イブビンティ(ウマ娘)とは、『ウマ娘 シンデレラグレイ』に登場する人物、ウマ娘である。
作中2度目となるジャパンカップに参加するため日本を訪れたイギリス代表の海外ウマ娘。ジャパンカップ直前まで4連勝中の「欧州中距離王者」という触れ込みでの出場。前回イギリス代表のムーンライトルナシーとも対戦経験がある。後のカラーイラストから髪が桃色ということが判明した。「セレブだから」という理由で日本語も話せるが、まだ完全に物にしていないのか度々日本語が同じ発音の英語にすり替わってしまい、似非お嬢様感を増大させてしまっている。
イギリス代表らしくということなのか前回出場のムーンライトルナシーと同じく普段着・勝負服共に令嬢らしいデザインだが、本人の言動はかなりエキセントリックで全くお嬢様に見えず、むしろコスプレ感すら漂っている。作者からはツイッターに載せたイラスト上で「貴族の皮を被ったゴリラ」と言われ、実際時々勝負服の下に見える脚は(令嬢としては)筋肉質でがっしりとした印象に見えなくもない。
第114Rでイギリス代表ウマ娘として紹介された後、第116R『鬼にcan not bow』にて本人が登場。取材の為キャリーズルームを追いかけていた遊佐よしこの前に現れた。キャリーズルームに取材したいという言葉を自分に対する取材の申し込みと勘違いし、遊佐から否定された後もそれを遠慮と捉えて何でも質問していいと答えるなど、遊佐からは「自己肯定感の化け物だ」と思われた。
レース直前のパドックではシーフクローに次ぐ4番人気となった結果高笑いして大騒ぎ、観戦に来ていた先輩格のムーンライトルナシーとトニビアンカに呆れられていた。本番ではスタートを決めたシーフクローを差し置いて先頭を奪い、それに怒って先頭を奪い返そうとするシーフクローと先頭争いを繰り広げた。中盤からは明らかに疲労の色が増えつつも「欧州中距離王者」の意地をかけて全力で走り続けた。
最終的には3番手で走っていたフォークインやオグリキャップ、追い込んで来たオベイユアマスターに敗れたものの、ゴールした後には一緒に先頭争いを演じたシーフクローとターフの上に倒れこみ、河川敷で喧嘩した後みたいな晴れ晴れとした表情で健闘を称えあっていた。
イブンベイ。シンデレラグレイ作中で描かれた通り、ジャパンカップで2分22秒2の世界レコードが飛び出した原因を作り出した欧州でG1を4勝、G2を3勝した名馬である。英国でデビューしダービーステークスに挑んだもののここでは結果が残せなかったが、秋には遠征先のイタリアでG1を勝利。4歳時はG21勝に留まったものの6歳時はG22連勝のあとドイツのオイロパ賞を6馬身差で勝利。ジャパンカップの招待を受けた。
ジャパンカップでイブンベイは欧州馬最上位人気の4番人気に支持されたが、イブンベイ自身は第二次競馬ブーム真っ只中の10万人を超える大観衆の声援に驚き、ゲートが開いた瞬間に全速力で走り始めてしまった。そこにアメリカでのハイペースなレースに慣れていたホークスターが競り掛け、ジャパンカップは当時の日本レコードを軒並み更新するほどの殺人的ペースとなった。そんな中イブンベイも持ち前のスタミナからなかなか失速せず、最後には失速したもののホーリックスの6着に粘っている。
それ以降も現役を続行し、地元欧州でG1を2勝。その後日本人の相馬恵胤氏に買い取られ、そのこともあってシーズン最後に再びジャパンカップに出走して8着になった後引退した。通算成績は29戦10勝。
その後は日本で種牡馬生活を送り、GI馬タイキヘラクレスを輩出している。2012年に老衰により死去した。
その他の詳細は当該記事へ→イブンベイ
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掲示板
8 ななしのよっしん
2025/04/13(日) 21:53:32 ID: NDG/mBC3w4
育成はたぶん無理だろうからバカ二人でサポカになってくれないかなぁ
9 ななしのよっしん
2025/05/09(金) 16:52:06 ID: gIvW91gvpH
英単語を交えた諺(による言葉遊び)はご先祖さまのPOTOOOOOOOOの血なのか
10 ななしのよっしん
2025/07/05(土) 14:17:37 ID: m/aMlR3bWe
最新回「盤外」にて、2回目のJCでは前程ぶっ飛ばさなかったっぽいのが判明(なお史実でのモデル馬はテン乗り川崎所属騎手と走るも、前が壁で8着)。テレビ(恐らく衛星中継か録画映像)で見てたシーフクローが憤慨してたけど、どんな調子だったんだろう…。
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最終更新:2025/12/06(土) 13:00
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