さまよえる転生者たちのリライブゲーム 単語

サマヨエルテンセイシャタチノリライブゲーム

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さまよえる転生者たちのリライブゲームとは、原作サイトウケンジ漫画:火野人による漫画である。

概要

 月刊ドラゴンエイジKADOKAWA/富士見書房ブランド)において2019年から2021年まで連載された。全4巻。同誌ではサイトウケンジトリニティセブンを並行して連載中(原作担当)で、今作では、漫画『たくのみ』を制作した火野人とタッグを組んでいる。

 KADOKAWAグループ漫画ラットフォームサイトのComicWalkerニコニコ漫画ではお試しとして第1話のみ無料開されているが他話数は未掲載。

 先のエピソードを読むには、電子or物理ドラゴンエイジ本誌を買うか、単行本を買うかのみとなっている。

 ある異世界の王の一部地域の箱庭の中に閉じ込められ、妖魔と呼ばれるモンスターと戦っては、破れて死に戻りつつ困難を勝ち抜き脱出するストーリーラインとなっている。

 壮大な設定があったものの、物語としては3巻以降は敵を全部倒さず、中心人物5人の描写に絞り脇役の掘り下げもそれなりとなり駆け足となり完結を迎えた。

あらすじ

 塾講師の男性だった浅井は、彼女結婚を申し込むが散々に断られてヤケになっていたところ女性怪物濃霧とともにの前に現れ戦闘に巻き込まれたが、幼少期からの性分により女性い身を貫かれて死んでしまう。

 が覚めると自分が女性となっており、どこか別の場所に飛ばされていることに気づくがいきなり怪物に襲われるがキキョウという女性に救われる。キキョウから自分たちが死んだ後に自分たちの世界からこの世界のウァリストリア王ごと集められ囚われる『彷徨者』となったということを説明される。

 休憩した『水晶の祭場』から彷徨者たちの拠点『さまよえるの館』に二人して向かうことになったがその間に強な妖魔に襲われ、武器の持っていないマナツ逃げ、その間にキキョウは戦うことになるがキキョウは死亡してしまう。逃げられなくなったマナツキキョウの武器を使い妖魔を倒すハメになるがなんとか倒すことになって死亡してしまう。

 そして気づくとマナツはある部屋ベッドで寝かされていたが、生き返っていることを実感しているもまもなく、部屋を訪ねてきた館の住人『飾りの従者(カザリバナ)』と出会う。その後キキョウが現れ、再会と勝利を喜び合うが、カザリバナからこの世界の状況と彷徨者の状況を説明され、彷徨者は妖魔たちを倒しウェストリア王を救わない限り、死んでも何度でもり続け戦うことをめられていることを説明される。

 その後彷徨者同士の顔見せということかパーシヴァルという女性に連れられ『水晶の祭場』でめてカザリバナの説明に付け加え、彷徨者が妖魔神によってあらゆる世界から強さに溢れた美女の彷徨者を集めつつ、を付けられる印に体のどこかに印を付けられ、妖魔神は強さを持った彷徨者も圧倒的な強さで屈し、瘴気で穢すことが快楽なためにを集めていることについても説明を受ける。説明している最中には同じ彷徨者の新たな女性彷徨者ディーテも現れ話に加わり、上位妖魔を倒したマナツ興味を持つ。

 新人彷徨者ということでパーシヴァルキキョウによって妖魔を倒す訓練に駆り出されるが…。

登場人物

浅井アサマナツ)/マナツ 
 主人公。塾講師で28歳の男性。担当教科は地理。いい人を心がけて率先して貧乏くじを引いたり、物事を引き受けていた。あるとき付き合っていた彼女結婚を申し込むも、二股以上を欠けておりマナツキープであることをバラされ破局してしまう。
 ヤケになっていたその時いきなり濃霧が立ち込め女性怪物が現れ戦闘に巻き込まれてしまう。その時女性って死んでしまい今際の際に何かを願うが…。
 気づくとその女性の姿(銀髪ロングヘア)になっており、洋の石造りの建物がある異世界転送され即妖魔と呼ばれる怪物に襲われてしまう。そこでキキョウという女性に助けられる。
 その後紆余曲折があり拠点・さまよえるの館でを覚ましそこを拠点としてカザリバナの従者から状況を説明され妖魔と戦っていくことになる。
 異世界転送してきた際に得られるマナツも所持しており、あらゆる武器を最初から習熟した形で仕えるを持つほか、妖魔に囚われた彷徨者を解放・妖魔を浄化する事ができる稀有なを持つ。異世界に渡ってから徐々に言葉のうち一人称から私になったり振る舞いが女性のような振る舞いになるなど女性染む傾向が出てきている。妖魔神に付けられた刻印は右腕にあり、国王から召喚されたと見られている。
 ルッキーノ討伐作戦の際に塾講師の経験から、作戦会議を収めて導的な役割を持つ。途中まで作戦はうまくいったもののルッキーノが予想以上に強前線が壊滅する。紆余曲折がありキキョウと協して倒すことに成功する。
キキョウ・アマハラ 
 マナツと最初に出会った黒髪マフラーをした女性の彷徨者。を持った剣士だが斥・偵察も得意。の妖魔に襲われ全身の八つ裂きにされ命を落としこの世界にとらわれる。この世界に来た際に剣術舞(ソードダンス)』を習得していた。パーシヴァルと仲が良い。マナツが元は男性だったということを聞いても深くは動じず、マナツをからかう。マナツやパシーヴァルと行動をともにすることが多くなる。妖魔神に付けられた刻印は左外側の太ももにある。二つ名は、双剣クラスレイダー
 マナツと協して暴君ルッキーノ討伐の際にトドメを刺すが、ルッキーノから召喚された身であったため、解放され消滅する。マナツに次に生まれ変わったときに結婚したいと言い残した。
パーシヴァルランカスター略称パーシー
 彷徨者の一人で金髪ツインテール女性。長い柄がある大に顔以外をっている。マナツ男性だったことをキキョウから知らされると拒否反応を起こすが、マナツが破れないように新人訓練に一緒に付き合い、治療を予め渡すほかマナツが死んでしまうと心配するなど切でいわゆるツンデレ属性を持つ。小柄ながら強を持っている。ディーテとは長い付き合いで軽口を叩きあっているがディーテがソロ志向のためキキョウとマナツと三人で組むことが多い。この世界に囚われる際にはと縦とで妖魔と戦っていたものの踏み潰され死亡したため、死なないくらい頑丈にすることを願いこの世界に囚われた。としてはかなりの頑丈さを持つ。妖魔神に付けられた刻印は右太もも内側にある。二つ名は、純クラスパラディン
 ルッキーノ討伐後キキョウが解放されたことは悲しみを抱えつつ泣きながら喜んだ。その後はマナツとディーテと組むことが多い。
カザリバナ
 飾りの従者(他称:カザリバナさん)と名乗り、『さまよえるの館』にいる頭巾によって口以外を隠している女性。彷徨者を世話をする召使い的役割を担う他、マナツに状況や世界を説明していた。本名もクラスも不明。
ディーテ・エル・プリセシア
 称はディーテ。彷徨者の女性の一人。他と戦闘がかけ離れている(キキョウの数倍の強さ)ため、ソロで活動するがパシーヴァルと軽口をいうほど中がいい。戦闘方法・はなど純な筋の増強であり、を込めて拳を空振りすると強圧が生じるほど。ルッキーノが討伐されたあとの祭では巫女として踊っている。褐色肌を持つスタイリッシュ女性二つ名聖女クラスはホーリーオーダー。妖魔神の印がどこにあるかは不明。
ヴァリアヌス・フォン・ヨハンセン
 彷徨者の少年青年男性マナツが館に来た際に広間にいたが一言も喋らなかったが、彷徨者が増えた後、妖魔神暴君ルッキーノ」が館に向かっている際に開かれた軍議の後にマナツに接触した。賢者学院の出身の者と名乗る。敵の弱点やマナツの名乗ってなかった本名も看破するが賢者だからと言い切る。容姿は学院の生徒が着るような正装に近いものであり、マスク状のもので隠している。二つ名賢者クラスセージ
 その正体はマナツの体ので、マナツの体と入れ替わっていた本人でありマナツの体を使っている。召喚し入れ替わることで各彷徨者の武具などを使うを高めていた模様。マナツが妖魔神をルッキーノに続いて1,2匹倒し始めたところで元に戻すことを申し出る。
レヴェリアシューマン
 彷徨者の女性の一人でマナツ解放した一人。暴君ルッキーノに囚われたを救ってほしいとミーシャとともに水晶の最子女で裸でいたマナツ依頼する。以前を救うためにミーシャとともに挑んだものの、敗北し敗走していた際に瘴気の妖に囚われてしまったという。暴君ルッキーノが館に迫った際の軍議にはしなかった。二つ名は炎の魔女クラスウィッチ。ルッキーノが討伐された際には解放され3人で行動している。
ミーシャシューマン
 彷徨者の女性の一人でマナツ解放した一人。広間で集まる際には三編みのツインテールおさげ姿でスレンダーかつミニスカートで片足だけロングソックスを履いている。暴君ルッキーノに囚われたを救ってほしいとレヴェリアとともに水晶の最子女で裸でいたマナツ依頼する。以前を救うためにと一緒に挑んだが同じく瘴気の妖に囚われてしまった。と同じく暴君ルッキーノが館に迫った際の軍議にはしなかった。二つ名魔女クラスウィッチ。ルッキーノが討伐された際には解放され3人で行動している。
スロー
 彷徨者の一人で瘴気の妖に囚われておりマナツ解放した一人で全身の小柄の人物。無口だがディーテはオスローの意思がわかるらしい。鍛冶屋の名の通り命のを対価に武器提供する。二つ名鍛冶屋クラスブラックスミス
ローラ・ローラ
 彷徨者の女性の一人で瘴気の妖に囚われておりマナツ解放した一人。ルッキーノが館に攻め寄せている際の軍議で逃亡をディエゴパーシヴァルと対立する。二つ名は盗品屋でクラスシーフ。
ディエゴ・レヴァートン
 彷徨者の一人で壮年の男性で、瘴気の妖に囚われていた中マナツ解放した一人。武具としてを上半身にっている。妖魔神暴君”ルッキーノが館に迫っている際に、館の死守が優先事項とローラと対立する。二つ名将軍クラスクルセイダー。ルッキーノが召喚した一人でありルッキーノが討伐された後は解放されこの世から消える。ローラとは対立しつつも仲は良かったらしい。
レイニー・ティリス
 彷徨者の女性の一人で瘴気の妖に囚われていた中マナツ解放した一人。黒髪ロングストレートヘアーの女性で片は前で隠れている。瘴気の妖に負けて囚われたことで弱気になっておりルッキーノに対峙することに消極的である。二つ名は折れた黒騎士クラスはナイト。
パロメア・ダリ
 彷徨者の女性の一人で瘴気の妖に囚われていた中、マナツ解放した一人、修を着た女性。館を守ることも逃げる事もの思し召しと言い、結論にはどちらも従う姿勢を見せる。二つ名は敬虔なる者でクラスはクレリック

世界観

彷徨者
あらゆる世界や時間、地域などから死後にウェストリア王に妖魔神によって集められ、かつ囚われた人間たち。女性だけでなく男性もいるが、強い美少女するのが好みな妖魔の趣向により美少女美女も集められている。刻印として体のどこかに印が付けられている。妖魔や汚れ人との戦闘後にはなる場で浄化しなければ、穢れ人になってしまう危険があるほか妖魔にとらわれて屈された状態のまま永遠に囚われる危険もある。妖魔の中でも7柱の強な妖魔神を倒せば解放されると推測されているが、妖魔に破れごと囚われる彷徨者もおり救助手段が見つからない状態だった。
ウェストリア王
優れた名君の王様が統治する王だったが、繁栄を願うあまり当時の君が禁忌であった『妖魔神石』を使用してしまう。永遠の命と魔力を与えるというものだったが、あるとき呪いが現れ君自身が妖魔と化してしまい、門を開き妖魔を王に呼び寄せ7日を経て妖魔や妖魔神・支配されるとなってしまう。
穢れ
妖魔と戦っている最中に妖魔の穢れを浴びすぎたりして理性を失った状態になった元人間や彷徨者。永遠に彷徨う状態になる。
魔神
妖魔の中で強な個体。ウェストリア王では7柱確認されている。元は『妖魔神石』と融合した人間だったのではないかと推測されている。国王、第一王女、第一王子(ルッキーノ)、賢者祭長など9人が妖魔神石を取り入れていたが、第一王女(彷徨者となったマナツ)以外は行方不明の一人を除き全て妖魔神となっている。
水晶の祭
過去、王祭長アルヴァーンが妖魔の戦いで拠点となるように整備された、温かい聖水で覆われたなる場の一つ。穢れを取る作用は残っており、穢れを取るために戦いの後の彷徨者たちが訪れる。
さまよえるの館
彷徨者の拠点。王の辺の外れにある。
命の
妖魔や穢れ人と戦った後にった穢れを、なる場などで浄化すると得られる。他人に譲渡する球状にするにはカザリバナに言わないしてもらわないと出来ない。彷徨者同士の通貨になったり自身も強化できる一方で生命維持的にもこの生きるためのとなっている。

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