長命種とは、寿命が長い種族のことを指す。
元々は花の寿命のことを指して「長命種」「短命種」などと呼んでいたようだが、現代では(主にファンタジー作品などにおいて)植物以外の動物などにも幅広く使われており、本記事は主にこちらを解説する。
概要
「寿命が長い」とは、人間の寿命である70年~80年を超える状態、おおむね数百年~数千年以上の寿命を持つ種族は長命であると言われやすい。ポイントは「人間と比較して寿命が長い」というところであり、「寿命の差」によって起きる関係性は作品における大きな要素である。
下記の「長命種あるある」のように様々な描き方が可能な設定であり、長命とはキャラクターにとっては重要な属性・萌え要素となっている。中には特に意味もなく長命設定になっていたりするけど。
逆に人間よりも寿命の短い生物(イヌ・ネコなど)にとっては人間が長命種であるように映るかもしれない。このように長命と短命とは両種族の寿命の比較で成り立っているといえる。
長命種あるある
この項目は内容が少ないです。
調べものなどの参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。
加筆、訂正などをして下さる長命種の方を
求めています。
- 数十年の年月を「あっという間」と思ったり、何かに熱中していたら数十年が経過していたりと、時間の価値観が短命種と決定的に違う。
その価値観の違いをネタにした構文もある⇒フリーレン構文
- 種族として繁栄していない長命種は、寿命の長さから他種族から迫害されている。
- 迫害を避けるため、長命種は自らが長命であることを周囲に隠している。そのため同じ場所に長期間暮らすことができず、各地を転々と旅している。
- 短命な種族と恋に落ちることもあるが、寿命の差によりほぼ必ず死に別れで終わる。
- 外見は若めの姿が多い。「外見は人間で言うところの十代ぐらいだが実年齢は数百歳」は日常茶飯事。
- 精神年齢については外見通りだったり年齢相応に達観していたりと様々であり、後者の場合はロリババア・ショタジジイの要素も兼ね備えている。
- その世界の歴史を知る生き証人、またはある分野で大成した知恵者であることが多い
- 短命種族の文化に染まりきって堕落する長命種もいる。
- 子供の頃から面倒を見ていた人間が歳を取り老いぼれた姿になっても「少年」「小僧」呼びするなど子供扱いをする
- かつての仲間の子孫(直接の子供ではなく2代~3代後の)に面影を重ねる。
- シリーズの続編にて、前作に登場した長命種が外見的に成長した姿で登場することで、続編が「前作から数百年経過した世界」であることが明示される。
- 短命種と交流しなかよくなったり、心通わせ、場合によっては恋に落ちることもあるが、大抵は短命種が先に逝くため、長命種がそれを看取る、残された長命種が寂しがっていたり、懐かしそうに短命種のことを回想する、後天的に長命種になった場合それを後悔するなどの所謂寿命ネタはよく見られる。
- 中にはその為死を望む者もいる。
- なお、人間は大抵短命種側で死ぬ方であるが、人外側が短命種で人間が残される側のことも少ないがある。ゲーム「デジモンワールド」ではパートナーデジモンが寿命で死に、死に際にデジタマを残して転生するイベントがある。
- 無敵や不死身とは異なるため、殺されたり事故で死ぬことはある。
著名な長命種
主要キャラが長命種であることを主題とした作品
※ニコニコ大百科に記事のある作品を記載
※五十音順
関連リンク
pixiv百科事典では「寿命差」という記事名で同様の内容を解説している。
⇒寿命差 (じゅみょうさ)とは【ピクシブ百科事典
関連項目