瑠珈・トゥルーリーワースとは、PS2用RPG『Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩』のヒロインである。人呼んで脇巫女ならぬ脇御子。またダイバーズセラピも兼業し、その道ではカリスマ的な人気を受けている。
性格は普通の女の子。コスモスフィア(精神世界)内に於いてはヤンデレに近いが、彼女の場合はドロデレ(後述)。
アルトネリコシリーズの特徴であるヒロインの精神の奥底まで暴き出すシステム『コスモスフィア』の存在もあってか、黒い子に見られがち、そして、本来だったら前LVでの大団円を受けて感動の嵐の余韻を満喫するのが恒例であるコスモスフィア最終レベルで、いらん一人二役をやっちまったせいで感動がぶち壊しになった事や、髪飾りを似ているという理由だけで母にゆで卵カッターとして使用されてしまった例や白夜嬢などに見られるように『笑いの神に魅入られ』て正統派になりそこねたヒロインでもある。
ヒロインルート分岐前の牢屋内のシーンやコスモスフィアLV6,7はとかく評価の高いアルトネリコ2の代表的見所ではあるが、そのあまりのインパクトの強烈さ(後日、コレでも初稿版よりは内容がソフトになっていたという驚愕の事実が明かされた)故に、本来真っ当なヒロインかつ妹想いの良き姉というキャラクターながら、アルトネリコ2のファンの間では好き嫌いが激しく別れるヒロインでもある。
ルカルートは進めば進むほど後悔するルート 確かにアルトネリコらしいけど上級者向けすぐる
愛などいらぬ ヤンデレ キチガイ CSがひどい 飯マズ・・・ ドS
ヒロイン、マジ頑張屋 理想と現実の両方を見れる 自己の打算性を自分で悪と断じれる 誰にでも優しい
ルカルートこそアルトネリコ2のストーリーそのもの ルカルートをやらないと真にアルトネリコ2をやったとはいえない
超一途 ドロデレ 行き違い(ストーリー的に) CSが良い ご飯が独創的 ドM
素晴らしく真逆な評価であるが、実は悪いところも良いところも全て瑠珈である。双方の言い分は間違っていない。
基本的には、昭和40年代の少女漫画の主人公の様な生い立ちながらも、あまりにいまどきの普通の女の子な性格と言動、攫われた妹を取り返す為なら如何なる選択も必要悪とし、更に非常に計画的な性格の性で、黒い子呼ばわりされるのがもっぱら。しかしながら、瑠珈の事を誰よりも黒い子呼ばわりしているのは彼女自身である。公式FANサイトであるアルポータル
においては、前作のヒロインの一人『オリカ・ネストミール』と共に、それぞれのラスボスであるインフェルやミュール(ジャクリ)を差し置いて二大巨悪として扱われる。
(3発売後は、驚きの白さがウリの咲に出番は奪われがちだが、それと引き替えに二代巨悪の座からは解放されたが、後述の変態淑女『空猫』の被害者ポジションで定着してしまった感がある。)
この件に関してルカを演じる小清水亜美は、「黒いですか?」「普通ですよ」等、CDドラマのキャストーコメントでのたまっている。
さらに言えば、前代未聞の「ゲーム本編中の会話で次回作でのラスボスを志願したメインヒロイン」でもあるが、今のところ本編.バイナリ野.DLC.ドラマCDと3のストーリーでの出番は全く無い。最後の可能性はココナ主演のヒュムノスミュージカルであるが、元々仲が悪く、小説版での和解を経た後でも決して好かれているわけではない事、何より中の人のギャラがネックとなって、期待値は低い。
良い子で非常に健気で一途なのではあるが、アルトネリコ2の特性もあってルカの白い面を味わえるのはルカルートではなくクローシェルートのインフェルスフィアというのも悲劇と言えば悲劇。更にルカルートでは人間の深層心理が嫌というほど暴かれる構成になっているのに、言葉通りの意味で鵜呑みにできない所や、現実世界での行動も加味しなければならないなど、理解するだけで一苦労なのも、それを後押ししている。
尚、アルトネリコ2の漫画版においては、性格や行動の方も『昭和40年代の少女漫画の正統派主人公』といった感じだが、基本的な設定はゲーム版と同じである。ただし、各種台詞や行動が原作ゲームで他キャラ(他2名のヒロイン含む)が担当していた見せ場を一手に引き受ける形で明確なメインヒロインとしてクローズアップされ、原作でマイナス印象やコミカルな印象の要因となったコスモスフィア等のシーンがカットされた結果、受ける印象が別物になった。
これは漫画版が月刊誌での短期連載という都合上、構成を簡略化し、またゲーム後半で影の薄かった主人公クロアをストーリーの主軸に据えたためと思われる(主人公クロア・幼馴染ルカ・好敵手タルガーナの関係がピックアップされたから)とはいえ、ルカ以外のヒロインのファンには不満の残る形となったり、ココナではなくルカが旅立つというエンディングにより3とストーリーが繋がらなくなったのも事実である。
ゲームでのキャラ性能では、派手な演出の強力なダメージブースト手段『レプレキア』を持つクローシェと、設定レベルでチートじみたジャクリに比べ、MPの減りが少ない省エネタイプという特徴があるとはいえあくまで地味な印象であり、使用頻度で大きく水を開けられがちであり、ルカがセラピして救ったIPD達もパーティーの前衛メンバーの応援キャラ(ムスメパワード)や、後述の『クローシェ様親衛隊(セラピ後の入隊条件達成が条件)』になってしまい、ルカ自身に恩恵はない。そういった不遇(?)を考えれば、漫画でヒロインを張ってもバチは当たらないと主張するファンも居る。(ただし、敵が物凄く強く前衛が一撃で戦闘不能になるような戦闘の場合は、初期から非常に高い回復量+戦闘不能復活効果の魔法、唯一の2系統での回復魔法を持つ、省エネ持続型と合わせてHPも高く、長い時間耐える事ができる為、激しい戦闘であれば一番バースト率が上昇する。惜しむらくは、そんな戦闘は制限プレイでもしない限り、有り得ないと言う事だ。
ああ、3並のHARDモードさえあれば・・・)
もっとも、原作ゲーム上の全ED共通の要素を見る限り、『最高指導者の一人』『クローシェの財布も管理掌握』『長年の夢である人気歌手としても活躍』と一番の勝ち組と言える。
ちなみに、もう一人のヒロインであるクローシェには『クローシェ親衛隊』という最大100人から成る変態淑女集団が付き従うが、ルカにはクローシェ親衛隊100人分に相当するアレな変態淑女後輩『空猫(本名:レレナ)』が付き従っており、トウコウスフィアで「クローシェ親衛隊の様な物が欲しいか」と聞かれた際にも、「空猫だけで十分(手一杯)」と疲れきった表情で答えている。
ルカのために新しく作られた属性。内面はドロドロしているが、態度はデレデレの意。
内面のドロドロは、いわゆる「黒い子」ではなく、怨念もしくは執念的な感情である。
アルトネリコ3ではこの人格を重要キャラのハーヴェスターシャに与える無料DLCとして
『ハーヴェスターシャ専用人格修正パッチモジュール【typeB:ドロデレパターン】』の配信が行われ、
ルカだからこの程度で済んでいるが、ルカ以外がドロデレになるとこんなにも凶悪なのかとプレイヤーは思い知ることになった。(マジコワイヨ)
一例
ルカを語るのに欠かせないのが、空猫ことレレナである。(注:ロロナとは決して間違えないように)
空猫ことレレナは、4つの調合ショップのうち、食べ物系の調合が出来るショップ『ボンベルタン』のウェイトレスであり、かつてルカがボンベルタンでレレナの前任者であったことから知り合い、紆余曲折を経て現在ではルカを「先輩」と呼んで深くしたって居る。
ただ、慕うのはよいのだが、その領域はある種「変態淑女」の域に到達しており、調合完了時「美味しそうね」と声を掛けてくれるのだが、コレはルカの場合に限れば「ルカ先輩の料理完成時のやり遂げたという表情が『美味しそうね』という意味」と、後に公式で明らかになっている。
それ以外にも、度々ショップイベント内で変態淑女ぶりを発揮しており、ファンの間ではすでに「空猫=変態淑女」の公式が成り立っている。
基本的にはルカにとっては頭痛の種と言って良いであろう。
掲示板
67 ななしのよっしん
2020/12/30(水) 17:36:15 ID: l4MihVrXwU
久々にプレイしたがやっぱ普通にかわいい
これくらい内面の掘り下げると人として血が通ったキャラになってる
当然二次元ギャルゲーとしては血の通わないファンタジーなんだから
"都合"のいいジャクリのほうが可愛いし好まれるのは当然だし
(なんなら俺もジャクリ派だけど)
ルカはルカで本当にいいキャラだなあと噛みしめる年末
68 ななしのよっしん
2021/07/22(木) 06:05:31 ID: YBT/wj7IkM
プレイしてた当時も今も何が「黒い」のかわからん(というか実感できない
ヒトとして当然の感情や執着を孕んだままに、根底の優しさを無くさずに生きて来た最高のキャラだと思うよ
あと個人的にツボなのは、コスモスフィアでクロアを扱うのが深層になってから、しかもクロアの好意を試すんじゃなくて「クロアに好かれる自分が信じられないからクロアの好意を測る」内容というのが、如何に根本的にクロアが好きで好きでしょうがない、というのが最高にルカの魅力を広げていると思うよ
69 ななしのよっしん
2025/10/03(金) 00:23:37 ID: xz1XYmMB40
プレイする機会あって久々にやったんだけど、改めて見ると瑠珈の母親ひっでえ毒親だな
色々事情があるとはいえ一人ぼっちになってしまった自分の娘に対して、いずれ自分の元からいなくなってしまうから、それで自分が傷つかないために娘に冷たくするとか親の所業じゃねえ
その上孤児として引き取ったクロアには優しくしてんだからそら歪むわ
2の話がこじれるのは絶対このクソ毒親のせいだわ
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最終更新:2025/12/09(火) 00:00
最終更新:2025/12/09(火) 00:00
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