ケイエスミラクル(ウマ娘) 単語

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ウマムスメノケイエスミラクル

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おれ、いつか絶対、"奇跡"を起こします。
見ていてください、どうか

 

ケイエスミラクル(ウマ娘)とは、Cygamesメディアミックスプロジェクトウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター

実在競走馬ケイエスミラクル」をモチーフとするウマ娘である。CV佐藤日向

概要

誕生日3月16日 身長156cm 体重:スマート スリーサイズ:B79・W51・H77

穏やかでさわやかな印の心優しいウマ娘

かつて2度も生死のをさまよいながら"奇跡的に"一命をとりとめた経験からか『自分を助けてくれた人々に恩を返したい』という想いが非常に強い。

そのためならば文字通り"自分の全て"をかける覚悟で日々走っている。

プロフィール(ウマ娘ポータルサイト)exitより

2022年8月21日配信の「ぱかライブTV Vol.20」にて、ダイイチルビーとともにウマ娘化が発表された。

水色ショートヘア黄色カバー青色が特徴のウマ娘。史実馬の毛色鹿毛なのだが、おそらくツインターボ同様にレースでつけていたメンコ由来の髪色である。メジロアルダンの例からすると「ガラスの脚」イメージの可性もあるか。

そしてウオッカエアシャカールタニノギムレットに次いで4人オレっ娘(広義)である。前3人は荒っぽいイメージなので納得だが、落ち着いたこのの1人称が「おれ」なのはなかなか驚いたのではないだろうか。
アプリの描写では病院暮らしの幼少期から一人称が「おれ」のようだが、シナリオ内で引用される絵本主人公である青い鳥一人称が「おれ」なので、そのという設定なのかもしれない。

劇中での描写からくるイメージプロフィールの通り。現れるたびに優しきイケメン(※女の子です)全開な一方、他人のためにが身を省みない危うさも描かれている。

モチーフな勝ちが「スワンステークス」ということで、「好きな絵本白鳥モチーフの持ち物が多い(ヒミツ1)」とのことである。

勝負服はその雰囲気にぴったりな王子スタイル基調・差し黄色で、髪色カバーデザインと配色がバッチリ統一されている。
実際に使用されるより少し先んじて2022年10月の「ぱかライブTV Vol.22」でイラストだけの形でお披露された。

舞台出演

同日のぱかライブ内で、2023年1月ケイエスミラクルを含む以下4名のキャストにより舞台が上演されることが発表された。ネームドウマ娘キャスト4名がそのまま起用されているが、佐藤日向女史アイドルグループさくら学院」の元メンバーであり、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」などでの舞台活動の経験も豊富である。

上記の元ネタとなる4頭は1990年代初頭のスプリント・マイル戦線で活躍したであり、ゼファーミラクル以外はGⅠでの対戦経験もある。特にヘリオスルビーミラクルの3頭はそれぞれの関係性が噂される間柄でもあった。(詳細は各競走馬の記事を参照のこと)

舞台ではスプリンターズSクライマックスとしており、思わしくない状態ながら理を押して出走して限界を迎えてしまうが、その横を駆け抜ける(ヘリオスに感化された)ルビーの想いが届いたためか、競走中止とはなるが”奇跡的に”その場で歩ける程度の負傷で済むのであった

ゲームでの扱い

育成ウマ娘:Prism

ステータス(3)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
102 72 89 102 85
バ場適性
ダート
A G
距離適性
距離 マイル 距離 距離
A B G G
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込
E A B C
成長率
固有スキル幸せ
終盤始めのどこかで前方にいると少し前に出る、短距離マイルレースの場合は効果が増える
ウマ娘テンプレートボックス

育成目標

  1. ジュニア6月メイクデビュー出走
  2. クラシック4月後半:ファン5000人集める
  3. クラシック5月後半:葵SG3)で5着以内
  4. クラシック6月後半:函館スプリントSG3)で1着
  5. クラシック8月後半:キーンランドCG3)で1着
  6. クラシック9月前半:セントウルSG2)で1着
  7. クラシック9月後半:スプリンターズSG1)で1着
  8. クラシック10月後半:スワンSG2)で1着
  9. クラシック11月後半:マイルCSG1)で3着以内
  10. ニア3月後半:高松宮記念G1)で1着
  11. ニア6月前半:安田記念G1)で1着
  12. ニア9月前半:スプリンターズSG1)で1着

概要

発表から間もない8月24日サービス開始1.5周年記念のアニバーサリーストーリーにて顔見せ。
9月20日に、サポートカードとしてSR[The 3rd MIRACLE]とR[トレセン学園]が実装

10月19日実装されたヤマニンゼファーの育成シナリオにてシナリオ内初登場。
史実に準じればゼファーレースに設定されているクラシック級のスプリンターズSにて……となるところなのだが、取り扱うと話が逸れること間違いなしのためかレースへの出走はなく、レース絡みからは離されての登場となった。

2023年1月20日にはSSRTo you]が実装されると共に、同時実装ダイタクヘリオスシナリオにも登場。
こちらでは物語に絡んだうえでシニアスプリンターズSで競走中止、さすがに命には関わらないが競走力喪失級の重傷となり、深く意気消沈してしまい、周囲にもを落とすことになる。しかしヘリオス有馬記念を見て感化され、エンディングでは復帰の処が立ったことが描かれる。
なお、競走中止を表現する都合のためかヘリオスはシニア9月後半で出走制限が付与。当時との差異で後になったマイルCSには当然出てこないため、SSR実装勝負服が追加されたが、それと同時に出たシナリオレースで着る姿は見れないシナリオイベントとしては見れる)という……。同日にアオハル杯がアプデされたのでそっちで見よう。

少し間を置いて実装されたダイイチルビーシナリオでは、スプリンターズSルビー標として不可避なのもあり、初めて「スプリンターズS事に走り終えるミラクル」が描かれることになった。
今日で使い果たしてもいいつもりだったけど、ルビーを見て、もっとできることがあるかもと思った」と言い、更なる飛躍を誓ってマイルCSで再戦することになる。また、この間に入るスワンSにも任意出走時イベントがある。

それからすぐ来るかと思いきや半年の間を置いて、9月20日についに本人が育成ウマ娘実装

育成標を見ると、クラシック級前半までの猶予に反して、クラシック級後半のギッチギチのスケジュールと「1着」の多さを引く。史実で出てないレースも多いが、スプリンターズSの時期の違いのせいもあって大変なことになっている。
もっとも序盤はG2以下が多いし、先行かつ短距離用+マイルでも大半の力は活かせる駄のないスペックを備えているため、勝利は難しくない。
ウマ娘の育成シナリオでは、ある程度育成慣れするとレース結果とシナリオが噛み合わない(圧勝続きなのに負かしたライバルとの差を感じて曇る等の)展開になりがちだが、ケイエスミラクルの場合は1着定の連続が後述のシナリオの内容とも噛み合っており、シナリオへの入度を高くしている。

モチーフ生が生だけに、実装前から育成シナリオがどんなものになるか注されていたが、育成実装とともに歴代最大級のボリュームを誇るその育成シナリオトレーナーたちの予想をえたクオリティで、大きな話題となった。

◆以下、育成シナリオネタバレが含まれます。◆
 ◆ここ◆を押すと表示できます

おれの命の半分は、『ありがとう』で、できている。

実装とともに開されたウマ娘ストーリーの段階から、生き急ぐミラクルの危うさと、彼女を支える人々の優しさを受け止めたトレーナー「君が最初で最後の担当でもいいと思っている」というガンギマリ覚悟を決めるに至るまでの、それだけでもかなり重いストーリーが展開されるが、その結末はケイエスミラクルピアノを弾きながら童謡シャボン玉」を歌うという、その運命を暗示するような不穏さMAXラスト「こわれて きえた」という歌詞ケイエスミラクルに歌わせつつ、そのピアノBGM覚悟を決めたトレーナーの姿を描くという演出にサイゲシナリオ班には人の心がない」と悲鳴をあげるトレーナーが続出し、これを見て予定を変えて引きに行ったトレーナーも多かった。

さらに育成シナリオでは「自分を支えてくれた人たちに恩返しがしたい」と願うケイエスミラクルと、それを全力で支えようとするトレーナーの奮闘が描かれる……のだが、生き急ぐあまりに過酷なスケジュールでの出走をめるミラクルに対し、そんなへと彼女背中を押してしまった自責の念から、トレーナーもまた追いつめられていく。
周りの人々がみんなあまりにも優しいが故に、「その優しさに報いずには生きていけない」という思いがミラクルを生き急がせてしまうという、も悪くないのに終わりへ向かって突き進んでいくストーリーが展開される。

トレーナーさんは――を泣かせたことって、ありますか?
おれは、あります。
たくさん、たくさん。
……数え切れないくらい、あります。

おれの命の半分は、『ありがとう』でできていて、――
もう半分は、『ごめんなさい』で、できている。

……そして運命スプリンターズSは、あらゆる忠告を無視して命を燃やし尽くす気のミラクルに対して、トレーナー理やり出走を取り消させるという形で終わりを告げる。
その選択の結果、画面越しにスプリンターズSを見届けようとしたミラクルは、史実でケイエスミラクル号が故障を発生した最終直線の間、まるで糸が切れたかのように突如意識不明となり、結果クラシック9月後半は育成画面からミラクルの姿が消え、予定が白紙に変わり、駿川たづなが現れ「休養」しか選択できないという特殊なスケジュールが発生する。
しかし仲間たちの想いを受け取ってり、憑き物も落ちて代名詞たるスワンSから再始動するという形になる。それでも中2ターンだが。

そうして史実を乗り越えたシニア級では、高松宮記念終了後、「辛い話はおしまいです!」と言わんばかりに史実で1年後輩サクラバクシンオーが登場し、バクシンオーらを相手に「時代最速」をす前向きな物語に切り替わる。破壊力抜群のバレンタインクリスマスも必見。そうして「時代最速」を為し遂げた先は、各自育成シナリオで確かめてほしい。

SR[The 3rd MIRACLE]

根性タイプ
エピソードの記述を見るとこのカード名は「3度レコード」のことをしており、スワンSイメージしているのだろう(ゼッケン番号もその時の番と一致)。
キャライメージに反してを食いしばって走るイラストは印的。スワンSはG2なので体操服姿であり、勝負服のお披露は先となった。

友情ボーナス・得意率はSRでは最高峰、スキルptボーナス持ちと、方向性は登場時最新のグランドライブシナリオを強く意識したものだが、グランドライブが根性育成に厳しく、レースボーナス0なのでクライマックスには適性なしと、使い所にはちょっと困る感じであった。
連続イベントは1回「短距離直線○」、2回体力回復と、短距離用として見るとかなり優秀。

SSR[To you]

まさかの再び根性タイプ
イラスト子供たちの前でピアノを弾いている姿。また、にはミラクルにしか見えない車椅子ウマ娘の姿があるが、何らかの示唆なのかその意味は明確にはされていない。

引き続き友情重視で、「80以上でパワーボーナス」の固有ボーナスによりパワー盛りの根性サポレアスキルは先行汎用加速の「鍔迫り合い」。
登場時点ではまだグランドライブ期なのでSR同様使いにくかったが、2周年で「鍔迫り合い」が強化されたうえにグランドマスターズ友情根性サポートの価値がなかなか高く、評価を上げている。

史実

1991年のスプリント戦線に突如として現れ、そして消えて行ってしまった

1988年生まれの外国産馬生まれつき日本脳炎を患いデビューできるかが危ぶまれていたのだがこれは何とか治。と思ったら今度は脚部不安を発症。またしてもデビューできるか分からない状態に陥ったがこれも奇跡的にデビューできるまでに回復。そんな奇跡のような2つの事例から冠名に「ミラクル」をつけることとなった。
(※なお、下線の出来事は出典不明とりあえずウマ娘プロフィールでは明らかにこれが反映されているが、アプリの育成シナリオでは「2度生死のを彷徨った」という部分は特に描写されていない)

上はデビュー3戦は佐伯清久が、4戦以降は南井克巳戦として騎乗した。

1991年4月デビューすると5戦連続で連対(2着以内)、とくに1400m以下に限ると3戦全勝(うち1回はレコードタイム、1回は1200mなのに9身差)というとんでもないスピードを発揮。初重賞となるセントウルステークス(当時GⅢ)こそ大敗するも次のオープン戦またしても日本レコードをたたき出して重賞スワンステークスGⅡ)に挑戦する。ここにはダイイチルビーバンブーメモリーダイタクヘリオスなどの実績が多数っていたが3度レコードタイムして重賞初制覇。次走の初GⅠマイルチャンピオンシップ距離延長(1600m以上はこれが2戦)ながらダイタクヘリオスダイイチルビーに次ぐ3着と好走する。

ここまで7かで9戦と3歳には厳しいレース数をこなしており、休養も検討されていたようだが、結局締めくくりにスプリンターズステークス(当時は12月開催)への出走を行うこととなった。

…そして出走したスプリンターズステークス。1番人気に支持され、南井が同日開催の阪神牝馬特別(現・阪神牝馬ステークス)で先約があった為、岡部幸雄が騎乗したこのレース、最終直線で脚を粉砕骨折。3度奇跡は起こらず予後不良との診断を受け、安楽死の処置となった。そしてこのとき、失速するケイエスミラクルを横にかわして勝利したのがダイイチルビーであった。

10戦して3度のレコードという稀代の快速競馬たらればはないが、もしスプリンターズステークスを回避してしっかり休養を取っていれば…とどうしても考えたくなってしまう生であった。もっとも、翌年のスプリント路線ではニシノフラワーと本格化したヤマニンゼファー、そのあとは無敵を誇ったサクラバクシンオーと戦うことになるので、「あのとき獲りに行っておけば…」と言われていたかもしれないが。

詳細は当該記事へ→ケイエスミラクル

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