1/3も読めなかったわ

2010年代前半までならまだ通用していたノリだね
ここは時代の流れから取り残された過疎地だからそういうのが残りやすいんだ
田舎ほど古いものが残ってるアレだね

確かに記事内容のネタが時代を感じるのは否定しない
なに、これだけ高言してのけたのだ
きっと>>144が自分で、Wikipediaのコピペでなくしかもニコニコ大百科らしい
再び今週のオススメ記事に選ばれるような記事を書いてくれるさ

>>136
福沢諭吉の自伝に「いわゆる幕末」と書いてあるから、それ以前からあった言葉らしい。多分倒幕してすぐできたんだろう。

「明治維新」論の歴史は調べると面白いよ。本も色々でてる。第二維新が必要だと言った徳富蘇峰とか、薩長のクーデターに過ぎないと言った津田左右吉とか、明治維新は資本主義革命なのか争った日本資本主義論争とか。戦後は1970年代頃まで唯物史観があったから明治維新批判が多かったけど、その後は明治維新礼賛論が多くなったな。

ぶっちゃけ明治時代が上手くいきすぎてるんでどう評価しても合格点以上にはなるっしょ

まあ世界的に見ても存在しているかどうかも怪しい明治以前の無名国から近代化して日清日露を勝ち抜いて世界に台頭するレベルには成れた訳だしな。それ以前の日本史とは別次元で世界に影響を与えたのは凄い。

江戸時代になって日本列島に人が来てからずっと狩り続けるだけだった森林資源が少しだけ保護されてなんとか木材や薪炭を確保してたけどあのまま鎖国続けてたら軍事的に滅ぼされる前にイースター島のように自滅したんじゃないか
江戸の街でリサイクルが盛んだったのも自国内で全て回す必要があったからだろうし