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女子力高めな獅子原くんとは、相舞みー氏原作の漫画作品である。
連載元は「GANMA!」
概要
| 女子力高めな獅子原くん | |
| 漫画 | |
|---|---|
| 作者 | 相舞みー |
| 出版社 | 一迅社 |
| レーベル | ZERO-SUMコミックス |
| 掲載 | GANMA! |
| 掲載期間 | 2019年9月 - |
| 巻数 | 既刊7巻（2023年12月時点） |
| 漫画テンプレート | |
男子ながら女子力高めな青年・獅子原颯太とその幼馴染の男子力高めな女子・水戸百合香の恋愛及び彼等を取り巻く者達の日常生活を描いたハートフル学園ラブコメディ。
ほのぼの日常系ながら時にシリアスな部分も取り扱う人間ドラマとタイトル通りに颯太の女子力高めな部分を発揮する様がウリであり、2021年8月には「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門で16位を受賞する等、当記事作成時点の2022年1月でも将来に期待できる内容となっている。
Youtubeアニメ版
2020年10月31日初投稿で本作のWebアニメが連載開始している。
原作のエピソードをショートアニメとして出す他は基本的にYoutubeアニメでよくあるスカッとアニメ形式をとっており、ゲストキャラとして登場するDQNを颯太達が成敗する内容となっている。
よせばいいのにだいたいDQNは颯太を怒らせ彼のヤンキーモードを発動させぶちのめされるのが定番となっており、それ以外のストーリーでは自分に自信が無いゲストが変わる為に助力したり、颯太の女子力を発揮した料理動画、百合香の男子力を発揮した筋トレ講座等様々なエピソードを配信している。
あらすじ
登場人物
レギュラーキャラ
- 獅子原颯太(シシハラ ソウタ) 声:殿所篤
本作の主人公。8月23日の乙女座のA型。
茶色のふわふわとした短髪であり、左耳には百合香から貰ったお気に入りのピアスをしている。
過去にはヤンキー抗争区域をその身一つで沈めた伝説のヤンキー「小さき百獣の王」として恐れられていた過去があり、その頃は金髪長髪のいかにもヤンキーといったヘアスタイル。現在は脱ヤンして可愛らしい見た目の高校生として過ごしている。
小学校の頃から女性的な趣味を持っていたのだが、当時のクラスメイト・馬場に自身の趣味を侮辱されたことでタガが外れ、馬場を制裁し以後ヤンキーとなってしまったが、百合香に本当の彼自身を肯定されて以降は自分に正直に生きるようになった。
こういった経緯の為か百合香に対してた単なる幼馴染以上に恋心を寄せているが、互いに距離が近すぎるためかなかなか進展しなかったが、クリスマスデートにて勇気を振り絞り不意打ちでキスをし、想いを伝え名実ともに恋人同士となった。
基本的に穏やかで心優しい青年だが、「自身のコンプレックスである低身長を「チビ」等悪意のある言い方で馬鹿にする」「百合香に対して無礼、または何かしらの危害を加える」「自身の仲のいい友達を侮辱する」等の地雷を踏まれるとかつてのヤンキーとしての顔を覗かせそれらの禁忌を破ったヴィランをぶちのめす。
アニメ版ではこれらの変化が顕著であり、普段はなよなよした草食系男子の口調だがヤンキーモードになるとドスの聞いたマジギレ声に変化する。
また、伝説のヤンキー故に戦闘能力と運動能力は極めて高いがその反面成績は物凄く悪く、テスト期間になるたびに苦しんでいる様子が見られる。 - 水戸百合香(ミト ユリカ) 声:藤原エマ
本作のメインヒロイン及びナレーション。4月28日の牡牛座のO型。
颯太の幼馴染であり彼の作中最大の理解者。
黒髪の綺麗な長髪であり作中でも屈指の美人。タピオカミルクティーでたわわチャレンジを容易に行えるほどの巨乳を有している。
その反面運動好きが高じて引き締まった肉体美を持っており、筋肉により肩幅や脚はやや骨太の為ボディラインが見えない服を着るとややふくよかなシルエットになる。
上記の通り運動好きでありそれ故に抜群の身体能力を誇るのだが、それ故に中学校時代は多くの運動部が彼女におんぶ抱っこ状態になり、自身に頼り切って何も努力をしない周りに嫌気が刺し「運動は好きだがスポーツは嫌い」というトラウマを抱えるようになる。
このことは颯太も承知しており、彼女が運動部に勧誘されそうになるとすかさずブロックをかける。
女子力の高い颯太に反して服装に無頓着、料理は作中屈指のメシマズ属性等とことん女子力と相性が悪い。
しかし運動をはじめとした男子力は作中屈指であり、男女問わずかなりモテる。
颯太と同じように百合香自身も颯太に惚れており、一度はその恋愛感情に戸惑うも、自信の心に正直になろうと「もう逃げない」と宣言した。
その甲斐あってかクリスマスデートにて颯太にキスをされた際にも宣言通り逃げずに「ずっと颯太を見てきた」と返し、彼の愛を受け入れ恋人同士となる。
勉強はメインキャラの中で最も成績が良く、度々颯太達は彼女のお世話になっている。 - 花江(ハナエ)もか 声:イリエイオ
本作のもう一人のヒロイン。6月1日生まれの双子座のAB型。
金髪とピンクが重なったミルフィーユカラーのショートヘアであり、百合香とは対照的なナイチチ。
口癖は「はわ」。人前では「～なのです」という妙な敬語で話すが家族相手にはタメ口である。
昆虫や爬虫類に対しての免疫が強く、これらを好む趣味に加えて胸に薔薇のタトゥーを入れていたことから気持ち悪がられて中学時代は村八分にされていたが、その際に颯太のかつてのクラスメイトである馬場に理解をしてもらい対等な友人となった。
颯太と出会ったのもその時であり、DQNにウザ絡みされていたところをヤンキー時代の彼に助けられ、以後その心意気に惚れ崇拝し、颯太の舎弟となり「ししょー」と呼ぶようになる。
自身が可愛いと感じた人物には無差別に抱き着く癖があり、作中では駿がその対象。彼のことは「たったくん」と呼び好意的に接しているが恋愛感情は皆無。
百合香とは同性同士仲が良く、彼女も抱き着く対象な様子。 - 龍田駿(タツタ シュン) 声:蕗谷しょう
本作のもう一人の主人公。11月10日生まれの蠍座でA型。
颯太のヤンキー時代からの知り合いであり、百合香曰く颯太の手のかかる弟分。
レギュラーメンバーの中では唯一のツッコミ担当であり、何かと脱線しがちな彼等の舵を平常にする屋台骨。
現在もヤンキーだが戦闘力は颯太と比べると低く、作中では相手を挑発して先手を打たれることが多い。
また運動はできるのだが持久力が極端に無く、少し運動しただけで疲れてしまう。
もかのことは抱き着いてくるウザい女程度にしか思っていなかったが、次第に異性として強く意識していくことになる。
下に弟と妹がおり、特に妹に対してはシスコン全開で接している。
ゲームが趣味であり、特にUFOキャッチャーが得意。
家庭環境の問題で下の弟妹の面倒を見ることが多い為颯太ほどではないが料理はできるほう。
そんなキャラクターが視聴者にウケるらしく、人気投票では2回連続1位を獲得している。
レギュラーの家族
獅子原家
- 颯太の母
颯太の母親。典型的な主婦。
颯太の行く末を心配している。 - 獅子原凪子(シシハラ ナギコ) 声:イリエイオ
颯太の姉。独立しデザイン会社を立ち上げのし上がったキャリアウーマン。
アニメヲタクの気質があり、昔から颯太を半ば強制的にコスプレさせていたせいかウザがられており、
顔を合わせるたびに颯太からは露骨に嫌がられている。
現在は颯太の先輩の壇がお気に入りであり、彼を家事代行として雇っているついでにコスプレさせていたりする。
水戸家
- 百合香の母
百合香の母親。 - 水戸薫(ミト カオル)
百合香の弟。彼女とは正反対のクールキャラ。
イケメンである為姉同様学校ではモテモテだが当人に恋愛欲が無い為彼女はいない。
百合香と颯太の仲を認めている。
ヒーローに強い憧れを持っており、劇中でもフィギュアを欲しがっている。
花江家
龍田家
- 龍田慧(タツタ ケイ)
駿の弟。彼と違い明るい性格。
薫とは友人同士であり、彼とは対照的にモテたい様子。
一度百合香を狙おうとするも、薫に颯太の存在をほのめかされてからは素直に身を引く。 - 龍田比奈(タツタ ヒナ)
駿の妹。上記の通り駿からは溺愛されており彼女も兄が好き。
颯太に対して興味があるようであり、度々その素振りを見せる。
凪子同様コスプレが好きであり、過去にそれが原因で虐められていた。
その際に颯太に兄と一緒に助けられたことが出会いとなった。
レギュラーメンバーの関係者
- 壇尚哉(ダン ナオヤ) 声:光永りつ
颯太と百合香が所属する調理部の部長。
高身長な小豆色の短髪、イケメン、腕っぷしが弱い等颯太と何もかもが正反対な男。
後輩思いで才色兼備な理想の先輩であり、百合香に思わせぶりな素振りを見せたことから颯太から嫉妬の念を向けられるが、実際の所は颯太と百合香の恋仲を応援している。
誤解が解けて以降は颯太との仲は良好であり、凪子に雇われて家に赴いた際にはカレーをごちそうしている。
イケメン故に桃色の噂が絶えず、百合香とは上記の通り颯太にその仲を疑われた他、凪子を異性として意識している節がある。 - 犬飼李久(イヌカイ リク)
颯太達のクラスメイトである常連モブキャラ。
颯太の怖い部分を少し知りつつも仲良くしている気さくな男。
颯百合派筆頭株のカプ厨であり、二人が恋仲になることを強く願っている。 - 馬場光(ババ ヒカル)
颯太と百合香の小学校時代の同級生であり、颯太がヤンキーとなった切っ掛けを作ってしまった張本人。
過去に何に対しても本気になれず、見栄を張って男性的な趣味でイキっていたところ、女性的な趣味を隠さず女性にモテていた颯太に嫉妬し彼にウザ絡みをし、あまつさえ彼が作った手提げ袋をダメージ加工と称してボロボロにしたことが運の尽きとなり、颯太から後年も跡が残るほどの重傷を負わされる。
中学時代に同じくマイノリティな趣味を持っていたもかと出会い、上記の一件から彼女の理解者として友人となった。
それから更に数年後の本編にて颯太と再会するも、颯太からしたら何があっても絶対に許せない相手である為か「二度とそのツラ見せるな」と恫喝される。
しかしもかの仲介により一応の和解を果たし、颯太とのわだかまりは解けることになった。
現在は他人の趣味を侮辱するような発言は悔い改め、颯太同様に女性的な趣味に着手したらしい。
関連動画
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関連項目
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