781 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 01:19:00 ID: 2TcgEXqYp0
というか、仮に軍が力を行使できるようになったとしても、それが民主的で正当な手法なら問題ないと思うんだが
軍人だろうと参政権は認められてるんだから
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782 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 01:34:48 ID: ftAFhhvK4d
曲がりなりにも近現代の立体制を支持し、自らもその一足らんと思っておられるであろうここのお歴々は「お前ら中世以来行動形式変わってないからダメなんだよ」って言われてどんな顔してるんだろうってのはちょっと気になるところ

軍閥(http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/65740/m0u/exit)の意味が分かってないのか定義なのかは知りませんが、今軍閥と言ったら普通は「反政府武装勢力」のことをしますわね
(こんな感じの【世界の軍閥一覧http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%BB%8D%E9%96%A5%E4%B8%80%E8%A6%A7exit】)
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783 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 01:35:52 ID: ftAFhhvK4d
さて、内容については疎なので取り合いませんが、あんまりにも見えてる色が違うらしき軍需産業語りなどしますと
日本の最大手三菱重工が軍需率10%前後、二位が5%前後、三位以下が3%から1%未満という感じなんですが
の軍需産業では高いところだと9割とかえますし、旅客機大手のボーイングですら5割とかだったりするわけでして
日本はむしろ率が低すぎて、が利の良い分野への経営資の集中を要したときに軍需部門が切られてしまうのではないかというのが問題になっていたりするわけでして
軍閥作るどころか軍事企業内から消えるんじゃないか、どうしようというのが実際のところだったりします
ま、実の話なんでどうでもいいですかね、興味ないでしょうし
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784 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 01:41:43 ID: hmUY9i3q2Y
>>776
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/pko/pko_sanka.htmlexit
PKO参加原則の5番が、武器の使用について定めているよね?
これが制限的なのは、集団的自衛権が認められていないからです

9条の解釈について言えば、純な文理解釈からすると、むしろ集団的自衛権を認めない理由はなくなるよ
1項の「際紛争を解決する手段としては」という文言がkey
同じ文言が、パリ不戦条約でも用いられているんだよね
条約侵略戦争を違法としたものであった
つまり、同文の際的基準に基づいた解釈は、あくまで侵略戦争の放棄であったんだよね

2項でも、「前項の的を達するため」という文言が加えられていることから、上述したニュアンスを残すところにこそ意義がある
つまりは、2項が文化するのではなく、1項の同文言が文化しているんです

国際法上も認められている集団的安全保障を放棄するという選択は、法律というよりも、かなり政治的なものであるということは理解しておいてください
もちろん、それでも放棄すべきだというはありですよ
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785 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 01:50:49 ID: lsoKRnqnN4
>>751>>753
たしかに現行憲法集団的自衛権は解釈改憲上可かもしれない。

でも何年も議論を重ねてきたのに全然改正されてこなかったし、
解釈改憲をあまりやりすぎるとそれこそ憲法の権威に疑問が生じるから改憲論に至っても問題ないと思う。
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786 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 02:05:42 ID: ftAFhhvK4d
昔の護はそれでも立憲主義的感性が残ってたから乖離を糺せと言ってたけど(方向性がお花畑だったんで現実に押し潰されたけど)
今の護憲法の条文が変えないためなら書いてないことをやるのも書いてあることをやらないのもOKってスタンスだからねぇ。
立憲主義の根幹である「そもそも書いてあることを守る」っていう信念が腐ってしまっているとしか。
その上自分は立憲主義の擁護者であり立憲主義の敵を討ち破らなば!みたいな幻想に取り憑かれているのだからもうちょっとしたホラーよね。
立憲主義の敵Avs立憲主義の敵Bなのに。
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787 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 02:06:33 ID: ZzTvV0YYLJ
>>780
>全て、「今の日本防軍という名称に変更したら生じる危険」という前提でないとスレチ
>軍に関する一般論や、過去の、しかも武士の時代の軍についてはどうでもいいですから

マジで? そういう議題だったの……。スマン。
それこそ「名前だけ変えても意味ないから」でFAだわ。

っていうか、変に鎌倉幕府にこだわってるけど(鎌倉幕府に話を一度も限定してない)、
鎌倉幕府から戦後自民党55年体制)までの通史的なろことで論じてるわけで、
そこを無視されるのは困る。
民主主義日本に直接応用のできるかどうかの問題は、
前提として論じる必要がないと思ってたんで、ちょっとショックだわ。
二大政党制」なんて日本人に合わないものを持ち込んで、
自民党vs民主党というアホな対立構造下で失敗してるのは、
直近の例としてあると思うんですがね。
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788 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 02:08:25 ID: ftAFhhvK4d
いや、「AvsB"かもしれ"な"い"のに」にしておこうかな。一応。
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789 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 02:38:13 ID: dRp2Jfl5KL
>>785
でもどこかで本当に正しい解釈はどうなのかって議論は必要かと。
これによって改憲の理由が大きく変わるわけで、
時代に合わないとかそういう理由なのか、単純に文章が分かりづらいからと言うに。

>>786
解釈改憲は書いてあること以上の解釈は出来んのよ、
憲法9条侵略戦争放棄してるのに侵略戦争だと言って戦争を始めるのには流石理があるように。
(まあ理由なんてどうとでもなるだろと言う突っ込みは置いといて)
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790 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 02:40:46 ID: dRp2Jfl5KL
だいたい法に解釈についての議論が発生しないならこの手の学問って発達する必要がい気がするんだけど詳しい人どうよ。
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791 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 03:24:26 ID: hmUY9i3q2Y
>>787
別に議題を名称変更に限らなくてもいいんですよ
その場合は、「自民党が考える」防軍というものに、名称変更以上の意義が意図されていることを論した上で、話して行けばいいんです
それが、スレに則した話題というものです

鎌倉幕府だろうが通史だろうが、どうでもいいってこともわからないみたいだね
日本人民性が背景事情が変化しようと不変のものであること、現在でも同じ因果関係を持つことを論しない限り、ここでの議題にはを与えないから
だから、民主プロセスがないから企業団体に委ねているという構造はなく、企業団体が力を持つのは民主プロセスにあるからだということだけは摘しておいたよね?

民主主義というのも意味不明ワード選択だが、二大政党制が機していないことが、なぜ「日本人に合わない」ことが原因となっていると考えるのかもわからない
更に、その問題が軍という団体が力を握ることと、どう関係するのかも説明できていないね

自分の考えていることを「当たり前の前提」として話しても、論にならないってわかろうね
それで満足したいなら、他人に話す必要はないから
ちなみに、その肝心な部分を論しようとしても、具体的な事実が支持してくれないことは、ftAFhhvK4d さんが示した通りです(>>765 >>783
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792 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 03:46:30 ID: hmUY9i3q2Y
>>790
だいたい、解釈改憲という言葉自体が不自然
解釈というのは何かを変えているのではなく、元々の意味を探っているのだから、前の解釈と異なる内容にしても、憲法は改まらないよね

法律論におけるただの解釈を解釈改憲と呼ぶことにより、立法論とのギャンビットに持ち込もうとしているから、解釈が「その場逃れ」であるかの様なおかしな話が出てくるんだと思う
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793 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 03:58:08 ID: 1mllB4BfRl
内閣総理大臣を最高指揮官とした戦力が防軍である

日本国民は、正義と秩序を基調とする平和実に希し、権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、際紛争を解決する手段としては用いない。

前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。
防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制にする。

これって怖くね?解釈次第では、政府内の人間を都合のいいように粛清できたり、
平和の名のもとに日本人アメリカ兵を押し付けられる可性もあるって事じゃないの?
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794 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 13:09:00 ID: c0bZuqLx9J
>>793
まさにその通りだと思うよ。

それと、「益及びの秩序に反しない限り」という事も、また解釈次第で、自民を殺しかねない危険な項だと思う。

まるで、スターウォーズパルパティーンの唱えた新秩序みたいだなと思ったよ。
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795 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 13:29:34 ID: Q1fg517JSg
初めて見たけど、なんじゃこりゃ
大日本帝国憲法に逆戻りしてるじゃん

そもそも、日本国憲法施行からおよそ70年
その間一回も改正されてないし憲法に関する大きな問題が発生してないってのは、現行憲法で問題ないって事の表れじゃないのか?
児ポ法の件といい、最近自民党が胡散臭くてしょうがないな
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796 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 23:02:23 ID: 2TcgEXqYp0
>>793
>>政府内の人間を都合のいいように粛清できたり
どうやったらその3文からこんなことが読み取れるの?
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797 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 23:04:00 ID: SvLLwn8ykK
>>795
帝国憲法になかった道徳に関する条文を追加しているからむしろそれ以下だろうね。
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798 ななしのよっしん
2013/07/18(木) 23:40:12 ID: Z0ynFyijsf
とりあえず再確認だけど、「立憲主義」は辞書的には「憲法に基づいて政治を行う原理」(法律学小辞典)。
でも実際は、広義には「政治権力あるいは国家権力を制限する思想あるいは仕組み」、狭義には「近代国家の権力を制約する思想あるいは仕組み」(長谷部恭男,憲法の争点)。

で、理由とかは省略するけど9条については「日本国民の摯な反省の意を表し、かつ世界平和の理想をす」もので「この理解に従うべき」という立場は「立憲主義理念と根底的なレベルで衝突する」という摘(長谷部同上)がある。
一方で、この批判に応えて(?)、非武装平和主義立憲主義の文脈で捉える動き(=平和生存権)がに非武装に広まってるわけね(ソースはちょっと…。争点と選が佐々木氏なんで非武装の意見じゃないし…)。

釈迦に説法な気もだけど、要は”立憲主義憲法を文脈解釈のみで運用する”ではないって程度の話ね。
悪い言い方をすれば、公共の福祉とか人権保障方向にバイアスがかかってるとも見れるのもある。
まあ、このあたり共有しておきましょうみたいな。論私の勝手で唐突な言い分ですケド。
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799 ななしのよっしん
2013/07/19(金) 00:42:15 ID: dRp2Jfl5KL
>>792
ということは解釈改憲と呼ばれてるものは別に立憲主義に反するわけじゃないんだな。
解釈はその意を探るってことなのだから。
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800 ななしのよっしん
2013/07/19(金) 00:49:34 ID: VPrmrt56Mh
>>795
どう考えるかは人それぞれなんだけど。

改憲が必要とされる理由の一つは、現状と憲法上の表記に乖離があるのでそれを解消しようというもの。
今までは解釈とか凄いあやふやなやり方で乗り切ってきたけどそれでいいのか、ってのが出発点。
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801 ななしのよっしん
2013/07/19(金) 01:01:19 ID: ZzTvV0YYLJ
>>791
鎌倉幕府だろうが通史だろうが、どうでもいいってこともわからないみたいだね
日本人民性が背景事情が変化しようと不変のものであること、現在でも同じ因果関係を持つことを論しない限り、ここでの議題にはを与えないから

うんだから、それを通史的に論したというか、
これは基本的にいろんな面から研究があると思うのだが。

>だから、民主プロセスがないから企業団体に委ねているという構造はなく、企業団体が力を持つのは民主プロセスにあるからだということだけは摘しておいたよね?

そうじゃなくて、日本の場合、企業団体の民主プロセスの介入が異なるということ。

>欧民主主義というのも意味不明ワード選択だが、二大政党制が機していないことが、なぜ「日本人に合わない」ことが原因となっていると考えるのかもわからない

二大政党制日本政治状況については、
既に研究がたくさんあるんで、今さら言うまでもないでしょう。
とりあえず政常」あたりの問題構造から調べてはどうかと思う。

>更に、その問題が軍という団体が力を握ることと、どう関係するのかも説明できていないね

二大政党制の例は、民主プロセスとして議論が普遍的に適用できる、
ということへの対論。
そしてそれが意味するのは、「諸外でそうなんだから日本でもそうなるでしょ」
という安易な継受政策への警鐘なわけです。
世界的に見ても二大政党制なんてアングロクソン系でしか成功していないものを、
民主プロセスの名のもとに安易に継受しようとしてみたのが、
自民党民主党という対立構造だったと言えるわけで。
そしてこれを今度は防問題でやらかそうとしている。
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802 ななしのよっしん
2013/07/19(金) 01:43:59 ID: Z0ynFyijsf
>>784
あなるほど、9条の解釈については重きを置く場所が違うからなのか。
個人的には、「戦力々」に重きを置いてるので、
1.「際紛争々」「前項々」→この時点では自衛権は禁じてない
2.「戦力々」→集団的自衛権まで認めてしまうと軍とほとんど同じになるので禁止

KOについてはこっちの理解不足だった。
の中だと、「PKOは集団安全保障で集団的自衛権とは関係」という理解だったんだ。
ただ、軽く調べたらPKO(PKF)の駆けつけ警護については微妙っぽい。
例えば、「憲法の争点」では政府見解を基調に「集団的自衛権がない」ことが理由になるような書き方。
一方、ここ(http://www.magazine9.jp/taidan/003/index03.phpexit)だと一蹴されてる。
もうよく分かんない。か専門の人が解説してくれないかな…。
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803 ななしのよっしん
2013/07/19(金) 02:02:43 ID: Z0ynFyijsf
連投ごめん。
>か専門の人が解説してくれないかな…。
これは「>>764氏は専門の人じゃない」という意味ではないです。
誤解を招く表現で申し訳ない。
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804 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 02:17:52 ID: FAbW1geXfO
公共の福祉】の解釈どう思ってんだ?改憲反対は。

公共の福祉】は人権の対立時の制限だけでなく、益及び秩序を内包してると思うんだけど。

人権人権のぶつかり合いが起こった時の制限だけ【公共の福祉】が機するなら、器準備集合罪や暴力団対策法は公共の福祉に対して違になるんじゃないの?
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805 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 04:45:18 ID: YV+8qYWGnp
>>804
これは「自民党」の記事でも議論になってた
非常に重要な論点だ
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806 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 05:44:09 ID: hmUY9i3q2Y
>>801
だめだこりゃ、反論になっていないじゃない。
・あれでは論できていないことを摘しているのに(現代の、企業団体へは政治権力を委ねてはいない点)、「論した」
・「日本には民主プロセスなどというものはなく」(>>777)、団体に政治を委ねるという日本の伝統(?)を論拠としながら、何の説明もなく民主プロセスを前提としたに方向転換
・どの様な既存の研究が自分のを支持するかを特定せず、「研究がある」
日本での二大政党制に問題があることと、あなたの「日本人には合わない」という結論は直接繋がるとは限らないからこそ「説明できていない」と言っているのに、懲りずに「二大政党制日本政治状況」などという一般的な話を持ち出す。別に日本二大政党制が機しているかどうかを争っているのではありません。因果の説明もなくその事実を挙げても、「あなたの」を支持することにはならないんです。

そして、全てのと、自民改憲案との具体的な関連性が説明できていない。
もういいです、議論になりません。自分の言いたいことを言うだけで満足なら、これで十分でしょう。
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807 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 06:10:40 ID: hmUY9i3q2Y
>>802
解釈の際に、どの文言に重点を置くかは大事です。
でもそれは、全ての文言を統一的に説明できる形でないといけません。

2項における、「前項の的を達するため、陸空軍その他の戦力は、これを保持しない。」という文言は、切り離して読むことができるでしょうか?
逆に考えるとわかりやすいですね。
前項の的(侵略戦争の放棄)を達成するための「戦力」は保持しないという読み方をしないと、自衛隊や(単純な)自衛権さえ問題になります。
なぜなら、限定なしでの「陸空軍その他の戦力は、これを保持しない」とは、文字通り一切その類のものを持たないことになるからです。
軍そのものの禁止ではなく戦力の禁止であるため、あなたの仰る軍と同じになるかは関係ありませんね。
軍との近接性を問題視するのは、「自衛隊」(≠軍)であることに政治的な意義を見出しているからだと思います。

文頭に的が示されていることから言っても、2項の題は「ある特定の戦力」を保持しないことと読むのが適切だと思いますね。「戦力」の解釈で以上の批判を回避したとしても、条「文」として不自然読み方となることに変わりはありません。
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808 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 06:20:39 ID: vzusfD2ncf
>>800
自民党改憲案でそれが解消されてるとは思えないな
それは改憲のための口実にすぎないんじゃない?
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809 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 07:16:52 ID: hmUY9i3q2Y
>>802 (続:PKOについて)
もPKOについては専門ではないので(前のレスでも慌てて防衛白書などの資料を持ち出しました)、正しい説明であることの保はありませんが、せっかく興味深い(また染み深い)参考資料も上がっているので、自分なりのレスポンスを。

まず、PKOは集団安全保障であって集団的自衛権でないという考えは、おかしいです。
集団安全保障とは、安全保障上の戦略の一つの名称であって、集団的自衛権の行使とは別次元の話です。PKOも、当然に集団安全保障の一つであるとされていますし、両者が非両立の関係にあるわけではありません。

で、集団的自衛権と警備警護の関係ですけど、現行法上は、関係があることとなります。
法律構造を確認しておくと、
憲法9条集団的自衛権を認めない→②それを前提として「PKO参加五原則」(続いて)「国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律」が制定される→③同法及び参加五原則の5番武器使用基準から「警備警護」ができない

直接規定する法規が立法されるまでの過程、あるいは、それを解釈する上で、集団的自衛権を認めるかは重要な地位を占めていることがわかります

PKOであるにもかかわらず集団的自衛の話になるのは、「PKF」という集団に一体化しておらず、「協力」という立場にあるからでしょう。(自分が攻撃されていない)
その記事で、「集団的自衛権ではない」という話がどういう意図でされているのかがわからないですが、「本来のPKOなら」ということなら納得できます。

小林教授のPKOに対する理解は、その記事からだけではどうもわかりにくいですね。発についても、上官の命による組織的な発は可であることを踏まえてもなお、「変な原則」だと考えているのだと思われますが、その点もはっきりしませんし。
集団的自衛権とは関係ないというについては、もう少し詳しい理由が書かれた資料を見てみないとなんとも。
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810 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 07:39:24 ID: hmUY9i3q2Y
>>802 (PKO補足)
一応、詳しく述べた文章を見つけました。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200809_692/069201.pdfexit
これの13/23以降の議論背景にあるようだね。(際的な活動における9条の不適用)
高橋和之教授の反論とかも、引用されている。

個人的には、9条のPKOへの不適用という構成は、正に9条が原因となって純な意味での「参加」となれてない以上、一蹴して採ることのできるものではないと思う。
9条→「参加」していない(際的な場、別次元と言えない)→9条非適用と言えない(9条スパイラル?)
の理解では、これが限界だね。
いや、勉強になる良い機会でした、ありがとう。
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