ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールとは (ポケットモンスターブリリアントダイヤモンドシャイニングパールとは) [単語記事]

ポケモンソフト一覧　>　ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ほんわかレス推奨です！
この掲示板では、しばしば激しい論争が起きています。
コメントを書くときはスレをよく読み、ほんわかレスに努めてください。

ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールとは、2021年 11月19日に発売のニンテンドースイッチ専用ソフトである。公式略称は「ポケモンBDSP」。

概要

基本情報
ポケットモンスターブリリアントダイヤモンドポケットモンスターシャイニングパール
ジャンル	ロールプレイングゲーム
対応機種	Nintendo Switch
発売日	2021年 11月19日
開発元	ILCA
発売元	株式会社ポケモン
販売元	任天堂株式会社
価格	5,980円（税別）
対応年齢	CERO:A
その他	ニンテンドーカタログチケット対応
ゲームソフトテンプレート

2006年にニンテンドーDSで発売され、発売から15年が経った2021年でも多くの人に愛されすぎてTwitterのトレンドを何度も賑わせている『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』のリメイク作。ポケモン生誕25周年である2021年 2月27日のポケモンプレゼンツにて初公開された。開発を担当するのは「Pokémon Home」にも携わったILCAで、ゲームフリーク以外が開発を行うのはシリーズ本編としては初（ただし増田順一氏がILCAの植田祐一氏と共同でディレクターとして参加する）。

同じくNintendo Switchで発売された『ソード・シールド』では、据置機の性能を活かし、ワイルドエリアなどの新たな試みが行われているが、今作は原作のストーリーや遊びをNintendo Switchで忠実に再現し、色鮮やかに蘇らせるとアナウンスされている。そのため、リメイクの系統としては、『ファイアレッド・リーフグリーン』『ハートゴールド・ソウルシルバー』に近いものと予想される。

冒険の舞台は、中央にテンガン山がそびえ、多くの神話が語り継がれる緑豊かな地・シンオウ地方。主人公は「ナエトル」「ヒコザル」「ポッチャマ」の3匹の中から1匹を選び、シンオウ地方のさまざまな場所を冒険し、ポケモンリーグのチャンピオンを目指す。もちろん、伝説のポケモン「ディアルガ」「パルキア」は健在。『ブリリアントダイヤモンド』ではディアルガに、『シャイニングパール』ではパルキアに会うことができる。

主な仕様変更

マップが3D化。スティック入力で従来の十字操作にはない移動も可能に。
- モデリングはできるだけダイパ当時のドットのものを3D化するようになっている。
剣盾で使用不可になった「めざめるパワー」はアンノーン復帰に伴い復活。
- しかしわざマシンの内容が変更され、アンノーン以外は覚えられない専用技に。
取得技は最新の剣盾に準じているが、一部の技は復活した。
- ほたるびは剣盾使用不可技だがバルビート・マナフィが登場するため復活。効果は第五世代以降同様特攻3段階アップ(ぐぐーんと上がる)。
- ロッククライムは秘伝技だったがわざマシンに格下げで復活
- フラッシュは剣盾では使用不可技だが復活。ないとまよいのどうくつが明るくできないので仕方ないね。
- つばめがえしはわざマシンのラインナップに復活。ダイマックス無いからだと思われる。
- しかしビークインのかいふくしれいは復活ならず。救済措置としてBDSPではビークインがはねやすめを習得できるように。
- 使用不可技は第四世代当時はなかった技も含まれている。剣盾とは違い選択はできるが、「このわざはだすことができない！」と出て技は出せない。
一部のポケモンの覚える技の調整。
- ポッチャマの最初にレベルで覚える技は廃止対象の「あわ」だったが、「みずでっぽう」に変更。最序盤の火力が増した。
- 同じくコロボーシのレベルで覚える技にはたくが追加。まあリメイク前はそもそも進化前に使える技が「がまん」「なきごえ」のみだったし、剣盾ではがまんが廃止になったため、使える攻撃技がないという事になりかねないための措置。コロボーシはBWでむしのていこうも習得している。
- キノガッサもキノコのほうしを覚えられるようになった。ただし習得レベルが1なので技思い出し必須。
- 地味にヒコザルも進化前でグロウパンチを習得し格闘技を使えるようになっている。
第四世代までのポケモンしか出ないが、仕様は第八世代に準ずる。
- マリルやトゲピー、ピッピなどはフェアリータイプ所持の第六世代以降の仕様。
- ダイパ当時はなかった隠れ特性も最新のままで実装。
- - この仕様により第四世代当時は成立しなかった戦法も一部可能に。
- ブイズは少し複雑で、リーフィアはDPtと剣盾の両方の進化条件、グレイシアはこおりのいしが無いのでDPt準拠、ニンフィアには進化条件を満たしても進化しない。
野生で出るポケモンは基本的に当時のダイパのまま。
- 地上では、ほのおタイプのポケモンはポニータとヒコザル系統以外出ない。
- 追加された地下大洞窟ではクリア前でヘルガーが、SPでは更にブビィが出現するためプラチナくらいのレパートリーにはなる。
当時は入手困難だった幻のポケモンがソフトのセーブデータ連動で入手可能。
- ピカブイのセーブデータがあればミュウが、剣盾のデータがあればジラーチが作中で入手可能。
- 早期購入特典としてインターネット通信のふしぎなおくりものでマナフィの卵が入手できる。
- ただしいずれも1つのセーブデータに対し手に入れられるソフトは1つまで。
わざマシンの仕様が第四世代当時と同じく使い捨てに戻った。
- しかし定番の技は購入出来たり、地下大洞窟で山男と玉で交換してもらうこともできる。
秘伝技の使用はポケッチから選択するか、もしくは必要な時に手持ちのポケモンが覚えていなくても使用できる。
- 例えばタウンマップからそらをとぶを使用できる。
- きりばらいだけはポケッチで選択しないと使用できないので注意。
- もちろん対応したバッジがないとフィールド上では使用できない。
トバリにあったゲームコーナーは以降のシリーズに準拠し廃止。あった場所はブティックに変更。
- これに伴いゲームコーナーの景品にあったわざマシンはトバリデパートで販売になった。
- ブティックでピンときた人もいると思うが、今作は着せ替え可能である。
一方第五世代以降廃止されたサファリゾーンに該当するノモセだいしつげんは特に変更なし。
- これは投げるのが元々石ではなく泥で動物虐待には当たらないとされたためであろうか。
- しかし大湿原限定だった一部のポケモンが地下大洞窟でも出現するため、存在意義が危うくなる。
がくしゅうそうちが廃止になり、第八世代の手持ちにいるポケモン全てに経験値が入る方式に変更。
- 第六世代以降のポケモンを捕獲しても経験値が入るも導入されている。
- つまり手持ちにいればひんしでない限り経験値(と努力値)が入るため、その点は注意が必要。
ハマナスパークの登場。
- 殿堂入り後に入ることができ、第三世代までの伝説のポケモンを捕獲することが可能。
- BDでは三犬、ホウオウが入手でき、SPでは三鳥とルギアが入手できる。
- パルパークがダブルスロット前提の施設だったため、これの代替と思われる。
- ちなみに捕獲できるポケモンに隠れ特性がある場合すべてそちらになっている。
ちかつうろが地下大洞窟にパワーアップ。
- 地下大洞窟ではダイパの野生では出現しない一部のポケモンも出現する。
- バッジの所持数により出現レベルと出現するポケモンの種類が変動する。
  - 侵入可能になってすぐに潜ると地上の野生ポケモンより高いレベルで出現するので注意。
- 全国図鑑に切り替わると更に出現する種類が増える。第四世代までの御三家もすべて出現する。
- もちろん従来のカセキほりや、ひみつきちも健在。
- 本作のインターネット連動の主な場所の一つ。
つれあるきが常時可能に。
- リメイク前はふれあいひろば限定で一部ポケモンだけだった。今作は同場所に行くと手持ちの先頭にいるポケモンがボールから出て後ろをついてくるようになる。もちろんボールに戻すことも可能。
技思い出しにハートのウロコが必要なのは変わっていない。
- ただし累積10個のウロコを渡すと以降は無料で思い出させてくれる。
ポケモンの特性を入れ替えるとくせいカプセルや、夢特性にするとくせいパッチ、性格による補正を変えるミントは全て剣盾からの続投としてバトルタワー景品に入った。第四世代と比較して伝説厳選を意識する必要はほとんどなくなった。
- 更に下記の通りシンクロの仕様が変更になり伝説の性格固定が可能になったため、厳選難度はさらに低下している。
剣盾と同じく、パソコンを介さなくともポケモンのボックスとのやり取りが可能に。ボックスに預けただけではHP・PP・状態異常が回復しないのも同じ。
- クリア後の施設でジャッジに話しかけると、ボックスに剣盾と同等のジャッジ機能を追加してもらえる。
トレーナーが出すポケモンの仕様が一部変更。
- 第七世代からは一部トレーナーのポケモンも努力値を振っているようになり、それはBDSPでも適用されている。努力値は無振りと調整済みだとレベル相当で約5、6差が出ると言われる。
- また使っているポケモンは当時と同じではあるが、技レパートリーが第八世代のそれなので、技の選択肢が当時と全く異なる。
- で、シロナも当然努力値振り済みの当時と同じポケモンを使うが…それに加え全所持ポケモン個体値が5V、技編成もガチ。特にガブリアスとミロカロスは鬼のような強さ。
- フェアリー対策にどくづき、隙あらば剣舞で積んで全抜きを狙ってくるガブリアス
- かえんだまで1ターン目終了時からふしぎなうろこ発動を確定させ、じこさいせいミラーコートで耐久を狙ってくるミロカロス
- 殿堂入り後ならまだしも、殿堂入り前でこれらのガチパを使ってくるからド畜生である。
- その前のオーバのフワライドも、ちいさくなるバトンを狙う攻撃技無し仕様で対策必須。
  - 元々攻撃技なし仕様だったが今回はちからをすいとるまで持ってきたためマジでだるい。ちょうはつすれば何もできなくなるので手持ちのどれかには習得させておこう。
- もちろん他の四天王もゴヨウがトリックルームを使用してきたり、フーディンは素早さ極振り＋珠持ちでマジックガードで珠ダメージ無しの高速火力を使ってきたりとか、キクノはナマズンにリンドを持たせ草をれいとうビームで返り討ちを狙ってきたり、もろはのずつきをいしあたまで使ってくるウソッキーなど、戦術がガチ化している。そしてゴローニャはまさかの素早さ振り＋ロックカットで抜きを狙ってくる。もちろんがんじょうも第五世代仕様なのでタスキ化しており、舐めていると返り討ちにあう。
本作の殿堂入り後の強化四天王・チャンピオンのモンスター編成はプラチナ版のそれになる。数少ないプラチナからの要素である。
- がレベル強化もあり間違いなく過去最高難度である。
本作のみの仕様として、第八世代でシンクロが野生ポケモンに100%効く代わりに一部伝説のポケモンには無効化されるというのがあったが、BDSPでは他の伝説のポケモンにも効くように変更された。つまり性格厳選はシンクロがあれば固定できるため難度が下がっている。狙った性格のシンクロ持ちポケモンさえ用意できればかなりストレス軽減される。
- ちなみに人から貰うポケモンにすら有効…すなわち連動特典であるミュウ・ジラーチにも有効である。
- 唯一の例外は化石ポケモン。
- 地下大洞窟では戦闘に入った瞬間ではなく、マップに入った瞬間発揮される。
- ポケトレを使った場合は先頭がシンクロ持ちの場合に最初に出現するポケモンのみ有効。