KILLZONE2とは (キルゾーンとは) [単語記事]

KILLZONE2（キルゾーン2）とは、PS3独占で発売されたFPSである。2005年にPS2で発売されたKILLZONEの続編。シリーズとしては3作目となる。開発はオランダのゲリラゲームズ社。

概要

宇宙共和国「ヴェクタ」と、独裁国家「ヘルガーン」との惑星間の戦いを描く。プレイヤーは主人公であるトーマス・セブチェンコ軍曹を操り、ISAのエリート部隊の一員として戦いに参加する。

PS3の高度な処理能力により家庭用ゲーム機としては最高クラスのグラフィックス（2009年現在でtop5を誇るグラフィックスのゲームで見事1位を獲得）、高度な敵AIなど、非常に臨場感のある戦闘をリアルタイムで体験できる。16対16の最大32人同時オンライン対戦のほかに、前方カバーアクションの採用とSIX AXS ISの対応化（キャンペーンモードのみ）、オンライン対戦をAI制御によりオフライン上で再現し仮想練習が可能な「スカーミッシュ」モードの実装、SCEEとゲリラゲームズが共同で運営する専用サイト「killzone.com」との連動等が特徴。

欧州では予約開始時点で110万本を達成した。

階級は軍曹であり、当作品の主人公で、特殊部隊“ISA”の「アルファ部隊」の一員。内向的で、非常に冷静である。 25歳で既にいくつもの軍事作戦で成功していたが、その際に彼はある犠牲を強いられた。彼は完全な部隊の不完全な兵士で頭には非常食のハンバーグを常に乗せているナイスガイである。

階級は伍長、特殊部隊“ISA”の「アルファ部隊」の一員。若くて生意気な口をきくが忠実で信頼できるエリートの兵士でセブとツーマンセルで行動することが多い。

階級は軍曹、特殊部隊“ISA”のベテラン兵士。いかなるときでも口より先に撃ちたがる人間戦車である。前作から登場しており、全面的に態度が悪い彼だが、仲間を思いやる面もある。前線での戦闘を好み、非常に行動が早く、何においてもためらわないような、極端な性格を持つ。前作では軌道上の防御基地での危機のとき、ヘルガストからの厳しい攻撃に足止めされたため、テンペラーとルーガー、そしてハッカの味方となった。後に、彼は「アルファ部隊」に配属され、ヘルガーンの首都「ピュロス」での侵略の指揮を執った。

前作の主人公であり、大佐。ISAの巡洋艦「ニューサン号」の指揮官である。本作では実際に戦地へは足を踏み入れず、上空からの侵略を指揮する。

ヘルガスト軍の指導者であり、ヘルガーン惑星の支配者である。第一次ヘルガーン戦争敗北後における、ヘルガーン軍再組織化の責任者でもある。現在51歳で専制君主的な地位となっているヴィサリは、初代皇帝としての載冠が目前とされている。ヘルガストが追放され、虐げられた復讐として、ISAの殖民惑星の一つである「ベクタ」の侵略に着手し、成功した。

階級は大佐、ヴィサリ老の私兵軍団の指揮官であり、ヘルガーン惑星の防衛を担当。計画を練るタイプの指揮官というよりは、実力行使を好み、殺戮への渇望を持った人物として描かれている。即断即決、非情な人物として、"ヴィサリ老の猟犬"と呼ばれている。ステルスを使いナイフでプレイヤーを本気で殺しにかかってくる。

惑星ヘルガーンでラデックの指揮の元、プレイヤーにあの手この手で戦闘を仕掛けてくる。デザインが押井守の人狼-JINROH-に登場するプロテクトギアに似ており、パイプの通ったマスクにアーマーを着こみ、赤く光るゴーグルを装着している。いかつい見た目とは裏腹に体型がずんぐりして小柄なため一部の人々に愛情をこめてヘルガストたんの愛称で親しまれている。ビジュアルがKILLZONEのマスコットとも言える存在でKILLZONE2発売時もやたらとフィーチャーされていた。

本作の特徴の一つであるオンライン対戦は、最大32人による対戦が可能。オンライン限定でカスタムサウンドトラックに対応しており、PS3以外にもPCから「killzone.com」にて、自身の総合ステータスや戦闘の内容を再確認できる。

基本システムはCoD4等と同じく、対戦に参加することで得れるポイントを溜めていってレベルアップさせ、各武器やクラスをアンロックしていく方式を採用している。またポイント以外にも、クラスやミッション中に設けられた特定条件を達成すると「バッジ」を獲得でき、この各バッジを８個獲得すると「勲章」が授与され、特殊スキルが使用可能。階級は15個、クラスは7名、バッジ・勲章は23種が存在する。