ニコニコ大百科

誰とは言わないけど、日常生活だとしまりのない顔で下向いてブツブツと訳の分からない事言って徘徊してそう。話し相手は壁や机ね。

>>3832 ななしのよっしん 2025/07/14(月) 04:53:56 ID: dmcBHS7GwN
＞どうやって罪を償ったらいいかとかルークなりに考えてたやん

>>3840 ななしのよっしん 2025/07/15(火) 11:38:08 ID: dmcBHS7GwN
＞非を認めてたら仲間の態度も違ってだろうに… 気まずくなるのは変わらなそうではあるが腫れ物に触れるような態度にはなりそう

少なくとも、カウンセリングが必要なのはルークではないな

子供が沈んで死んでる場で大声出してまず自分を守りに行ったのが、戦士らしくない心持ちを現わす効果的な台詞で良い。未熟な精神が追い付かないで頭が真っ白って感じが良く分かる
そして体の自由も奪われレプリカを実感しながらの傍観
真の旅を再スタートするために、体だけじゃなく心もマイナスの状態だと知るために必要な、最悪なセリフ。これより適したセリフは中々ないですね…名言にもなる訳だ
一端落とすのが必要なのは分かりますが主役をここまで叩き落すんですか…（怯え）

成長の振り幅をデカくしたかったとか？

戦士らしくない心持ちっていうかルークは軟禁された王族で最初から戦士ではない上、周りのワガママや国の陰謀にふりまわされ続けて騙された子供でしかなかったっていう
始まりからしてティアの理不尽な屋敷襲撃でタタルに飛ばされた挙げ句、ジェイド達のマルクト領内への侵入を口実にしたタルタロスへの強制同行、彼らの脅迫で和平活動に参加させられて、親善大使自体も戦争や政治の道具にされるのは嫌だってルーク当人は拒絶してて、そこをキムラスカが「ヴァンの身柄はどうなってもいいの？」と遠回しに脅し無理やり素人を役職に就かせただけ
しかもルーク本人を死なせるために

書き連ねて振り返ると、アクゼリュス崩落は本当に彼の精神の未熟さが主に起因して起きたことではないと思えてくるんだよね
故にルークのここら辺の描き方は成長劇としてもアビスの作品コンセプト的にもあまり適した物ではなかったという見解
ルークの非があまりに少なすぎる、仲間の行動はメチャクチャだし、バランスが取れてねぇ

どれだけ状況的に仕方がなかったと擁護したところで、結局ルーク自身が「自分がヴァンの言いなりにさえならなければ、何千人もの人を死なせることもなかったはずだ」という後悔に苛まれることは変わらないし、その自認があるからこそこういう形で取り乱すに至ったわけで

けど結局は自己弁護で開き直ることを良しとせず、過ちを過ちとして受け止めて、二度と繰り返さないように、犠牲になった人たちに報いられるように再起する道を選んだのは間違いなくルークの美徳であり主人公性そのものだと思うよ
実質七歳に背負わせる過酷さじゃないといえばそれはそう

だからこそ仲間もそんなルークを支えよう助けようってなったのにね

>>3846
ああいや、状況を擁護してるとかルークの考えがどうとかの話ではなく、俺というユーザの視点の話よ
制作曰くルークのモデルは戦争を知らない平和ボケしたチャラい若者で、そのダメな若者たちにルークの成長劇を通して戦争の恐ろしさや教訓を伝えるっていうのがアビスのコンセプトの一つとして盛り込まれてたわけだけど
にしてはその成長劇の肝たる未熟さ故の過ちっていうのが描けてなかったというか、スタッフはこれを愚かな青年の失敗として描いたつもりなのか？ただ抗いようのない国や大人たちの策略に嵌められた哀れな子供が背負わなくていい罪と責任背負ったまま死んでっただけじゃね？って思っちゃう

世界のすべてがルークを陥れるために動いていたってのが事実だよなあ
別にルークが自分のしたことに責任を感じてその贖罪をしようって思うのはルークの決断だからいいんだけどさ
ルークをその道に追い込んでおいて自分の過ちは直視しない連中を見るとやるせないんだよなあ

俯瞰して見れば見るほどルークが不憫に思えるし世界への嫌悪が増していく

>>3848
そのフェーズはどっちかというとアクゼリュスよりタルタロスの一件に盛り込まれてる感はある＞世間知らずの若者が戦争の怖さを知る
・ラルゴに捕まってジェイドが封印術食らう羽目になる
・気絶させてた兵士の近くで迂闊に騒いで起こした挙句、故意でないとはいえ初めて人の命を自分の手で奪う形になる
・追手にトドメを刺せずティアに庇われる
と、あの前後は特にルークの未熟が窮地を招いたシーンが多々あった

ただこの時は仲間たちもルークに同情的で責めることもしなかったし、なんならルークが戦いから遠ざかれるよう気を遣ってもくれた
それでも戦うと宣言したのは他ならぬルーク自身だし、「何も知らない守られるべき子供」というポジで居続けるかどうかはまさしくここがターニングポイントだったと思う

作中でルーク以外の仲間連中が過去の所業について報いを受けたことなんてないよ
あと、支えようとしたのはガイぐらいなもの

>>3850
タルタロスの一件の方が確かにその特色が強いか
でもあそこもラルゴの件以外ルークの未熟さより仲間の行動と発言のズレや違和感の方が強くてね
気絶させた兵士の事はティアがナイトメアで昏倒させたはいいものの、武装を手に握らせたままルーク一人を外に放置というようわからん判断取ってるのよな
戦場で敵に容赦してはいけないとあれだけ言うのならナイトメアで無力化させた後しっかりトドメを刺すべきだったし、気を失ってるとはいえ転がった敵兵とルークを置き去りに武器もそのまま手の中っていうのは論外と思うのよ、前述の描写と仲間の弁にもズレが生じてて親善大使編の支離滅裂感の影がほんの少し見えてる
追手の件も真隣にいるジェイドがトドメさせば終わる話なのに素人のルークにわざわざ任せるってどういうことって思ったわ
襲われそうになった時はジェイドなんもしないし
あと、戦いから遠ざけるように気を遣ってくれてたっていうけどティアは普通に家に送り届けるけど代わりに足引っ張るな、戦わないなら足手まといって気を遣ってるとは思えない発言してるぞ(その後戦えないなら背中に隠れててみたいなどうしてほしいのか主張がよくわからない感じになってるけど)

で、ルークの未熟さと失敗の集大成みたいに描いてるはずの崩落編の実態が仲間の未熟さと大失態のオンパレードになっててもうルークの描写関連含めて、これじゃ何を伝えたいのかわからんって事態になってた

巻き込んでしまった責任感じてるのか大事な親の形見手放してまでルークの為に旅費確保してるのにねー
後でルークが買い戻すサブイベントは成長が感じられて好き

あの序盤でティアが親の形見を売ったのはどうにもならない旅費を調達する為で、
普段「ルークは態度が悪かったからなぁ」と主張している人が“巻き込んだ責任を感じている”と解釈するのは、
甘ったれた根性でティアを馬鹿にしている上に碌に物語見てないだろ

>>3852
基本的に周囲の認知が「いくら世間知らずの一般人といってもこのぐらいのことはできるだろう、言ったことへの責任ぐらいは持てるだろう」という先入観をベースにしているから、ハズレ値であるルークと噛み合わないのも当然というか

「術で昏倒させたのでしばらく安心！ヨシ！」→「なんで騒いだ挙句にわざわざ蹴りまで入れて起こしに行くんですか？？」
「相手の剣を弾いたぞ！あとはトドメを刺すだけだ！できるって言ったもんね！！」→「刺せないんかーい！」

といった具合なので、タルタロス周りのアレコレにおける仲間たちの落ち度はだいたい「ルークのことを高く見積もりすぎていた」に集約される
だからこそティアもこのシーンで「ルークのことを一般人だと理解していたつもりで、実際は理解しきれていなかった」と反省しているし、以降は態度もほんのり軟化する
またここで周囲がルークへの評価を修正した結果「もう戦わなくていいよ」という結論に至ったわけで

プレイヤー視点にはルークの事情や心情を丁寧に提示されるからこそもうちょっと優しく扱ってあげてよ！！！！ってなるのもわかるけど、基本的にルークって自分の事情を周囲に詳しく開示しないから、作中キャラとプレイヤーの間で認知のズレが起きがちな部分はあるし、多分そこについてはライターも狙ってやってると思う

>>3855
うーん、なまじルークが魔物相手には人並み以上(ライガクイーン相手にも死なずに立ち回れてた)に戦えてたからそこら辺も周りが誤解してしまう要因にはなってたのかもな
ティア負傷の後のキャンプでも仲間達は穏和な対応とってティアも至らなかった点は謝罪してるからタルタロスの話は描写のバランスは確かに取れてる方ではあったね
あと、タルタロス襲撃編と親善大使編でライターが描いてるルークの未熟さは方面が違うんだろうな
俺がごっちゃにしたから話がややこしくなったけど、前者は言ってる通り戦争への無知に由来するもの、後者は自己中心的かつ誰かに頼りっきりで自分で物を考えようとしない幼稚な思考停止に由来するものなんだろうけど、やっぱ後者に関してのルークや仲間を取り巻く描写、序盤からの設定と伏線含めて、未熟さによる失敗からの成長劇ってコンセプトにおいて適してないし破綻してるって意見は変わらないや

やっぱ断髪後のがみんな仲いいから落ち着く

>>3850
たとえそこでルークが戦うことを選ばなかったとしても「何も知らない守られるべき子供」とは違うんじゃないか
自分の意思で旅立って戦闘含めて苦労や危険を負う自己責任がある状況ならともかく、
実際は>>3845で言われてるようにルークが外に飛ばされ旅をする状況になったのはティアの理不尽な襲撃のせい
ティアにはルークを送り返すまでの旅で戦闘を負担してルークを護る義務と責任があり、
ルークには知識経験年齢関係なく被害者として戦わず護られるべき立場とティアにそれを求める権利があった

そもそもルークは人と戦ったのはタルタロス襲撃が初だけどタタル渓谷での最初の戦闘から魔物と戦ってるので、
ルークは「守られている」立場ではなく（しかも準備もなく普段着に木刀とかなり過酷）、
あの場面は別に守られる・戦うのターニングポイントにはなってない
むしろティアがすべきなのに無責任に放棄した戦闘の苦労や危険を
ルークはしなくてもいい立場なのに「させられている」または「やってあげてる」みたいな状況の後
（だからこそタルタロスで庇ったことを入れても全体的にはティアは護るべきルークを護ってないことになる）

>>3858
確かにルークは守ってもらう権利を主張してもいい立場ではあるけど、同時にティアがいなくなったら帰る手段を完全に失ってしまうという状況がそれを許さなかったというか
ティアに戦闘の負担をすべて負わせるということは回り回ってルーク自身の生還率を下げる展開に直結するので、戦闘の負担については責任どうこう以前に択が存在しなかったと言っていいと思う
代わりに金銭面、食事、寝床の用意といった戦闘以外の部分はティアにできる範囲で率先して負担してくれてたから、現実的に可能なラインとしてはだいぶ誠意を見せてるほうだと思う
ティアがもうちょい覚悟ガンギマリだったらルークを始末してさっさと暗殺リトライに向かってもおかしくなかったわけだし

で、ジェイドやガイと合流して帰るまでの目途がつき十分な戦力も得たことで、ようやくルークが前線から退いても大丈夫と言えるだけの余裕ができた
そこで初めてルークの意思でどうするか決める余地が生まれた…という話なので、ルーク自身が選んで引き返せたのはやっぱこのタイミングしかなかったと思うよ

>>3859
タタルに飛ばされてしまった時点で取れる択は非常に限られてたな
まぁでもタルタロス編の終わりでルークが戦わないという選択を取っても剣を握る必要はなくなったというだけで、和平の取り次ぎは強制されてるし、その過程で国や仲間たちから理不尽な仕打ちを受けるのは変わらないけど

>>3859
ティアは初戦でも戦闘後の会話でも当然のようにルークを戦闘員として扱ってるし、
自分が全て負担すべきですが力不足で戦闘を全負担できないので申し訳ないが戦ってくださいとか
帰るために協力や妥協できる点を相談して決めるような経緯がないので誠意があるようには見えなかったな
単に本来は自分が戦闘を負担すべき、ルークは非戦闘員として扱い護るべき相手という認識を持ってなさそうというか

ルーク始末暗殺リトライは「ダアトの軍人がキムラスカ王族・次期国王を殺害した」になってダアト・キムラスカ間で戦争、
多くの人が死傷するリスク覚悟になるのでもうちょいどころかとんでもなくハードル高くないか
（襲撃+軍服着用の時点でそのリスクあるし攻撃自体はナイトメアで既遂なのでその認識もティアにあったか怪しいが）

そりゃ剣術習ってるなら戦えやってなるわな

>>3861
てかまず誠意を見せるなら、なぜ屋敷を襲撃したのか、なぜヴァンを襲ったのか聞いてきた被害者のルークに「あなたに話しても仕方のないことだし、理解できないと思う」なんて返答は論外なのよな
ペンダントも自分の自業自得なのにルークに対してぶすくれてたし
あと、確かにティアは頭のおかしい行動が散見されるけど、覚悟決まってようがなんだろうがいくらなんでも罪のないルークを殺害して暗殺へ向かうなんて真似はしないと思う
ルーク殺さなきゃ暗殺にいけないわけでもないし

剣術習ってるといっても稽古だけで実戦経験ないし武器も稽古用の木刀ってのもあるが
問題はルークが「被害者」という点だから仮にルークが外見相応の17歳でも
実戦経験があって真剣持ってても当たり前に戦う状況と立場じゃないのは変わらない

タルタロス襲撃後の会話でティアが本当に自覚・反省しなければならなかったのも、
ティアが軍属だからルークが一般人だからよりもティアの私的な犯罪の責任として
加害者であるティア個人に被害者であるルークを守る責任がある、
それなのにルークを戦わせた・自分の責任を放棄したことの方だから、
「軍属である限り民間人を護るのは義務だもの」というのもズレてるし、
「負傷した私は非力だった」という言い方だと努力はしたが力及ばず…みたいになるが
ティアはまずルークを当然のように戦わせた＝最初から守る努力を怠ってきたわけだから
割とズルい言い方になってるというか実はあの場面、本当に自覚・反省しなければならない所はできてない感じ

盛んとティアが宣う「軍人兵士としての在り方」みたいなご高説は
序盤のファブレ公爵邸襲撃という、一兵士が外国の要人邸宅に武装して押し入る所業からして
何言ってんだというお話

なんだかんだで面倒見よかったんだなティア
ルークも好きになるはずだわ

>>3859
ティアが負担した戦闘以外の金銭面、食事、寝床の用意って馬車代と馬車から降りた後のおにぎり？
まあその時点のティアにできる範囲といえばそうだが
以降は特にティアが負担している描写がないならルークも参加した戦闘で得たガルドで支払ってるだろうから
ルークも金銭面、食事、寝床の用意も負担してる形になってるのでは
（リンゴは魔物が落としたガルドで支払い、エンゲーブの宿は店主のお詫びで初日タダ）

タルタロス編の話しして気づいたけど、結局戦場で敵兵を殺しもせず武器を奪いもせずルークを一人外に放置したり、とどめをわざわざ人殺しを嫌がる素人のルークにやらせようとしたり、リスクヘッジも用意せず大丈夫だろう、できるだろうと避けられるはずの悪手を取って余計なリスクや負担を生む
軍人という立場に就き、相応の教えや訓練も受けておきながら楽観的思考が抜けきらないジェイドやティアの方が戦争を知らない若者のモデルであるルークより平和ボケの度合いが酷いよね
まぁ社会的混乱や国際問題も考えず無思慮に王族の屋敷にテロ起こしたり、和平相手のキムラスカにおいて王族であるルークに不躾な態度や侮辱するような言葉を平然と吐いてる時点で今さら感あるけどさ
できうる限り他の仲間側に寄り添って考えようとしても踏み込んで考えれば考えるほどアビスにポジティブな感想を抱けねぇ

俺は悪くねぇっ！←（対義語）→「ワシは悪くない」

対義語は草