撲殺巫女がSW2.0をプレイするようですとは (ボクサツミコガソードワールドニテンゼロヲプレイスルヨウデスとは) [単語記事]

『撲殺巫女がSW2.0をプレイするようです』とは、annri氏による東方卓遊戯動画である。
厳密には『撲殺巫女がＳＷ２．０をプレイするようです』と英数字が全角である。
シリーズはセッション10で一旦打ち止めとなり、現在は『ぼくみこっ！2nd』とタイトルを変え
ほぼ同じメンバーで第2シリーズを進行。2015年 7月には本編終了となった。

セッション9冒頭までのネタバレを含みます。ご注意ください。

概要

MUGEN要素を多分に含むソード・ワールド2.0 リプレイ動画であり、MUGENで流行したネタが頻繁に飛び交う卓となっている。MUGEN側の予備知識がなくても問題ないが、知っていればなお楽しめるだろう。
無駄にむせる聖帝レミリア（にせぽにーＰリスペクト）の今回予告も必見。

セッションが進むにつれ、多方面にネタが伸びているが何、気にすることはない。

なお、レギュレーションはルールブックI～IIIに加え、アルケミスト・ワークス、バルバロステイルズ、ウィザーズトゥーム。防御ファンブルと剣のかけらによる抵抗上昇はオミットされている。また、初期経験点と所持金は+1000でスタートする（経験点4000/所持金2200）。

セッション5よりカルディアグレイス、セッション8よりザルツ博物誌も実装された。
また、フェイダン博物誌もさりげなく登場している。
新しいサプリが導入される度にリビルドを許可しているのもこの卓の特徴であろうか。その度に酷いことになるのだが。
第2シリーズに移行する際、若干のメンバー変更と一部PLの操作PCが変わることもあり、
全員の大幅なリビルドを行ったためさらにビルドの酷さは増した。「頭おかしいビルドの見本市」というタグが（おそらくいい意味で）つけられるほどである。
また、第2シリーズからはPCの成長ダイスを振らず任意のステータスに割り振れるようになっているので
色々な意味でPLが~~やりたい放題~~やりたいことをやれる卓になっている。

姉妹作に同じ混沌Pの卓m@sであるロングソード+10！と邪眼の姫の物語がある。
前者は本卓におけるおよそ100年後の世界で、直接の続編にあたる時間軸。
後者は本卓の2nd シーズン以降におけるIF 世界の時間軸だが、大筋の歴史はほぼ同じものである。

登場人物紹介

GM：博麗霊夢

突如現れた先代巫女に頼まれGMを担当することになった。本人は満更でもない模様。
発案の翌日までにメンバーを揃え、シナリオやオリジナル武器などを多数用意していたりとGMとしてのスペックは非常に高い。また、初セッションからガン持ちを出すなど殺意も高い。

セッション打ち上げの宴会明けから次のセッションをスタートするなど、なかなかに強引な面も。
まあ普段は宴会の後に各自帰宅しているが。

PL/PC

PC:ミコ・シロジロ（PL：先代巫女）

今回の発端。霊夢との血の繋がりはなく、親子というよりは師弟と言った方が正しい間柄。
リアル既婚者であり、人里で平和に暮らしているらしい。但し、戦闘力は全く衰えていない。

基本情報	ドワーフ／♀／41歳／拳闘士
戦闘技能(S9)	グラップラー8／エンハンサー5／レンジャー3
一般技能	産婆5／看護師3

20年ほど前、結婚を機に引退した元冒険者。旦那と大喧嘩し家出中である。因みに一児（ドワーフ ♀）の母。
喧嘩の原因は旦那に年寄り扱いされたこと。旦那は人間であるため、種族間の寿命・老化の差が生んだ悲劇と言える。念のため補足すると、ドワーフの41歳は人間換算ではまだ精々25歳程度である。そりゃキレる。

戦闘スタイルは徹底した投げップラー。ドワーフ持ち前の命中精度と、パーティ中最高レベルを維持し続けるグラップラー技能のお蔭で、並大抵の敵は容赦なく投げ飛ばされるのであった。
また、S2にて、投げに特化した流派の指南書『ベルシュタイン複合格闘術・投の書』を報酬として受け取っており、投げに磨きをかけ続けている。

S6にてついに《カウンター》を習得。これにより所謂当て身投げを実行できるようになった。この幼女を狙った敵は宙を舞うことになる……。なお、これでも旦那には遠く及ばないというのだから恐ろしい話である。

目下の悩みは、旦那が謝りに来た場合冒険を続ける理由がなくなってしまうこと。
場合によっては娘に引き継ぐことも考えている模様である。

PC：ヨーム・マーチ（PL：魂魄妖夢）

被害者その1。巻き込まれ体質は相変わらずだが、ノリは悪くない。

基本情報	人間／♂／15歳／冒険者
戦闘技能(S9)	フェンサー8／プリースト（ヒューレ）5／スカウト3／エンハンサー2
一般技能	貴族5／物乞い3

元々は貴族なのだが、皇帝暗殺事件での自責の念から失踪。物乞いとなり、最終的にヒューレ神殿に転がり込み、冒険者となった。
尤も、この行動は母、ユゥユ・マーチには筒抜けであり、あえて手を出していなかったと、後に暴露された。
普段の一人称は「ボク」だが、貴族として振る舞うときなどは「私」になる。

初めての冒険で<グロウウェポン>を手にしたことにより、彼の運命の輪が回り出す。
この武器、使用者と共に成長する魔剣なのだが、同時に使用者を侵食していくことが判明。魔改造に近い手法で宿主の改変が行われているらしく、【リムーブ・カース】といった解呪呪文も効果がない。この剣に関係する者も続々と現れており、実質このキャンペーンの軸の一つとなっている。

当人の目標はユリウス皇帝を殺害した犯人を捕らえること……なのだが、前述のグロウウェポンもさることながら、強敵相手の確実な勝利のためとはいえ仲間から膨大な借金をしており、解決しなければならない問題は山積みである。誰が呼んだか”ヒモ王”ヨームである。

S6にて、NPC コウメにあまりにも見事過ぎるフラグをブチ立てた。が、当の本人にその自覚はなく、意識はすれども進展にはかなりの時間を要しそうである。
また、S7にてランダムイベントで<祝福の剣>(一人に対して一日一回ダメージの代わりに回復)をゲット。
リソース消費をある程度抑えられるようになった。

PC：イク・サン（PL：永江衣玖）

被害者その2。なぜ神社の近くにいたのかは全く不明だが、空気を読んでか読まずか、ノリは良い。

基本情報	ナイトメア（人間）／♀／22歳／神官
戦闘技能(S9)	プリースト（フェトル）7／セージ4／シューター5／エンハンサー2
一般技能	家政婦5／天気予報士3／貴族2

元々はサン家に仕えるメイドであったが、当主リューとの身分違いの恋を経て結婚。
しかしある日、リューは蛮族の討伐に出て以降行方不明となってしまう。周囲は戦死したものと捉えているが、彼女は諦めきれずに冒険者となり夫を探す戦いに出ることを決意する。

シューター技能を伸ばしてはいるが、その獲物は立派なパイルバンカーであり、隙あらばズドン！と敵の腹を穿つ。
尤も、あまりにリスキーなため、狙える状況はかなり限られてくるのだが。基本的には【サンダー・ウェポン】で味方を強化しつつ撃ち漏らしたザコ敵を処理していく立ち回りとなる。

彼女本人が話の軸になることはあまりないが、リューに絡み、現在のルキスラ議会および騎士団の動きがキャンペーンの重大なファクターとなっており、結果的に重要なポジションに置かれている。なお、彼の捜索は秘密裏に続けられている模様である。

PC:ユッカ・スパークオリジン（PL:風見幽香）

被害者その3。神社に遊びに来たら拉致られた。ついでに先代様にもﾄﾞｺﾞｫされた。ノリは非常に軽い。

基本情報	ルーンフォーク／♀／7歳／魔動機師
戦闘技能(S9)	シューター5／マギテック6／エンハンサー5／スカウト4
一般技能	高級娼婦5／庭師3／農夫2

富豪所有だったが、破産し借金のカタに高級娼婦として売られてしまったルーンフォーク。なのだが、そっちの才能があったらしく無事借金を返し切ると、特にすることがあるでもなく冒険者になった。
とは言え、娼館との関係はそれ以降も良好であり、重要な情報源として活用している。なお、娼館からは帰ってきてほしいと本気で思われており、彼女の人気振りが伺える。

ヨームが気になるようで、いろいろ親身になったかと思えば借金で宿代に困るようになった彼と相部屋にしたりしている。彼より年下ではあるが、完全に姉貴分として振る舞っている。
また、さりげなく彼の筆おろしを狙っている節があるが、元娼婦故に致し方なし。

基本的に典型的なマギシューだったが、S7でのリビルドで大幅に方向転換しボム主体のマギテックとなった。

ストーリーそのものには今のところ、深く関わっては来ていない。

PC：スワリィ（PL；洩矢諏訪子）

先代巫女と商店街でよく井戸端会議する縁でS5より途中参戦。先代様からは「守矢の奥様」と呼ばれた。

基本情報	グラスランナー／♀／？歳／趣味人
戦闘技能(S9)	バード7／ウォーリーダー5／ファイター4／ライダー4
一般技能	歌手5／兵士3