ニコニコ大百科

2次被害も止められるし、一石二鳥だぜ！

エルメェスの覚悟が「やればやるほど得ｗ」みたいな浅いミームと一緒くたにされるのって存外不快だな

？？？「復讐とか暗くて嫌いだね」
？？？「だから大会を開く！」

ここでいう復讐も「マイナスからゼロに向かう」っていうのの一つなのかな

子供の頃はとりあえず復讐肯定しちゃうよねわかるわかる

勘違いした子供おじさんほど復讐に対して斜に構えがちってそれ一番言われてるから

>>32
復讐の問題点は報復の連鎖が起きかねない事と冤罪だった場合どうするのかって点だが、エルメェスの場合後者については犯人は確実にスポーツマックスでその可能性はないのと、前者についても本人がまさに覚悟を決めてるから、こうなると部外者がもうどうこう言える事は無いんだよな
この復讐論自体「力こそ正義」を肯定したいのではなく、むしろこういう悲劇を二度と繰り返さない為にもきちんと法に則って裁いて欲しいという真意も隠れている訳で

>>32
こういうふうに長々と言い訳しながらやるよりはあの手のミームのほうが好感が持てるよな

———復讐とは元より理由のない行い———

———復讐は何も生まぬ、復讐では何も得られぬと、人は言う……その言は正しい。
元より何かを生み、得るための行いでは———ない

何かを生み、得るための行いならば、別の方法で目的を達することもできよう。だが———

復讐は、その因果そのものを終わらせぬ限り逃れることが叶わぬ業。己が己に課した呪詛……過去から引き継いだ“それ”を、脱せんと望むならば

———FINISH HIM!

　　　スコーピオン（モータルコンバット）※公式では言ってないセリフ

あまり知られてないけど、暴力的な復讐を行うことの最大の問題点ってのがあって、復讐者の精神に後遺症的な歪みが残ることなんだよね。

復讐を行って一時的にスッキリしても、その後の人生においては自分に対してムカつくようなことをやってくるやつは上司なりチンピラなり新しく現れるわけよな。
だけど、暴力的な復讐を行った経験がある人間は、そういうムカつく奴らを皆殺しにしたくてたまらなくなる、っていう心理メカニズムになることがわかってるのよ。

だから復讐したい、って口で言ってるのと、実行に移すのではえらい違いがある。
暴力での復讐は、殺人鬼の始まりと言っても過言じゃないだろうね。

アニメとか漫画の復讐否定論だったら、鋼の錬金術師のロイ・マスタングに対する説得のくだりは納得できたな。
結局復讐者の立場にも依ってくるわけだから一概にこれが正しいって理屈はないよな

復讐って少年誌だと純粋正義が純粋悪に行う正当行為として表現されることが多いから
一切正当化しないこの言葉は響くわ

昔からなぜかオタク界隈で復讐好きが多いのを不思議に思ってる
だってめちゃくちゃ無駄で、不合理で、ただの感傷的なヒステリーから来る行動で「復讐は何も生まないじゃん？無駄だから止めなよ」って正論に全く合理的な反論ができない
そういう非合理的で馬鹿な行動する愚かなキャラってオタクは嫌いじゃなかったっけ？

>>43
「ブーメランwwww」といってるやつが一番ブーメランを投げてるからな
感情論を否定するわりに、自分のこととなると憤怒むき出しで周りに当たり散らす

復讐は自己責任
否定も肯定も自由ではあるけど
復讐肯定派が復讐を肯定するためにエルメェスを印籠にするのが苦手だわ

このセリフがどう格好いいのか余すとこなく伝わる、良い記事やこれは

>>43
確かにスカスカな正論言ってくる人嫌いだわ
RPGで主人公側がそういうのだとめっちゃつらい

>>43
次の被害を止める為って言われたらどうするの？
無惨とか生かしたらどうなるかお察しだからな

ただ、だから見るからに再犯しそうでも法はそれを生かすんだけどね
いやぁ未来のことなんてわかんないのに感情論はダメでしょって笑ってそう

ジョジョって政府や警察とかが機能せずにマフィアとかがスタンド使いになるから余計に手に負えない。リセット後も別でスタンド使いが出て、マジどうするんだコレ

>>48
次の被害を止めるためならいいじゃん
それって復讐じゃなくね？ストーリーテリングの都合で「復讐すると物語上こういうメリットがたまたまあった」ってしただけでしょ
このエルメェスの場合も「たまたまエルメェスの復讐相手が偶然プッチの重要な部下だった」っていう話だったけど、
それってごまかしじゃね？って思う

>>50
そこに私情など一切ないってのならともかく復讐は復讐だろう
人間である以上は私情なしなんて無理だし
刑事ドラマでもこいつは改心どころかもう次の犯罪計画を立ててやがった！
許しちゃおけねぇ！とか言って首に刃物つきつけてたのあるし

ってかそれだと合理的な反論ができないって言いつつ、
いざ反論があったらそれは復讐じゃないって誤魔化してるだけじゃん
無敵くんじゃないんだから

>>49
警察の対応のせいで復讐云々というと科捜研の女で詐欺の首謀者檀野への復讐をしようとした男佐山を土門刑事が止めて檀野を結果的に守ったら佐山が無念で自殺してその娘の智里が土門刑事への復讐者になったというように警察が仕事を怠慢なく真面目に果たしたせいで別の悲劇に繋がったというのもあったな
正確に言うと詐欺師サイドだった女の志津枝がガンであと半年の命の中で身勝手な復讐同然の贖罪のために真っ当に生きてきた智里を巻き込んだもので
マリ子も「志津枝さんがやった最も許せないことは、誰かを恨むことや憎むことを選ばず、無垢に生きてきた智里さんに罪を犯させてしまったことです」
と志津枝のやり方を否定していたが、自身の命がけの姿で心をゆすぶったといえど弱みを握ったり暴力に訴えたりしてはいなかったから智里の自己責任の部分もないとまでは言えなくもないし
そもそも智里は特に復讐とかは考えていなかったっぽい（自分一人では無理だと思って諦めたとかの感情は見られない）ので智里は復讐者でもなんでもなくてただ因縁があるだけの犯罪者にしかならないってことになりそうだが
そういう意味でこの件ではマリ子の発言もまったくの軽々しい空虚な正論とまでは言えなくもなってないかもしれん

>>51
「次の被害を食い止めるため」は合理的な「予防」じゃん
組織に入った個人的動機はどうでもよくて、組織としての目的は合理的なものじゃん
個人が復讐心を持ってたからポジティブな結果が生まれたわけじゃ無くて、そいつが所属してる組織がちゃんと合理的思考をした結果じゃん
「復讐心が混ざってるからこの行為は復讐ですね、ほら復讐は未来の被害を防ぐ効能があるので復讐は素晴らしいものですよ」っていうのは詭弁がすぎない？

>>49
この点、スタンドが出て早々にジョジョの世界で私刑が許される理由づけがきちんと説明されてるのが大きいよね
(不良のレッテルのくだり)

現代を舞台に復讐劇を描こうとすると、警察や司法に頼れない理由づけをきちんと書かなければいけなくて、荒木先生自身もその事を念押ししてた記憶がある

>>53
別に、上の刑事ドラマの内容で刃物つきつけてる人間は組織に属してるわけじゃないが
なんだろうな、そこで「すべての」復讐は素晴らしいものですねみたいな反応しちゃうのは極論なんじゃないの？
普通に考えて「事情によっては」不合理とも言い切れない、だろ？
いきなり「すべての」復讐は素晴らしいものですねみたいな話しをでっちあげたら、そら詭弁だ

>>55
その例よくわかんないんだけど、何の話してんの？
刑事ドラマで刑事じゃない？
「次の犯罪計画立てやがった、許しておけねえ！」が何で復讐の話？どういうこと？何言ってんの？
たぶんきみ説明ヘタだからちゃんと作品名と話数で出して

搾取された組織への復讐のために影響力がありそうな少し関わりがあった奴を殺した
奴には特に恨みはない

という人が有名人や一般人に大絶賛されて大勢の組織被害者を救う空気を作った勇者と崇められ
刑務所暮らしとは名ばかりの今までの苦しい生活に比べれば天国な暮らしを得て
さらに今でも毎日大量の金品や高級品が日本また世界中から送られてきている
という現実があるから
復讐はいけないとか無関係な人を巻き込んではいけないとか何言うてんねんとしか思われねえな

>>57
そいつら普通に馬鹿じゃん

>>58
近場で言えばでかした山神様！発言を発信した小学館の取締役は馬鹿であるはずがない

>>57
聴衆たちに被害が出なかったのが不幸中の幸いとか言われているけど
それが一番当てはまるのは（一応）関係ありそうな者だけを狙い周りの無関係な聴衆たちを巻き込まなかったから下劣な悪党と謗られることを避けられた犯罪者だろうというのがあまりにも皮肉
一人の命と大勢の組織被害者達の運命と天秤にかけられててねえ…

近年評価が下がりつつある感じがする赤穂浪士がますます評価が下がりそうな感じである
なんせ浅野が処刑されたのは殿中で刀傷沙汰を起こしたからと完全に自業自得といえるわけで
それなのに吉良という完全な被害者に八つ当たりして多くの取り巻きの命も含めて奪ってる上に
別にそれによって多くの人々が不幸から救われたわけでもなくむしろ吉良の所の領民が不幸になったのに美談として語り継がれていたという
（吉良が浅野に嫌がらせしてたからとかいう話もあるがそれが事実でも『殿中で事件を起こした事』が処刑理由で
吉良も別に浅野処刑に関わっていない以上吉良が恨まれる理由はなくむしろ裁きを下した幕府が不当な裁きだと逆恨みされるべき）

歴史本とかで「赤穂浪士たちはスッキリしたかもしれないけど」と書かれているように
赤穂浪士たちも主君の生前の恨みと無念を晴らして自分の運命への決着をつけたのかもしれない
というか書いてて思ったが浅野の切腹どうこうよりも生前の恨みを晴らすために討ち入りしたのであれば一応筋が通らなくもないかもしれない
ただお家断絶覚悟で事件を起こしたであろう浅野とは対照的に赤穂浪士たちはお家存続を模索していて、お家断絶が確定的になって討ち入りしたこと考えると自棄になった感を感じてしまうが…