「どんなに厳しい冬に傷ついても。桜は咲きます、いつか必ず絶対にっ!」
サクラローレル(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターであり、『ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム』の主人公(後述)。
実在の競走馬「サクラローレル」をモチーフとするウマ娘である。 CV:真野美月
誕生日:5月8日 身長:162cm 体重:文句なし
スリーサイズ:B78・W54・H80明るく前向きで、どんなことにもへこたれない不屈のポジティブウマ娘。生まれつき脚があまり強くなく、ケガに悩まされ続けてきたが、諦めず何度でも立ち上がってきた。
同期のナリタブライアンには特別な感情があり、いつか必ず倒したい目標でもある。
2022年2月22日にぱかライブTVにて75人目[1]のウマ娘として登場。同時にウマ娘の新キービジュアルにも他の97年古馬三強と共に登場した。彼女の登場により、1990年代の天皇賞(春)勝ち馬及び1988年から2000年までのJRA賞年度代表馬がウマ娘として出揃うこととなった。
そんな彼女であったが、ゲームアプリリリース当初には登場しておらず、ナリタトップロードと同じように同冠名のウマ娘が複数実装され、三強の一角に数えられるもウマ娘化されていなかったことから、ファンからは実装を待ち望む声があがっていた。
またメインストーリー4章では一切触れられはしないが、ナリタブライアンとマヤノトップガンの阪神大賞典のマッチレースの直後に桜の蕾が一瞬映っており、サクラローレルの暗示ではないかという声も出ていた。
儚げな印象もありながら、珍しい毛色である栃栗毛要素は赤みがかった髪色に反映されている。また、名前通り月桂樹(ローレル)を象った髪飾りをつけている。
勝負服は同冠のサクラチヨノオーとも近い変形セーラー服調。ゲームの固有スキル演出と相まって変身ヒロインっぽいとの声も。故障は右脚が多かったことに由来してなのか、脚部は右のみソックスが腿まで伸びたアシンメトリーになっている。こちらにも月桂樹があしらわれている。
脚部不安を抱えながらも諦めず何度でも立ち上がり、同期のナリタブライアンに特別な感情も持ちつつ、いつか絶対超えたいとも思っている。立ち止まりそうになった時は、「ヴィクトリー俱楽部」で歌っていた幸せの歌が彼女を支えてくれたようだ。
体が弱いという側面とは裏腹に、むしろ好んで世話を焼いたり物事を教えたりするお姉ちゃん気質である。
トレセン学園では保健委員を務め、自身の脚のケガの経験もあって包帯を巻いたり手当が上手いようだ。
焼肉奉行でもある。
2022年8月末のハーフアニバ特設ストーリーにて、サクラバクシンオー・サクラチヨノオーとの触れ合いが語られ、予想通りというべきか2人が所属していたジュニアウマ娘クラブ「ヴィクトリー倶楽部」のOGである事が判明。バクシンオー・チヨノオー双方からその不屈の生き様に敬意を受けている。
凱旋門賞で最高の勝ち方を見せたいと夢見て、いつか必ずその夢を実現させようという意思を各媒体で共通して示しており、ゲーム内では固有スキルにフランスの凱旋門が登場している。ゲームでは一人で観光できる程度にはフランス語の心得がある描写も見られ、「ローレル先生のフランス語教室」と呼ばれるフランス語講義を開いて生徒たちを集めている描写も見られる。とは言ってもちょくちょくフランス語教室の主旨から脱線しているが。
父は虹をトレードマークとする世界一を目指すファッションデザイナー。母とはフランスで出会い、ローレルは母から「ローラ」と呼ばれている。また幼い頃に母から教わり、ローレル自身の努力の証としてすり減った古い蹄鉄を保管している。
育成実装と同日に公開されたCM「Glories」サクラローレル篇では、96年天皇賞(春)をモデルにマヤノトップガンとナリタブライアンを追い越すサクラローレルが描かれている。(尚、ゲームシナリオ内では95年天皇賞(春)ベースのシニア級天皇賞(春)に出走することになるので、マヤノもブライアンも出走せず杉本清の名実況も聞けない。シニア級の怪我がないので当然と言えば当然ではあるが。特殊実況は96年有馬記念のものが採用されている。)
ステータス(☆3) | |||||||||||||||||||
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スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | |||||||||||||||
83 | 100 | 87 | 98 | 82 | |||||||||||||||
バ場適性 | |||||||||||||||||||
芝 | ダート | ||||||||||||||||||
A | E | ||||||||||||||||||
距離適性 | |||||||||||||||||||
短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||||||||||||||||
G | C | A | A | ||||||||||||||||
脚質適性 | |||||||||||||||||||
逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||||||||||||||||
G | B | A | B | ||||||||||||||||
成長率 | |||||||||||||||||||
固有スキル『花開き、世界』 | |||||||||||||||||||
レース中間地点で中団にいると速度を少し上げる、長距離レースだと効果時間が増えさらに持久力をすごく回復する | |||||||||||||||||||
ウマ娘テンプレートボックス |
2023年4月10日、天皇賞(春)条件のチャンピオンズミーティング直前、および後述の『スターブロッサム』の連載開始と同日に実装。
「Saisir le rêve」は、フランス語で「夢を掴む」といった意味。
史実のダート時代や中山記念勝利のため、ダート適性やマイル適性が高め。
もっとも、全体としては完全な長距離特化型。長距離であれば速度系と回復系をそのまま足したような超高性能になる固有スキル、新スキル登場で最近評価を上げている差し・長距離専用の強力な新スキル「一気呵成(大急ぎ)」を引っ提げる。もう一つのレアスキル「勇往邁進」は持久力消費で長距離に合っていないようにも見えるが、進化スキルでデメリットが消滅する。
上記のスキル構成であったため、直後に行われた天皇賞(春)モデルの23年チャンピオンズミーティングアリエス杯では直前の実装にも拘わらず彼女を出すプレイヤーも見受けられた。
生来の脚部不安があるという設定のため、育成シナリオでもその問題は長く重視されることとなり、デビュー前の時点でトレーナーはローレルがステップレースで負傷、そしてスタッフからフランス語で何事か話しかけられる悪夢を見たりする(※馬ではなくウマ娘なので当然ながら想像されるような内容ではない。悪夢の元ネタは史実欄にて。)。デビュー戦直後には「春待つ蕾」というレースに出るたび[2]に直後に体力-5になるバットコンディションを強制取得させられる。
そのためかクラシック級での目標は「G3以上で3着以上1回」の繰り返しと凄まじく緩い。なお、走りたい欲求を抑えられずにクラシック三冠に挑めば、皐月賞時点でスピード・パワー・スタミナが約550、ダービーでは600超、菊花賞に至っては750~800、固有・レア2つ含む大量のスキル所持、とどめに距離適性は常にSという、登場時期も考慮するとこれまでの数多の「強いライバル」の比ではないブライアンが立ち塞がる。直近ではツインターボシナリオのトウカイテイオーも話題を呼んだが、それですら各ステ450→500前後で距離適性もAである。(無論このブライアンに打ち勝って三冠を獲得すればそれなりの隠しイベントが発生する。ローレルシナリオでは他にも隠しイベントもあるので挑める人は挑戦してみよう。)
そして秋には脚部不安が改善。「春待つ蕾」も解消され、シニア級からは史実と異なり無事にG1戦線へ飛び込むが、肝心のブライアンは史実通り故障し低迷期へと入ってしまう――という対比が物語の要となる。天皇賞(秋)でのブライアンは適性Sも消え各ステ400以下という見る影もない惨状だが、有馬記念の頃には600超とそれなりまで持ち直してくる、とレースデータを用いた演出は最後まで目立つ。
特殊実況はシニア級有馬記念にて、1996年有馬記念の「抜け出したのはサクラローレル! グランプリ史上 初めてサクラの名前が刻まれます! サクラローレルです!」が採用されている。
固有二つ名は「大輪の遅咲き桜」。条件は「天皇賞(春)を2 1/2バ身差以上で勝利し、有馬記念(シニア級)を勝利し、基礎能力[スタミナ]が1200以上となる」というもの。天皇賞(春)は最大のライバルと言えるブライアンは出走せず、史実出走ライバルはモデルの天皇賞(春)を制覇したライスシャワーのみ。そのライスのステータスもスピードが400手前なので着差を付けて勝つのは容易く、有馬記念(シニア級)も最後の目標だがライバル達のステータスは、ここまで来たプレイヤーにとっては造作でもないだろう。スタミナ1200以上もローレルのスタミナ成長率+20%があればスタミナサポカ2枚差しで余裕であり、固有二つ名としては容易に取得できるものとなっている。
2022年11月28日にストーリーイベント「Illuminate the Heart」のイベント報酬として実装。同時にR[トレセン学園]はサポートカードガチャで輩出するようになった。友情トレーニング対象はスタミナ。固有ボーナスとして絆ゲージが80以上の時スタミナボーナス2の効果がある。
サポート性能については総じて程々か。スキルに関しては差し作戦や長距離中心で、連続イベントで獲得できるレアスキル「大胆不敵」を中心に、加速・回復・デバフ・緑スキルとバランスの取れたスキルとなっている。
レアスキル「大胆不敵」はどちらかというとピンキリで、回復も4種持っているが「静かな呼吸」以外はどれも難があるスキルとなっている…はずだったが、2周年のスキル改修で「大胆不敵」は順位条件の緩和と効果時間の延長、回復スキルも全て有効回復できるようになったので使いやすくなった。
一方でデバフや緑スキルは活用しやすいものになっており、レース条件として当てはまりやすい「晴れの日〇」や速度効果のある季節関係の緑スキルを2種持っているのは大きく、無微課金者にとっては使いどころあるサポートカードとなっている。
「新たな夢が、芽吹く」
2022年3月6日に開催されたウマ娘4thイベント「SPECIAL DREAMERS!!」東京公演DAY2の中で、集英社×Cygamesのウマ娘新規コミカライズ企画が発表。PV(YouTube)にサクラローレルが登場した。続報は同年11月5日に開催された「4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」DAY1で発表され、正式タイトルが明らかになった。掲載媒体は「少年ジャンプ+」「ヤンジャン!」「となりのヤングジャンプ」の3媒体で、2023年4月10日より連載開始。詳細は同記事にて。
キャッチコピーはJRAヒーロー列伝でのサクラローレルのキャッチコピー「一緒に見たい夢がある。」を踏まえたものだろうか。1話のサブタイトルにもこのフレーズがそのまま使われている。
きのうの挫折も
君ならばきっと
強さに変えられる。
※本記事では、レース名の馬齢表記は旧表記(現表記+1歳)です。
1991年生まれの栃栗毛の牡馬。父Rainbow Quest、母ローラローラ、母父Saint Cyrienという日本では非主流の血統で、マヤノトップガンとマーベラスサンデーと共に97年古馬三強の一角を成し、サクラ軍団に唯一の有馬記念制覇を齎した競走馬。同期には三冠馬ナリタブライアンがいる。重度の故障による死の危機を2度も乗り越えた不屈の名馬である。小島太の息子、良太からは「ローラ」と呼ばれていた。
脚部不安や骨膜炎で遅れた1月のデビュー戦(中山・4歳新馬戦、小島太騎乗)は1番人気で支持されるも9着止まり。次も勝てずにようやく手にした勝利は3戦目のダート戦。クラシック目指すも2勝目もダート戦だった。クラシックトライアルの青葉賞はダービー出走権確保の3着だが、その後に球節炎発症でダービーを諦める。
休養し残った菊花賞目指すが条件戦やトライアルを勝ちきれず出走権を逃す。だが徐々に調子を上げ菊花賞後に条件戦を好走や連勝しオープン馬に昇格する。
5歳となりG3の中山金杯で初の重賞勝利を上げ、次のG2目黒記念では2着だったが、初のG1天皇賞(春)に向け好走が期待されていた。そんな矢先、調教中に故障。「両前脚第三中手骨骨折、競走能力喪失」と診断。つまり引退もやむなし、場合によっては安楽死に至っていた可能性もあるほどの重傷であった。
だが陣営は現役続行を決断。1年もの長期休養の末、G2中山記念で復帰。真価を発揮できないまま迎えた6歳。休養中に小島が引退したため鞍上は横山典弘に変わり、実績や長期休養で不安視され低人気の中、G1馬ジェニュインを差し切り優勝し復活を見せつける。一年前出走叶わなかった天皇賞(春)では、同期三冠馬ナリタブライアンや前年の年度代表馬マヤノトップガンが有力視される中で離れた3番人気だったが、最終直線で2頭を差し切り初のG1勝利を飾った。
残る春競馬は休養し秋初戦はオールカマーでマヤノトップガンとの再戦となったが快勝。春秋連覇が期待された天皇賞(秋)ではマヤノトップガンに夏の上がり馬マーベラスサンデーも加えて三強と言われながらも、鞍上の相次ぐミスにより脚を余して3着で終えてしまう。このせいでローレルを管理していた境勝太郎調教師から横山騎手は大目玉を食らった。
ジャパンカップを回避し三強を始め錚々たる面子が揃った有馬記念は、天皇賞(秋)で手痛い敗北を喫した横山典弘騎手にとって負けられないレースとなった。そして天皇賞(秋)とは打って変わり好騎乗を見せ、追いすがるマーベラスサンデーを直線で突き放して圧勝。これにより96年の年度代表馬に選出される。
翌97年。今度は境師が引退し、調教師デビューしたかつての主戦・小島の厩舎へ転厩した。軽度の骨折によりぶっつけ本番で天皇賞(春)連覇を目指すが、マヤノトップガンの一気の末脚に破れ2着。凱旋門賞挑戦目指して渡仏するが、前哨戦のフォワ賞でレース中に故障し最下位になってしまう。その故障も通常なら予後不良級の怪我で、現地の医師に薬殺されるか聞かれたスタッフが頷きかけた所にフランス語が分かるスタッフが慌てて止めに入りすんでの所で薬殺から逃れたという。
帰国後は種牡馬入りし重賞勝ち馬を出しているがG1勝利馬は現れず、2012年に種牡馬を引退。先に後輩の三強2頭が息を引き取る中で残された彼も2020年1月に繋養先の牧場にて老衰により一生を終えたのだった。
詳細は当該記事へ→サクラローレル
公式発表前にオリジナルウマ娘として投稿された当時のサクラローレル
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掲示板
279 ななしのよっしん
2024/05/31(金) 08:43:53 ID: 6JgaIDPldw
UAFなら菊ブライアンが一番楽でしょ
エルドゥラ入れてればスピードSSとか持ってける時期だし
280 ななしのよっしん
2024/10/01(火) 14:06:19 ID: V805tImCUp
281 ななしのよっしん
2024/11/09(土) 19:54:50 ID: c5pKPkv1HP
勝太郎氏曰く、サクラ最強。
ワンチャン、パンッパン張った良馬場でのサクラユタカオー(バクシンオー父)
全競走馬中、ならともかくサクラ創設期から支え氏の「サクラの中で最強」なので信用度は良い……筈?
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/26(火) 07:00
最終更新:2024/11/26(火) 07:00
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