とある戦符の決闘魔物とは、緋雨氏による『とある魔術の禁書目録』と『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』が交差する物語(二次創作外伝作品)である。
あらすじ
ここは東京西部に位置する完全独立教育機関『学園都市』。最先端の技術・研究の成果により『超能力者』の開発に成功した都市。そんな学園都市の居住区、第7学区に位置するとある古びた学生寮の一室でのこと・・・
概要
2010年1月30日に第一話が投稿された。
現在、第三部『決勝リーグ編』が連載中。第7話より待望のOPも付いた(26話からは第三期OPに変更)。さらに18話から25話にはEDが付いた。
いわゆる〈クロスオーバー〉に分類される作品であり、禁書世界と遊戯王世界が同一世界の同時代に存在する。
デュエルは遊戯王を反映してLP(ライフポイント)4000制で行われるが、その他ルールは遊戯王OCGに準拠する。
遊戯王という作品が持つ魔術的な要素を禁書世界における魔術と上手く絡めて新しい解釈をする等、それぞれの作品の設定や持ち味を崩さずに世界観を巧みに融合させている。
その逸脱なストーリ故に放送(うp)開始から二周年たった2012年でもなお多くのファンに支持されていた(仕舞には支援・応援動画が出る程)。2014年からは新作は投稿されていない。
作中では現実世界で多用される定番カードが登場しない事が多々ある。製作者曰く
「折角動画創ってるんだから、他に見ないようなものを創らないと面白くない」
とのこと。よって作中のデッキを現実世界で使用しても期待通りにいかないかもしれない。ご利用は計画的に。
主な登場人物
各キャラの詳しい設定については『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』をご覧ください。またデッキなど若干のネタバレを含みます。予めご了承ください。
下記以外のキャラクターは「とある戦符の決闘魔物の登場人物一覧」の方をご覧ください。
- 上条当麻(かみじょう とうま)
- 本作の主人公。学園都市第7学区の学生寮に住む高校一年生。
- 自身の右手にあらゆる異能の力を打ち消す「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という能力を宿しているがそれが原因なのか自他共に認める強烈な不幸体質を持つ。それと同時に色々なフラグを(無意識の内に)建たせてしまうフラグ体質も併せ持つ。その体質は、買ったパックの中身が凄いことになっていたり土壇場でキーカードを引き当ててしまう等良くも悪くもさまざまな形で遺憾なく発揮している。決め台詞は『その幻想(カード効果)をぶち壊す!』
現在の使用デッキは【デュアルシンクロ】※1 切り札は《スターダスト・ドラゴン》、《光と闇の竜》決勝リーグ1回戦においてなぜかデッキの《光と闇の竜》が《モリンフェン》とすり替わっているという珍事が発生した。 - 禁書目録(インデックス)
- 本作のメインヒロイン。イギリス清教「必要悪の教会」所属のシスターにして魔術師。
- とある理由により当麻の住む寮に居候している少女。居候の身分だが家事及び仕事は殆どしていない上に体格に似合わず大食いなので彼女の食費が当麻の悩みの種となっている。物語のキーパーソンと言える人物だが、その立場上、表立って目立つ事があまりないので他のキャラよりも影が薄め。イン…何だっけ?となっても仕方ない。
- 1度見た物を忘れない完全記憶能力により覚えが早く、DMも短期間のうちに当麻を瞬☆殺できるまでに成長した。
- 使用デッキは【エンディミオン】 切り札は《神聖魔導王エンディミオン》、《マジックテンぺスター》
- 御坂美琴(みさか みこと)
- 本作のヒロインの1人。常盤台中学に通う2年生。
- 茶髪のショートへアにヘアピンをつけている少女。学園都市第3位の超能力者(レベル5)で「超電磁砲(レールガン)」の使い手。学歴等を見れば優秀なお嬢様に見えるが年上にタメ口をきいたり自販機を蹴りつけたりと上品とは言い難い面が多い。当麻に恋心を抱いているが本人を前にするとなかなか素直になれない。つまりツンデレ。ある出来事により御坂妹に名前を付けてあげようと密かに考えている。
使用デッキは【エレキ】 切り札は《サンダー・ユニコーン》、《降雷皇ハモン》 - 一方通行(アクセラレータ)
- 本作のダークヒーロー。(書類上は)長点上機学園の生徒。
- 白い肌に白い短髪の中性的な少年。学園都市第1位の超能力者で「ベクトル変換」の能力を持つ。学園都市最強の超能力者で非常に高い演算能力を持ち、デュエルにおいても高い実力を示す。「グループ」という学園都市の暗部組織に所属し裏から都市の平和を守っている。打ち止めの事をとても大切にしているがその事からロリコン疑惑が浮上している。通称アクセロリータ、略してセロリなどと呼ばれネタにされている。
使用デッキは【ネフユべル】 切り札は《ユべル》、《邪神イレイザー》を学園都市から送られていたが、打ち止めの手に渡っている。
※1:『戦神符祭』時のデッキ。それまでのデッキは【ローレベルシンクロ】
時間軸について
禁書は原作16~17巻まで、遊戯王はDM本編終了後、つまりもう一人の遊戯が冥界へと還った少し後となる。
この時点では本来ならばシンクロ召喚は未登場であり現に遊戯達もその存在を知らなかった。が、禁書側のデュエリストは普通に使用している。作中では学園都市ではカード技術が数十年先を行っているとの説明がなされているが、これは学園都市自体が「世間からある程度隔絶され科学技術の発達により文明レベルが外界の数十年は進んでいる場所」だからである。科学のついでにカードが進歩していても何も不思議ではないのである。
また、この作品においては『光のピラミッド』『超融合!時空を越えた絆』での出来事を示唆する描写がなされている。
オリジナルカード
『とある戦符の決闘魔物』第21話において、『封魔神』とよばれるカードが登場した。
元々はデュエルモンスターズの世界大会においてペガサス・J・クロフォードによって贈呈されたカードであり公式デュエルでは使用禁止とされたカードとされている。(白井黒子談)
ノートン曰く「闇のゲーム」によりそのカード本来の力を発揮されるという。現在それ以上の情報は不明である。
制作サイドより
現在、架空デュエルというカテゴリ内において、本作以外の動画内で「戦符と同じコンボじゃん」「パクリじゃね」といった旨のコメントが寄せられる事例が生じており、軽度ではあるがトラブルに発展しかけた事もある。 制作サイドの総意としては 「同じカードゲームを題材としている以上、類似した演出が起こるのは必然であり、
そのような意識から他の動画の制作者の創作の幅を狭めてしまうのは本意でない」 というもので、他の架空デュエルの制作に関して、本作を過度に意識される事は、あまり望ましくない。 つまり、本作中と似た設定やカード演出、『とある魔術の禁書目録』を題材にする事を敬遠されるのはむしろ不本意であり、先述した他の動画内の心ないコメントも含め、そのような事例は今後出来うる限り減らしていきたいというのがPROJECT-SATISFACTIONの総意である。他の制作者、視聴者の方々ともに、ご協力を頂ければ幸いである。
小ネタ
- 製作者である緋雨氏はハルヒ×遊戯王の作者にアドバイスを受けている、とのこと。
関連動画に項目があるのもそれが理由である。 - オリジナルキャラのウィルの作画はちぃネコ時雨氏が担当している。
- 第10話においてとうとう『闇のゲーム』が登場。最初に体験したのは我らが一方通行…だけではなかった。一方通行がダメージを受けた直後、BGMにノイズが発生しまさかの視聴者にダイレクトアタック。製作者曰くノイズの原因は不明とのことである。発生タイミングといい、恐るべきは闇のゲームということか。
- 本編とは別に登場人物のデッキやニコ動視聴者からのコメントを紹介する番外編が同時にうpされている。
司会は「とある魔術の禁書目録」サイドからは上条当麻、「とある科学の超電磁砲」サイドからを御坂美琴、そして「遊☆戯☆王」サイドからは満足タウンの町長?が務めている。 - ニコニコ生放送において製作者である緋雨氏のネット上の知り合いであり、動画のミスチェックも担当している桜雪(生放送主)氏がこの動画のレシピを使い凸待ちデュエル放送をしているとのこと。放送での詳細文によると、緋雨氏本人から実際にレシピを貰ってそれを再現しているらしい。デュエルの腕はかなりのものとのこと。
しかし、現在コミュニティは解散している。 - また、作者公認の応援コミュニティとして、本作品の一部動画映像作成を担当しているそろんソレ(生放送主)氏によって「とある戦符の決闘魔物応援団・本部」を設立。主に視聴者との交流を交えたニコニコ生放送を展開(時々、緋雨氏も参加するよ)する傍らPVMADも手がけたりする。
関連動画
本編(第一話/最新話)
番外編(第一話/最新話)
PV動画
公開マイリスト
主題歌
オープニング
- 「LEVEL5-judgelight-」(7話-16話)
- 歌:fripSide 作詞:fripSide 作曲・編曲:八木沼悟志
- 「No buts!」(17話-24話)
- 作作詞・歌:川田まみ / 作曲:中沢伴行 / 編曲:中沢伴行、尾崎武士
- 「See visionS」(26話-)
- 作詞・歌:川田まみ / 作曲・編曲:井内舞子
エンディング
関連コミュニティ
関連項目
一般項目 |
動画内で生まれた言葉、関連用語 |
外部リンク
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