ニコニコ大百科

やる夫で学ぶシリーズの近現代の大戦とか一昔前のNTUY（≠ちゃんとした保守）史観全開だってそれ

アンサイクロぺディアのww1の記事がなかなか珍妙で面白い
特に『この映画(←ww1が「ワールド・ウォーシリーズ」の前日譚のムービーという設定の記事)で最も笑えるのは、イギリスが「戦車」と呼ばれるかわいいトラクターを発明し、それをドイツに送り込んだ場面です。ソンムで300台の金属製の車輪付きの箱がドイツ軍の要塞に突撃する様子は、それはもう、とても滑稽であった』とかwww

第一次世界大戦で使用された銃弾や砲弾が第二次世界大戦より
上って聞いたけど本当かね？

>>423
多分合ってるんじゃないかなあ。
第一次世界大戦が19世紀の戦争に比べれば効率化されているとはいえ、21世紀から見たらまだまだ無駄が多い。
塹壕突破できないから、陣地ごと破壊しようってんで、地形が変わるまで砲撃とか相当無駄うちしてる。
実際は爆発の衝撃は地下まで伝わらず、地下の塹壕や要塞を破壊できなかった。
バンカーバスターもない時代に陣地爆破成功したのは、メシヌ高地の爆破とか限定された場面のみ。

当時のイギリス軍は等高線の地図が少なかったのは本当？

>>425
スコットランドだかの図書館がww1時代の塹壕地図公開してるからそれでわかるかもしれん
"塹壕線　地図"でググるとそのサービス紹介してる個人サイトがあるからそれ経由で飛べるはず
地域ごとや年代（1914年とか1917年とか）で分かれてるから比較もできるぞ

第二次世界大戦が起こったのと戦場の範囲のせいで影が薄いけど戦場では毒ガス砲弾が飛び交うし後方でもインフルエンザや食糧不足で死者が続出してるし
この大破壊を若者だった時に前線や後方で戦って経験した人間が第二次世界大戦で指導者層になってでかい戦争起こした事を考えると戦争を知らない人間が上に立つと危険言説の嘘っぱち具合がよくわかる

ヒトラーとかもろ過酷な前線の伝令やしな

塹壕戦とか毒ガスとか地獄が天国に思えるような悲惨さだったはずなのに、「もう嫌だ」じゃなくて「次は勝つ」になるって恐ろしいな
厳しすぎる講和条約のせいでドイツ人が戦後長期にわたって恨みを抱き熟成してしまったのも一因だろうけど、当時の一部の人たちが言っていた「この講和条約が次の戦争の原因になりかねない」ってのがもっと真摯に受け止められていたらヒトラーの台頭がなくなってたりはしたんだろうか

仮にヒトラーが勢力を伸ばさなくとも、当時のワイマール共和国は国軍が離反寸前、ドイツ共産党が(ナチスの突撃隊に相当する)私兵抱えつつ議席も伸ばす、人類の恥ヴィルヘルム二世は帰国タイミングを虎視眈々と伺う火薬庫状態だったし

遅かれ早かれ王政復古派と共産主義者の内戦が始まっていた説濃厚

WW1はドイツ国民がやる気無くなって政変を起こして降伏→勝戦国が莫大な賠償を要求→ドイツ経済崩壊、ドイツ人の恨みは勝戦国へ。 この流れって今のウクライナ戦争にピッタリ当てはまらない？そのうちロシア国民の不満が爆発してプーチン政権崩壊→降伏。その後の賠償でロシア経済が崩壊して極右政権誕生→全世界に報復を宣言して核戦争勃発。

「戦死率は一般兵卒の2倍以上」――世界大戦で貴族たちを襲った「ノブレス・オブリージュ」の悲劇
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02170607/

>>429
「講和条約」と称する搾取条約が厳しすぎて、ドイツにはもう一戦交える以外の選択肢が失われた
次の一戦を行うのがナチかコミーか、帝政派か、どれも台頭しなくば社民党すら一戦交えたかと

人類にはたぶん学習能力があるから、ウクライナ侵攻に敗れたロシアには
もうちょいマシな敗戦処理が課せられるだろうよ

ドイツ自身がブレスト・リトフスク条約として一度降伏したロシア帝国に課した苛烈な条件がその身に跳ね返ってきただけだろ
そうでなくてもドイツ帝国軍はフランスやベルギーの炭鉱破壊して回ったりしてるし

この世界大戦が終わった後、「人類はもう争いはしないだろう」と言われていたのがねェ…

>>434
ロシアってドイツと平和共存する気がないぐらい今も恨んでいるんだろうな
でも、赤軍と協力して独立したウクライナを味方につけるどころか武力支配を狙って侵略し、
ドイツ側に走らせ孤立無援になった結果の条約と賠償だから自業自得ではないかと
この頃からプーチンまで、ロシアのやり方って変わってないというか進歩のない侵略主義というか

>>435
フランスは結構真剣に二度と世界大戦はやりたくないと思った模様
被害を抑えることに徹し侵攻する気のないマジノ線の構築はその代表
それならそれで、あの賠償要求は自重しとけとなるが
無論、フランス以上に被害を受けたのに「背後の一突き」とかいって懲りないナチもナチだが

ドイツへの賠償って結構減額されてるし何よりドイツの経済はナチになる前に米国からの投資などで普通に復活しているという

ドーズ案とヤング案なぜか忘れてる人多いよね

「再戦を望まなかったフランスが何故過大な賠償要求をしたのか」という問いに、
「でもアメリカはドーズ案とヤング案で救済を試みたよ」というのは特に答えになっていない
そもそもフランスはドイツの窮地にさらにルール占領で応じた上にドーズ案にも反対している
戦争が終わると真剣に再発を防ぐ気が失せていたのはドイツだけでなくフランスも同じだったのかもしれない

どなたかプシェムィシル包囲戦に関して詳しく書かれた本をご存じありませんか？
この包囲戦の詳細が知りたいんです。
wikiでも包囲戦自体のオーストリアの犠牲者が20万人。カルパティア山脈での軍事作戦も含めると100万人の犠牲者が出たと書いてあるんですが、カルパティア山脈での軍事作戦の詳細がさっぱり分からないんですよね。

>>440
あてになるかわかりませんが、ググったらそれなり出てきた

https://www.youtube.com/watch?v=FJchHW2SXs0&pp=ygURU2llZ2Ugb2YgUHJ6ZW15c2w%3D

>>439
フランスはドイツが二度と戦争を起こせないように徹底的に搾り取るつもりだった（実は第二次世界大戦後にしばらくの間実行している）
ただフランス単独で勝利したわけではないので、英米の意向も反映しなくてはならなく中途半端となってしまった。特に英国は大陸に単独の強国が存在することは防衛上看過出来ないのでドイツを潰すわけにはいかなくフランスのドイツ潰しを妨害している。

史料を読んでるとフランスの戦術、作戦術の発展速度とそれを支える技術力、工業力がドイツを上回ってるなぁって感想

アメリカ遠征軍の装備の殆どを調達、終戦までの連合国戦車生産約5500両の内4000両を生産して戦線に投入してるの見たら戦車の量産が100両もなかったドイツ帝国は最初の半年でパリ占領出来なかったらそりゃ負ける
これで海上封鎖もあってフランスでは無かった飢餓が国内で発生してるドイツはあらゆる分野の生産力で勝てそうにない

>>443
WW1のときの英仏、とくにフランスは過小評価され過ぎなのよね
たとえば、ドイツの専売特許みたいに扱われてきたユティエ戦術（浸透戦術）だって1915年頃にはすでに実戦テストが始まってて当然英仏側も把握しててそのうえで手榴弾や白兵戦武器を持った塹壕襲撃チームの編成から始まり独自の委任型戦術を練り上げていたわけだし
そして、ルイス軽機関銃やショーシャ軽機関銃を装備した軽機関銃分隊を歩兵小隊の火力の主軸に据えたのは基礎設計が古いMG05とその派生型に拘泥し続けたドイツよりもコンセプトはずっと先進的だったし、英仏の圧倒的な工業力を証明している
問題はフランスは開戦直後から国土の一部がドイツに占領されている状態だったのでその奪回への政治的圧力から攻勢側に回ることが多く、守りに入ったドイツの堅固な塹壕陣地を突破しようとして夥しい出血を強いられたことだな
別に浸透戦術は採用するだけでいきなり敵の塹壕"線"を迂回して無力化できるようになる魔法ではないからね
そして攻勢主義的なドクトリンからして英仏は概してドイツほどは縦深防御を重視せず、守りに力は入れない
それでもドイツの1918年の春季攻勢では毒ガス弾を織り交ぜた対砲兵射撃と移動弾幕射撃に20万の突撃歩兵が数週間で消滅する勢いでバカ凸して確かに見かけ上は一定の成功を納めたが甚大な損失の割に戦略的に重要な目標はあまり奪取できなかった
それに対する連合国の100日攻勢は戦車や航空機による近接支援、自動車化された歩兵といった先駆的な諸兵科連合も交えた一転攻勢でドイツ軍の士気を崩壊させてほとんどトドメを刺すことに成功した
結局英仏に比べてドイツは馴染みのあるやり方に固執したし、資源や工業力の格差からしてそうせざるを得なかった

第一次世界大戦時の日本、やることがせこくて好き。

知れば知るほどなんでもっと教科書で詳しくやんないの？ってなる戦争

わざわざフランスに攻め込んだ理由が謎
普通に防衛しとけばよかったやんって思う

オー＝ハン君、サラエボで皇太子殺されてブチギレてセルビアに吹っ掛けたのに1年以上手こずるのあまりにも情けなさ過ぎませんかね...

>>445
いつの時代も我が国は卑劣だ。日露戦争も中国侵略戦争も真珠湾も宣戦布告無しで始まった。

ワインが最初は250mlだったのが後半になると1リットルも飲めたり野菜もまぁ摂取できてたフランスと比べて、牛乳を水でかさ増ししたりジャガイモもダメで家畜用のカブラ食ってたドイツの食事情酷すぎんだろ！こんなメシマズじゃ世界大戦に二度も負けるわけだわ…