トリックスターとは、MMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)の一つである。略称はトリスタ、TSなど。開発元は韓国のNtreev(エントリーヴ)。日本での運営はゲームポット(2012年7月17日よりジークレストから移管)。公式キャッチフレーズは「みみとしっぽの大冒険」。動物のみみとしっぽを装備したかわいいキャラクターと、地面からアイテムを発掘するドリルシステムが特色。
公式サイト→http://www.trickster.jp/
概要に先立ち、プレイヤーの分身として選択可能なキャラクターたち(9種)を紹介しておく。おおむねネタなので、公式設定については公式サイトを参照のこと。また、下記の有志サイトにもよくまとめられている。
とりすたキャラ事典 ―トリックスター0(ラブ)資料サイト
http://trickster.hiyokomi.net/
兎を模したみみとしっぽ、そして両手の大きなグローブが特徴的な女の子。外跳ねぎみの ショートヘアーに加え、ぴょんぴょんと飛び跳ねる待機モーションや、両脚を投げ出して座る様子、そして一次職以降に取得していく敵単体への非常に強力な攻 撃スキルから、可愛らしさに加えてアクティブな性格付けをされることが多い。
とくれば当然、いくつかの二次創作において、逆にやさぐれた性格の持ち主として登場することもしばしばである。
「みみとしっぽの大冒険」といいつつ装備しているのが水牛を模した「つの」としっぽという反骨の士(その一)。ほとんど唯一、直球勝負の肉体派キャラである。それが災いしてか、TSのサービス開始時期がちょうど某芸人の流行期でもあったため、ハードゲイなどと呼ばる羽目に。さらに牛といえば馴染み深い食材でもあり、とかく色々といじられやすい、実に「おいしい」キャラである。
ネタとしては酷い扱いを受けている分、その男気、格好良さを追求するにあたっては他の追随を許さない面もある。
2013年3月19日のアップデートで追加された白熊を模した新キャラクター。
武器はアップデートで新たに追加された両手持ちのハンマーカテゴリ(既存のハンマーとは別カテゴリに分類される)であり、盾を装備することが出来ないゆえ女子中学生の柔らかさを見事に表現している。
攻撃職であるが、既存のバニー、バッファローとは別の基本スキルが用意されていて、範囲攻撃スキル、攻撃を一定回数無効にするスキル等、他の基本職と比べても少々優遇されている。転職後は攻撃を重ねることによってストレスを爆発させるスキルを覚えることが出来る。
そしてゲームを進めていくと他のキャラクターにはない新イベントが追加されていたり、ゲームシステムのひとつである結婚を行なう際に、唯一専用の立ち絵が用意されていたりと、その他の扱いも優遇されている。
また、実装当日はスキルを発動させるだけで自身を含む他のプレイヤーを巻き込んでゲームを強制終了させるという離れ業もやってのけた。(現在は修正済み)
現在は2次職の特化型(テイマー)まで実装済みであり、今後ハイブリッド型も実装できたらいいなぁ、
と公式生放送で発言していた。(2013年4月中旬現在)
ふりふりの服に身を包み、手には本。「なんとなく『~ですの』ってしゃべりそうだよな」というところから、「ですの」という愛称が広く用いられる。おとなしい動物の代表格である羊の仮装に狙いすましたかのようなお嬢様風の服装が逆向きの発想を呼び寄せたのか、黒キャラとしての地位を早くから確立している。一方で、見た目どおりの清楚なイメージを追及するファンも少なくない。
なお、2chのトリスタ関連の各スレにおいて、流れと全く無関係に「羊ってオナニー好きそうな顔してるよな」との書き込みが散見されるが、これについては読者諸賢の判断に委ねたい。
ドラゴンである。他のキャラが身近な、とりあえず動物園にでも行けば見ることのできる動物ぞろいの中で、ドラゴンである。さらにみみとして付けているのはドラゴンの「つばさ」。ついでに基本職が呪術師ということは、冒険の舞台であるカバリア島に来る前から「呪術師」だったらしい。骨の髄まで反骨の士である。
しかしながら、それらも瑣末な問題でしかない。詳細は別項参照→ドラ子
史上最年少で考古学博士学位を取得したりする天才肌である。カバリア島には遺跡探索のために来たはずだが、考古学者→冒険家→アサシンになるという変貌を見せている。基本職がオバサン臭い大人な女性&お姉さんキャラのイメージが強く、姉御とも呼ばれる。
特筆すべきは、二次転職後に習得可能なスキル「バニッシュ」の存在である。姿を消すことでアクティブなMOBに気付かれなくなるのだが、他ユーザーのプレイ画面からも完全に姿が見えなくなってしまう。すなわち何処に高レベルの姉御がいるかも分からないわけであり、ゲーム内で迂闊に「年増」発言をすることはつつs
半そで半ズボン、膝の辺りには絆創膏と、由緒正しいショタキャラである。獅子という略称のほか、感覚型の特徴である銃器を装備した場合、防御力と最大HPを確保する盾が装備できず非常に打たれ弱くなることから、柔らかい→ぬめぬめしてる→「ぬめ」という愛称も得ている。さらに発展してスライム状のAAまで作成され、2ch各スレなどでは時としてマスコット的な扱いを受けることも。
もっとも、最近は盾以外の装備品も充実しているので、かつてほどぬめっているわけではない。
ケモノ属性の大王道、ねこみみ+ねこしっぽ、満を持しての登場である。
世の中の流れ、および青少年の期待に反して、転職を経るごとに露出度が下がっていく。期待の裏返しであろうか、二次転職実装直後には、心持ち着膨れして見えるドット絵をとらまえて「ピザ」などと酷評されることもあった。一次転職実装時(回避力依存の攻撃スキル「ハイキック」実装時)の回避猫最強神話時代から見れば、他のキャラにも強力なスキルが多数実装された現状では、相対的に魅力を減らしているかもしれない。
しかしながら、トリスタの顔ともいうべきポジションは、今なお彼女の掌中にあると言って過言ではない。2008年夏、WebMoney主催の「ミスオンラインゲームコンテスト」にはトリスタを代表するヒロインとしてノミネートされた(惜しくも受賞は逃したが)。多くのファンからの熱い支持と、そのおみ足から繰り出されるハイキックで蹴っ飛ばされたいという一部の変態的な視線を一身に集めている。
ラクーン(raccoon)とはアライグマのことである。装備するみみとしっぽもアライグマのもの。しかし、アライグマでは略しようがないため、もっぱら狸と呼ばれている(なお、トリスタで「クマ」といえば、中堅クラスの狩り対象となるモンスター「バグベアー」をさすことが多い)。公式のイラストの中にも頭に葉っぱを乗せてドロンとやっているものがあり、はなから狸(raccoon dog)としてイメージされている節も窺える。
いじられキャラとしては上述の牛と合わせて二枚看板。美形キャラという公式設定の裏返しに加え、教師からギャンブラーに転職するという身の持ち崩し方が一因であろうか。ゲーム内において、楽しげに手品を披露する待機モーションが、どこかしら哀愁を誘う。
ちなみに魅力型の二人は、他のPCと異なり、最初期からゲーム内のNPCとの人間関係が設定されていた(ラブ化にともなって他のPCにも特定のNPCとの関係を示唆するクエストが追加された)。さらにキャットとラクーンの間にも、教え子とその教師という特定の関係が設定付けられている。PCの性格付けが公式設定において詳らかでなく、ユーザー・ファンの自由な空想・妄想・二次創作に委ねる運営側の意図が窺える中での特筆事項として、ここに記しておく。
◆トリックスター0 -ラブ-(http://www.trickster.jp/trickster/ )は、動物をモチーフにしたキャラクターや穴を掘ってアイテムを掘り出すドリルシステム等が特徴のMMORPGです。また、ゲーム自体は無料でプレイする事が可能で、マイキャンプ用のアイテムや特殊な装備品を購入する場合のみ有料となるアイテム課金方式です。
「かつて存在したゲーム『トリックスター』」をモチーフとしてメガロカンパニーによりテーマパーク化された島、カバリア島が舞台となる。プレイヤーは、メガロカンパニー会長、故ドン・カバリア氏の遺産を求めてカバリア島を訪れた冒険者となってゲームに参加する……のだが、ドン・カバリアの遺産はあまりにも深い謎に包まれたままであり、冒険者(プレイヤー)たちは勝手気ままに狩りや雑談に興じているのが実情である。アイテム収集も日々の楽しみの一つであり、Mobからのドロップの他、ドリルを使ってフィールドの地中から掘り当てることも出来る。
ドン・カバリアの定めたルールに従って、PCである冒険者たち、およびほとんどのNPCが、何らかの動物の仮装をまとっている。これこそが「みみとしっぽの大冒険」と称されるゆえんである。ちなみに、元々のカバリア島の住人や、カンパニーとは別機関と思しきモンスターギルドのスタッフ、およびメガロカンパニーの現最高責任者であるドン・ジュバンニ副会長などは、このルールの埒外にある。
実際のゲーム画面は2Dクオータービューを採用、上述のキャラクターたちがデフォルメされたドット絵で表現される。(3Dではないものの大規模MMOであるため推奨環境として相応のハイスペックが要求される点には注意が必要)。また、装備品の一種としてPCのあとを付いて回る「ペット」が存在することも特色の一つといえる。
アイテム課金制を採用していることも重要な点である。強力な装備や人気のあるペットのなかには、ランダム性の高い「ガチャドリル」や「~ボックス」でしか入手できないものも多い。これらの装備で身を固めるプレイヤーは、時として「廃課金」などと呼ばれることもある。
過去に二回の大規模アップデートを経ており、それに伴ってタイトルも「素敵な出会いトリックスター」→「トリックスター+(プラス)」→「トリックスター0(ラブ)」と変化してきた。2007年10月21日に開催されたユーザー懇親会ではタイトルに関する質問と開発側からの逆質問アンケートもあったのだが、当時の「トリックスター0」という名前が好きだというユーザーが会場内に一人もいないという、いささかしょんぼりな結果に終わっている。それを受けてかは知れないが、いつの間にか「0(ラブ)」の文字はタイトルから消え、現在に至っている。
プレイヤーの分身となるPCを9種類から選べることは既述のとおり。現在、成長過程で二度の転職が実装されており、一次転職、二次転職を経ることで、キャラクターの外観は大きく変化する。ゲーム内で動き回るMAP上のドット絵に関しては、転職前の姿に「変装」することが可能。課金アイテムではあるが色違いの服装を購入することも出来、装備品にもユニークな形状のものが多く(「鯖剣」の愛称で親しまれるフィルドザクスなどは、剣でありながら見た目は正に「鯖」である)、さらに装備品の外観を別の装備品へと「見た目合成」することも出来るため、2Dながらアバターとしてのコーディネートの楽しみは広い。
友達登録機能や各種チャット、ギルドシステム、フィールドを限定してのPv(プレイヤー同士の戦闘)、その派生であるGv(ギルド間での団体戦)などのコミュニケーション関係のシステムも十分に備わっている。ただし、狩りにせよドリルを使った掘りにせよ、基本的にはソロプレイが中心となる。この点、プレイヤー間の協力に楽しみを見出そうとするにあたっては不満が存するであろう。逆に、MMO初心者が手始めにやってみるゲームとして最適であるとの評価も高い。
運営会社の移管後も定期的にアップデートは続いており、今までは1アカウントに3キャラクターまでしか持ちキャラを
作成できなかったが初期状態で4人(5人目以降は課金が必要。最大12人迄)キャラクターを作成できるようになっていたり、
ゲームをより楽しく、円滑に進めるようにする為の各種システムもそこそこ増えてきている。
……そのはずだったのだが。
2013年11月21日、公式HPから突如としてサービス終了が告知された。2014年1月28日に終了となる。
8年と、ネトゲとしてはかなり長寿だったと言える。
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簡単なキャラ紹介……? ほのぼのしてたっていいじゃない。トリスタだから。
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最終更新:2024/12/05(木) 19:00
最終更新:2024/12/05(木) 19:00
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