ニコニコ大百科

>>507
ヘラクレスですらサソリに刺されて死んでるわけだが・・・

ネタで言ってるんならともかく、安易に三段論法で強さを比べる方が自分の思考力は小学生並ですって言いふらしてるようなもんだわな

>>499で出た話だけど、
仮定の話しだが、そういう発言してる人って、実はまだ八話見てないのかもしれない。
ニコニコで見てるとしたら、まだ配信してないからね。
誰かの感想サイトで「蜂に刺されて死んだ」というのを読んだだけで、
実はあんな大群に襲われたという事を知らない可能性を指摘する。正解だとしたら、余計あきれ返るだけだが･･･
ただ「蜂に刺されて」と読んだだけだから、どれだけの大群に襲われたかは知らない。だから、数匹の蜂に襲われて刺されたと勝手に勘違いして、
「～弱過ぎww設定ミスだろうwww」
と無知故の発言をする。で、まだ同様に見視聴の連中が同じように勘違い、勝手に騒ぎ立てる。

ま、私自身そっちの書き込み全然見てないので、勝手な憶測でしかないんだけど。

>>511
細かいツッコミですまんがサソリに殺されたのはヘラクレスでなくてオリオンじゃないか？

赤髭の王弟様のデザインはどうなるかな
楽しみ、ヒゲの伸びたガノンドルフみたいな感じか

>>513
うわ、ほんとだ間違えてたorz
指摘ありがとう

>>514
特徴の説明見る限りガノンドロフだと精悍すぎる気がするかな。個人的にはフェイトゼロの青髭っぽいイメージ。でも、カシムがイケメンからオッサンになってたりするからガノンドロフやイスカンダルみたいになってても不思議じゃないな。レ○○は忠実な方だったからどっち方面になるやら。

>>505
確かに確認しようとするだろうな、それは取り消しで
だけどもし近衛兵とかが勅命()を信じてロランを取り押さえにでもきたらロランばどうするんだろうか…

まあどちらにせよ生きてたらムネオジルの2万や3万を少数で追い返してしまいそうだから退場はやむを得まい

ロランは罠に嵌められて死んだけど、戦姫だと逆にあの手の罠は問題ないんだよな
竜具は仮に手元になくてもその気になったら呼べば来るし、防御技で蜂程度を凌ぐのはわけないし
いざとなったら竜技で壁をぶっ飛ばして脱出もできる

>>517
どうにかやり過ごして王と対面出来ても、王のあまりの変わり様に大ダメージ不可避だった

ロラン死亡で騒いでる人たちは
最強の騎士が蜂に殺されたことがおかしいと言ってるんじゃなくて
このアニメの主人公以外の男キャラ(特にイケメン)の扱いがひどすぎることを笑ってるんだと思うよ
原作未読組からすりゃろくに活躍もせずに死んじゃって完全に設定倒れにしか見えんし

そもそも男はオッサン率高めのこの作品で
イケメンと言うほど顔の良いキャラがルーリックとロランくらいしか思いつかないんだが
ひょっとしてザイアンもカウントされてるのか？
まぁまぁアニメ化することで妙な扱いされるようになった男だわ

>>520
生きていたらそれはそれでご都合主義とか言うから意味ないよ。この作品、基本的に主人公ハードモードなのに。
それにガヌロンがロランを殺したのはモデルのローランの歌知っていれば事の顛末は予想がつくし、きちんと理由がある。次に繋がっていくのに設定倒れとか早計過ぎる。
そもそもイケメン云々ってなんの話だよ。男共の顔なんて原作ではあまり分からんぞ。ちゃんと女性も死ぬしな。

>>520は「原作未読組は～」って書いているじゃん
それに実際アニメじゃ主人公以外の野郎は出番削られているしそう思うのはしゃーないやろ

そもそも原作でイラストある男ってティグルとロランだけだっけ
後は大体漫画版の作者の人が描いた奴だったはず
ジェラールに至ってはコミックス最新刊でも登場してないからアニメが初出なんかね

カシムと第2部のタラードは挿絵があるな
グレアストは手だけ描かれてる

>>524
漫画でジェラールはグレアストたちと戦った時に登場してた気がする

>>525>>526
タラちゃんに関しては書き込んだ後思い出した。カシムさんは素で忘れてた
他は……え、マジで？

黒騎士は心身共に立派な正統派ライバルでもよかったのにあんな終わり方は・・・
しかし、顔はアレになっても立派な立ち往生で終わったからガヌロンからも一目置かれてたな。

８話見た後に続けてヴァナディーちゅ見にいったら、８話について言いたかったことが頭から全部飛んじまった。どうしてくれんだよ、ソフィーさん。

グレアストが手だけってのに思わず草、でもあの挿し絵でねっとりした性格ってのがよく表れてると思う
つかエレン嫌がりすぎだよなw女の本能で身の危険を感じたか

>>520
同じ原作未読組だけどティグル以外出番少ないけど酷い扱いだとは思わないよ
十分魅力的で好感持てるシーンもあるし
あのクソ強いロランがいなくなったせいであーなったんだから設定倒れじゃないでしょ
こいつら国の事全く考えてないって分かる展開でいいと思うけどな

>>523
普通は「男が死ぬ＝主人公以外を排除してる」なんて陰湿で気持ち悪い発想にはならんよ
原作未読云々関係なし、しゃーないとか言われてもそんな捻じ曲がった考え理解できないわ
アニメが色々とカットしまくっててアレなのは認めるけど
視聴者側の一部も中々凄まじいものがあるな

　今日もやっぱり20時前後の解説投下予定

　今回は見た人間に理解が難しい部分は流石に少ない感じがしま……いや、オリビ…とか鎧剥ぎ取り伏線の部分の解説が……

カシムをヘッドショットするための段取りアレコレとかかなり情報多くなりそうだねぇ…。武運を祈る

解説いつもちょっと長いと思うから3レスくらいでもう少し簡潔にまとめてもいいと思う(小並感)
え、どうするかって？適当に考えておいて！

冗談はさておき解説がんばれ

※前提その１……各話の解説コメは、アニメ各話の分かりにくい描写を補うことを基本とします。なので、原作である小説と異なっていてもアニメの描写が分かりにくいわけではなければ、特に追記はしません
※前提その２……兵の数や戦術の選択の根拠に関する解説が特にない場合などは、原作を基に推測していきます
※前提その３……エレンの傭兵の言い分は十分に通用しています
※前提その４……今回からアルサス経由での移動が行われていますが、それは王国から直轄領とされたアルサスは、現状は領民の自治に任せられているため、領民が断らない限り移動などは自由に行えるからです


　今回はアニメ第８話「二千対二万」についての解説です。今回はOPまでのシーンはロランとティグルの会話あたり以外はほとんどアニメオリジナルです


　OP前のシーン。ロランがティグルに謁見を取り計らうと言っていますが、それはティグルに関する情報と会話を通して、彼が十分に信頼に値する人物であり、また彼自身が両公爵経由で渡された今回の勅命を今や完全に疑っているからです。
　また、彼は国王直属の騎士団の団長であり、流石に彼が国王に謁見するために王宮に入ること自体は、通常の手段では誰にも止められないからです。
　あと、レグニーツァはライトメリッツ公国の北側と国境を接する公国で、エレンの親友かつ戦姫の師匠でもあるアレクサンドラ＝アルシャータが戦姫として治めている領土の名前です

　サーシャを守るといったことにティグルが疑問を感じている風だったのは、通常は戦えないと判断された戦姫は竜具が見放すからです（ただし、アニメ版では前に戦姫に関する説明があった部分がカットされてます）
　今回はその説明がちゃんとありますが、竜具は通常戦えない戦姫を見放すのに、サーシャが未だに見放されていない理由は、彼女があまりにも強すぎるせいです（サーシャの竜具バルグレンが、未だに彼女の戦闘力に未練を感じてしまうほどに）

　ちなみに、ロランがガヌロン公の罠で死亡してしまうのは、彼がデュランダルを所持していなかったからです。もっとも、ここはジスタート王国とは違いますから、どのみち謁見前にはデュランダルは適当な理由で取り上げられていたでしょうが
　というより、ジスタートで国王と謁見する際に竜具の所持が認められているのは、どのみち竜具が使い手の意志で空間転移して手元に表れる性質で意味がないと判断されているのもあるでしょう

　ルーリックが同行を申し出る件ですが、原作でも特に書かれていませんので推測になりますが、ジスタート軍の指揮系統にジスタート人が全くいないというのは、若干不都合が生じるかもしれない、という危惧も多少はあったのかもしれません

　ガヌロン公爵とテナルディエ公爵の会話のシーン。彼らは本来勢力争いをしている関係なので、利害が一致しなくなればこういうことも起こる、というシーンです。
　実際ロランは西の国境の要であるナヴァール騎士団の団長であり、しかも国境の警備で忙しいため自分たちに逆らう機会もない、貴重かつ便利な国防戦力ですので、ここは本来テナルディエ公の主張が正しいシーンです
　付け加えると、ロランを処刑したことに怒ったテナルディエ公は国の防衛も彼なりに考えていますが、実はガヌロン公はそういったことに一切興味がないという、そういった事情も実はあります

　ムオジネル王国は奴隷制度がある国……というわけでアニメ版の一話を思い出してみましょう。実はティグルが奴隷として売り払うぞと脅されていた国が、このムオジネルなわけですね（アニメ版ではこの辺削除されてたような、そうでないような）

　ムオジネルは今回、テナルディエ公爵の勢力圏であるネメタクムあたりまで攻めこむ予定です。今回の大規模侵攻で大量の奴隷を確保したかったわけです

　ロランがティグルにデュランダルを預けている理由ですが、原作と違ってあまり大した説明になっていません
　原作ではデュランダルを彼に託した最大の理由は、実のところ国王への謁見を取り計らうまでの間に、両公爵の取り計らいなどで他の騎士団や貴族から攻撃を受けるおそれがあったからです
　デュランダルを見せることで、相手の戦意を喪失させるために渡したのです
　大抵の騎士団や貴族たちはナヴァール騎士団ほどの戦闘力はありませんし、ロランの勇名は国中に轟いていますので、そういった事態があれば効果はあったでしょう
　余談ですが、本来ならナヴァール騎士団の副長であったオリビエは『デュランダルの返却をあえて求めませんでした』
　それも今後の鍵となります

　ついでに、ティグルがオージェ子爵とマスハス伯爵に頼んだことも、今後重要な伏線になります

　ジェラールさんに対する評価についてですが、彼は実際激戦ではない戦闘中なら補給物資や兵站を正確に把握出来るほどの計算能力です

　最後に出てきた金髪の少女……今後の鍵を握る人物とだけ

※前提その５……今回の戦は、特に補給や兵站が重要な要素になります。いままでの戦いは実はエレンがライトメリッツ公国から取り寄せた補給物資などが大量にあったため、あまり補給を意識せずに戦えていたのですが……


　アニメ第８話「二千対二万」についての解説の後編。アバンの台詞は原作でティグルいかけたマスハス卿の言葉と、今回はあまり補給に期待できず物資が貴重な状況であることを表しています。


　ここでアニメ版の補足ですが。石の数まで数えているのは、実は矢の節約のためです。現在は補給物資に期待が出来ない状況なため、出来るかぎり矢を温存するつもりでした
　実のところ、その石さえ確保するのに苦労するありさまだったのですが

　原作と違って台詞で補足してますが、このときの総指揮官カシムは優秀な指揮官であり、銀の流星軍の総数そのものをほぼ正確に把握しています。が、若干神経質なタイプです

　ちなみに、数を偽装して敵を蹴散らしたあと使えそうな武器などを回収しているのは、別の伏線もありますが純粋に物資が不足している状況も表しています……奇襲方法の説明がないですね
　奇襲方法は、伏線で武器とともに回収した敵の鎧を纏って戦うというものです。敵の方は当然そういったことは想定していないので、味方の識別が出来ずに被害が拡大しました。ちなみに、ティグル側は味方の識別に「くま」という言葉に「うさぎ」で返すという、おとぎ話を由来にしたシンプルなものを利用しています

　ムオジネル軍がジスタート軍の到来に驚いたのは、実はいままではジスタート軍のジルニトラを、一切掲げていなかったためです。そこでただでさえ強いジスタート軍のジルニトラが援軍に現れたことにも驚き、ついでに戦っていい思い出が全くなかったので狼狽してます
　しかもなぜブリューヌ軍の味方をしているのかも理解出来なかったため（話は聞いていたが、彼らには同盟した相手と連携して統率のとれた動きをすることが理解できない文化圏）、混乱に拍車がかかりました

　カシムは油断もしていましたが、正面に六百人という少数を配置していたため伏兵も当然いるものと思い、かつ正面の相手が囮ではなく実は本命なのだろうと考えたカシムは、軍を前進させて指揮することで伏兵からの攻撃に確実に耐えつつ、正面にいる本命を叩くという作戦に出たことも、結果的に矢で射抜かれる敗因になりました

　若干間抜けにも見えますが、普通の弓兵の射程範囲は実は二百アルシン前後といったところで優秀な部類に入る場合もありますので、三百アルシンを戦場の中で相手に的確に命中させる、化け物のような弓使いを考慮できなかったのは、ある意味当然のことです

　ちなみに、ティグルがムオジネル軍への徹底的な追撃を命じたのは、彼らに恨みがあるというだけではなく、万が一指揮系統を立て直されることになれば、数の差で自軍が叩き潰されてしまうという戦術的な判断です
　そのため、徹底的な追撃で完全に相手の戦意を失わせる必要がありました
　結果的には、この追撃のおかげで戦意を喪失して本隊と合流した敵も若干減ったでしょうから、全く無駄というわけでもなかったですが
　ただしこの戦いの結果、後の本隊がきたのに合わせて逃亡を開始しても、全く距離を離せずに距離を詰められてしまいます

　最後に現れた、本隊の突出してきた部隊の足止めにティグルが向かったのは、矢で足止めしなければ自軍本隊が確実に殲滅されてしまうからです。一応追い風で弓に有利な条件だったこともあり、機先を制することが出来た……かと思いきや、ムオジネルは死んだ味方を全く気にしなかったために、結果的には足止めに失敗しましたが

　そして、その最中に現れた新たな軍勢、オルミュッツ公国のリュドミラ＝ルリエの目的とは

　次回……ムオジネルとの戦いかな？　戦姫同士の戦いかな？　両方かもね

　やったよ母さん、今回は>>536->>539の４レスで済んだよ！

　やぁ、やっぱり若干省略されているとはいえ、合戦ってのはいいですねぇ。戦術の説明なんかの方が、色恋沙汰よりよほど気になるので、今回は結構楽しかったです