ニコニコ大百科

つっても作者の考える良い作品が読者の読みたいモノと同じとは限らないからなぁ
藤田先生自身は何が一番出来がいいエピソードだと思ってるんだろ

俺は婢妖に記憶食われて皆が忘れている中
とらだけが覚えててうしおがうへへへって言ってるシーンが大好きだ！

出来が良いだけにこれから削られるエピソードの事を考えると・・・・・・・・ぐぬぬぬぬ

確かに作者が考える良い作品と読者が感じるいい作品は別物の場合があるけど
今回の原作カットでのアニメ化については藤田はいい判断をしたと思うよ
現状のアニメへの反応をみても、面白いと評価はされてても「追加で何クール」
っていうようなブームにはなってない
「人気でたら続編」なんてやってたら確実にハンパに終わってた
しかも一期やって続きは一年後、さらにその続きはまた一年後なんて構成になった日には
ラストの感動も大幅減だよ
うしおととらは原作からして最初から最後まで熱が冷めないうちに一気に読んでこそ
もっとも魅力を発揮する作品だろ

ん？　よく解らんが分割3クールなら熱は冷めないのか？
うしとらは一話一話の密度が濃くて面白いから一気に読み続けることが出来るんだと思ってた

一話一話の密度が濃くて疲れるから一気になんて読めない

つーか、原作一気読みの場合ですら、中弛みしていると感じる人がいるくらいだし、マンガみたいに速読できないアニメでは逆にばっさりやってテンポ上げた方が原作未読の人にとっては視聴しやすいかもね。

実際、駆け足に感じているのは原作既読の人達がほとんどだと思うけど、未読の人達はどう感じてるんだろう。

色んな意見があるんやな
未読の人が面白いと感じて原作買ってくれるのが一番うれしいな

連載当時は白面との最終決戦の真っただ中でも読者アンケートでは下位付近だったらしいからなあ（ツイッターでの作者のコメントより）。あそこまで進んだらもう打ち切りの心配はなかったと思うけど。

逆に1位とれたのが小夜とオマモリサマ篇。美少女キャラがいかに受けがいいかを学んだらしい

自分はサンデーで連載されてたのを、学生時代読んでたけど、
全然中弛みとか熱が冷めるってこともなかったな。
合間に単行本読み返してはより心に刻まれて、更に感情移入や作品への理解が深まるという好循環だったと思う。
うしとらは、槍誕生の話やトワコ、西の妖怪と良い感じの間隔で大きなイベントが描かれるから、そこを区切りにして、本筋に影響ないギャグ回も描く忠実なアニメ化も悪くないと思うけどな。
間隔あいたら感動減は、連載漫画でちまちま読み進めてたからあまりそうは思わないけどな。
うしとらの魅力というなら、色んな話に散りばめられたモノが最後に集まって力になるのもその一つだと思うから、それを削るのもどうよって話になる。まぁ俺らが言ってもせん無きことだが…

最終決戦で何に感心したかというと、白面の物の生い立ちを描いて、「実は敵にも理由があった」みたいな
安直な「お涙頂戴な内容」に逃げなかった事だよ

「ああ、この作者は作品をちゃんと描いてくれる人なんだ」と思ったのを、今でも覚えている

五話のうしおクズいなぁ

>>1387
禿同
原作既読でアニメみて文句いう人結構いるけど、そういう人らでも原作がおもしろいのはすでに知ってるからね。
ファンとしては、アニメで原作の面白さの一部でもいいから伝えて、新たなファンが増えてくれればいい。


円盤の売上がどうなるかは知らんがw

>>1384
あんだけ話題になったジョジョ３部のアニメでさえ丁寧に原作再現した弊害で長くなり
中だるみしたと言われたことから、起承転結ありの１話完結でポンポンと話が進みつつ、
完結まで３クールってのは新規もギリ飽きない意外といいペースだと思う

俺だって全話アニメで見たいけど、次から次へ新作が出るアニメ業界で原作連載等、連動もなく
大きなスポンサーもいない、完全再現なら６～７クール以上必要、頼みの綱は視聴率と円盤なんて
ただの無謀、というかそんな成功例見たことない

毎週続きが読める連載と、次のクールまで一年とか普通に空く最近のアニメとじゃ特に新規なんかはモチベの維持が全然違ってくる
ワンピ、ナルト、コナンみたいに毎週アニメが見れるなら話は別だけどそれが出来ないからこういう話になってるわけで

商売面の事情はわかる。
けど視聴者のモチベの方はそうは思わないかな。
銀の匙やマギなんかは期間空いての放送やってたと思うけど、あれはそういう面でどうだったんだろう。
自分が思うのは、一年まるっと使ったり、シリーズとして（勇者王とかスレイヤーズとか）定期的に作る流れが20世紀まではあったと思うんだが、1999年ぐらいにアニメ化されてれば良かったのでは、と思ったり。
世紀末ブームだったり、携帯電話も普及しだしてたものの登場させなくても劇として違和感もなかったろうしで。
サンデーもコナンやハヤテなんか売りにせず、うしとらとかの作品もっとプッシュすればいいのに（まぁコナンは今も続いてるってことは商売的には正解なんだろうけど）

世紀末ブームで凶悪犯罪多発でグロ作品への世間のヘイトが強かったからあの時期はうしとらをTVアニメ化は無理(コナンもこの時期から原作アニメ共にグロ表現なくなった)
一番チャンスだったのは深夜枠でグロアニメOKで2クールはできた2003年～2010年くらいかな

90年代後半～2000年代というとちょうどセルからデジタルの移行期で
アニメーションの質が軒並み低下してた時期だから
その時アニメ化されてたらクールは取れてもクオリティは残念なことになってたろう。
原作に忠実に、というのもほとんど望めなかった時代。

>>1394
ハヤテはともかくコナンはタッチ、うる星と並んでサンデー史に名を刻む作品だし
ケンカ売る相手としては間違ってるような・・・

ケンカ売りたいわけではないけど、コナンって長さ以外に何が凄いのかよくわからん。ドラゴンボールやクレしんみたいになってるけど、あれってそんなに老若男女に愛され続ける何かがあるのかな（スレチでｻｰｾﾝ）
あと＞世紀末ブームで凶悪犯罪多発ってあるけど、
あの頃ってそんなにひどかったっけ。その時代より前には、宮崎某やコンクリにサカキバラ・オウムとあったし、今は今で当たり前のように凶悪犯罪や少年犯罪を耳にするから俺麻痺しちまってるのかな。どうにも思いだせん。

凶悪犯罪じゃないけどテポドン発射。ノストラダムスの大予言。２０００年問題等穏やかではなかった気がする。

俺は当時小学生だったからよく覚えてないけど

まあ90年代のTVアニメ業界はうしとらみたいなグロ入ったタイプはジョジョみたいにTVアニメにできなかったり、さらにちょっと前になるが北斗みたいに規制が入ったりしてたからなぁ…
かといって銀英伝みたいに全部OVAとかだったら間違いなく手が出なくて諦めてただろうし。

>>1398
コナンが凄いのは幼馴染圧倒的大勝利なラブコメ要素と途中で読むのやめても復帰が割と容易な点じゃないか？
ついでにアニメオリジナルが原作つきと比べてもそこそこ面白いし劇場版はアクション凄いし。

>>1398
その宮崎コンクリサリン毒カレーサカキバラコンボがまさに世間から残虐描写の風当たり強くなった原因。
ネットが浸透してる今となっては分からない感覚だと思うけど、あの時代はマスコミが作り出した世紀末オカルトブームと宮崎から端を発するオタクヘイトブームで根拠なく民衆の不安を煽る図式ができてた。
今でいうとネット全てのコミュニティで残虐描写は悪だと言われてたと思ってもらって差し支えない状態だった。

スレチにレスthx。
でもあの頃、エヴァがあったしベルセルクのアニメ化もあの頃だっけ、あそこがアニメ化出来るならこれも…とも思っちゃうな。
確かにエヴァ以外のアニメでクオリティ高いのってあまり思い出せないから、時代的にクオリティ面で満足できなかったかもにも納得だが。
＞コナン
なるほど、長くても入りやすい作りなんだね。
しょっちゅう殺人事件起きてる作品は良くて、妖怪が残虐でもそれに立ち向かう主人公は曲がったことが大嫌いなこの作品が敬遠されるってのもなんだか悲しい話だ。
自分はトンネルの話や真っ直ぐ立ってるかの話とか凄く感動したし、良い影響受けたつもり。グロ免疫ある程度ついたぐらいの少年がむしろ読むべき作品とすら思っちゃうけどね。

取りあえず他作品の批判するなら他所でやっておくれ。どんなに言い訳してるつもりでも、他所から見たら「うしとらスレの人間が他作品罵倒して御本尊持ち上げてる」としか映らないんだからさ。

コナンやら金田一やらの探偵物を週刊でやろうっていうことが凄いんじゃないかと思うけど。（コナンの方は連載終わったりしてないし）

コナンの代わりにうしとらやったら、
原作消費が早すぎてオリ回祭りになるか、前話の回想15分か
そんな感じになったろうしな。（後、対象にするなら犬夜叉とかそっちの方がジャンルが近い気がする。）

世紀末周辺といえばアニメ規制祭りの発端ポケモンショックがあったな

炎の転校生の伊吹三郎の理想のタイプは
「俺が道を誤ったらひっぱたいて正してくれる女」

というのを鏢の回の麻子を見てると思い出す

『あやかし』の回を観たんだけどさぁ・・・

窮屈だった、そして原作よりスケールダウンしてて残念だった
あれじゃ、あやかしが只の図体のでかい化け物じゃないか・・・；；

>>1398
青山剛昌は小さい子供でも感情移入しやすいアニメ的な絵柄だし、基本最低限の設定さえ踏まえていれば老若男女誰でも途中参加できる「終わらない日常」漫画だからなあ。サザエさん、こち亀、ドラえもんが1巻から読まなくても問題ないみたいに。
対してストーリー漫画は基本続きものだし、ましてや藤田作品ははじめから伏線はりつつ突っ走っていく漫画だからまず1巻から戻って読む必要がある。だからこそトータルで評価されるんだけど。
ただ本人いわく、このスタイルゆえに連載中は支持層が高校生より上で、鬼より怖い編集担当から「少年誌で子供の支持がなくてどうするんだ」と怒られまくったというからアンケートを取り続けるのは大変なんだろうな

あやかし回、ちょっとばかし微妙だったなー。

ラストのうしおの涙ぐんだ声の演技は最高だったけど、他の演出が良くない。
なぜ、槍が刺さる瞬間までおどろおどろしい化け物の姿を書かないのか？
（ただ「吸われるだけ」なら、ハンモックのある綱渡りのごとく緊迫感がない
死をイメージさせるような化け物の姿があって始めて綱渡りが意味を持つのに。）

あとは前々から思ってたテンプレ演出臭のするBGMが今回はうまく消化できていなかったと思う。あれは単純に曲が悪い気がするので、使い方がよほど上手くないと陳腐になってしまうんだろうな。

トランシーバーさんが息してなかったのはご愛敬。時代だねえ。

というか思ったわ。
アニメ版うしおととらには「怖さ」が足りない。

怖さを想像するための「間」も
怖さを本能的に感じるための「嫌悪感の演出」も
怖さを共感するための「ひきつった人間の顔」も
十分に提供されているとは言い難い。

絶対、作ってる側は「わかってやってる」ので、足りない時間に押し込む都合上、仕方のない事なんだろう。
でも「怖さ」が抜けて、果たして「ヒーロー」が成立するだろうか。

うしとらアニメに無意識に感じてた穴に気付けて、個人的には満足だけど、
ちょっと今後が不安かもしれない。構造の穴を埋める神演出に期待する。