ニコニコ大百科

アニゴジのモスラの鱗粉って相当多機能だよね。熱線反射は元より、治癒能力にゴジラのシールド減退にナノメタル拒絶とか。バトラもいればゴジラ倒せるってのはハッタリじゃないかもね

>>6299
ワープは行き先の正確な情報がないとできないとか何とか
正確な情報がある地球ですら危険なのに正確な情報のないタウeへの長距離ワープなんてもっと危なくてできないよねっていう
妄想

決戦機動増殖都市のリメイク的な夢を見たので、忘れないうちに書き起こしておく。全体的にメカゴジラの「禍々しさ」がより強調されてた。

・メカゴジラシティがコンビナート型から共産圏の巨大団地や「プロジェクト」風に。決戦時はそれらがメカゴジラの体の一部を模した生体メカに変異して戦う。

・シティの地面から尻尾のような巨大生体メカパーツが三本隆起して、接触しない程度に集まって先端からアースやフィリウスと同型の熱戦をゴジラに発射する。

・メカゴジラしちゃったベルベとガルグの一人称が最初は「我」から「我々」に変化していき、自我が失われる様子が描写される。同時に彼らのハルオへの敬意も残されていた。

・エンドロールの歌はTHE SKY FALLSアーティスト盤の同曲Seiho Remix。

ノベル版だいぶ改変されてるなぁ、特にマイナとミアナ関係
とりあえずメカゴジラが起動しなかったのも、メカゴジラシティがエラー頻発したのもメトフィエスの差し金だったことがほぼ明言されたのは情報としてでかいかな

>>6304 やはり…まぁ、メカゴジラにデインデが搭載されているって設定が事実上そうであると言ってるようなものだったからね。4周目の特典にもその辺りのことには触れられているのかな？

2万年待つ必要があったからなぁ。

批判合戦が小康状態になってるので、ここで空気を読まずに燃料を投下してみるｗ

アニゴジ三部作は「人間ドラマに重点を置き、怪獣バトルは控えめにした」ということらしいけど、それならば聞いてみたい

・主人公が友人と思っていた人物の裏切り
・地球人、ビルサルド、エクシフは反発し合ったまま、ほぼ全滅
・主人公はゴジラを憎んだまま自爆エンド

この３拍子が揃ったドラマに、リピーターは付くか？
「これは面白い映画だった。もう１回観よう！」と思う人はいるか？
自信を持って友達等に勧められる人はいるか？

俺は無理だ

クソデカ微火力ハリボテコンビナートがまともに活躍して金ピカのマンダがもっとバリエーションたっぷりに攻撃してくれてたら普通にその流れで問題なかったんだよなぁ
過去作だって敵性宇宙人との完全な和解はほぼなかったやろ

でも過去作は怪獣バトルを重視した結果の弊害と考えるなら
人間ドラマを重視する今作は異星人同士と共闘するほうがいいじゃん
綺麗ごととかご都合主義とか言われても分かり合えずに全滅するより見ていて気分がいい

ごめん、俺は5回リピートしたw
滅びの美学というとちょっと違うが、1章2章を見直してから3章観るといろんな積み重ねの果てにあの決断、そして50年後の未来があるから観てて気持ちいいんだ
後半の3回あたりは「ハルオ、お疲れさま」という感じでむしろ清々しくラストを迎えられたよ

ちなみにオンオフ問わず友人にお勧め済み

あと、種族として最終的に分かり合えなくても各種族に一人はハルオに心の底から寄り添おうとした人物と、対比するように理解しきれなかった人物がいるのも面白かったりする

激昂して砲身を向けたベルベと、最後までハルオに選択を委ねたガルグ
なぜ固執するのかと疑問視したエンダルフと、最後までハルオを称えて慈しんだメトフィエス
負け戦を理解できず止めようとしたミアナと、分かった上で送り出したマイナ

三章合わせて4時間半やろ。時間泥棒って怒られたら嫌だからガメラ2勧めるわ

>>6306
・俺は全部2回ずつ劇場で見たしBlu-rayを買って家でも見てる。三部作全巻揃ったら通して見るのが楽しみだ。
・「人を選ぶ作品だ」と前置きしてはいるが、趣味の合う知人には勧めてる。実際に見てくれた人もいた。

これで満足か？


だいたい反発し合ったままだとは言うが、和解の可能性は常に示唆されている。それでも価値観の違いによってどうにもならないというある種の悲劇こそ見所だと「俺は」思う。
それにハルオの「ゴジラへの憎しみを後世に伝えないために死を選ぶ」という選択を「主人公はゴジラを憎んだまま自爆エンド」って言うのはどうなんだ……。間違っちゃいないんだが言い方ってもんがあるだろ。

>>6310 言われてみると確かにそうだ…。

関係ないけど星を喰う者で1番お気に入りのシーンはメトフィエスとエンダルフの最後の交信だったりする。

時間泥棒呼ばわりするとか本当に友達なんですかねその人

いいね、熱いね。燃料がちゃんと燃えてるよ

>>6309　>>6312
俺は別に肯定側を否定する気は無いよ。映画と言えども芸術作品なんだし、感想は人それぞれだからね

でもさ、実写特撮とアニメを単純比較することは難しいけど、少なくともアニゴジはシンゴジから公式に・直接バトンタッチを受けたわけで、
映画作品として、あるいはゴジラ作品として、そのバトンに見合う結果を出しているかどうか
そこのところに「リピーターの数」が大きく関係してると、俺は思うんだよね

果たして、アニゴジは娯楽作品としてできるだけ多くの人に「楽しい」を感じさせられたか
それが肝心な命題だと思うね

＞「主人公はゴジラを憎んだまま自爆エンド」って言うのはどうなんだ……。間違っちゃいないんだが言い方ってもんがあるだろ
間違ってないことは否定できないでしょ？もちろん、ハルオの行動も理解できるけど、俺はどうにも首を傾げたね
残された隊員達、フツア族、あるいはマイナの子どもは？過ちや罪を知っているからこそ、彼らを導くことがハルオの役目では？全部放棄して死んじゃうの？
空しくて、悲しくて、落胆したのは俺だけだろうか？

憎しみを持つハルオがナノメタルで再興した文明を導いちゃったらそれこそゴジラとの戦争再開、そしてギドラの腹の中にまっしぐらだからなぁ
ハルオの思い込みって話もちらほらあるけど、ノベル版ではっきりと「こっちの世界を窺うギドラ」が見えちゃったとなると、あのままフツアに留まる選択をしたら間違いなくいつかギドラが降臨していただろう

ヘドラ編で楊が言っていたように、人類はいつかより豊かな文明を築き上げるかもしれない
でもそれは、怪獣と共存する生き方を選んだフツアの延長線上にこそあるべきで、怪獣との闘争に縛られた過去の文明の遺産、ゴジラへの憎しみという呪いはいらない
何もかも放棄して投げ捨てたんじゃなく、むしろ何も投げ出すことなく自分の代できっちりケリをつけて逝ったと俺は思ってるよ

>>yinlkSIzSE
小康状態って認識できてるなら、アニゴジについてほんわか語れる場所を奪わないでくれるか？

結局のところハルオにとっての「人」って何なんだろうなぁ

少なくともメタル化したら人ではないようだがそもそもビルサルドってサイボーグじゃなかったっけか
第二章では一貫してそれがテーマだったし、第三章のあらすじでも強調されてたが、結局のところ具体的な答えは無い


怪獣黙示録やプロメカの奮闘って、何もかも無駄だったわけだよね
ゴジラは卵に手を出さないんだから、クレードル作戦が無かったとして、フツアの住処が南米に変わっただけだろうし

アニゴジのノベライズ買って来たけど、ラストでゴジラとギドラがプロレスしてて笑ってしまった
といってもファイナルウォーズのカイザーギドラをぶちのめしたシーンくらいのプロレスだったけど

ひょっとして脚本段階だとこれくらいのプロレスがあったのだろうか

>>6306
むしろその三拍子がもっとしっかりしてりゃああ人類ってどうしようもねぇなって感じで面白かったと思うわ
実際のところは
・主人公と同じ目標を持ち善意で動いていたの友人を土壇場でこれちゃうわって裏切って台無しにする主人公
・３種族反発しつつもある程度相手の文化に敬意を示していてゴジラっていう極限状態で寄り添いつつあったのにそのお手本になった主人公がやっぱ土壇場で裏切る
・ゴジラを憎んで自爆特攻というとかっこいいけど実際はご友人の言うとおり楽になりたかっただけなんちゃうのエンド
なんだからこうバッドエンドにしても中途半端でなんともいえん
まぁ何度かゴジラ倒せるチャンスあったのに個人の拘りでしょうもない負け方したのが面白いんかもしれんがそれはそれで強調されてたゴジラの強さが大したことないように見えてなんともいえん
個人的にアニゴジへの不満の一つが怪獣が大してすごそうに見えなかった部分もあるんよなぁ設定だけすごいけど
人類じゃどうしようもない超生物って感じがどうにも薄い

>>6315 自分と近い世代の(孫くらいまでかな？ひ孫くらいになるとハルオのこと知らなそう)愛する人と親友(マーティン等)を守り、導きたいと思うか、

それらを放棄して

未来を見据えて種族規模で守り、導きたいと思うか…

これはもうその人の主観によるものだから、貴方が残念だと思っても、それは自然なことだろう。

ちなみにハルオは後者を選んだ訳だが、主題歌を担当し続けたXAI氏は前者よりの考え方だということが公式サイトで分かる。

そこで思ったんだけどこの辺の印象は観た人の性別によっても変わるじゃないかな…。

>>6316
誤解があるようだから反論するけど、ハルオがナノメタルで再興することなんて、俺も望んでないよ
でも、ハルオだったら、憎しみや過ちを抱えつつ、反省の上に立って皆を正しい未来へ導いていくこともできたはずだし、そうすべきだと思ったんだ

だって、死んだらその後のことなんてわからないじゃん
俺があのラストで真っ先に不安になったのが、ハルオが勝手をしたことで、マーティンやアダム達が逆上しないかってこと
ビルサルド製のナノメタルと言えども、人間に残された唯一の科学技術を説明もなく抹消されて、パニックになるんじゃないかと気が気じゃなかった

エンディング後のラストで、神格化されたシーンがあって安心したけど、少なくとも死んだハルオは、そんな未来は知らないわけでしょ？
むしろ、そういう未来を自ら創って行くことこそ、人間ドラマだと言えると思うんだ

まあ、そんなことは些末な問題として
俺が言いたいことは、アニゴジが人間ドラマとして多くの人に認知され、評価されているかということ
興業収入とか観客動員数は元より、世間的には話題にさえなってないわけで、そういう現実は、ゴジラファン全員が受け入れなければならないと思うんだよね
（ちなみに、バトンを渡したシンゴジは、現職総理が公式にコメントしたり、流行語大賞にノミネートされたりしたぞ）

土壇場で裏切るというけど、ゴジラと戦う前から既に地球人とビルサルドの不和は表面化しているわけで
ノベル版に至っては「ゴジラを倒した後にビルサルドが敵になるならそっちとも戦うまで」とまで言われている
実際、地球人全体がハルオと同じくナノメタル同化を否定して逃げ、（腹に一物あったとはいえ）エクシフのメトフィエスもそれに賛同して排除を促した以上、ハルオ個人ではなく地球人とエクシフという種族全体にビルサルドはNOを突きつけられている

上でも書いたけど、ガルグとかメトフィエスは本当にハルオを想って善意で行動しているし、ハルオも戦友・友人として二人を大事にしてるんだよね
思想や価値観に決定的な溝があるせいで分かりあえなかったし、手を取り合う未来も実質的にありえないけど、何かが違ったらもしかすると…と思わせるのが個人的にアニゴジの人間関係の面白いところ

>>6322
うーん、ゴジラを憎みに憎み、ゴジラに挑み続ける「英雄」だったからこそ種族を越えて多くの人間が付き従ったハルオが、果たしてそれ以外の方法で人類を導くことができたかな？
個人的にハルオにはできなかったと思ってるし、ハルオ自身もそれが分かっていたと思う
ロジックとして対比される芹沢博士が、研究を秘密にするという約束を破り尾形を介抱する恵美子を見て「自分の居場所がない」と悟ったように、ハルオもまた憎しみを持たないフツアの中に居てはいけないという結論を出したんだろうし

そしてハルオはあの特攻で結果的に、憎しみを絶つことでゴジラを、ゴジラを巨大生物に堕とすことで「怪獣」を喰うギドラを、ナノメタルを葬ることでメカゴジラを、という形で、人類の未来を脅かす3体の怪獣すべてに人類をまとめて勝利させているんだよね
結果論ではあるけど、ハルオが生きて導く未来を選んだ場合、憎しみを残したままこの3体の怪獣を相手にする必要があり、そしてこの3部作で示されたようにそれは限りなく絶望的な道じゃないかな

あと、売り上げとか話題に関しては正直シンゴジでゴジラファンの感覚がマヒしているところがあると思う
ゴジラ映画はもともと世間的に「映画としては」そんなに話題にならないシリーズだよ、その点でシンゴジははっきり言ってゴジラ映画として異常だった

>>6322 己自身も3怪獣と同時に葬ったという行為そのものが

憎しみや過ちを抱えつつ、反省の上に立って皆を正しい未来へ導いていくことが自分にはできない、不可能だ、とハルオが自覚していたことへの逆説的論証になっている。

そう、ハルオも未来のことは分からないからそうした。英雄でも、ましてや神でもない。

内なる憎しみに"負け"つつも、
全てを知る者として愛する者たちから独り去り、2万年に渡る戦渦を清算できそうな方の選択肢を選んだ。

"人"の物語で好きだけどなぁ…アニゴジ。

世間的な評価がすごく低いのはおっしゃる通り。
だって話暗いし難しいし、戦闘面白くないし。
娯楽という側面においては彼の2016年には遠く及ばない。

怪獣のデザインは総じて好きだけどね。

>>6324 巨神兵とプロトンビームが好きな自分に大ウケだったのは分かるけど、世間的にヒットしたのは本当に異常だったなぁ。

2016年の熱気は今でも覚えてる。
変な年だったよ。

まっ結局映画でするような中身じゃなかったにつきるな。
怪獣達は対して動きもしないから、小説や漫画の方がハルオの物語として描くんだったら最適だったと思うわ。映像で描こうとして三章なんて特にテンポ悪くなってるし。

まあテンポとか前の章に凄い重要な伏線貼られても覚えてねーよって思ったけども。

ただ、漠然と破壊シーンばっかの映画とか、プロレスしてるだけ映画とかのも
あるからねぇ何が映画としていいのか分からん。

>>6327
>>6328 モナークの芹沢博士じゃないけど、

バランス、だよね…東宝の人も偏りすぎてることに気がつかなかったのかなぁ。

ビルサルドもエクシフも個人の意思を無視してる時点で価値観の相違以前の話になっちゃう

「苦しむだけの人生よりも死の向こうに救いを求めよう」
賛同はできないが、多少の理解はできる
「だからあなたも死ね！」
いやだよお前だけで死ねよ


芹沢博士はおのれの研究が兵器利用されんのが嫌で死んだんだが
なんだ「居場所が無い」って