バンブーメモリー(ウマ娘) 単語


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バンブーメモリー

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バンブーメモリー(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「バンブーメモリー」をモチーフとするウマ娘である。CV:藍原ことみ

概要

誕生日:5月14日 身長:157cm 体重:増減なし スリーサイズ:B75/W58/H81

熱血スポ根体育会系ウマ娘。鬼の風紀委員長として怖れられていて、レースでは真っ向勝負で打ち負かすことを信条としている。
超単純で短絡的な性格をしているため、親切だがいつもうまくいかず悩んでいる。女の子っぽいことは苦手。

バンブーメモリー|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイトより

栗毛の短髪に「夢」の一文字が書かれた鉢巻を締めたウマ娘。前髪には大きく白い部分(流星)が走っている。トレセン学園の風紀委員長で、やる気に満ち溢れているが空回りしがち。

勝負服はブラウスに黒のネクタイ、セーラー襟のベスト、幅の広い白黒ボーダーのスポーツジャケット、ボトムスはショートスパッツにミニスカートのスポ根スタイル。腕には風紀委員の腕章をつけ、バンブーなだけに竹刀を携えている。

モチーフ馬がオグリキャップ世代で知名度が高いわりにウマ娘の彼女はまだ出番が少ないため、アニメから入ったファンには「バンブーメモリーもウマ娘に出して欲しい」と言われてしまいがち。もう出てます。

ゲームでの扱い

※アオハル杯シナリオ中での能力。基礎能力は成長するので省略

バ場適性
ダート
距離適性
短距離 マイル 中距離 長距離
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込

当初は実装なし、一部イベントに登場する程度だったが、2021年6月21日にSSRサポートカード[Head-on Fight!](とR[トレセン学園])が実装。得意トレーニングはパワー。
イラストはオグリに追走されるレースシーンで、おそらく後述の4歳時マイルCSがモチーフと思われる。

所持スキルはマイル・差し中心。短距離後方向きの「詰め寄り」もある。

あの[一粒の安らぎ]スーパークリークなどと同じトレーニング効果アップ最大15%(無凸でも10%)を持つのが最大の特徴。スタミナのクリーク、スピードのビコーペガサスに続くパワーのトレ効果担当。
やる気効果アップがないのもこの2枚と同じだが、それ以外の性能は異なる。目立つ短所は得意率アップが固有含めて皆無なことで、完全にトレーニング効果を当てにして使うカードとなる。長所としては、3凸以降で前2枚にはないヒントLvアップが解放されて最終的にLv4のヒントを得られる。

レアスキルは差し専用の「昇り龍」(下位「外差し準備」)。最終コーナーで速度アップできる優秀なスキルであり、これまでは育成メジロライアン限定となっておりサポートとしては初となるが、不確定なのが惜しい。
SSR連続イベントも含めて、イベントが全体的に体力を削ってくる傾向なのが難点(連続の2回目ではイベントを打ち切って回復もできる)。もっとも共通イベントについては選択肢で回避可能で、体力が減る選択肢でも「根幹距離○」を高レベルで取れたりするので魅力はある。
また、連続の2回目では特定の選択肢で失敗するとマイナススキル「空回り」が付与される。条件が先頭でリードをつけるという逃げ向きのものであり、評価値を下げることに意義があるオープンリーグ用途で注目の対象となったが、実は終盤で先頭に躍り出ても発動してしまうので逃げ以外でも影響が無視できない。

レース実装はアオハル杯のシナリオ内での実装のみとなる。カードはSSRだが勝負服は未実装なので常に共通勝負服となる。
短距離ウマ娘にはマイルBの者が多い中でシーキングザパールと並び短距離AマイルAで、短距離組が伸びた場合に分担を任せられる(中距離もいけるが、お世話になることは稀だろう)。スキル的には短距離が1つ・マイルが2つだが短距離の「詰め寄り」が優秀なので大差はないか。

関連ウマ娘

オグリキャップ個別記事
レース以外でもライバル視している先輩。モチーフ馬は同期のライバル。
サクラバクシンオー個別記事
メモリーと同じアホの子「委員長」を自称しており、『うまよん』ではメモリーに委員長勝負を挑むが、お互い何をしていいかわからなかった。モチーフ馬はメモリーより後年の名スプリンター。
ゴールドシチー個別記事
栗東寮のルームメイト。風紀委員長のメモリーに対してシチーは遅刻魔だが、レースとモデルの二足の草鞋を履く彼女の頑張りを理解しフォローしている。モチーフ馬は1歳上で自身の引退レースで一度だけメモリーと対戦がある('89宝塚記念。勝ち馬はイナリワン)。

史実

平成初期の短距離戦線で活躍したスプリントG1初代王者。

1985年生まれの牡馬。父モーニングフローリック、母マドンナバンブー、母父モバリッズ。端的に言うと、マイナーな外国産種牡馬×自家生産馬。

2歳(旧3歳)の11月にデビューし、3戦目で初勝利。当初は蹄が弱かったため、負担の少ないダート競走を中心に出走、好走を続けて3歳秋には3勝クラスに上がるも、そこから低迷してしまう。

しかし4歳春に芝マイルの道頓堀ステークスを圧勝してついに始動。次戦マイルのオープン特別を3着の後、翌週の安田記念にG1初挑戦にして連闘で挑み、10番人気ながら大番狂わせの勝利を挙げる。その後は芝を中心に宝塚記念で5着、G2高松宮杯(当時は2000m戦)で2着など中距離でも実績を挙げる。

G2スワンステークスを勝利後、春秋マイル連覇を狙ったマイルチャンピオンシップはオグリキャップと2強模様に。レースでは直線オグリの先手を奪うと、鞍上の武豊はオグリに抜かせないよう進路を取るか、全力で駆け抜けるかの二択で真っ向勝負を選択。これに対してオグリは猛烈な追い上げを見せ、マッチレースの末にタイム差無しの2着。敗れはしたものの、オグリキャップのベストレースに挙げられることも多いこの名勝負でさらに名を上げる。

5歳春は低迷するも、G2高松宮杯で2000m戦を制した後に秋は天皇賞(秋)を3着、マイルチャンピオンシップをまたも2着と復調。この年からG1に昇格したスプリンターズステークスでは当時の日本レコードで快勝し、初代スプリントG1馬となる。

オグリら同期の名馬が軒並み引退した6歳時も現役を続けたが、続く京王杯と安田記念では入着したものの以降は下位に甘んじ、この年をもって引退。

また、この馬に関わる競馬史に欠かせないエピソードとして、6歳時の宝塚記念にて、杉本清アナウンサーの名物実況、ウマ娘でも有馬記念の実況に採用されている「私の夢」として初めて名前を挙げられた馬が彼である。しかしレースでは最下位の10着に終わっており、後に大恥をかいたと述懐している。

引退後は2005年まで種牡馬として生活し、2014年8月7日に老衰のため死亡。29歳没。

詳細は当該記事へ→バンブーメモリー

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
    • ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)

「これからビシバシ特訓してください!ヨロシクオナシャーッス!」

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