2024年よりJpnIへ、春のダート短距離大一番
さきたま杯
浦和競馬場・ダート1400m
さきたま杯は、埼玉県浦和競馬組合が浦和競馬場で開催する4歳以上のダート1400mの重賞競走である。格付けはJpnII。
1着賞金は4000万円(2023年)。2024年からはJpnI競走として施行される予定である。
概要
創設は1997年の9月、JRAや他の地方競馬との交流の目的で新設された。
新設当初は統一GIII(南関東独自の格付けでGII)で第1回が行われた。当初は3歳(旧4歳)以上9歳(旧10歳)以下の条件で行われていた。
2003年の第7回に3歳以上に変更で年齢の上限が無くなった後、2005年の第9回からに開催時期春に変わり、出走条件は4歳以上に変更になった。2007年に日本がパート1入りしたことにより、外国調教馬が出走できないレースはグレード表記が出来なくなったためJpnIIIになったあと、2011年にJpnIIに昇格し現在に至る。
2024年からは全日本的なダート競走の体系整備によりJpnIに昇格予定。秋のJBCスプリントと並ぶ、春のダート短距離頂上決戦としての位置付けとなる。それに伴い出走条件が3歳以上に戻り、南関東4馬全てでJpnIレースが開催される運びとなった。
このレースの勝ち馬からは、ノボトゥルー、スマートファルコン、テスタマッタ、ホワイトフーガ、アルクトスといった面々が、複勝圏内からはトーシンブリザード、ストロングブラッド、バンブーエール、スーニ、ドリームバレンチノ、ベストウォーリア、モーニン、ブルドックボス、ワイドファラオ等がGI/JpnIを勝利していた、またはのちに勝利する。
2006年はこのレースの騎乗のために浦和競馬場を訪れていた武豊と福永祐一が、レース中に金品の窃盗の被害に遇う出来事が起こった。
2021年はゲートの牽引車が発走前の故障で交換作業のために、大幅な遅延が発生したといった事があったりする。
歴代優勝馬
関連コミュニティ
関連項目
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