ニコニコ大百科

暗殺教室の潮田渚と茅野カエデで青少年のジュブナイル沼にズブズブになった俺、時が経ち同作者の逃げ上手の若君最新巻で実質幼馴染の長期間恋愛が3件同時に成就する、時代設定を味方に付けたウルトラCを味わい至上の喜びを味わう。

それはそうと史実パートも楽しみではあったから書き下ろしでぶっちゃけられる程の駆け足ぶりに「漫画連載も大変なんだな……」と同情を禁じ得ない。

海野のおじさまに子供生まれないと
真田昌幸や真田幸村が誕生しないから仕方ないね

まさかの吹雪再登場だけど、あれ若がもう少し吹雪と一緒に居たいって粘っていたら、蘇生が間に合わなかったんじゃないかって気がする。

でも、ここから尊氏が更にひっくり返さないと史実通りには行かないからな。
やはり生きて足利直冬に合流するか、死して怨霊となって直冬に力を与えるか。

しかしまあ、言っちゃなんだが2回長期連載を完結させてるベテランが絶妙なバランス感覚を持ってたからこそ、このジャンルでちゃんと完結できるという稀有な例になりそうだな
あそこアレで良かったのかとかもうちょい尺使えよとか色々あるのだが、それ言い出すと「じゃあそれ実際にやってたら完結できたの？」で全部反論できてしまうという……

やっぱり少年漫画で歴史モチーフは鬼門のままかもしれないという印象はこの漫画でも消せなかった気はする

海野とか禰津≒根津とか望月とかやけに真田十勇士みたいな苗字多いなと思ってたけど、そら当然なのか？

なんだろ、セックストレーニング辺りから「作風そんな感じでしたっけ…？」って少しずつ後退してる自分がいる

流石に巻頭でゲロはないわ

民間信仰の範囲だと不漁不作の折に御神体を罵ったり穢して神様を怒らせる祈願方法があるから
ゲロで済ませるなんて優しいなあ（過激なやつでは牛馬を屠って川に放り込むし）と思った

最終決戦で主人公サイドが嬉々として吐くのはやめてくれよ、素直に3人のコンビネーションで渡り合うだけじゃダメだったんか？

三体コンビネーションだけなら2話の五大院で少年期に既に通過してきたポイントだし、ガタイがデカくなっても童心に帰ってやることまで変わってないんじゃ「20年進歩してないね」ってなっちゃうじゃん？
心の師匠・大楠公のウンコ油掛け流し戦法とか、玄蕃のウンコ爆弾とか、汚い思い出からも目を逸らさず全て受け入れた結果、捨て身のゲロ掛け戦法になったんだよ…(誌面から目を逸らしながら)

絵面が悪い意味でギャグ漫画のそれなんだよねえ…
元々シリアスなシーンでもユーモアは挟む作風だったけど、ネウロや暗殺教室だと物語の山場はしっかり真面目に書いてたのにな
よりによって吐瀉物って
生理的に不快な絵面はギャグにすらならんぞ

マジでどうしたんだ？
話題にさえなればいい的な思考というか、なんか疲れてない？

完結が確定して、体調問題か不祥事でも起きなきゃ完結できる無敵の作者と化したんだろう

作品三つ売れた漫画家はそら会社じゃ無敵だろうよ
マジで近年じゃ居ねえもん

平野耕太先生のドリフターズ（漫画）でも、史実に基づくうんこネタは有ったけど、さすがに直接的な描写は避けていたからね。

でも仮にここまでアニメ化されたらどうするんだろう。

ラストバトル専用コスチュームへの流れを作るためのゲロ祭りだった説

いやあ、悪の化身から悪の成分を抜くのに吐瀉物を使うの、一周回ってかえって新鮮では？
少なくとも物語内で理由が明解に説明されている以上、アニメ化どうすんのよという観点以外で減点要素ないけどな（加点はするもしないもご自由に）

今週のメタネタはどうなのって気はしたわ
別にこっちは時行が落ちぶれたまま我慢してほしいなんて特に思ってないんで
こんな調子だとあの神とやらは封印されたら現代にすっ飛んできそうだな
そして現代の時行一行の子孫にまた倒されると

もともと、この作品は人生ゲームを始めとしたメタネタが多い作品だけど、極めつけのメタネタ来たね。
というか尊氏に取りついてる悪神が松井先生本人でも驚かないぞ。

ここアニメだったら、一時停止ボタンとか表示されて、再生ボタンを押して進めろって悪神が視聴者に訴えかける展開になるのかね。

中の神が混乱してるとか言って読者に話しかけてきたの見て、割と作者が取り憑いてました。はあり得そうなんだよな

鬼ごっこの鬼が時行になった時点で、物語の結末が強制的に来てしまうことを感じ取らせるのだけど、だから最期は美しいものになるんだろう
吐瀉物はその反動かと

いやいやいや
仮にも歴史モノで「歴史上の人物兼ラスボスに作者が取り憑いて悪業させてました」ってどういうことやねん、何を表現したいねん
想像だけなら面白いけどそんな展開実際にやったら悪い意味で伝説になっちまうよ

……いやあり得るのか？
今までのゲロやら涎やらの演出や歴史改変は全部作者の醜いエンタメのエゴで、それこそを討ち倒すっていう現代の歴史モノへのアンチメタなのか？
それだったら露悪的な演出にも、今週の巻末コメントの唐突な自作ラスボス最強宣言も全部伏線になるけど本当に狙ってるのか？
もしそれやってくれたらもう一生ついてくけど

自分はこの漫画の世界は現代の時行ファンが描いている同人誌というオチなんじゃないかと思っている。

悪神が焦って壁をぶち破って読者を味方に引き込もうとして失敗したシーンだと思う
これまで散々都合の悪い展開をしょうゆをつけて食ってきたやつなんだから何やってもおかしくはない

歴史関係でやると天地を喰らう辺りと一緒に連載してれば良かったけど、当時と今だと描ける環境が違い過ぎるから無理か

史実バリアの反対語ってなんて言えばええん？

空想アタック

虚構リリース

さて史実の若はこの後で捕らえられて処刑されるわけだが、一緒に処刑された側近って、おそらく弧次郎と吹雪になるよね。ただ風間玄蕃が若に化けて代わりに死ぬのなら、若は生き残ることが出来るかもしれない。

実は史実の反対語に伝説を上げてるサイトが幾つかある。というか史実バリアの記事がニコ百にも渋百にもないんだよね。
https://hantaigo.com/word/%E5%8F%B2%E5%AE%9F

なので個人的には伝説クラッシュ

松井先生には「逃げ若」が完結して落ち着いたら「ボーボボ解体新書」を執筆してほしい

諏訪頼重の言ってた通り、足利貞氏の言霊が理由っぽいけど、悪神の明確な正体は出なかったな