やってみせるっす……!
努力は、必ず報われるんだから
ウインバリアシオン(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「ウインバリアシオン」をモチーフとするウマ娘である。CV:月城日花
誕生日:4月10日 身長:159cm 体重:増量中 スリーサイズ:B76・W55・H80
健気でひたむきな、スポ根ウマ娘。
勝利を掴みたいという強い気持ちはあるが、失敗すれば人並みに落ち込むこともある。
けれど七転八倒、挫けても必ず立ち上がる。
物語を輝かせる主役……プリンシパルを目指し、日々たゆまぬ努力を続けている。
可憐な姿の内側に燃え上がる情熱を持つウマ娘。
2024年2月22日放送の「ぱかライブTV Vol.38」にて、史実における最大のライバルであるオルフェーヴルとともに発表されたウマ娘。一口馬主クラブ・ウインレーシングクラブの所有馬からは初のウマ娘化となる。
アプリへの初登場は同じ時期の3rd Anniversaryのイベントストーリーにて。オルフェーヴルやジェンティルドンナがインタビューを受ける中、自分もインタビューを受けたいと後ろからちょろちょろついていく。ジェンティルドンナが握りつぶした鉄球を同じくつぶそうと頑張ったり、写真撮影のポーズが変だったりかわいい。
外見は非常に華奢で可憐な印象。モデルとなった馬は実はかなりの巨体なのだが、名前のバリアシオンがバレエ用語(ソロで行う踊り、演目という意味)なので、それにちなみバレリーナに近い体格となっている。髪はモデル通りの鹿毛ではなく、メンコの色に合わせた深紅の髪色となっている。正面から見るとショートボブのように見えるが、後ろで髪を結って二つおさげにしており実は髪はかなり長い。
一方で語尾に「っす」と付ける運動部の後輩のような口調や、意外に後ろ向きで想いを封じ込めがち、しかしオルフェーヴルに対しては激しい感情を持つなど、内面は可憐な外見とはギャップがあってそこも魅力。
最初はプロのバレエダンサーである父親が、ライバルと切磋琢磨して舞台の主役『プリンシパル』として輝く姿に憧れ、同じバレエの道に進むが、ある時期から壁を突き抜けられなくなり行き詰ってしまう。
その頃たまたま観戦したレースに魅了されて、トゥインクルシリーズの世界でプリンシパルになることを目指してトレセン学園に入学する。
そして入学当初にオルフェーヴルを見かけその存在感に釘づけにされてから、憧れと嫉妬がないまぜになった黒い感情抱える事になりそれを必死に抑えながら練習に励んでいた。
その様子を見ていたトレーナーに声をかけられ、内なる感情に気付いたトレーナーと自分の内心を語った父親によって黒い感情を力に変える事を学び、トレーナーと二人三脚で改めてレースのプリンシパルになるために頑張ることとなる。
なお、あまりにオルフェーヴルを意識しすぎた結果、内心が計り知れないオルフェーヴルの事を理解できてしまい、周囲から「オルフェーヴルの伝道師」と呼ばれる羽目になる。
好きなものはしじみ。これは現在ウインバリアシオンが所属する牧場が青森県にあるため。(しじみは青森県の特産品)
また、青森県といえばりんごの産地だが、実は馬のウインバリアシオンはりんごが嫌いであることが牧場の方の情報で明らかになり、設定が二転三転したのかりんごは大好きだが好きすぎて恐れ多くて食べられないという複雑な設定になってしまった。育成イベントでは果汁10%程度のりんごジュースは飲めるが、間違って果汁100%りんごジュースを出してしまい飲めずにやる気が下がってしまうものがある。
バレエ経験者ということもあり、ダンスのレッスンは得意。しかし、型通りの踊りは完璧だが自分で自由に表現することはやや苦手。
元の馬がハーツクライ産駒である縁からシュヴァルグランが同室となっている。お互い思いを内心にため込みがちなタイプだが、それ故お互いの事もよく理解できており、辛い時はそっとしておいたり、二人でおやつを食べながらお話会をしたりと良好な関係を築いている。
また、同じ時代を走り、ジェンティルドンナ相手に果敢に挑んでいったヴィルシーナとも「三冠バを相手に戦った」という共通点があるため、お互いに応援しあうような関係となっている。
| ステータス(☆3) | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | |||||||||||||||
| 85 | 100 | 94 | 90 | 81 | |||||||||||||||
| バ場適性 | |||||||||||||||||||
| 芝 | ダート | ||||||||||||||||||
| A | G | ||||||||||||||||||
| 距離適性 | |||||||||||||||||||
| 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||||||||||||||||
| G | E | A | A | ||||||||||||||||
| 脚質適性 | |||||||||||||||||||
| 逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||||||||||||||||
| G | E | A | A | ||||||||||||||||
| 成長率 | |||||||||||||||||||
| 固有スキル『鋭気のアレグロ』 | |||||||||||||||||||
|
レース中盤以降に追い抜くと終盤の最終直線に入ったとき少しの間速度が上がる |
|||||||||||||||||||
| ウマ娘テンプレートボックス | |||||||||||||||||||
育成への実装は発表された2024年の12月10日。深紅のバレエ衣装のような勝負服[ドラマティック・チュチュ]で実装された。
脚質は差しもAであるものの、固有スキルが追込で強力になる事、汎用スキルもほとんどが追込条件である事から実質追込専門のウマ娘。能力的には癖がなく、ボーナスもスピードパワー根性10%と必要なところに振られており、これだけ見れば育成しやすい類のウマ娘だが、後述の問題で育成難度はかなり高い。
クラシック級3月までは特に特筆することはない。問題は4月以降。史実通りクラシック三冠ではオルフェーヴルが立ちはだかる。しかもその強さが半端ない。
まず目標外レースだが皐月賞ではBB+CC、続いて目標レースである日本ダービーではAB+B+C+C+、そして最後の三冠レース菊花賞ではB+AABBとかなりのステータスとなっている。
これだけ見ればまだ何とか勝てそうにも見えるが、問題は中距離、長距離の距離適性がS、そして金スキル3つを持っている事。しかもご丁寧に中距離である皐月賞、日本ダービーでは中距離向けの金スキル3種であったのに菊花賞では長距離向けの金スキル3種に差し変わっている。なにそれ羨ましいプレイヤーもスキル取り直したい
どのレースもかなりの難易度であり、最新の育成シナリオでも時計を使用して一冠二冠程度ならば可能だが三冠を狙うのは至難の業。しかもオルフェーヴルの出るG1レースを何勝できるかで獲得できるステータスとヒントレベルが変わる隠しイベントが存在するため、上振れ育成を狙うのであればかなり本腰を据えて育成する必要がある。
また、クラシック級で挑戦するジャパンカップにはこれまた強力なBC+B+B+B金スキル2つのブエナビスタも立ちはだかるが、こちらはオルフェーヴルに比べると準備する期間、距離共に余裕があるので、オルフェーヴル打倒を目指してトレーニングしていたのであれば比較的勝ちやすいだろう。
その後、オルフェーヴルの有馬記念を観戦して(このターンは出走不可)、努力では届かない天性の強烈な煌めきに心が折れてしまう。
その影響が走りにも出始め、同じ志で頑張っているヴィルシーナにも内心で暗い感情を向けてしまうが、ウインバリアシオンは一人でそれを抱え込んでしまい、日経賞の直前に引退まで考えてしまう。
その意志は固かったが、諦めきれないトレーナーはファン感謝祭でオルフェーヴルと走る事を提案。その模擬レースでオルフェーヴルを超えることを諦めきれない自分の本心を思い出し、デビュー前のように己の黒い感情を力に変え改めてトレーナーと再起を誓うのだが、模擬レースで引退をほのめかしたウインバリアシオンの言葉を聞いてなんとオルフェーヴルがやる気をなくしてしまう。
その直後の天皇賞(春)ではシニア級にも関わらずステータスがDCDE+E+に下降。史実でもこのレースは覇王にあるまじき成績で惨敗したレースである。その体たらくを見て激昂したウインバリアシオンはオルフェーヴルに挑戦状を叩きつける。そして、ウインバリアシオンが引退しないことが分かった途端オルフェーヴルが機嫌を直す。薄々気付いてたけどオルフェーヴルシオンの事大好きすぎる
そして、復調したオルフェーヴルと宝塚記念で激突し、その後オルフェーヴルを超えプリンシパルになるために自身が心折れた有馬記念へと進む。
ストーリー全編通して、オルフェーヴルという圧倒的な「主役」と対峙して己を見つめていく物語であり、それと同時にオルフェーヴルがウインバリアシオンという挑戦者に対峙することで影響されていく物語である。オルバリがはかどる
GⅠは勝てなかったが、2011年の東京優駿・菊花賞、そして2013年有馬記念でオルフェーヴルの2着に敗れたことで知られる、金色の暴君の被害者筆頭同世代ライバル筆頭。
2008年4月10日、ノーザンファームで誕生。父ハーツクライ、母*スーパーバレリーナ、母父Storm Bird。ハーツクライの初年度産駒の1頭である。「ウイン」冠名の一口馬主クラブ・ウインレーシングクラブにて、一口4.5万円×400口(=1800万円)で募集された。馬名の「バリアシオン」はバレエでソロの踊りを意味する。騎手時代にナイスネイチャの主戦だった松永昌博厩舎に所属した。
福永祐一を鞍上に新馬戦と野路菊Sを連勝するが、その後はラジオNIKKEI杯2歳Sを4着、きさらぎ賞を4着、弥生賞を7着と敗れ皐月賞を断念。青葉賞を勝って日本ダービーに乗りこんだ。
安藤勝己に乗り替わったダービーでは10番人気の低評価だったが、雨で不良馬場の中、後方でオルフェーヴルを見ながら進め、最後方から大外を上がり最速34秒7で一気に前を呑み込んで突き抜け、後ろを7馬身ぶっちぎってゴール板を駆け抜けた。……そのさらに1と3/4馬身前にいたオルフェーヴルの2着で。
秋は神戸新聞杯でまたオルフェに2馬身半ちぎられ、菊花賞でも最後方から上がり最速で追い込んだが、4角先頭で押し切ったオルフェに2馬身半差の2着。同期の中で最もオルフェーヴルに食い下がったが、だからこそ決定的な力の差を見せつけられるばかりだった。
ジャパンカップでは後方から向こう正面大捲りという奇策に打って出たがブエナビスタの5着。明けて4歳となっても京都記念6着、武豊に乗り替わった日経賞も2着、オルフェと久々の対決となった天皇賞(春)ではオルフェが全く走る気を見せずに撃沈する中で伏兵ビートブラックに逃げ切りを許し3着。岩田康誠が騎乗した宝塚記念は復活のオルフェに蹴散らされて4着と、好走するが勝ちきれないレースが続き、さらに屈腱炎を発症。1年半の長期離脱を余儀なくされる。
2013年の秋に復帰すると、金鯱賞3着を経てオルフェの引退レースとなった有馬記念に出走。8馬身ぶっちぎられたがゴールドシップを抑えて2着に突っ込み、三冠馬の同期ライバルとして意地を見せた。
明けて6歳初戦の日経賞を後方から捲って快勝し久々の勝利を挙げ、悲願のGⅠタイトルを目指して天皇賞(春)へ。岩田康誠が騎乗停止、代打のアンドレアシュ・シュタルケも落馬負傷してしまい、代打の代打として武幸四郎が騎乗。前年覇者フェノーメノと必死の追い比べとなったがクビ差届かずまたしても2着。
その後は屈腱炎の再発もあってあまり見せ場のないレースが続き、7歳の日経賞で2着に入って復調気配を見せたが、天皇賞(春)の最後の直線で故障発生、左前浅屈腱不全断裂による競走能力喪失との診断が下り現役引退となった。通算23戦4勝 [4-7-2-10]。勝ち鞍はGⅡ2勝に留まったが、GⅠ2着4回などコツコツと賞金を稼いだ結果、獲得賞金は5億7000万円にも達し、オルフェとロードカナロアに次ぐ世代3位にランクインしている。
引退後は一度は乗馬と報じられたが、一転して青森で種牡馬入り。産駒は2019年からデビューし、今のところ中央でオープンまで勝ち上がった初年度産駒のドスハーツ、2024年の菊花賞に出走したハヤテノフクノスケ(母父シンボリクリスエス)がいる程度だが、青森の馬産の期待を背負って奮闘している。
詳細は当該記事へ→ウインバリアシオン
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最終更新:2025/12/22(月) 10:00
最終更新:2025/12/22(月) 10:00
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