ギミック・パペット(Gimmick Puppet)とは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」、遊戯王OCGに登場する特定のカードの総称である。
概要
極東エリアのデュエルチャンピオンであり、トロン一家の次男であるIV(フォー)が使用する、「ギミック・パペット」と名のついたモンスターたち。属するモンスターはすべて機械族。モンスターのモチーフは人形であり、特に西洋人形のイメージが強い。球体関節人形の特徴を持っているものが多く、不気味な見た目を持つものが多いのも特徴。
カード名の表記は普通どおりのカタカナだが、アニメのサブタイトルでは「地獄人形」と表記されたこともあった。
デッキコンセプトとしては、基本的なエクシーズモンスターはランク8を擁していることもあり、レベル8のモンスターを展開しやすいようになっている。レベル4のモンスターもあるが、IVはモンスターのレベルを2倍にする「レベル・クロス」でそれらをレベル8にしていた。
サポートカードもそれなりにあるが、アニメでは、単に「パペット」と名のついたモンスターを指定するものもあった。本項ではそれも「ギミック・パペット」の関連カードとして取り扱う。
OCGにおいて
ほぼ同時期にアニメでIIIが使用していた先史遺産(オーパーツ)関連のカードが一般パックなどに収録されながら、IVのカードはエクシーズモンスターを除き長い間OCG化されなかった。
エクシーズモンスターはアニメ登場からあまり間を置かずに書籍の付録としてOCG化されたが、それ以外のモンスターが登場し、初めて「ギミック・パペット」という1つのくくりになったのは、「PREMIUM PACK 15」であり、この時すでにIVはアニメから(一時)退場していた。
PP15では「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」、「ギミック・パペット-マグネ・ドール」、「ジャンク・パペット」の3枚が登場している。
それ以外のギミック・パペットの多くが出そろったのが「コレクターズパック ZEXAL編」。ここにきてまともにギミック・パペットデッキが組めるようになったと言ってよいだろう。
アニメと同様、ランク8のモンスター・エクシーズというのが大まかなコンセプトとなる。モンスターによってはギミック・パペットのエクシーズしか出せないデメリットを持っているものもあるため、ギミック・パペットのエクシーズを活用したいが、汎用性の高いそれ以外のランク8も十分に併用できる。
アニメ再現という意味では外れるが、ランク4もそれなりに出しやすい。
機械族サポートを受けられ、レベル8・ランク8を中心としたデッキであるため、「オルフェゴール」パーツや、「ホルス」パーツとの相性が良い。
エクシーズモンスターを除いて、全体的に攻撃力は低め。それを生かしたサポートカードが使えるという利点である一方、エクシーズ召喚できなければまともに戦えないということでもあるので、特殊召喚封じなどには特に注意したい。
更にこのテーマは先攻展開において相手にバーンダメージを多く与えることが出来、展開が通れば相手を焼き切れる。
そのため、OCG産パーツ中心では現状では基本的な動きとしては先攻で誘発を弾きながらバーンで勝利をもぎ取るデッキとなり、焼ききれなかった場合に、一部の妨害や捲り効果でケアをすることになり、元々から後手に強い効果を持つため、先手後手の両方で一定以上強く出られるのが特徴。
コンセプトデュエルのコンセプト【IV】は、「ギミック・パペット」と名のつくカードをメインデッキに10枚以上入れることを条件としている。
ギミック・パペットと名のついたモンスター
2013年12月現在、OCGに存在しないカードは、カード名の隣に(未OCG)と付記してある。
アニメ版テキストにみられる「モンスターエクシーズ」は、OCGでいう「エクシーズモンスター」のこと。
下級モンスター
レベル4以下のギミック・パペット。ランク8のエクシーズ召喚というコンセプトからは外れるが、レベル変更効果が備わっていたり、アニメならば「レベル・クロス」でレベル8にできたりするものが多い。
(※OCGオリジナルのパーツが中心の構築へシフトするため現在更新がありません。)
- ギミック・パペット-ギア・チェンジャー
- ギミック・パペット-ベビーフェイス(未OCG)
- ギミック・パペット-キラーナイト-
- ギミック・パペット-シザー・アーム
- ギミック・パペット-スケアクロウ(未OCG)
- ギミック・パペット-死の木馬
- ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ
- ギミック・パペット-ボム・エッグ
ギミック・パペット-ギア・チェンジャー
効果モンスター
星1/地属性/機械族/ATK 100/DEF 100
1ターンに1度、自分フィールド上の「ギミック・パペット」と名のついた
モンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、このカードのレベルは選択したモンスターのレベルと同じになる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第57話による)
このカードはデッキから特殊召喚できない。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上の
「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
このカードのレベルは選択したモンスターのレベルと同じになる。
(OCG版)
自身のレベルを他のギミック・パペットに合わせる効果を持つ。
神代凌牙(シャーク)とのデュエルで使用された。自身の効果でレベルを「ギミック・パペット-マグネ・ドール」と同じ8に変更し、「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」のオーバーレイ・ユニットになった。
ナッシュとのデュエルで再登場、「レベル・クロス」でレベル8となった「ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ」とレベルを揃え、ジャイアントキラーのオーバーレイ・ユニットとなった。
頭部はまともな顔がない代わりにギアとなっており、自らの左手でギアを操作する。
OCGではデッキからの展開が不可能になったが、レベルの変化は永続的になった。レベル1として展開しやすく、かつランク8のギミック・パペットと共にエクシーズ召喚につなぎやすい。汎用性では「ガガガマジシャン」等に劣るので、ギミック・パペットのサポートを生かして戦いたいところ。
ギミック・パペット-ベビーフェイス(未OCG)
効果モンスター
星1/光属性/機械族/ATK 0/DEF 0
戦闘によって破壊されたこのカードが自分の墓地に存在し、
このカードを戦闘によって破壊したモンスターが相手の墓地に存在する場合、
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
このカードを破壊した相手モンスター1体を相手の墓地から
相手フィールド上に特殊召喚する事ができる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第33話による)
一見すると意味のわからない効果だが、「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」とのコンボのためにあると思われる。
武田鉄男&等々力孝とのデュエルで登場。2体使用された。
1体目は裏側守備表示でセットされ、鉄男の「ブリキの大公」によって破壊。直後、「リペア・パペット」の効果で2体目が特殊召喚され、等々力委員長の「ワクチンゲール」で破壊された。
その後、2体の効果を発動して「ブリキの大公」と「ワクチンゲール」を特殊召喚、ジャイアントキラーの効果につなげた。
見た目はポニーテールのかわいらしいお人形さん。ただ、人形の表情の具合や、効果発動時の演出などはホラー的。
ギミック・パペット-キラーナイト-
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1800/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分は「ギミック・パペット」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、
自分の墓地の「ギミック・パペット」モンスター1体または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のフィールドに効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
その後、このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが手札以外から墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
WDCのデュエル・コースターで使用したカード。レベル4、攻撃力1800のモンスターであること以外は一切のステータスが謎に包まれている。ダイレクトアタックでフィニッシャーとなっていた。
ただ、IVは「キラーナイト」としか読み上げておらず、カード画像も確認できないため、これが「ギミック・パペット-キラーナイト」というモンスターなのかは不明。
海外のアニメ公式サイト(外部リンク)では、「キラー・ナイト」(Fiendish Knight)という名前で紹介されている。
墓地のモンスターを特殊召喚させて、自身を特殊召喚する効果であり、自分の「ギミック・パペット」モンスターを使う場合は、「ギミック・パペット」2体の特殊召喚を行うカードになる。
自身のサルベージ効果を持っており、デッキから墓地へ送って手札に回収のような動きが出来る。ただし、レベル4なためリトル・ソルジャーズでは墓地へ送れない。
展開の後押しとして強いカード。
ギミック・パペット-シザー・アーム
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/ATK 1200/DEF 600
自分フィールド上のモンスターに装備された装備カードを破壊して墓地へ送る事で、
このカードのレベルは倍になる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第58話による、一部推測)
このカードが召喚に成功した時、デッキから
「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。
(OCG版)
アニメでは装備カードと引き換えにレベルを2倍にできる。
神代凌牙とのデュエルで登場。「デステニー・ストリングス」を破壊してレベル8となり、「ギミック・パペット-ナイトメア」と共に「No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ」のオーバーレイ・ユニットとなった。
両の太ももがベルトのようなもので結びつけられている上に、手がはさみの形をしていて自由に動かせず、まともな頭部も確認できないという、なかなかにショッキングな姿。
OCGでは別物と言えるレベルで効果が変更され、ギミック・パペット版「終末の騎士」ともいえる効果を搭載した。
ギミック・パペットには「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」など墓地を利用するものが多いため、相性がいい。単純な効果では「終末の騎士」や「スクラップ・リサイクラー」に見劣りするので、ギミック・パペットの名を持つ点を生かしたい。
ギミック・パペット-スケアクロウ(未OCG)
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/ATK 800/DEF 2000
表側攻撃表示のこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
このカードは表側守備表示になる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はこのカード以外のモンスターを攻撃対象に選択する事ができない。
(アニメ版、テキストは公式サイト「モンスター・エクシーズを召喚せよ!」より)
VS鉄男&等々力孝戦で登場。
召喚直後に「レベル・クロス」でレベル8となり、「ギミック・ボックス」と共に「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」のオーバーレイ・ユニットになった。
すぐに素材にされてしまったため、効果は発揮していない。
スケアクロウ(Scarecrow)とは英語でかかしを意味し、その名の通り見た目はただのかかし。
ギミック・パペット-死の木馬
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/ATK 1200/DEF 2000
自分フィールド上のこのカードがカードの効果によって破壊された場合発動できる。
自分の手札から攻撃力1000以下の
「ギミック・パペット」と名のついたモンスター2体を特殊召喚する。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第114話による、一部推測)
自分のメインフェイズ時に、フィールド上の「ギミック・パペット」と名のついた
モンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを破壊する。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
手札から「ギミック・パペット」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚できる。
(OCG版)
神代凌牙とタッグでのVSクラゲ先輩で登場。
召喚した直後に「からくりの宝札」で破壊して効果を発動、手札の「ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー」と「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」を特殊召喚した。
いくつもの人形が寄り集まり1つの木馬の形を成している。本当にあったら顔をそむけたくなりそうな怖さ。効果を発動すると中からギミック・パペットが現れる。
カード名はDestroy(破壊)に、Death(死)とTrojan Horse(トロイの木馬)をかけているのだろう。
OCGでは、自身を破壊する効果が内蔵されたほか、効果発動の条件が緩められ、特殊召喚するギミック・パペットの攻撃力制限もなくなった。
フィールドのギミック・パペットを破壊する効果を持つが、破壊することに意義のあるギミック・パペットはこのカードしかないため、実質このカードを破壊する効果となる。
手札のギミック・パペットを2体まで展開できるため、ランク8のエクシーズ召喚につなげることができる。しかし、手札からしか展開できないため、消費が激しいのが難点。このカードに頼らずともレベル8のギミック・パペットには大体特殊召喚の効果が備わっており、手札消費のことなどを考えるとそちらで特殊召喚したほうがよいことも多い。
このカードを使いたい場合は、「悪夢再び」などで手札枚数をなるべく減らさないような工夫をしたい。
一応、相手のギミック・パペットも破壊できるため、【ギミック・パペット】デッキ同士のミラーマッチとなった場合やコントロールを奪われた場合は、相手のギミック・パペットを除去するカードとして運用できる。裏を返すと、相手に「死者蘇生」などで奪われると除去を利用されてしまうということでもある。
ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/ATK 0/DEF 100
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札から
「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(OCG版)
アニメ版テキストは明かされていないが、 召喚に成功したとき手札からレベル4以下のギミック・パペット1体を特殊召喚できる効果を持っている。レベル4、攻撃力0のモンスター。
VSナッシュ戦で登場。
効果で「ギミック・パペット-ギア・チェンジャー」を特殊召喚したのち、「レベル・クロス」でレベル8となり、「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」のオーバーレイ・ユニットとなった。
ハンプティ・ダンプティは、マザーグースの童謡に登場するキャラクターで、擬人化された卵とされる。
OCGでは特殊召喚するギミック・パペットのレベル制限はなくなったが、1ターンに1度しか効果を使えない制約が追加された。
レベル4ギミック・パペットとともにランク4のエクシーズモンスターを狙える。しかし、「レベル・クロス」が存在しないためランク8を狙うのは難しい。
OCGには「ハンプティ・ダンディ」というモチーフを同じくするカードが存在するが、効果やステータスは全くかみ合わない。
ギミック・パペット-ボム・エッグ
効果モンスター
星4/地属性/機械族/ATK 1600/DEF 1200
1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送る事で、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第42話による)
自分のメインフェイズ時に手札から「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体を捨て、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
「ギミック・パペット-ボム・エッグ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
●相手ライフに800ポイントダメージを与える。
●このカードのレベルはエンドフェイズ時まで8になる。
※「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替える
(OCG版)
手札1枚と引き換えに800ダメージを与える。
III(スリー)とタッグを組んでのVS九十九遊馬&天城カイト戦で使用。
「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」を墓地へ送り、カイトに800ダメージを与えた。その後、「レベル・クロス」でレベルを8にし、ネクロ・ドールと共に「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」をエクシーズ召喚した。
デュエルコースターでもダイレクトアタックでフィニッシャーとなっている場面がある。一応、全体的に攻撃力の低いギミック・パペットの中では1600でもアタッカーレベルではある。
効果を使用すると頭が二つに割れ、そこから多数の光球を発射する。
独特の顔つきやダンディズムを感じるポーズなどから、熱心なファンも存在する。
デザインの基になったのはハンプティ・ダンプティかと思われるが、後にそのままハンプティ・ダンプティというカード名のギミック・パペットも登場している。
OCGでは手札コストが制限されたものの、「レベル・クロス」を内蔵したような効果が追加。ただ、「マシンナーズ・カノン」でも同じ手札消費でレベル8を用意でき、召喚権を使う必要もないため、こちらはサポートカードを生かしていきたいところ。素のレベルが4なので、状況次第で「ギアギガント X」などの素材にしてもいい。
上級・最上級モンスター
レベル8のギミック・パペットたち。特殊召喚効果などを持ち、エクシーズ召喚をサポートする。
(※OCGオリジナルのパーツが中心になるため、現在この項目はナイトメアのみ更新しています。)
ギミック・パペット-シャドーフィーラー
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/ATK 1000/DEF 1000
相手モンスター1体の直接攻撃宣言時に発動できる。
自分の墓地のこのカードを自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚し、
相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替える。
この戦闘ではモンスターは破壊されない。
このカードの効果で特殊召喚したこのカードが墓地へ送られた時、
このカードをゲームから除外する。
エクシーズ素材としたこのカードが墓地へ送られた時、このカードをゲームから除外する。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第125話による)
このカードは戦闘では破壊されない。
また、このカードが墓地に存在し、相手モンスターの直接攻撃によって
自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを墓地から表側攻撃表示で特殊召喚し、自分は1000ポイントダメージを受ける。
「ギミック・パペット-シャドーフィーラー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
エクシーズ素材となったこのカードが墓地へ送られる場合、
墓地へは行かずゲームから除外される。
(OCG版)
相手の直接攻撃に反応して特殊召喚される効果と、特定の条件で除外される効果を持つ。
VSナッシュ戦で登場。
「レベル・クロス」のコストで手札から墓地へ送られ、「CNo.101 S・H・Dark Knight」の直接攻撃時に特殊召喚されることで、ダメージを抑えた。さらに「オーバーレイ・サテライト」で2体分の素材となり、「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」のオーバーレイ・ユニットとなった。
さらに、ヘブンズ・ストリングスの効果を発動するために素材を取り除いたときにゲームから除外され、「バニッシュ・リアクター」発動のトリガーとなった。
OCGでは特殊召喚のタイミングが直接攻撃で戦闘ダメージを受けた時となり、防御には使えなくなった。さらに、ダメージを受けるデメリットが追加され、効果を1ターンに1度しか使えない制約が追加された。ただし、戦闘破壊耐性は常に発揮されるようになった。また、特殊召喚した自身が墓地へ行くときに除外される効果は削除された。
墓地へ送る手段は「ギミック・パペット-シザー・アーム」をはじめ多くあるが、直接攻撃を受けるという条件のうえに1000ダメージを受けるため、ライフ消費が非常に荒い点には注意。ライフが減ることを利用して「ライフチェンジャー」を発動し、「CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ」による特殊勝利へつなぐ手もある。相手を回復させる必要もあるのでやることが多く、狙いにくいが。
(2016/04/01より「ライフチェンジャー」は使用禁止になったため、現在、このコンボを行うことができない。)
ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/ATK 800/DEF 1600
自分フィールド上の「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体が
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
そのモンスターをゲームから除外する事で、このカードを手札から特殊召喚できる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第57話による)
自分フィールド上の「ギミック・パペット」と名のついたモンスターが
戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
そのモンスターをゲームから除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
「ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(OCG版)
ギミック・パペットが戦闘破壊された時、そのモンスターの除外と引き換えに手札から特殊召喚できる。
VS神代凌牙戦で登場。
「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」を除外して特殊召喚。その後、「ギミック・パペット-マグネ・ドール」と共に「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」のオーバーレイ・ユニットとなった。
VSクラゲ先輩戦でも登場。
「ギミック・パペット-死の木馬」の効果によって手札から特殊召喚され、直後に「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」のオーバーレイ・ユニットとなった。
カード名の「ナイト」の部分は、英語名では「twilight」(黄昏)と訳されている。
OCGでは効果の使用回数に制限が付いた。
比較的容易に展開できるのはいいが、ステータスが低いために後続のモンスターに戦闘破壊されやすいことや、効果破壊に対応しないことなど、欠点も多い。墓地のカードを除外してしまうため、「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」などとの相性が悪い点にも注意が必要。守備表示でも出せるのでいざというときは壁にもできるが、安易な特殊召喚は避けたい。
ギミック・パペット-ナイトメア
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/ATK 1000/DEF 2000
自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体をリリースする事で
このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードの効果で特殊召喚に成功したこのカードをエクシーズ素材とする場合、
1体で2体分の素材とする事ができる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第58話による、一部推測)
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する
エクシーズモンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
この方法による「ギミック・パペット-ナイトメア」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
この方法で特殊召喚に成功した時、自分の手札・墓地から
「ギミック・パペット-ナイトメア」1体を選んで特殊召喚できる。
また、このカードが特殊召喚に成功したターン、
自分は「ギミック・パペット」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。
(OCG版)
モンスターエクシーズ(エクシーズモンスター)1体と引き換えに素材2体分として特殊召喚できる。
VS神代凌牙戦で登場。
「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」をリリースして特殊召喚、素材2体分として、「ギミック・パペット-シザー・アーム」と共に「No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ」のオーバーレイ・ユニットとなった。
VSクラゲ先輩戦でも登場。
「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」をリリースして特殊召喚され、素材2体分として「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」のオーバーレイ・ユニットとなった。
主となる2つの頭部のほかにも、たくさんの人がくっついたような、人形と呼んでよいのか怪しいくらいにぐちゃぐちゃな姿をしており、かなり怖い。効果で2体分の素材となる際は分裂する。
OCGでは、手札からの特殊召喚の回数制限がつき、特殊召喚ターンのギミック・パペット以外の特殊召喚を封じる効果が追加され、弱体化が目立つ。また、1体で2体分の効果は同名カードの特殊召喚に変更された。
エクシーズ素材を切って特殊召喚が可能なため、展開ケアにはなる。また、テキストの特殊召喚封じは、このカードの特殊召喚成功以後にのみ影響するので、ギミック・パペット以外のモンスターを特殊召喚してからこのカードの特殊召喚を行うことは可能。
蘇生効果によって、1枚から即座にランク8エクシーズにつなげられるのは嬉しいが、予め手札か墓地に同名カードを用意しなければならない。他にもっと簡単な手段があるためこの効果はあまり考えなくてよい。
相手フィールドに送り付けた場合、相手の特殊召喚封じになる。ただし、相手ターンで送り付ける手段がテーマ内にほぼなく、自分のターンにしか基本行えない。そのため、使い方が《原始生命態ニビル》に対するケアになる。
元々、《地獄人形の館》があれば自分の「ギミック・パペット」はリリースされないが、このモンスターを相手に置くことで先攻展開のケアになる。また、《地獄人形の館》が引けていない場合には選択肢になり得る。
ギミック・パペット-ネクロ・ドール
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/ATK 0/DEF 0
このカード以外の自分の墓地の「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」1体を
ゲームから除外する事で、このカードを墓地から特殊召喚できる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第42話による)
このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分の墓地の
「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、このカードをエクシーズ召喚の素材とする場合、
「ギミック・パペット」と名のついたモンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
(OCG版)
VS九十九遊馬&天城カイト戦で登場。効果の性質上、2枚使用した。
「ギミック・パペット-ボム・エッグ」と「レベル・クロス」の効果(コスト?)でそれぞれ墓地へ送られ、その後自身の効果で蘇生、レベルが2倍の8となったボム・エッグと共に「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」のオーバーレイ・ユニットとなった。
その後、さらに「ジャンク・パペット」で墓地から復活し、「ギミック・ボックス」と共に「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」のオーバーレイ・ユニットとなった。
VS神代凌牙戦でも登場。「デステニー・ストリングス」の効果でデッキから墓地へ送られた。
VSクラゲ先輩戦でも登場。
「ギミック・パペット-死の木馬」によって手札から特殊召喚され、直後に「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」のオーバーレイ・ユニットとなった。
包帯が巻かれた人形という、ホラー映画のギミックとしてこそ歓迎はされども、あまり愛でられるような見た目ではないが、むしろこっちのほうが好きというコアなファンもいる。確かに傷つく前はさぞかわいらしい人形であっただろうが……。
海外版では棺桶に問題があるのか、プレゼントボックスのようなものに入っているほか、頭部の血痕らしきものも消されている。もっとも、こんな人形をプレゼントされた日には子供が泣き出しそうなものだが。
OCGでは除外するのが「ギミック・パペット」全体に広げられて使いやすくなったが、効果の使用回数の制限と、エクシーズ素材への制限が付加された。
ステータスに恵まれているため、サーチ、サルベージ、特殊召喚等の手段は非常に多い。しかし、効果の都合から、主にギミック・パペットデッキで使用することになるだろう。「機械複製術」との相性もいい。
便利な効果で【ギミック・パペット】デッキの中心となるカードだが、自身の効果では1ターンに1枚しか出せず、これだけではエクシーズ召喚の素材を揃えられないため、ほかの特殊召喚手段も用意する必要がある。「ギミック・パペット-マグネ・ドール」や「ギミック・パペット-ギア・チェンジャー」を使ったり、「闇次元の解放」でコストにしたモンスターを特殊召喚したりする手がある。
ギミック・パペット-マグネ・ドール
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/ATK 1000/DEF 1000
相手フィールド上にモンスターエクシーズが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第57話による)
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上に存在するモンスターが
「ギミック・パペット」と名のついたモンスターのみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(OCG版)
VS神代凌牙戦で登場。
凌牙のフィールドに「潜航母艦エアロ・シャーク」が存在することによって特殊召喚され、「ギミック・パペット-ギア・チェンジャー」と共に「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」のオーバーレイ・ユニットとなった。
その後、「傀儡儀式-パペット・リチューアル」で復活、「ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー」と共に「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」のオーバーレイ・ユニットとなった。
OCGでは相手フィールド上のモンスターの条件が緩められたが、自分フィールドに「ギミック・パペット」のみが存在せねばならず、少々厳しい条件となっている。
条件さえ満たせば簡単に出せ、縛りもなく自由なランク8につなげられるのが利点だが、ギミック・パペット以外のエクシーズモンスターを出してしまうと2枚目以降のこのカードが使いにくくなってしまう。
OCGオリジナルモンスター(メインデッキ)
ギミック・パペット-テラー・ベビー
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 500/守 0
(1):このカードが召喚に成功した時、
「ギミック・パペット-テラー・ベビー」以外の自分の墓地の「ギミック・パペット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、自分の「ギミック・パペット」モンスターの効果の発動に対して相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
召喚時に守備表示になるものの、墓地からの蘇生が可能なモンスター。
そのため、エクシーズ召喚やキメラ・ドールのリンク召喚に割り当てることで更に展開が伸びる。
墓地効果で相手がチェーン不能になる効果は《地獄人形の館》とやや被るが、どちらかが片方が機能していれば展開が通しやすくなる。基本的には館の方を優先したい。
ギミック・パペット-ビスク・ドール
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻1000/守1000
(1):このカードは手札の「ギミック・パペット」モンスター1体を捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、自分フィールドの「ギミック・パペット」モンスターは相手の効果の対象にならない。
手札の「ギミック・パペット」を捨てて展開出来るカード。
基本的にこの効果だけで見るなら「ホルス」カードで構わないが、「ギミック・パペット」名称がついてるため選択肢の1枚になる。
墓地効果で対象耐性を付与しておくことでフリーチェーンでの《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》等の対策になる。基本的には《地獄人形の館》を優先したい。
ギミック・パペット-カトル・スクリーム
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2000/守2000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードを素材として持っている「ギミック・パペット」Xモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
フィールドのX素材取り除いて自身を展開する効果と、相手の墓地から相手フィールドに特殊召喚する効果を持つ。
ディザスター・レオの特殊勝利を狙いたいのならメリットになるか。
ギミック・パペット-ブラッディ・ドール
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻 400/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分は「ギミック・パペット」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、
EXデッキの「ギミック・パペット」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。
見せたモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つデッキの「ギミック・パペット」モンスター1体と、
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが手札以外から墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
EXの「ギミック・パペット」を見せることで一度に2体の「ギミック・パペット」を展開出来るモンスターで、自身がレベル8のため、ランク8を見せればそのままエクシーズ召喚に繋がる。
墓地へ送った場合に自身を回収できるため、墓地肥やし効果そのものが間接的なサーチ効果に変わる他、X素材から切ったりリンク素材にすることでも、自身を回収しておくことが出来る。
ギミック・パペット-リトル・ソルジャーズ
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、
このカードとはレベルが異なる「ギミック・パペット」モンスター1体をデッキから墓地へ送って発動できる。
このカードのレベルを墓地へ送ったモンスターと同じにする。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分フィールド「ギミック・パペット」モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで4つ上げる。
召喚・特殊召喚時に「ギミック・パペット」を墓地へ送ってレベル調整する効果を持ち、墓地効果でも4から8に変更するレベル調整効果を持つ。
ブラッディ・ドールとの兼ね合いが非常によく、このカードでブラッディ・ドールを墓地へ落としたり、ブラッディ・ドールのリクルート先に使うことで、更に「ギミック・パペット」を墓地へ送って次の展開に繋げる等が出来る。
モンスター・エクシーズ
ギミック・パペットの切り札となるモンスターたち。ギミック・パペットのエクシーズモンスターは全部で6体存在し、すべてNo.と名のついたモンスターでもある。CNo.はランク9、それ以外はランク8である。
No.88の2体は特殊勝利に関する効果、それ以外は破壊効果を持っている。No.88の効果を生かすならば、専用構築が必要となる。
詳細は以下のリンク先を参照。
- No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー
- No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス
- No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ
- CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー
- CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス
- CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ
EXデッキのOCGオリジナル
ギミック・パペット-キメラ・ドール
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢ リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
機械族モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚されている場合に発動できる。
デッキから「ギミック・パペット」モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
自分フィールドのモンスターが「ギミック・パペット」モンスターのみの場合、
さらに手札から「ギミック・パペット」モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
リンク召喚出来ている場合に発動出来る起動効果で、「ギミック・パペット」モンスターを持ってきて、更に手札からフィールドに「ギミック・パペット」モンスターを補充でき、発動後にEXから機械族Xモンスターしか出せない制限が付く。
このカードは最初にリンク召喚してしまうと展開が伸びづらくなってしまう一方、中継としてこのカードを使う場合には、先行ワンキルを通すのにも必要になる。
ギミック・パペット-ファンダジクス・マキナ
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/機械族/攻1500/守3100
レベル8モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「RUM」魔法カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに機械族モンスター1体を召喚できる。
(2):自分が「ギミック・パペット」Xモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
このカードを墓地から自分か相手のフィールドに守備表示で特殊召喚する。
その後、自分の墓地から「RUM」魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
X素材を切って「RUM」をサーチ出来るため、《RUM-アージェント・カオス・フォース》をサーチすると、ランクアップを複数回行える。更についてくる召喚権追加により、展開がより伸びる。
このカードが墓地にいる時に「ギミック・パペット」Xモンスターを更に展開することで自分か相手の場に出して「RUM」を回収出来、《RUM-アージェント・カオス・フォース》の自己回収がデュエル中一度なため、更にランクアップが出来る。また、相手フィールドに特殊召喚することで、ジャイアントキラーのバーン効果に活かせる。
CX ギミック・パペット-ファナティクス・マキナ
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/闇属性/機械族/攻3100/守1500
レベル9モンスター×3
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「パペット」罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分か相手の墓地からモンスター1体を相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(3):相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
特殊召喚成功時に「パペット」罠カードをサーチ出来るため、ワンキルし損ねた場合に妨害を1枚構えられる。
X素材を切ることで、相手フィールドにモンスターを特殊召喚出来る起動効果を持ち、それに連動して破壊してバーンダメージを与える効果がついている。
バーン効果を持つXモンスターを増やすことで先行ワンキルが狙えるようになる。
ギミック・パペットのサポートカード
「ギミック・パペット」(「パペット」)と名のついたモンスターに関する効果を持ったカード。同時に「ギミック・パペット」の名も持っているものは上で取り扱っている。
アニメでは結構な数が登場しているのだが、アニメカードの常か、OCG化されているものは少ない。OCGオリジナルのサポートがあるわけでもない。
魔法カード
- アタック・ギミック(未OCG)
- からくりの宝札(未OCG)
- ギミック・シールド(未OCG)
- ギミック・ヴェンジェンス(未OCG)
- 傀儡儀式-パペット・リチューアル
- ジャンク・パペット
- デステニー・ストリングス(未OCG)
- パフォーム・パペット(OCG産)
- コンドーレンス・パペット(OCG産)
- 地獄人形の館(OCG産)
アタック・ギミック(未OCG)
通常魔法
「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力は、このターンのエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
またこのターン、選択したモンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、
破壊された相手モンスター1体の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第42話による)
ギミック・パペット専用の強化魔法。演出上は鞭を手にするが、ルール上は装備魔法ではない。
VS九十九遊馬&天城カイト戦で使用。
「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」に適用してカイトの「フォトン・クラッシャー」を攻撃、効果によるダメージを狙ったが、遊馬の「攻撃の無敵化」によって「フォトン・クラッシャー」が破壊されなかったため、失敗に終わった。
からくりの宝札(未OCG)
通常魔法
自分フィールド上の「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体を破壊して発動できる。
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第114話による)
VSクラゲ先輩戦で登場。
死の木馬を破壊してカードをドローし、破壊から死の木馬の効果へとつなげた。
イラストではマグネ・ドールらしきモンスターが破壊され、中からカードが現れている。
ギミック・シールド(未OCG)
装備魔法
「ギミック・パペット」と名のついたモンスターエクシーズのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力・守備力を入れ替える。
1ターンに1度、装備モンスターのエクシーズ素材の数×300ポイント
ダメージを相手ライフに与える。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第124話による)
ギミック・パペットエクシーズの攻守を入れ替える装備魔法。少量ではあるが、ダメージ効果も備える。
VSナッシュ戦で登場。
「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」に装備して、攻撃力の低さを補い、さらにナッシュに600のダメージを与えた。しかし、次のターンにジャイアントキラーは効果で除去されたため、ダメージを与えた以外にあまり役に立つことはなかった。
ギミック・ヴェンジェンス(未OCG)
速攻魔法
モンスターエクシーズ以外のカードの効果によって相手フィールド上の
モンスターエクシーズ1体のエクシーズ素材の数が変化した時に発動できる。
また、自分の手札がこのカードのみの場合に相手フィールド上の
モンスターエクシーズ1体のエクシーズ素材の数が変化した時、
このカードは相手ターンでも手札から発動できる。
自分フィールド上の「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体の
攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第126話による)
VSナッシュ戦で登場。
「CNo.101 S・H・Dark Knight」のオーバーレイ・ユニットが増えたことをトリガーに手札から発動され、「CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ」の攻撃力分のダメージをナッシュに与えた。
イラストでは「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」が描かれている。
傀儡儀式-パペット・リチューアル
通常魔法
自分のライフポイントが2000以下の場合のみ発動できる。
自分の墓地から「ギミック・パペット」と名のついた
モンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン攻撃できない。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第115話による)
自分のライフポイントが相手より2000ポイント以上少ない場合に発動できる。
自分の墓地から「ギミック・パペット」と名のついた
レベル8モンスター2体を選択して特殊召喚する。
「傀儡儀式-パペット・リチューアル」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(OCG版)
ライフポイントが2000以下のときに墓地のギミック・パペット1体を特殊召喚する。「ジャンク・パペット」より優れているのは、攻撃力制限がない点。
VS神代凌牙戦で登場。「ギミック・パペット-マグネ・ドール」を蘇生し、エクシーズ召喚につないだ。
VSクラゲ先輩戦でも登場。「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」を復活させ、「ギミック・パペット-ナイトメア」の特殊召喚へとつないだ。
OCGでは効果に大幅な変更が加えられている。発動条件等から安定性に欠けるのが難点だが、1枚から即座にランク8のエクシーズ召喚を狙える爆発力がある。
デメリットが重複する「No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ」や「熱血指導王ジャイアントレーナー」、効果破壊とダメージ効果を備える「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」との相性がいいが、前の2体はこのカードだけでは素材が揃わない。
ジャンク・パペット
通常魔法
自分の墓地の攻撃力1000以下の「ギミック・パペット」と名のついた
モンスター1体を選択して守備表示で特殊召喚する。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第43話による、一部推測)
自分の墓地の「ギミック・パペット」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。
「ジャンク・パペット」は1ターンに1枚しか発動できない。
(OCG版)
墓地の攻撃力1000以下の「ギミック・パペット」を蘇生する。エクシーズ以外のギミック・パペットは全体的に攻撃力が低いので、大体このカードの対象になる。
VS九十九遊馬&天城カイト戦で登場。
「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」を蘇生して、エクシーズ召喚につないだ。
OCGでは攻撃力の制約と表示形式の制限が無くなった代わりに、発動は1ターンに1枚のみとなった。
「傀儡儀式-パペット・リチューアル」より安定性があるのが強み。当然専用デッキでの採用が主となるだろう。墓地のギミック・パペットを除外してしまう「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」とは少々相性が悪いが、それを差し引いても重要なカード。
ギミック・パペットであること以外の制限は一切ないので、「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」を蘇生させてアタッカーにしたり、それ以外のエクシーズモンスターでもランクアップを狙ったりできる。
デステニー・ストリングス(未OCG)
装備魔法
「ギミック・パペット」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃宣言時、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
墓地へ送ったカードがモンスターカードだった場合、
攻撃対象になった相手モンスターは破壊されず、
墓地へ送ったモンスターのレベルの数まで連続攻撃できる。
墓地へ送ったカードが魔法・罠カードだった場合、
攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了する。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第57話による)
デッキの一番上のカード次第で効果が変わるギャンブル的要素を持つカード。
VS神代凌牙戦で登場。
「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」に装備して、一度目はレベル8の「ギミック・パペット-ネクロ・ドール」を当てて8回連続で「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」へ攻撃した。
しかし、二度目で、IVにはもっと安全で確実な手法(メインフェイズ1の時点で「ギミック・パペット-シザー・アーム」でこのカードを除去してしまえばよかった)があったにもかかわらず、トロンの挑発に乗ってこのカードの効果を使ってしまい失敗。バトルフェイズが終了してしまう。
追い詰められたIVは、起死回生のためにこのカードをコストにシザー・アームのレベルを8にした。
パフォーム・パペット
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から「ギミック・パペット」モンスター1体を除外して発動できる。
自分フィールドの全てのモンスターのレベルはターン終了時まで、
除外したモンスターと同じレベルになる。
(2):自分フィールドの表側表示の「ギミック・パペット」モンスターが
戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、
除外されている自分の「ギミック・パペット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
墓地から「ギミック・パペット」を除外してレベルを統一する効果を持ち、破壊された場合の蘇生効果を持つ永続魔法。
初動に絡まない上に他にもレベル調整できる効果を持っているモンスターがいて、レベルが合わなくてもキメラ・ドールがいるため採用が厳しいが、エクシーズ召喚に繋げやすくなるカードの一つ。
コンドーレンス・パペット
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターの数+1枚まで、
デッキから「ギミック・パペット」モンスターを墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの機械族Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り、相手の効果では破壊されない。
デッキから「ギミック・パペット」を墓地へ送れる通常魔法。
相手のモンスターが空であっても1枚は墓地へ送ることが出来るため、ブラッディ・ドール等を送って動き出すのも手。また、一定の数まで送れるカードなため、必ずしも上限まで墓地へ送っておく必要はない。
地獄人形の館
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「ギミック・パペット」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドの「ギミック・パペット」モンスターは戦闘では破壊されず、
Xモンスター以外の相手モンスターが発動した効果を受けない。
(3):1ターンに1度、自分フィールドのX素材を1つ取り除き、
自分の墓地の「ギミック・パペット」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
「ギミック・パペット」専用フィールド魔法。
発動処理で「ギミック・パペット」モンスターのサーチ効果を持ち、自身の「ギミック・パペット」に強固な耐性を付与する。
フィールドのX素材を切ることで墓地から「ギミック・パペット」を相手フィールドに蘇生することが出来る。
発動した効果を受けないため、あらゆる誘発を受けなく出来、その中でも自分フィールドの「ギミック・パペット」が「原始生命態ニビル」によってリリースされなくなるのは強力。相手に送り付けた「ギミック・パペット」はリリースされるため、ケアは必要。
罠カード
アニメに登場したカードは2枚あるが、どちらもOCG化されていない。
エンジェル・ストリングス(未OCG)
通常罠
自分フィールド上の「ギミック・パペット」と名のついた
モンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。
自分の墓地からモンスターエクシーズ1体を特殊召喚する。
その後、選択したモンスターエクシーズとそのエクシーズ素材を、
このカードの効果で特殊召喚したモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材とする。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第115話による)
モンスターエクシーズを蘇生させ、ギミック・パペットを素材化する。
シャークとタッグでのVSクラゲ先輩戦で登場。シャークの「No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ」を復活させて「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」と、その素材の「ギミック・パペット-ナイトメア」をアビス・スプラッシュの素材にし、地獄ザメタッグでクラゲ先輩に勝利した。
イラストでは「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」が骸骨を操る様子が描かれている。この骸骨は「即神仏」に描かれているものと同一のものか。
リペア・パペット(未OCG)
通常罠
自分フィールド上に存在する「パペット」と名のついたレベル4以下のモンスター1体が
戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
そのモンスターと同名モンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第33話による)
被戦闘破壊時に同名モンスターを展開する。
VS鉄男&等々力戦で登場。
効果で「ギミック・パペット-ベビーフェイス」を特殊召喚した。
ちなみに、ギミック・パペット以外で条件を満たすレベル4以下の「パペット」モンスターは、「パペット・プラント」くらいしかない(OCGに存在しないものも含めれば、Rに登場した「パペット・ポーン」など、もう少し存在する)。
傀儡葬儀-パペット・パレード
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
その差の数までデッキから「ギミック・パペット」モンスターを特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
自分のLPが相手より2000以上少ない場合、
さらにデッキから「RUM」通常魔法カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「ギミック・パペット」モンスターしか特殊召喚できない。
相手フィールドとのモンスターの差分だけ「ギミック・パペット」を展開する罠カード。
LPが少なくなっている場合に「RUM」をサーチ出来、ある意味ファンサービスの前振りのような動きが出来る。
傀儡遊儀-サービスト・パペット
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「ギミック・パペット」Xモンスターの数まで、
相手フィールドのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
(2):自分フィールドに「ギミック・パペット」Xモンスターが存在する場合、
このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、
自分か相手の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分か相手のフィールドに守備表示で特殊召喚する。
自分の「ギミック・パペット」分だけ相手のカードを一時的に奪い取れる罠カード。
先攻バーンが通りきらなかった場合、このカードをサーチして効果を使うことで相手の行動を縛ることが出来る。
そして自分のターンで、エクシーズモンスターを再展開し、自分の場に出して新たに展開するか、相手の場に出してバーンで焼くかを選択できる。
先攻ワンキルが通しきれなかったらある意味希望を与えており、このカードまで繋がったらファンサービスが成立しているかもしれない。
(参考)その他のIVの使用カード
ルール上はギミック・パペットに関連しないが、ギミック・パペットデッキでIVが使用したカード達。回想ではギミック・パペットではないデッキで「王家の眠る谷-ネクロバレー」などを使用している描写があるが、ここでは割愛する。また、同じく回想でしか出ていない「炎獄の祝福」や、既存カードの上に手札コストにされただけの「エクシーズ・エフェクト」、Dチーム・ゼアルで使用された「魔法効果の矢」も割愛。
ほとんどがOCG化されていない。ギミック・パペット関連の効果に改変されてOCG化されるのを期待したいところ。
- エクシーズ・コロッセオ(未OCG)
- オーバーレイ・サテライト(未OCG)
- オーバーレイ・ダーク・リンカーネーション(未OCG)
- ギミック・ボックス(未OCG)
- ストリングス・シェード(未OCG)
- トライアングル・ギミック・ボックス(未OCG)
- パニック・シャッフル(未OCG)
- バニッシュ・リアクター(未OCG)
- RUM-アージェント・カオス・フォース
- レベル・クロス(未OCG)
エクシーズ・コロッセオ(未OCG)
フィールド魔法
フィールド上に存在する全てのモンスターエクシーズの攻撃力は200ポイントアップする。
モンスターエクシーズ以外のモンスターは攻撃する事ができない。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第33話による)
VS鉄男&等々力戦で登場。
モンスター・エクシーズ以外が不利になるこのカードで、2人がモンスター・エクシーズを出すように誘導し、「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」の効果につないだ。
オーバーレイ・サテライト(未OCG)
装備魔法
装備モンスターをエクシーズ召喚の素材にする場合、
1体分で2体分の素材とする事ができる。
またこの時、このカードをそのモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材にできる。
この効果でこのカードをエクシーズ素材としたモンスターエクシーズ1体は攻撃できない。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第125話による、一部推測)
VSナッシュ戦で登場。
「ギミック・パペット-シャドーフィーラー」を2体分として扱い、「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」をエクシーズ召喚した。
オーバーレイ・ダーク・リンカーネーション(未OCG)
通常魔法
相手フィールド上のモンスターエクシーズ1体の
エクシーズ素材1つをランダムに選択して墓地へ送る。
この効果で墓地へ送ったエクシーズ素材が闇属性モンスターだった場合、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚し、
自分のデッキからカードを1枚ドローできる。
闇属性モンスター以外だった場合、自分のライフポイントは半分になる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第124話による、一部推測)
VSナッシュ戦で登場。
この効果で、「No.101 S・H・Ark Knight」に奪われた「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」を取り返し、さらにドロー効果で「RUM-アージェント・カオス・フォース」を手にした。
ギミック・ボックス(未OCG)
永続罠
プレイヤーへの戦闘ダメージが発生した時に発動する事ができる。
そのダメージを無効にする。発動後、このカードはモンスターカード
(機械族・闇・星8・攻?/守0)となり、自分のモンスターカードゾーンに特殊召喚する。
このカードの攻撃力は無効にした戦闘ダメージの数値になる。
このカードは罠カードとしても扱う。
(アニメ版、テキストは公式サイト「モンスター・エクシーズを召喚せよ!」より)
ダメージを防ぎつつ、レベル8のモンスターを展開してエクシーズ召喚につなぐ。
VS鉄男&等々力戦、VS九十九遊馬&天城カイト戦で使用。どちらも特殊召喚された後、エクシーズ召喚に用いられた。
効果の都合から結構な攻撃力を得てはいるが、それを生かして攻撃する場面はなかった。
ストリングス・シェード(未OCG)
通常罠
フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターはカードの効果では破壊されない。
このカードが墓地に存在する場合、自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに、
このカードを手札に加える事ができる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第115話による)
モンスターを効果破壊から守るカード。
シャークとタッグでのVSクラゲ先輩戦で登場。シャークの「スカル・クラーケン」を「ステルス・クラーゲン・エフィラ」の効果から守った。ドローと引き換えに手札に戻せる効果もあるが、テキストで確認できるのみで実際に使用されることはなかった。
トライアングル・ギミック・ボックス(未OCG)
通常魔法
自分の墓地からモンスターエクシーズ3体を選択してゲームから除外し、
自分のエクストラデッキからモンスターエクシーズ1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第126話による)
墓地のモンスターエクシーズと引き換えに新たなモンスターエクシーズを呼び出すカード。
VSナッシュ戦で登場。
墓地の「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」、「CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー」、「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」を除外して、「No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ」を特殊召喚した。
パニック・シャッフル(未OCG)
通常罠
自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体が
相手のカードの効果の対象になった時に発動できる。
フィールド上に攻撃表示で存在する全てのモンスターの表示形式を守備表示にする。
その後、お互いのプレイヤーはこのターンのエンドフェイズ時まで
モンスターの表示形式を変更できない。
お互いのプレイヤーは墓地の魔法・罠カードを全て持ち主のデッキに戻す。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第125話による)
VSナッシュ戦で登場。
「CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス」が「CNo.101 S・H・Dark Knight」の効果対象になったときに発動し、CNo.101を守備表示にすることで直接攻撃による敗北を防いだ。さらにこの効果で墓地の魔法・罠をデッキに戻すことで、「RUM-アージェント・カオス・フォース」をドローで再び手札に加えた。
バニッシュ・リアクター(未OCG)
速攻魔法
自分のカードがゲームから除外された時に発動できる。
自分の墓地から魔法カード1枚を選択して手札に加える。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第125話による)
VSナッシュ戦で登場。
「ギミック・パペット-シャドーフィーラー」が除外されたことをトリガーに発動し、「RUM-アージェント・カオス・フォース」を回収した。
RUM-アージェント・カオス・フォース
Vから託された人類の切り札。
VSナッシュ戦で登場し、3体のギミック・パペットエクシーズをランクアップさせた。
詳細は「RUM(遊戯王)」を参照。
OCGにはこのカードの専用サポートとして「マーシャリング・フィールド」が存在する。直接カテゴリを指定する効果は持たないものの、高レベルの機械族をサポートする効果も持っているため、ギミック・パペットとの相性が良い。
レベル・クロス(未OCG)
通常魔法
手札1枚を墓地へ送る事で、自分フィールド上に存在する
レベル4以下のモンスターのレベルは倍になる。
(アニメ版、「遊☆戯☆王ゼアル」第33話による、一部推測)
レベルを倍にできる魔法。レベル4のギミック・パペットをレベル8にするために用いている。
VS鉄男&等々力戦では「ギミック・パペット-スケアクロウ」を、VS九十九遊馬&天城カイト戦では「ギミック・パペット-ボム・エッグ」を、VSナッシュ戦では「ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ」をそれぞれレベル8にした。
イラストには「サイレント・マジシャン LV4」が描かれている。
関連動画
関連静画
関連項目
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