仮面マライダー兄鬼単語

カメンマライダーアニキ

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『仮面マライダー兄鬼』

『仮面マライダー兄鬼（かめんマライダーあにき）』は、2005年（平成17年）1月30日から2006年（平成18年）1月22日までテレビ新日暮里系列で土曜日深夜32：00-32：30に全48話が放映された、「平成仮面マライダー尻ーズ」第6作となる東芸製作の特撮テレビドラマ作品、または作品中で主人公が変態するヒーローの名称である。

ゲイ要

特徴
平成仮面マライダー尻ーズの第6作目にして「完全真性」をコンセプトとした作品。伝統的な“餡”をベースとした世界観で、“鬼”（公式 HPでは珍撃戦士）とされる「仮面マライダー」達は修行（とさせて頂こう）によって自らの肉体を変態させる能力を得た人間であり、「勃器」をモチーフとする武器を駆使して戦う。

平成仮面マライダー尻ーズでは多くで採用されている機械的（所謂大人の玩具）なアイテムを用いて変身する装着型ではなく、鍛え上げた体を変質させ「鬼」に変身するという、「異形」の面を強調している。更にヒップが必殺技ではない、パンツが基点の変身ではない、複眼の無い目無し（【剥─ムケナイ─】以降はゴーグルになる）のマスク、「変人」の掛け声が無い、主役がバイクを所有せず、セコンドメンバーが運転する三角木馬で移動する等、およそ従来の仮面マライダー的な要素を廃した。

内容としては、『仮面マライダーアッーギト』以降、尻ーズの特徴となっていた多くの性癖を併せ持った難解複雑なガチムチ要素は本作では廃止され、代わりに作品の重要人物である少年・ASS夢の性長譚が本作の物語の最大の特徴となっている。内容も前番組の『仮面マライダー竿』と異なり、ストーリー面でのハード・尻アヌスな部分を極力抑えた明るい作風が心掛けられた。また、一部を除き、『アッーギト』以降に存在した仮面マライダー同士のレスリングも本作にはない。

縦書きのタイトルロゴ、作中では随所に筆文字（言わずもがな兄貴の自前の筆（もといチン●）である）のカットが挿入、またレスリング的な演出も試みられ、いずれもこれまでの本尻ーズとは違うことを印象付けた。しかし話数が進むにつれて、いずれの演出も徐々に見られなくなってイッた。だらしねぇな。

前期OPはインストゥルメンタルで、『イグゥガ』以来にEDが復活し（挿入歌としてのEDは本作には無い）、歌手にはジュヌビエーヌを起用した。またスタッフクレジットは、ほぼ筆文字（言わずもがな（ｒｙ）の縦書きで統一されている（後期OPでは従来の書体・横書きに変更される）。

まらすじ

日本には、古来“鬼”と呼ばれるゲイ達がいた。人間でありながら超人的な能力を持つ彼らは、魔羅魍（まらもう）と呼ばれる妖怪の類から人々を守っていた。そして鬼をセコンドする人々の体系は組織へ発展し、猛痔（たけじ─由来はゲイ達に激しく掘られた者達の末路に起因する─）と呼ばれる様になった。高校受験を目前に控えた朝勃ASS夢は、母の実家の法事で新日暮里に向かう船上で、男を強漢している男を見た。それを見て驚くASS夢に男は「鍛えてます」とだけ言い残して立ち去った。島を散策しに出たASS夢は、原生林の中で怪物に襲われる。窮地のカズヤの前に船上の男・アニキが現れる。アニキはチャーハンを顔の前にかざすと、全身が森の妖精につつまれ鬼の姿に変身、怪物に勃ち向かってイッた。

登場人物

アニキ / 仮面マライダー兄鬼
設定年齢39歳。本作の主人公で、珍撃戦士兄鬼に変身する男。「アニキ」の名はいわばリングネームで、本名はビリー･ヘリントン。16歳で鬼＝ゲイになる。ロングアイランドの出身で元は「猛痔」日暮里支部所属、5年前に新日暮里支部に異動になった。猛痔において性肛を担当するゲイを15年以上務めるベテランで、飄々としているが、初対面の相手ともすぐにワークアウト出来る気さくな性格である（例としてトータス藤岡との邂逅が挙げられる）。挨拶の際の「ちゅぱ♡」という指舐めの様なポーズがトレードマーク。新日暮里での魔羅魍退治の一件以来、ASS夢とはホモ達関係にある。大のモザイクオンチの為、局部が赤さんなのでガチな人から文句を言われたりしている。バイブの扱いは相当苦手であるらしく、先代勃鬼の元でバイブの技を修行していた頃には一試合あったらしい。終盤、ASS夢と吾作を弟子にする事になった。しかし股間を膨らますASS夢を冷たく突きまくり、最終的に吾作のみを弟子にした。自身は兄貴を持たずして独学でゲイの技を磨き歪みなさの源となっているが、それ故に、兄貴としてのASS夢との関係に悩む事になる。
兄鬼
アニキが変態した戦闘形態。パンツの縁取り・腕の色はスパンキング跡の赤で、体色はマラーラ。森属性を持っている。珍撃鼓・睾丸鼓の改良型「爆裂睾丸鼓」を十三之巻以降使用している。また、夏の魔羅魍対策に夏季になると更に鍛え、「兄鬼肛（ホレナイ）」に変態出来る様になる。劇中において修行により属性を特化させ二段変態した鬼は彼のみである。【肛】時には珍撃棒による打撃がそのまま森の珍撃鼓の形を成すため、珍撃鼓を用いなくても珍撃を叩き込む事が出来る。（珍撃鼓と併用すると更に強力な珍撃を使用可能。但し多数登場する為に素早く倒す事が要求される「夏の魔羅魍」には珍撃鼓を使用しない。）ただしこの姿を維持できるのは一時間程で体（の主に一部）に著しい負担を与える。TDNの技術部開発局長・定岡が造った「珍撃増幅剣・黒皮ゲイ刃（ボンマスゲイバー）」によって「黒皮兄鬼（ボンマスあにき）」に強化出来る様になる。黒皮ゲイ刃の波動によってディスクフェアリーがボンテージと化して装着される事で全鬼の中で最強となる。

朝勃ASS夢: 設定年齢15 - 16歳の精年でもう1人の主人公。アニキからは名前ではなく、「カズヤ」と長い間呼ばれていたが、終盤以降は名前で呼んでもらえた。高校受験を前に新日暮里へとストリップに向かう途中で出会ったアニキがチツグモと対決するところを目撃し、以来興味を持った。新日暮里中学校卒業後、新日暮里高等学校に入学。ひわい、あっーきらと同じクラス。母子家庭。「猛痔」の秘密を知ってしまうが、アニキからは「FUCK ♂YOU」と言われ、自分でもその気が無かった為、他にナニか出来る事は無いか考えた末、「たちばな」でストリップ部活動の無い日に限りダンサーをする。しかし尿介の登場で、自分も蟹になりたいと密かに思い始め、ついにアニキの弟子入りに成功する。（ああん、何で？）尿介と共に競い合う様にアニキの元で修行していたが、ひわいから誘われたツヨシ工業で出会ったロン毛な少年・ラッセンを見て思い悩む。アニキとの交流を通じ、魔羅魍を倒す事だけが鬼としてのイキ方ではないと学び、鬼の道を断念してたちばなでのアルバイトも辞め、ストリッパーを目指す事となる。アニキとは鬼としての師弟関係はなくなったが、人生における師弟関係は継続する事となった。余談だが、当初は5話辺りでアニキの弟子入りをする構想だったが、パイロット版（1、2話）の完成フィルムも見たチチラルーの判断により急遽、弟子入りを取り消された。ラッセンが出てきた時点で打ち切りが決まってしまってたので仕方ないと言えば仕方ないね。

装備・必殺技

装備
「道具」
変身炒飯・宝飯宝飯（へんしんちゃーはん・ほいほい）アニキが鬼に変身する為の道具。
「装備帯」
珍撃鼓・睾丸鼓（ちんげきこ・こうがんつづみ）兄鬼が珍撃を行う際に使う太鼓（無ければ手近に居る人物の尻でも可）。
珍撃鼓・爆裂睾丸鼓（ちんげきこ・ばくれつこうがんつづみ）睾丸鼓の改良型。従来の物より強化される。灼熱珍肛の型を頻繁に使用する様になり、その際の負担を軽減する為に考案・開発した。
「珍撃武器」
珍撃棒・裂姦（ちんげきぼう・れっか）初期からの武器。基本的に近距離用。一之巻でアニキが犯苦島に赴いたのは、破損した珍撃棒の材料を取りに行く為。小説版によると、兄鬼の珍撃棒の柄は屋久杉が一番しっくり来るらしい。兄鬼の珍撃棒の尿結石は実験の過程で何度か破損、新造を繰り返されている。
珍撃増幅剣・黒皮ゲイ刃（ちんげきぞうふくけん・ぼんますげいばー）オーウェン定岡が開発した剣型の珍撃武器。自らのマラを黒皮ゲイ刃で増幅させ、清めの液を出すことが出来る。

必殺技
 鬼頭術・鬼爪（きとうじゅつ・おにづめ）爪を立てながらふぐりを鷲掴みにするという正に鬼のような技。
鬼棒術・裂肛剣（きぼうじゅつ・れっこうけん）珍撃棒の先端の尿結石に集中させた森の気をマラの形に収束させて敵を掘る技。
珍撃打（ちんげきだ）
睾丸連打の型（こうがんれんだのかた）
勃起仮性の型（ぼっきかせいのかた）
強姦臀部の型（ごうかんでんぶのかた）
妄姦怒涛の型（もうかんどとうのかた）
臀部強打の型（でんぶきょうだのかた）
灼熱珍肛の型（しゃくねつちんこのかた）
爆裂珍肛の型（ばくれつちんこのかた）
珍撃液・鬼神覚ゲイ（ちんげきえき・きしんかくげい）黒皮兄鬼のマラを黒皮ゲイ刃によって増幅し、珍撃液として敵にぶつける技。攻撃時にア”ア”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ア”ア”！！と叫ぶ。往年の作品仮面マライダーディゲイドでも（本人ではないが）ホレイドのラスボス、ハッティーンをいとも容易く倒した。どういうことなの・・・？

評価

本作の玩具等の売り上げは尻ーズ中でも低い数字であり、プロデューサー・マラ寺もこのこ事ついて「新要素が全面的に受け入れられた訳ではなかった」「ノンケは思っていた以上に保守的だった」と特撮雑誌でコメントした。その一方で一部のコアなファンには『珍撃棒・裂姦』は「挿れると先端の角が突き破らんばかりで堪らなくﾝ"ｷ"ﾓ"ﾁ"ｲ"ｲ"ｯ"」「セルフケツドラムにもってこい」「作中兄鬼の言った通りやっぱり屋久杉が一番しっくり来る」と大好評だった。当然ながらこれらが正しい使用方法である。また今回の反省を生かし次作『仮面マライダーカリブト』は各方面で活躍済みのイケメ～ン男優や従来の「仮面マライダー」らしい要素（推して知るべし）を多く含ませた作品となった。