魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉

361 ななしのよっしん
2014/11/12(水) 16:09:08 ID: 0vRAxUdKZO
 >>327のような感じで解説をかかせてもらう予定の日が近づいてきましたが……

 アニメ第6話は、本来アニメ第4話の時点で組織の内容などが解説されているはずだった、ブリューヌの騎士団が登場するということで、必要そうな解説文が増えそうで怖いです
 まあ、騎士団は別に組織のこと自体を詳しく理解しなくても別に見るのに支障が出ることはない、とも思うのですが
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362 ななしのよっしん
2014/11/12(水) 21:36:57 ID: xBlDWJ+JEz
予測はしちゃいたが変態貴族戦の下り全部カット
あの人多分、将としても最強クラスのキレ者だと思うから是非とも今後の強敵ってことで出してほしかったがまあ仕方ないね

しかしデュランダルも可変式だったとは…マジで何の物質で作られてるんだ

まあ今から強敵というか人外もいっぱい出てくるし見物だよな、噛ませもいるけどちゃんとした強敵もいるってのがこの作品の好きなところ
そんでもってその噛ませもしっかりとした考えとかあるから読んでて飽きない
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363 ななしのよっしん
2014/11/12(水) 21:48:00 ID: 93iK4OgqvW
スタッフやる気はあるが原作好きの望む部分を網羅しているとは言い難いって点で
東レ思い出
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364 ななしのよっしん
2014/11/12(水) 22:48:14 ID: q8jNKftE5U
1クールで細かいとこまでやるんなら、確実に「俺たちの戦いはこれからだ」だで生殺しだし
切りの良い所までやるんなら、現状が精一杯なのもまず間違いない
理は承知で原作既読者の望むシーンを入れても、もともと理があるからどう考えてもとっ散らかるだけ
なら1クールの尺に合わせて大胆な再構成するかってなると、それ原作の意味あるの?となる

結局のところ、2クールあれば大体解消するんだろうが、い袖は振れないからその辺は如何ともし難いと

いやまあ、なんだかんだでアニメアニメとして楽しんでるけどね
それはそれこれはこれ
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365 ななしのよっしん
2014/11/13(木) 00:26:31 ID: Ov+WsCTdKE
>>363
主人公中の人は同じだな(どうでもいいけど)
あっちは主人公の頑ってるところがかなりカット,改変されてしまったけどこっちは今後どうなることやら

少なくとも頻繁に説明やナレーションが入るから今のとこ何が起きてるか最低限は理解できるし普通に楽しめてる
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366 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 04:19:31 ID: I/w9HwxkKx
戦闘が戦してる感じしないんだよなぁ。メイン級がチート持ちのせいか戦いの画面がごちゃごちゃしてないのが寂しい。
予算の都合のせいもあるかな
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367 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 13:29:22 ID: qPz24Tob1w
そりゃ技を使わない戦は軒並みカットカットカット!されてるからな
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368 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 14:23:07 ID: mSyDKSNDrh
仕方ないとは思うが、改めて昨今に何でも1クールで消化しようという姿勢には疑問を覚えるな。かつては深夜ですら2クールが前提だった時代を見て来た世代からすると余計にそう感じる
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369 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 14:41:18 ID: xF4n74qGr4
予算がからしゃーない

ラノベアニメで2クールなんて電撃文庫でもないとやれんよ
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370 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 15:54:43 ID: 7djj7vwXU+
低予算にしてもせめて予算に見合うストーリ進捗をだな・・・。
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371 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 17:03:05 ID: XTFm8ozKDC
達の裸チェック原作でもティグルさんの恒例行事だけど
ぶっちゃけ他の描写のためにカットしてもいいのよ?
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372 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 17:16:11 ID: J6X7K3dCnG
原作は「多少の女の子可愛いもある戦記もの」なのに
アニメだと「多少の戦記もある女の子可愛いもの」になってる気がする
当てるべき焦点が違うというか
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373 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 17:22:47 ID: vOy2YvGa+T
乳袋が苦手だ
あと戦衣装が周りから浮いてる気がする
もうちょいっぽくてもイイと思うんだ
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374 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 17:25:52 ID: xeXDIu7Xmp
チート戦に巻き込まれて死んでく一般兵士がすげーかわいそう
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375 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 17:28:36 ID: MoS//Kv7GY
>>370
予算に見合うストーリ進捗をやった結果、
中途半端な所で終わり、ラスト意味深な発言させ2期フラグ立てたのに
もう何年も2期が来ない作品もあるからなぁ
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376 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 18:03:39 ID: 0vRAxUdKZO
 第5話の解説書いたものですが、今回の題6話も解説書いてます

 本日の大体20時くらいには投下開始出来ると思いますが……原作では戦術的な合戦メインでしたが、尺の関係で戦術的な戦いの方がカットされる傾向なのが、個人的には残念ですかね

 見ている分には若干分かりにくい程度のところがほどんどなだけに、もうちっと尺があれば良かったと思わずにはいられない感じです
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377 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 18:27:32 ID: 7XReX9UhEd
の描写が多すぎるから一般兵の動きが
ことごとくカット・・・・
ヒロインは清剤みたいな感じでいいんだがな
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378 ななしのよっしん
2014/11/14(金) 18:41:37 ID: yseEjYyweD
を出来るだけ全員出そう。それがファンサービスだよな。
アニメ製作側はそう思ってずんずん先に進めてるのかもしれないが・・・
それがかえって原作既読者から批判の対になってる。

そういう本末転倒してないか??
この作品以外にも沢山例がありそうだけど・・・

銀英伝は、特異中の特異なんで、較対にするのは問題だけど、

第一部としても五巻を1クール、12話。一巻あたり2話って事では、戦闘もある事だし、随分が過ぎると思う。
これなら、半分以上の戦紹介程度しか出なかったとしても、三巻ぐらいまでにペースを落して、一巻あたり四話ぐらい使って欲しかったと思う。たとえ二期の見通しがい状態で始まったとしても。
なんか、勿体無いな・・・アニメから原作読んだ新参者だけど、そう思う。

せめて三話までぐらいのペースを維持して進んで欲しかった・・・
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379 アニメ第6話解説:前編 その1
2014/11/14(金) 20:13:08 ID: 0vRAxUdKZO
※前提その1……各話の解説コメは、アニメ各話の分かりにくい描写を補うことを基本とします。なので、原作である小説と異なっていてもアニメの描写が分かりにくいわけではなければ、特に追記はしません
※前提その2……兵の数や戦術の選択の根拠に関する解説が特にない場合などは、原作を基に推測していきます
※前提その3……エレンの『傭兵』という言い分自体は、原作ではちゃんとブリューヌ王も『傭兵』として処理してます(根拠あり)

 今回はアニメ第6話「黒騎士」についての解説。もっとも、若干分かりにくいくらいで解説抜きでも、話自体が破綻している部分は特にないと思ってますが


 と思ったら、流石にいきなり第5話の最後に『タトラの夜戦はこのとき始まった』といった後の戦闘の展開がほとんどなく、いきなりリュドミラが登場したのは流石に説明不足と思われますので、この点を補足します(夜戦が始まったといった直後に、説明もなく趨勢が決しているのは、不可解だと感じる人もいるでしょうから)
 ちなみにミラ原作では門が破られた報告を受けた直後から戦場へ向かう描写があります。なぜなら、あの門(というより塞そのもの)が対アリファール用の設計であり、対レイ・アドモスを想定されている強度なのでエレンのみでは短時間で破られるはずがなかった代物。そのため、短時間で門が破られた時点で、ミラには想定していなかった事態が起こっている、ということは容易に判断出来たのです

 夜戦そのものは、原作ではエレンが率いる人程度のライトリッツ軍と、千人程度で間の交代を兼ねた兵が防衛するオルミュッツ軍との戦いだったわけですが、これに関しては原作でもアニメでも全にエレン読み勝ちだったようです。
 数では圧倒しているはずのオルミュッツ軍は、圧倒的戦力のエレンの奇襲という状況下のライトリッツ軍に、互にすらならないほど圧倒されています(ティグルは淡々と確実に指揮官を狙い射ってますが、この地味指揮官が次々に倒されたため、揮系統がうまく立て直せなかった、というのも大きかったでしょう)

 リュドミラが出たのは、原作ではこのような描写があった後です。つまり、この夜戦導権は全にライトリッツ軍に傾いていたということです。これはアニメ版も同様でしょう。そうでもなければ、流石に総指揮官々に登場する理由は特にありません
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380 アニメ第6話解説:前編 その2
2014/11/14(金) 20:15:45 ID: 0vRAxUdKZO
 一応、総指揮官であるミラが参戦して総指揮官同士の一騎打ちに持ち込むメリットは、双方にあります。というより、そうでなければオルミュッツ側は被害が拡大する一方で、一方のライトリッツ軍としてもミラを探す手間が省けるので、特に一騎打ちを断る理由はないわけです

 ちなみに、エレンの「その節は世話になったな」という台詞は、ミラ台詞からして七鎖<セラシュ>の一件の礼。この台詞だけは純な本心だったかもしれません。
 実際、リュドミラセラシュ相手に技を開放したのは、おそらくはリムで動けない状態だった上に、肝心の戦たるエレンまで茫然自失して戦力外だった、ということも考慮してだったと思われますので

 一応、二人の決着はセラシュの生き残りの割り込みで中断されます
 原作では、ミラセラシュに狙われていたエレンを咄嗟におうとして、その牙からティグルが矢を放って救ったことになっています(その理由は原作では特に書かれてませんが、まあお互いがお互いを自身が思っているほど心底嫌っているわけではなく、自分以外が勝手に倒すことは看過出来ない位力量を認めたライバルだと思っている、ということでしょう)
 ミラはこのときに矢羽の形(アニメ版は赤色)で、ティグルウルスだと気付きました。アニメ版は気づいた理由の具体的な説明は、特にされませんが

 ところで、アニメ版のティグルが「どっちを狙ってたんだ……」という台詞原作にはない追加シーンの言葉なのですが、これ単体だと不自然にも感じられるので補足してみます。
 この場ではティグルが矢をセラシュに射るまでは、ミラの方が危なかったと考えるのが妥当でしょう。そうでないと、ミラが後でティグルを怒ったことが、全に不自然になります(エレンが先に狙われているようだったら、ミラが自分が倒れるまで……と怒ることがおかしい)
 なので、このティグル台詞は『セラシュの本来の暗殺対はどっちだったんだ?』という意味でしょう。両方を暗殺対にして得する人間はあまりいないので、まあ当然の疑問です。
 原作ではセラシュの生き残りは依頼とかもうどうでもよくなって、復讐のために動いてました。アニメ版も同様でしょうからそりゃ不可解ですね

 あと、オージェ子爵(とその息子ジェラール)が、数だけはそこそこだから使ってやってくれといってくれた兵士は、原作では大体千人くらい(アニメ版では数の説明がないので)
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381 アニメ第6話解説:前編 その3
2014/11/14(金) 20:19:57 ID: 0vRAxUdKZO
前編はこれで終わりです にしても今回も駄に長いな解説文が!


 場面は変わってブリューヌとザクスタンの付近。『ナヴァー騎士団を率いる黒騎士ロラン』の登場シーンです。ロランと一緒に会話している金髪騎士は、副隊長オリビエさん。ちなみにオリビエさんも案外出番多いので、覚えておいて損はないです。
 ここら辺は公式サイト地図をみた方が、地形がよく分かりますザクスタンとはブリューヌ王西南側がで隣接しており、テナルディエ公爵の勢力圏であるネメタクムは、そのから東に位置してます。
 ちなみにロランさん、原作の登場場面では投石機を使用され、その投石された岩をデュランダルで両断してそのままザクスタン軍を蹴散らしてます。一応ロラン本人も対人(しかも一人)相手に投石機を……と呆れています
 が、投石を両断してそのまま突撃してくるような人間に言われたくはないだろうな、とも思わなくもないです

 軍の名前が『流星軍』に決まった経緯は省略されてますが、まあどうでもいいでしょう。ただ、エレン異名が(アリファール異名なので)『<シルヴフラウ>』であり、ついでにオージェ子爵などにも遠慮するとなれば、ティグル矢の軌跡も連想させる程度の適当名前の方が、ずっと不都合がなかったのも事実です

 ちなみに最後のアバンティグルブリューヌとジスタート籍の違う兵士たちの諍いの理由とそれを仲裁するさいに使った言葉ですが、逆にここは注すべき点です。兵士たちの諍いの理由が一見どうでもいいということは、むしろ普通ならただの言い合い程度ですむことでも、戦場の緊状態では下手をすれば殴り合い以上のことに発展しかねない、ということを表している場面だからです
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382 アニメ第6話解説:後編 その1
2014/11/14(金) 20:23:50 ID: 0vRAxUdKZO
※前提その1……各話の解説コメは、アニメ各話の分かりにくい描写を補うことを基本とします。なので、原作である小説と異なっていてもアニメの描写が分かりにくいわけではなければ、特に追記はしません
※前提その2……兵の数や戦術の選択の根拠に関する解説が特にない場合などは、原作を基に推測していきます
※前提その3……今回は原作ではエレンたちがブリューヌ王側で、傭兵として処理され続けている根拠にも若干触れます

 今回はアニメ第6話「黒騎士」についての解説。次はアバン以降からですが……原作からのアレンジは構わんのですが(デュランダルの可変機構とか原作かった気が……)、もちっとキャラ解説口調でもいいんですよ?


 騎士団について……なんか、後編でも本気でアニメ本編中に騎士団に関する解説が入らない(公式サイトには少し書いてますが)ので、一応重要な点だけ少し補足。
 彼らは国王直属の軍として存在していますが、普段はそれぞれの任務に応じて各地に配置されています(普段から昼行灯にするわけにもいかんので)。ただし、騎士団に通常以外の任務を与えられるのは、当然ながら騎士団を率いる国王のみです
 黒騎士ロラン率いるナヴァー騎士団もその一つ。原作では全団員で五千騎の、登場した騎士団中ではかなり大規模な騎士団です。ちなみに彼らは通常ザクスタンの侵略に備える任務についてますが、テナルディエ公爵が一時的に手を回してザクスタンの侵攻を阻止したので行動が可に。
 そのため、黒騎士ロランは全軍で『流星軍<シルヴミーティオ>』と戦闘するために遠征することに(そういう名前の軍になったことは知らないのですが)

 開始からしばらく。オージェ子爵の領テリトアールの規模と力は爵位だけは上のティグルよりも役にたっており、補給などは問題なしという描写です(ただしティグルが言っていた代金は、すべてエレンによる立て替えの借金です)

 ソフィーヤ=オベルタスが裸で登場。ラッキースケベノルマ達成ですね、心底どうでもいいですが。しばらく解説の必要なし

 ただ、ソフィーからの戦に関する情報提供シーンエリザヴェータとサーシャに関する情報は忘れないでおきましょう。特にサーシャエレン友かつ戦としての師匠です
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383 アニメ第6話解説:後編 その2
2014/11/14(金) 20:27:31 ID: 0vRAxUdKZO
 ソフィーから伝えられたブリューヌ王からティグルに対する伝の件。これを喋っている人物、『マスハス卿の友でもある王宰相ボードワン』です。今後も重要な人物だと思います
 内容そのものも、実はかなり深読みしなければならない重要な案件だったので、出来ればこれに関してはちゃんと解説してほしかったのですが
 リムズレポートでもそれなりに匂わせていますが、『現行の騎士団は制度上、国王の勅命以外では動かない』
 さて問題です。『第4話で登場した国王陛下は、騎士団に政治的判断を下して勅命を出せるような状態だったでしょうか?』
 答えは当然ノー。当たり前ですが、このナヴァー騎士団を動かす命は、原作では遠回しにテナルディエとガヌロンの両名が勅命を偽装した代物です

 ついでにいうと、ティグルが叛逆者とされた件は王の苦の策。色々な含みがあるのですが、『直轄領の件も含めて詳しいことはマスハスさんが来てから』にしたいです。
 まあ王側に有利な政治的判断の方が大きかったのが今回のティグルに対する返答だったわけで、今は『単純にティグルたちに非があると判断されたわけではない』とだけ
 加えて、原作ではエレンたちが傭兵であるという言い分を、ティグルを叛逆者扱いしているブリューヌ王側でさえ『エレンたちは傭兵である』として書類上は処理し続けています。なにせブリューヌ王側の人間が、そういう趣旨の発言をしているのだから間違いない。色々政治的な思惑が交錯していることを匂わせシーンですね

 また、オージェ子爵ティグルに対して、騎士団と戦うことを忌避するものたちとの話し合いも深読みする必要があります
 実はテナルディエ公爵の一件(ザイアンさんがアスサスに侵攻した件)、原作版では後にこれ単体で実は公爵軍側に騎士団が派遣されていなければならないほど、王の制度上重大な案件であることが発覚します。つまり、騎士団を派遣せねばならない事態を王側の政治的判断で勅命を下さず、『勅命がない』という理由で動かなかったという見方も、ティグル側からは出来るわけです
 本当の理由は、国王がもうまともに勅命を下せる状態でさえないからなのですが……それはともかく原作の方ではそれ以外にも勅命を出すのに相当しそうな件もあったらしく、『勅命がない』なら彼らは護をめたところで助けたりはしない、ということもティグル原作で語り、オージェ子爵も同意しました
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384 アニメ第6話解説:後編 その3
2014/11/14(金) 20:30:22 ID: 0vRAxUdKZO
後編もこれで終わりです。まさか前より長くなるなんて……6レス使っちまうとか笑えません


 最後のナヴァー騎士団との戦いの前の使者の件。後で分かりますが彼らが使者を拒んだのにはしっかりとしたわけがあります。現時点では、原作では情報に惑わされたくないためとだけ書かれていますが。
 実のところ、ナヴァー騎士団は国王から直接勅命を賜るつもりだったのですが、謁見がかなわなかったわけです。なのに、勅命だけは下ったということの判断に迷っていた
 惑わされない位に信頼出来る情報を集める必要が彼らにあったため、勅命では敵である者の意見は聞けなかったということになります

 あと、エレンロランの戦いで技を使うか迷っているシーン。設定を知らない人の中には技を使えよ、と割と気軽に言ってる人もいるようですが
 エレン本人は、自身の技量で勝てない人間と戦った場合、自分はそのまま死ななければならないのだろう、とまで考えています。エレンの戦としての信念と覚悟は、そこまで重い物だということですね。というか、その程度の覚悟ければ戦などそうそう務まりません。化す場面ではないです

 さて、それでは最後にロランティグルが射るシーン。なぜ本人を狙わなかったのか?
 理由は至極簡単で、原作ではロランが述懐してますがの方なら一反応が遅れて迎撃が間に合わないが、自分が狙われていたら簡単に迎撃出来たから
 ティグルはそれを見越して最初からを狙っていたのだ……と。でも反応が遅れるだけのロラン化け物なら、なら迎撃されないだろうと直感したティグルも大概だろうと思われるシーン

 次は第7話ですね。ティグルの力を、ようやくある程度自分の意志で引き出せることになります
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385 第6話解説
2014/11/14(金) 20:36:17 ID: 0vRAxUdKZO
 以上、第6話の解説でした
 今回の解説>>379->>384までになりますね

 正直、第5話ラストタト夜戦の始まった~第6話の開始時点でタト夜戦はほぼ終わっている状態、というこのコンボ
 予想外というより、もうこのさいナレーションだけでも入れられなかったのか、と言いたくなりました。他は概ね問題ないかと
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386 ななしのよっしん
2014/11/15(土) 10:49:38 ID: fGHD8ks8gz
>>lv199166220exit_nicolive
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387 ななしのよっしん
2014/11/15(土) 20:55:15 ID: iTHQZuhxWo
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388 ななしのよっしん
2014/11/15(土) 23:24:47 ID: jdoRyq7+Ap
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389 ななしのよっしん
2014/11/16(日) 00:54:31 ID: bA6N0jIc/Y
ミラメイン出番はここで終わりなのかな?
もったいないキャラなんだが
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390 ななしのよっしん
2014/11/16(日) 00:59:00 ID: NoIjzBhlQ5
>>389
ミラはこれからも出番あるから安心して見るといいよ
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