マヤノトップガン(ウマ娘) 単語

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マヤノトップガン

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「オッケースマイル ラッキーピース勝利マヤが大凱旋だよー!」

マヤノ

マヤノトップガン(ウマ娘) とは、Cygamesメディアミックスプロジェクトウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター

実在競走馬マヤノトップガン」をモチーフとするウマ娘である。
CV今村彩夏2018年引退)→星谷美緒

概要

誕生日3月24日 身長143cm 体重:増減なし スリーサイズ:B75・W51・H73

甘えん坊でヤンチャな天才少女パイロットのため、航空機をたまに使う。
大人オンナに憧れているものの、の前のワクワクに惹かれている子供っぽさがつい出てしまう。
また驚異的な直感人的なセンスを持ち、その場における『正解』がすぐわかる。

爛漫でとにかく元気ウマ娘。甘えん坊な末っ子気質で、飽きっぽく気分屋。いつもトレーナーを振り回してくるが、最近はちょっと大人びたいお年頃。

多くの物事がすぐに「わかる」という、非な洞察と理解の高さを持つ天才肌のウマ娘。飽きっぽく気分屋な性格は、多くを理解してしまうが故に、先の展開を見通して「つまらない」と感じてしまうことの裏返しとなっている。称は「マヤノ」、一人称は「マヤ」。
大人女性に憧れており、大人っぽく振る舞うのを標としている。

名前の由来であるトップガン(個別記事参照)から戦闘機パイロットの要素を取り入れており、勝負服や「You copy?」「I copy!」といった台詞回しに表れている。作中設定としては、パパ飛行機パイロットでありそのがあるようだ。

毛色は栗毛のある長い付近まで長く伸ばしており、両の下辺りでほんの一部だけ束ねている。

モチーフ勝負服黄色地+縦縞」に合わせて、勝負服カラーコーディネイトは黄色系+モスグリーン系が中心。映画トップガン』(の1作フライジャケットを羽織り、女子陸上選手が着用するような地の極短トップスに黄色の極短チュートップを合わせ、下はショートパンツにパラシュート用ハーネスを着用。通常のグリーンは縁取りや飾りロープのストライプといったアクセント程度。
また、よく見るとジャケットの裏地がモチーフと同じ「黄色地+縦縞」になっている。旧デザイン画が一番確認しやすいが、ゲーム内でもレース中に後ろからジャケットの裾がまくれ上がった時などに確認できる。

2021年7月29日更新で、この勝負服ワッペンが大幅に変更された。『トップガン マーヴェリック』の開に伴う版権上のトラブルや、『ウマ娘簡体字中国語版の配信に伴い、日の丸事実上の台湾国旗「白日満地旗」に似たワッペンがあることに問題があると見られている[1]

ウェディングモチーフの「サンライト・ブーケ」ver.の勝負服は、薄く黄色がかったベースにした暖色系カラーリングオフショルダーに膝上のミニドレスをまとい、淡桃色リボンなどでアクセントをつけている。要素はリボンにあしらわれた及び手にしたブーケの中の葉っぱ部分のみ。ヘアスタイルはうしろをまとあげ、両サイドの前部分だけ(人間にあたる部分を隠すように)長く伸ばしている。

初期設定では脚質は「自在」とされていたが、現時点ではウマ娘の脚質から「自在」がくなり、彼女の脚質は「逃げ」とされている。
また、プロフィールリニューアルバストの数値が-1している。

アニメでの活躍

Blu-ray第4コーナー収録の新規エピソードBNWの誓い」に登場。菊花賞モチーフウマ娘で構成された「チームB」の一員として「BNW駅伝」に出走し、襷を繋いだ後にカメラに向かって投げキッスを披露した。

回想シーンでは阪神大賞典ナリタブライアンと熱戦を演じ、疾走中に瞳から火を散らす様子が描かれている。

アニメ2期では、主人公トウカイテイオールームメイトであるためか、OPにもハッキリ映っており出番自体はそれなりに多い…のだが、ほとんどのシーンで寝ているためセリフがほとんどない。テイオーが蹄を調整する様子をウマスタにアップすることもある。

ゲームでの扱い

育成ウマ娘:すくらんぶる☆ゾーン

ステータス(2)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
73 100 67 95 90
バ場適性
ダート
A E
距離適性
距離 マイル 距離 距離
D D A A
脚質適性
逃げ 先行 差し 追込
A A B B
成長率
固有スキル勝利キッス』⇒
ひらめランディング(3)』
最終コーナー以降に前の方で競り合うと直線でわずかに抜け出しやすくなる
3以降は効果が「直線で抜け出しやすくなる」に変化
ウマ娘テンプレートボックス

育成ウマ娘:サンライト・ブーケ

ステータス(3)
スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
83 100 82 90 95
成長率
固有スキル『フラワリーニューバ』
最終コーナーで前の方で抜く速度が、後ろの方で抜くと加速が上がる
ウマ娘テンプレートボックス

育成目標

  1. ジュニア6月メイクデビュー出走…芝2000m(京都右回り・中距離
  2. クラシック7月前半:ファン10000集める
  3. クラシック10月後半:菊花賞G1)で3着以内…芝3000m(京都右回り・長距離
  4. クラシック12月後半:有馬記念G1)で3着以内…芝2500m(中山右回り・長距離
  5. ニア3月後半:阪神大賞典G2)で2着以内…芝3000m(阪神右回り・長距離
  6. ニア4月後半:天皇賞(春)G1)で3着以内…芝3200m(京都右回り・長距離
  7. ニア6月後半:宝塚記念G1)で3着以内…芝2200m(阪神右回り・中距離
  8. ニア10月後半:天皇賞(秋)G1)で1着…芝2000m(東京・左回り・中距離
  9. ニア12月後半:有馬記念G1)で1着…芝2500m(中山右回り・長距離

概要

サービス開始時から育成ウマ娘として初期2[すくらんぶるゾーン]が実装
2021/5/28から育成ウマ娘として初期3[サンライト・ブーケ]が実装

史実通りすべての脚質をこなせる適性を持ち、距離適性が最低D、ダートもEでありF以下の適性が皆無という何でもできるポテンシャルを感じさせるになっている。
もっとも[すくらんぶるゾーン]に関しては固有スキルが最終コーナーでの競り合い条件なので(前方でも厳しいが)後方では極めて狙いにくく、A適性に従って一脚質定のスキルがある逃げ逃げより「臨機応変」や「ノンストップガール」を駄にしにくい先行のどちらかが基本的に向いている。そして持久力特化の成長率や回復レアスキルなど、史実通り基本的にはステイヤー気質である。
一方で[サンライト・ブーケ]は位置で効果が変化するという異例な性質を持つ固有スキルになっており、追い抜きが必要なので逃げには向かないがそれ以外に幅広く対応する。回復レアスキルは「円弧のマエストロ」になって汎用性が高くなったが、成長率はたくなった。

1周年のバランス調整では通常版固有の条件が例によって「最終コーナー以降」に緩和されていくらか使いやすくなった。
また、それ以上の注点として所持レアスキルの「ノンストップガール(垂れウマ回避)」が大幅強化。名称からして横移動系のスキルに見えて実はアイコンが示す加速効果の方がメインであるこのスキルは、理論上は強な終盤加速となるが滅多に発動しないという評価であったのだが、調整後はかなり現実的に発動が見込める有スキルとして評価急上昇アオハル杯シナリオシナリオレアスキルデフォルトチーム名時)なので直前までは鋼の意志の如く「でも取れるけど取らない」スキルだったのだが、このタイミングで新シナリオも増えてしまったため取りに行きづらくなり、自前で持っているマヤノ(とカワカミプリンセス)の評価が上昇している。

固有二つ名は『変自在』。獲得条件は「GⅠレースを4つの作戦(脚質)で勝利する」というもの。
脚質適性は賢さにしかしないので勝負に直結しにくいうえに、そもそも全部B以上なのではかなり小さい。効率をめると4つ全て使う理由はないのでまず取れないが、育成完走が容易な段階であれば、多少の駄を出すリスクを許容するなら適当に使っていけば簡単に取れるだろう。

3のダート向きウマ娘がいない場合は、彼女ダート用に育ててみるのも一
マイル適性が高くないので手間はかかるが、マイル因子とダート因子をそれぞれ7以上継承させることで、ダートB・マイルAが最低限確保される。

育成においては長距離ビッグレースが片っ端から標に設定されていることや、標着順が軒並み高いことから攻略難度は高め。特にシニア級のレースは長距離と中距離が混在しており、長距離ではスタミナ不足、中距離ではスピード不足による標未達成が起きやすい。
しかしあまりその二つの育成にかまけていると、パワー不足で直線で思ったように加速しなかったり、賢さ不足でスキル未発動や掛かりのせいで直線で急速に垂れる等の事態を招きやすい。その時その時の友情トレーニングの成立状況、レースプログラムスキル獲得状況、スキルポイントの状況に応じて効率的に育成できるよう、まさにこの子のような臨機応変さをもって育成プランを組み立てていく必要がある。
標が長距離寄りなので、育成方針が長距離向きならURAファイナルズで長距離部門を狙うために出走レースを調整することも考えられる。

逆に言えば、この子完走できるようになればあなたは相応の実の身についたトレーナーということである。大人オンナに憧れる彼女を是非ともあなた自身の手で魅的なウマ娘に育ててあげてほしい。

固有スキル名や演出など、何かとキス投げキッスを強調するのは、史実で騎手を務めた田原成貴マヤノトップガン菊花賞有馬記念勝利した後にカメラに向かって投げキッスしたことが元ネタだと思われる。

関連ウマ娘

マーベラスサンデー個別記事
友。オフの日はよく一緒に遊んでいるが、マーベラスマーベラスとそのノリ気でついていけるマヤノがハイテンション過ぎて他のウマ娘がついていくとぐったり疲弊してしまう。モチーフ同期ライバルであり共に97年古馬三強を形成した。
トウカイテイオー個別記事
栗東寮ルームメイト友人。同じく爛漫な性格だが、マヤノに対しては彼女が抑え役になる。モチーフ田原成貴の騎乗で有馬記念を制したという共通点のある先輩
ナリタブライアン個別記事
育成シナリオにおいて、モチベーションを欠いたマヤノの前に現れるライバル。一匹気質(+末っ子気質)なので下からぐいぐい来るマヤノの扱いには困りがち。モチーフは同じを持つ1歳上で、同じく3歳で年度代表馬となり、名勝負と評された直接対決を繰り広げた相手。
ナイスネイチャ個別記事
マヤノから見た大人っぽいウマ娘(中等部なので実年齢は離れていないが)。子供っぽく騙されやすいマヤノをからかっては「チョロかわ…」と楽しんでいる。モチーフは4歳も上だが対戦経験がある。

楽曲

ときめきスクランブル
作詞うらん 作編曲山口朗彦
CDWINNIG LIVE 07」収録。

映画『トップガン』との関係

マヤノトップガン誕生日である2021年3月24日に、映画トップガン』の日本語Twitterにおいて、同およびウマ娘としてのマヤノトップガンの両方をお祝いするツイートがなされた。

トップガン』1作マヤノトップガンに競走名がつく10年近く前の映画であり、彼の現役時代に公式の方に言及するタイミングはまずなかった。

の方は「名前あやかった」という以上の関係性はなく、ウマ娘の方もこの時点では、日本のいちゲームキャラクター一方的オマージュしたジャケットを着ているだけであった。このため、日本代理店とはいえ公式がいずれにも言及したことはちょっとしたニュースとなった。

一方、上記の通り、あまりにも原作に似すぎているジャケットに修正が入り、版権上問題があることも示唆された。

そんな中、2021年8月28日3rdイベント内で、新作『トップガン マーヴェリック』の宣伝パイロットへの就任が決定したと発表された。

ユーザーからは驚きをもって迎えられた一方、後から上記誕生日TWを発見して、これが伏線であったことを理解したユーザーもいた。

直後に開日が延期になってしまったため、宣伝パイロットとしての活動は開日が2022年5月27日に決定した直後からとなる。コラボ内容は以下の通り。

なお、実マヤノトップガンは『トップガン マーヴェリック』の当初の開日(2019年7月12日)の時点では存命だったが、その後開が延期され、封切りを待たずに物故している。
一方で、延期されていなければ、同じく長きにわたり延期されたゲームウマ娘サービスインして話題を呼ぶ前に開されていたので、このようなことも起こらなかっただろう。奇妙な成り行きである。

史実

マッハ衝撃波

JRA「ヒーロー列伝」マヤノトップガンexit

先行しても逃げても追い込んでも勝てる変自在の脚でG1を4勝した気まぐれホース

1992年生まれのブライアンズタイムアルプミープリーズBlushing Groom騎手田原成貴。キャリア初期の4戦のみ武豊が騎乗した。

3歳(旧4歳)の1995年1月デビューするも当初は脚部不安のためダートを走っており、芝で初勝利を挙げるまでに9戦(3勝)している。そのためシーズンの時点では重賞未出走のだったが、には菊花賞トライアル神戸新聞杯京都新聞杯の両方で2着に入り、菊花賞では好位追走から第4コーナーで先頭に立ち、後続を突き放す圧勝でレコード勝ちを収める。そして暮れの有馬記念では、低迷中とはいえ前年の三冠馬にして年度代表馬ナリタブライアンヒシアマゾンらを相手に先頭でペースコントロールする絶妙の逃げ切り勝ちで勝利を収め、同年の年度代表馬に表されるという大出世を果たした。

1996年、4歳のG2阪神大賞典ではナリタブライアンとのデッドヒートを演じ2着に敗れる。今尚名勝負り継がれる一戦だが、上の田原は「前戦で理をする必要はない(意訳)」と冷めていた(もっとも後年には自身のミスで負けたと後悔をっている)。しかし本番の天皇賞(春)ではサクラローレルナリタブライアンの後方5着に敗れてしまう。続く宝塚記念では手薄なメンバーの中、先行から直線で余裕を持って抜け出し勝利する。にはサクラローレルマーベラスサンデーと3強を形成するも、天皇賞(秋)バブルガムフェローの2着、連覇を狙う有馬記念サクラローレルの7着に敗れる。

1997年5歳阪神大賞典では、それまでとは違う後方からの追い込みで圧勝。天皇賞(春)でも前を行くサクラローレルマーベラスサンデーを直線一気の末脚で差し切り、世界レコード叩き出す勝を収める。しかし、の復帰を前に左前脚に屈腱炎を発症し、引退を余儀なくされた。

引退後は2015年まで種牡馬として活動し、G1こそ出ていないが複数の重賞勝ちを輩出した。2019年11月3日に老衰により27歳でこの世を去った。2022年現在は、地方ダートを中心に祖(方の祖)として名が挙がる機会が多く、2021年ジャパンダートダービーを制したキャッスルトップ2022年牝馬三冠路線を走するウォーターナビレラ方の曾祖として話題になっている。

マヤノトップガンの変自在の戦法はきまぐれな性格の裏返しであり、上の田原スタートしてからトップガンに合わせて戦法を変えていたため生まれたものだという。
ウマ娘』においてもマヤノの投げキッス(元はランフランコ・デットーリ騎手真似)やアニメOPにおけるテイオーなどにを与えている田原成貴騎手だが、多くの功績の一方で破天荒さからトラブルも多く、騎手引退後は調教師に転向するも身を持ち崩し、物所持で逮捕され競馬に関われなくなるなど悪い面もあり、毀誉褒貶がしい人物である。アニメウマ娘一期の放送当時はウマ娘公式媒体に名前が載ると競馬ファンがざわつくほどだったが、ゲームウマ娘リリースされる頃にはスポーツコメンテーターとして文才を振るって復活しており一時期よりも印は良くなった。ゲームリリース延期が怪の功名となった一例だろう。

詳細は当該記事へ→マヤノトップガン

関連動画

関連静画

関連項目

脚注

  1. *なお、原典の『トップガン マーヴェリック』も同時期にワッペンが変更されたことが話題になっているが、ワッペン上部の文字を見れば分かるとおり、それが表す作戦が1作のものに変更されているためである。
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