CFA-44とは、エースコンバット6 解放への戦火に登場する架空の戦闘機である。
概要
通称「Nosuferatu」(ノスフェラートと読む。意味は「不死者」ルーマニア語では「吸血鬼」という意味でも使われてる)と呼ばれるエストバキア連邦の次世代ステルス艦上機。作中では新生シュトリゴン隊隊長のイリヤ・パステルナークが搭乗し味方に向かってくる。自機としての使用条件は難易度HARD以上でキャンペーンを1周クリアすることでその次の周からアンロックされて購入・使用が可能になる。
機体の特徴としてはスピード、対地対空戦力に優れている代わりに機体防御力、機体安定性が最低クラスといった偏りのとても強い機体。またこの機体のみハイGターンを行うとトリガーから指を離しても一定時間ハイGターンの状態が続くというとんでもない弱点がある。(ほかの機体はトリガーから指を離した時点でハイGターンの状態は収まるがこの機体のみそれが継続される。故に速度減少が激しくストールを起こしやすい)
特殊兵装は
ADMM…全方位多目的ミサイルシステム(装填数18発)※オフライン初期装備。※オンラインでは使用不可
EML…レールガンユニット(装填数24発)※オンラインでは初期装備
ECMP…ECMポッド=電磁妨害装置(装填数36発)の3つ。
ADMMは最大12の敵戦闘機・地上ターゲットに向かって一斉に小型ミサイルを射出し、この12発一斉発射を持って1発とする上に誘導性が高く・射程も長いというトンデモ装備。これさえあれば自機1機で敵軍全滅が余裕なくらいのチート兵器である。(まぁ隠し機体だからこれくらいやらないとやってきた意味・・・)
EMLはレールガンユニットと書いてある通り電磁誘導によって弾丸を超高速で前方に射出する武器である。
ゲーム内では自機の前に現れるサークルの中心に向かって弾丸を射出する。こちらは射出してからの弾速低下がほとんどなく20000~30000ほど敵と距離があっても一瞬で敵に着弾するためシュトリゴン隊の連中やパステルナークなどの動きの素早い敵機を墜とすのに便利。威力もなかなかでシュトリゴン隊のSu-33なら1発、パステルナークのCFA-44にも2発当たると撃墜が可能(いずれも難易度ノーマルでの話)。シュトリゴン隊の連中やパステルナーク、ネームド機等の動きの素早い連中とのドッグファイトにはこちらがおすすめ。
ECMPは設置した場所から一定範囲の敵のミサイル誘導能力を著しく減衰させるというもの。多数の敵機との戦闘の際に落としておくとミサイルがほぼ当たらなくなるので戦闘が楽になる(まぁこんなもん持ってくるぐらいなら上のどっちか持って行ってさっさと敵を落としたほうが良いと思うけど。)これは余談だが作中に出てくるTornado GR.4とF/A-18Fにもこの兵器は搭載されており何もCFA-44だけの装備ではなかったりする。
因みに正規の出現条件前であってもDL機体は購入すれば使用できるがその際は正規の取得条件を満たすまでの間はEMLとECMPが装備できない。それでも第一装備のADMMがチートなので、難易度HARDまでならほぼ影響がない
機体のカラーリングは自機として使う場合は初期カラーリングはエメリアカラーとエストバキアカラー。そして謎のブルー基調のカラーリングの3機。
エメリア機体は難易度HARD以上でキャンペーンをクリアすると出現する。
エストバキアカラーは購入可能な戦闘機をネームド機含めすべて購入すると出現する。
SPカラーは勲章を15個取得することで出現する。
ダウンロード機体にはACES、RAZGRIZ、PROTOTYPEの3機。ダウンロード機体はそれぞれ特徴があるので1つずつ説明していく。
ACESロゴの機体は防御力と特殊兵装搭載量を犠牲にして他全性能を底上げしたような機体。ハイGターンの癖が無くなった為F-22AやSu-47と同じ感覚で使えるが、防御力は依然として低いままなので注意。高難易度(ACEやACE OF ACESなど)で使う場合は本当に細心の注意を払わないとAAGUNやSAM等の対空砲火を喰らうとあっさり墜落してしまうので要注意。ちなみに特殊兵装搭載量は他の機体では上に書いてある通りだが、この機体のみ短距離ミサイルが100発(これは初期機体のF-16Cとほぼ同じ搭載量)ADMMが6発、EMLが8発、ECMPが12発しか搭載できないので無駄撃ちしてるとすぐに弾切れを起こすので残弾の管理に気をつけよう。
RAZGRIZカラーの機体は攻撃性能を若干下げてその代わりに弱点であった安定性と防御力を向上させている。その為、元の機体に比べればやや扱いやすいもののハイGターンの癖は残っているため、運用は元の機体と変わらない。と言っても安定性と防御が上がっているので高難度にもそこそこ対応できるのはありがたい。
他の2つと違ってそれほど変化しないため、DLCを購入して早く使う場合はこのセットがオススメである。
PROTOTYPEカラーは、持ち前のスピード・機動力をかなり犠牲にして攻撃性能と機体安定性を極限まで上昇させた機体。EML運用に特化しているだけあって、狙撃には一番使える機体であるが、速度が攻撃機と大差ない上機動力も低い為、ドックファイトには弱い。 (実際のところ用意する意味…)
ACECOMBAT ASSAULT HORIZONでのCFA-44
ACECOMBAT ASSAULT HORIZONにも登場。扱いはマルチロール。DFM/ASM共に可能。
DLC第6弾にAV-8Bとともに追加機体として収録された。
性能は6とほとんど変わらずスピード、機動性、空対地攻撃力に優れている代わりに機体安定性と防御が低く設定されている。因みに防御は6よりも酷く下手するとミサイル2発で沈められるくらいに脆くなっている
武装面がかなり6の時とは異なり、ADMMが1発ごとにロックオンする方法に変わったため12目標にロックオンが完了するまでかなり時間を要するようになった。
EMLも6の時とは異なりリチャージに12秒ほどかかるようになったため連射が出来なくなった。ただしDFMでサークル内で撃てば100%命中するうえ、ほぼ1発で撃墜できる。リロードの遅さはこれでカバーしよう。
それでも十分強いのだがはたしてここまで弱体化する意味はあったのかと思ってみたり。
ACECOMBAT INFINITYでのCFA-44
2014年5月に配信された最新作ACECOMBAT INFINITYにもキャンペーンに登場。
プロトタイプのカラーリングで6のパステルナーク少佐のようにUAVを何機もひきつれて主人公たちの前に立ちはだかる。(以下ネタバレを含むので読みたい方は反転して読んでください)
実はこの機体、CFA-44ではなく、QFA-44と呼ばれる無人機である(無人機は最初にQが付く) キャンペーン#7のデブリーフィングの時にQFA-44「カーミラ」と言う名前だけが空かされておりまだ全容が解っていない。現時点でわかっているのは操縦しているのは小さな女の子であるということと無人機であるということくらいである。
登場は敵機だけかと思ったら2015年6月の限定機体にアニ機ことCFA-44-Strigon Leader-が実装。
6の時と同じくADMM,EML,ECMを装備することが出来る。
ADMMの性能はAHから微調整を掛けられていてロックオン時間はある程度短くなったものの1目標に2発合計6目標に12発のミサイルを発射するというちょっと変わった仕様になった。EMLやECMはおおむねAHと変わらない感じである。因みに装弾数が6の時より減っているが、これは機体レベル15でかつ強化パーツ「改良型目標識別回路L(SP.W)」を装備することで6と同じ装弾数にすることが出来る(果たして装弾数増やしても撃ち切れるかどうか…)
それからしばらくして通常ツリーの方にもエメリアカラーをベースにした通常のCFA-44も実装された。
特殊兵装は変わらず、機体性能もほぼ同じだがスロット数と特殊兵装の弾数がStrigon Leaderと比較して
少なくなっている。
MACH STORMでのCFA-44
自機として登場……したのだが、この機体が本当にCFA-44かどうかは不明である。4Gamerのインタビュー記事で確認出来る画像ではFA44/BLOCK60の文字が確認出来るのに対し、TwitterではCFA-44/Nosferatuと書かれた画像が確認出来る。どちらがより新しい筐体かは不明であり、どちらが没設定かも不明である。
ACECOMBAT 7でのCFA-44
2020年10月28日にシリーズ25周年記念DLC「Original Aircaft Series」でXFA-27,ASF-Xと共に実装。
特殊兵装はADMM,EML,IEWSの3つから選択可能。本作からADMMの残弾数が1発ずつの表示になった。
ADMMはAssault Horizonの仕様と比較するとだいぶ使い勝手が上がっているが、6ほどではない。
EMLは本作ではSu-33やX-02Sなどにも兵装として実装されているためCFA-44だけの装備ではないが
本機のみレールガンが2発まで発射できるようになっている。
IEWSは本作からの新装備でESMとECMの効果を同時に得られる装備で便利だが効果時間は短い。
機体性能は6ほどでは無いがやはり機体安定性に欠けていてHigh-Gターン時に失速しやすくなっている。
PSM(ポストストールマニューバ)はクルビットが可能。
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関連項目
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