ライスシャワー
ライスシャワー(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「ライスシャワー」をモチーフとするウマ娘である。CV:石見舞菜香
誕生日:3月5日 身長:145cm 体重:増減なし スリーサイズ:B75/W51/H76
素直で純粋な性格のウマ娘。自分がいると周りが不幸になってしまう…と思い込んでおり、他人を避けている。
とても気弱で何かあるとすぐに泣いてしまうが、誰かのためなら一生懸命頑張る事ができる健気な少女である。
小柄で色白、気弱そうな雰囲気のウマ娘。嬉しくても悲しくても泣いてしまう泣き虫だが、誰よりも優しい性格。トレーナーのことは大好きな絵本の登場人物になぞらえて「お兄さま」と呼ぶ。護らねば…
勝負服はオフショルダーのドレス風。首回りが寂しくならないようにかモコモコしたティペット(?)が巻かれている。モチーフになった勝負服と同じ青い胴に赤い袖だが、色合いはより黒っぽく、腰に斜めにかけたベルトには短剣を装備した「刺客」スタイル。
いつも被っている帽子と勝負服の胸元には、「奇跡」の花言葉を持つ青い薔薇がつけられている。護らねば…
自分を奮い立たせるためによく「がんばるぞ、おー……!」と仕草つきで口にする。これは母に教わったものであるらしい。護らねば…
Blu-ray第4コーナー収録の新規エピソード「BNWの誓い」に登場。ビワハヤヒデ率いる「チームB」の一員として「BNW駅伝」の第1走者を務め、「チームN」のミホノブルボン、「チームW」のアイネスフウジンと激突。グラスワンダーからは「狙われたら怖い、黒い刺客」と称された。
三冠ウマ娘を目指しトレーニングに励むミホノブルボンをストーキングマークするかの様に影に隠れていた。
そして迎えた菊花賞。無敗の三冠ウマ娘が掛かるブルボンを破り勝利を果たすが、彼女を迎えるのは重賞ウマ娘の誕生を喜ぶ祝福ではなく、偉業達成を見られなかった落胆、それを阻んだ者への冷ややかな反応ばかりだった。
そして次のレースは天皇賞(春)。メジロマックイーンの三連覇が掛かるこのレースへの出走を取りやめようとする。
自分がレースに勝つことで誰かが喜んでくれる、そのために走っている彼女にとって、レースに勝っても皆が嘆くのでは何の意味もない。ましてや先の菊花賞と瓜二つの状況、自分が勝てばどうなるかなど目に見えている。
そんな思いはよく知らぬまま、ウマ娘としてレースを諦めることをよしとしないスピカの面々は下手な説得および誘拐を試みるが、その理由を語ると共に頑として拒否。
諦めきれないトウカイテイオーは、彼女が不幸にしてしまった者の代表とも言えるブルボンを引き込んで再三の説得を試みる。彼女が走り続けることを望むブルボンの言葉を受けて、勝利の先に何が待つとしてもレースに挑む決意をするのだった。
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この項目は、物語の重大なネタバレ成分を含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
そこにはテント暮らしの山籠りを行い、タワーブリッジをするマックイーンの写真を手に、スパルタで鳴らしたミホノブルボンがドン引きするレベルの日夜走り込みを敢行するライスシャワーの姿があった。その執念は遂に、遠く離れたトレセン学園のマックイーンにすらプレッシャーを感じさせる程に膨れ上がった。
そして迎えた天皇賞(春)当日……。心身共に充実したマックイーンの前に現れたのは、「鬼」と化したかのごとき異様な雰囲気を纏ったライスシャワーであった。
さらにこの回のOPは、本来なら「可愛らしいライス→ボスっぽいビワハヤヒデ」となる部分がまるごと迫力のありすぎる鬼ライスに差し替えられた特別仕様に。
その一連の様は視聴者をして「的場均インストール」「ホースの暗黒面」「シンデレラグレイ化」と言わしめた。
特に最後については「ウマ娘 シンデレラグレイ」作画担当の久住太陽氏もツッコミを入れ承知しており、次のようなイラストを投稿している。少なくともOP版よりはプリティ。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/KUZUMI777/status/1364054877345734658
運命の発走の時。チームスピカ、カノープスやライスにOPから追い出されたビワハヤヒデが見守るなかで「猛獣(ライスシャワー)」に気圧されてゲート入りを躊躇するマックイーンと、対照的に鬼気迫るライス。
レースはマックイーンにプレッシャーを与えるかの様なライスのマーク走法にスペシャルウィークに「宝塚のグラスを思い出す」と言わしめ、タイミングを計ったかのようにスペの後ろから現れたグラスワンダーも「他人とは思えない」と評した。
そして、メジロマックイーンの盾三連覇目当てで来た観客に「悪役(ヒール)」呼ばわりされながらも「ヒールじゃない……ヒーローだ!」と自らを鼓舞して執念の勝利をもぎ取る。
菊花賞と同じくレコード勝ちを収めるも、観客はお通夜ムード。しかし気丈に振る舞いながらコースを後にしようとする。
しかしそのとき、出走したウマ娘たち(と一部の観客)からは祝福され、ミホノブルボンから労らわれて、ライスシャワーは大粒の涙を流しながらも、皆のヒーローになれるその日まで、走り続けることを約束するのだった。
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
71 | 117 | 70 | 102 | 90 |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | G |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
E | C | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
B | A | C | G |
☆3キャラとして初期実装。サービス開始はちょうどアニメでライスが大活躍した直後であり、迷わず☆3引換券を捧げたお兄さまも多いだろう。
本作には性別設定があるため、女性にした場合は「お姉さま」と呼んでもらえる。これでおねロリに開眼してしまったトレーナーが一部に居る模様。
しかし彼女は初期☆3キャラの中では恐らく一番、初期実装全ウマ娘の中でもトップクラスに完全クリアが難しいキャラとされており、そうやってライスを選んだお兄さま・お姉さま方が険しい壁にぶち当たる、ある種の罠と化している。
理由はいくつかあり、
等が挙げられている。
彼女に鬼を宿らせ、祝福をもたらすことができるかはトレーナーの手腕次第である。
育成でもマックイーンをメタれと言わんばかりに「先行けん制」を習得可能だが、サポートでは加えて「先行駆け引き」「先行焦り」まで所持している先行絶対潰すウマとなってる。一方でブルボン(逃げ)にかかるスキルは全くない。
シナリオとしては当然史実に沿うが、前述のような菊花賞の後のアレや春天の前のアレのような出来事は起こらず、わりとマイルド寄り。
その一方、マックイーンに打ち勝った後、ライスは宝塚記念に投票1位で出走。しかも、諸事情により京都での代替開催が行われる展開となる。史実の「それ」は本来なら2年後、シナリオの期間外の出来事だが……
この時の目標は3着以内だが、ここで1着を取ると…続きは自分の目で確かめてほしい。
また、メインストーリーでは第2章の主役。
扱うエピソードとしては、同時期に放映されていたアニメ2期7~8話と大半が重なり(こちらではその後の低迷期まで描かれる)、エピソードの基本解釈もアニメに近いのでライスがしっかり曇る。第1章からの流れでマックイーンとの関わりが深いことなど、細かな違いによる再解釈的な内容が楽しめる。そしてアニメ未見でも罠にかかるお兄さま・お姉さまが生み出されていくことに。
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菊花賞と天皇賞(春)を共にレコード勝ちし、同時に他馬の大記録を阻止したことから「レコードブレイカー」と呼ばれた馬。
1989年生まれの牡馬。父リアルシャダイ、母ライラックポイント、母父マルゼンスキー。馬名は結婚式のライスシャワーのように、この馬に触れる全ての人に幸せが訪れるようにと願いが込められている。気性がとても良く手のかからない馬であり、育成は他の馬よりスムーズだったという。
2歳(当時で言う3歳)の8月にデビュー戦を勝ち、2戦目を大敗の後に3戦目でオープン戦を勝利するが、骨折が判明して休養に入る。明けて3歳の3月はスプリングステークスで宿敵ミホノブルボンと初対決し4着に敗れる。皐月賞では主戦騎手となる的場均を初めて鞍上に迎えるもミホノブルボンの8着。G2NHK杯も8着に敗れるが、東京優駿(日本ダービー)では逃げるミホノブルボンのすぐ後ろにつけ、4馬身差の2着に入る。
秋はセントライト記念を2着後、京都新聞杯で四度ミホノブルボンに敗れ2着。しかし菊花賞では無敗の三冠制覇がかかったミホノブルボンを当時の日本レコードで下し、5度目の挑戦で雪辱を果たすと共に重賞初制覇をG1で決める。4歳時の天皇賞(春)では同競走2連覇のメジロマックイーンを目標に過酷な調教が行われ、極限まで削ぎ落とした馬体で現れたライスシャワーはマックイーンに2馬身半差をつける快勝。再びレコードタイムを記録する。
しかしライスシャワーには勝利と同時にミホノブルボンとメジロマックイーンの大記録を止めた「悪役」のイメージが与えられることとなり、鞍上の的場均共々「関東の刺客」の異名がつけられた。的場はこれらに「気持ちのいいものではない」と不快感も示している。
天皇賞の後はツインターボに敗れるなど長くスランプに陥り、連覇を目指した5歳時の天皇賞(春)の前には重度の骨折で一時は引退を検討される。結果として予想よりも順調に回復し、秋には実戦に復帰。有馬記念では3着に入り、ナイスネイチャ(5着)の連続3着記録を3年でストップさせるレコードブレイカーぶりも健在。
6歳時の天皇賞(春)では2着に僅か10cmの差で2年ぶりの勝利を挙げた。三冠馬ナリタブライアンが怪我で離脱する中、ライスシャワーは怪我から復活したヒーローとして一転人気を得ることとなり、宝塚記念のファン投票ではなんと1位に選ばれた。
この年は阪神・淡路大震災の影響で阪神競馬場が使えなくなり、宝塚記念は過去3度G1を制した得意の京都競馬場での開催という、まさにライスシャワーのための主役の舞台に。しかし当日ライスシャワーは不調であり、的場は無事にレースを終えることに徹しようとしたが、勝負所でライスシャワーが自らスピードを上げてしまう。そして――第3コーナーで前のめりになった後に崩れ落ちたライスシャワーは左前脚に致命的な重傷を負っており、診療所に運ぶこともできずに安楽死処置がされ、的場に最期を看取られた。1995年6月4日、6歳没。
死後はその死を悼む声が過熱し、過度の感傷を快く思わない者や、悪役扱いからの掌返しに憤る者で混沌としてしまい、その評価は死後に至るまで人間の感情に振り回されることとなった。
馬はただ一生懸命に走っただけ。健闘を称えられ、勝利を賞賛され、非業の死を静かに悼まれるべき一頭の名馬がいただけである。
詳細は当該記事へ→ライスシャワー
ライス回(8話)直後に投稿された結果、かぶっちゃった結婚と化した(ライスシャワーなだけに)
掲示板
830ななしのよっしん
2021/04/13(火) 00:02:41 ID: DRZLxZapX6
831ななしのよっしん
2021/04/14(水) 20:30:09 ID: 7gtEkEc6mI
一度育成に失敗したからリベンジ&URA長距離一度も優勝してないから長距離ウマ娘として育てたらURA決勝で大差勝ちしてくれた。
全体的に平均的なステになったけど、もしかして長距離って平均的なステの方が勝ちやすいのか?
832ななしのよっしん
2021/04/14(水) 21:04:14 ID: /Vf4HeblmX
長距離はスタミナありきですな
(特に3000m超えてくるとスタミナだけで戦ってるんじゃねえかってくらい)
でも必須レースが中距離多めなせいで作戦に応じた最低限のスピードかパワーを無視できなくなる
だから最終的にオールB~B+以上で終わりやすいんだと思うよ
中距離以下だとURA決勝基準でもスタミナBもいらんし、
スピードかパワー尖らせた方が勝てる気がする
急上昇ワード改
最終更新:2021/04/15(木) 09:00
最終更新:2021/04/15(木) 09:00
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