概要
ゲームや大喜利などをニコ生上で行うコミュニティ「BoxTV」で放送されている、自称ネット上で最も演出が凝っているクイズ番組。
以前は「タイムプレッシャークイズ Perfect5」として放送されていたが、2015年5月17日に「P5(仮題)」としてリニューアルすることを発表。5月26日に「5PLAYERS」として企画説明・第1回参加者の募集を行い、6月2日にパイロット版が放送された。
2017年5月20日より 卓ゲCHANNEL を間借りして行う出張開催を開始。
10月14日・2018年2月3日には実際にスタジオに出演者が集まりクイズに挑戦する「Quiz 5Players the REAL」シリーズが放送された。
ルール
5人1チームで様々なクイズに挑戦する。
2チームによるチーム対抗戦で最終的により多くの得点を獲得したチームが勝者となり豪華賞品を賭けた「Final Phase」に挑戦する。
BoxTV放送時代(5Players初期)のルール
毎回5人の解答者が1つのチームとなり、様々なクイズに挑戦する。
序盤の形式で、賞金獲得のためのラストクイズ「Perfect5」へ挑戦するための秒数を溜める。
Perfect5時代のルール
毎回5人の解答者が1つのチームとなり、Perfect5に挑戦する。
Phase1からPhase5まであり、Phase1では選択肢10個の中から正解が9個、以後進むごとに問題の難易度と不正解の数が増えていきPhase5を見事正解すればクリアー。
クイズ形式
公式ブロマガにルールが公開されているものはタイトルが記事に対するリンクとなっている。
Perfect5
解答者が1人ずつ選択肢の中から問題の正解だと思うものを口頭で解答する。
正解であれば次の解答者が残った選択肢の中から解答し、5人が正解すればクリア。番組ではこれを"Complete"と呼ぶ。
Perfect5 -STRAIGHT-
#50以降で1チームがPerfect5に挑戦する際のルール。基本ルールは後述のClassicルールと同様、五問連続でCompleteすればクリア、Perfect Five達成となる。
もちろん不正解を選んでしまった瞬間に即終了。単発時代と同様に間違えたプレイヤー以外が通話から切断されてしまう。
#50では通常のClassicルールで行われたが、#51からは「あまりにもFinal Phaseに行きやすすぎる」ということで新ルールとなり、『制限時間100秒』『アイテムはASK・MULTIPLEを所持』という状態からスタートし、各Phase終了後に『制限時間を100秒にリセットする』『未所持/使用済みのアイテムを補充する』のどちらかを選んで次のPhaseに挑戦していくというローグライト形式になり、戦略性が高まった。
Perfect5単発(BoxTV放送期)時代
問題に対し、10個の選択肢が表示される。
解答者が1人ずつ選択肢の中から問題の正解だと思うものを口頭で解答する。
正解であれば次の解答者が残った選択肢の中から解答し、5人が正解すればクリアー。
不正解であった場合は、その地点で全員失格、なかやまらいでんの歌う世情とともに不正解だった選択肢を選んだ人を除くメンバーが通話から切断され[1]がめ。と反省を話す、その後通話と切断しがめ。1人で今回の感想を述べて放送終了。
出題ジャンル
対抗戦では問題セットとして主にLEVEL2(正解8-不正解2)・LEVEL3(正解7-不正解3)×2ブロック・LEVEL4(正解6-不正解4)が用意される。ただし同じチーム内では各難易度は1問ずつしか選ぶことが出来ない。つまり難易度の高いLEVEL4を2問選んで逆転を望むということは不可能。また、LEVEL3-A・Bのように問題セットが2つある場合は「Aから1問、Bから1問」という形で挑戦する。
いずれも問題に関するジャンル名が表示されており、挑戦するチーム名や季節柄に因んだものが多く、出題される問題内容について推理することも可能。しかし、「『体育』→岡崎体育の『MUSIC VIDEO』に関する問題」「『農家』→『農家』と言われることも多いTOKIOの楽曲に関する問題」など想像を裏切るような魔球の問題が来ることもあり、ジャンル選択時にはリスナーから「過去の事例」として毎回注意喚起される。
また、過去の事例の注意喚起では「フェリシモ500色色鉛筆の名前」「カラーコンタクトのカラーバリエーションの名前」などが「伝説の問題」として俎上に挙げられることも多い。
アイテムについて
非常に難易度が難しい&逆転要素のため、現時点で4(+1)つのアイテムが用意されている。
・「DELETE」選んでいない選択肢から不正解を1つ消すことが出来る。
・「ANALYZE」選択肢を3つ選び、正解と不正解がいくつずつあるかを調べることが出来る。
過去使用されていたアイテム
アイテム追加遍歴
Pickup5
1問の問題に対し、選択肢が1つずつ流れてくる、
解答者が1人ずつ流れてきた選択肢が正解だと思えば「Pickup!」、不正解だと思えば「スルー」とコール
「Pickup!」とコールした場合は次の選択肢を次の解答者が、「スルー」とコールした場合は同じ解答者が判断。
5人が「Pickup!」とコールする、制限時間が0となる、すべての選択肢が流れきり「打ち止め」が流れて来たら終了。
ポイント実装期より問題前にランダムにポイントとPerfect5で使用可能のアイテムの抽選が行われる。この結果により負担がかかるプレイヤーが決定するため、回答順も重要になった。
PinPoint5
数が答えとなる問題が出題される、5人の解答者が1人ずつ正解だと思う数をコール、
不正解の場合は解答が正解値より上か下かが伝えられる。
2018年4月7日放送分のOPラウンドでリニューアル。Pinpointできた所に応じてPerfect5ラウンドで使えるアイテムとポイントがもらえる。
Pressure5
5人がチームではなく個人戦で争い、回によってルールが違った特殊なクイズ。
5人にそれぞれ持ち時間があり、選択肢を選ぶ、正解が出るまで時間が減っていき0になると敗北となる。
第1回では、15個の選択肢からPerfect5のように正解を選んでいく。
第2回では、正解が複数ある問題が出題、1人ずつ解答する。
Panic5
チーム全員に映像クイズが出題され、映像が流れている間にそれぞれが記述で解答。
解答は1人それぞれ1度のみで、最も早く正解した人がいるチームにはボーナスポイントが与えられる。
Pushing5
[2]
チーム5人で早押しクイズを行う。正解するごとにPerfect5の挑戦時間を獲得できる。
ただし、不正解をしてしまうとペナルティとして一定時間の間、問題が読まれない。
なお、ボタンを押して「パス」とコールすると、正解扱いにはならないが、ペナルティを受けずに次の問題に変更することが出来る。
ただし、問題数に限りがあるためうかつにパスをするとクリアーできない状況も考えられる。
制限時間以内に規定数正解すればクリアーとなりボーナスとして残った秒数も挑戦時間に加算、または、ボーナスポイントが付与されることもある。
制限時間を迎えた時点で読み上げ途中であっても強制終了となる。
以前フジテレビで深夜に放送された『クイズ!早押しスプリンターズ』の「チャレンジステージ」のルールを踏襲し難易度を下げたもの。
Pushing5on5
5人対5人の対抗式の個人戦。各チームよりメンバーを選出し1対1の早押し対決を行う。
正解すれば自チームのポイントとなるが、不正解だと相手チームのポイントになる。
全5回戦を行い、獲得したポイントに応じてPerfect5で使えるアイテムを獲得する。
Pitfall5
[3]
まずリスナーに対し1問多答クイズを出題し(例:「スタジオジブリの長編映画」「EU加盟国」「2015年新語・流行語大賞ノミネート語)、合図に合わせてコメントで解答する。
合図の後のコメント10個(同じ内容を除く)を正誤判定対象の有効解答とする。
問題には地雷解答とされるPitfallがいくつか設定されており、効果は後述する。
有効解答が設定された後、解答者に対し問題が公開され、1番手から1人ずつ順に解答する(新Pressure5の踏襲)、
解答した答えが先述の有効解答かつ正解である場合にポイント加算、
有効解答でないまたは不正解である場合はポイント加算なしとなる。
Pitfall設定された解答が有効解答となり、また、その解答を解答者が答えてしまった場合は、その地点でその問題は終了となってしまう。(有効解答とならなかった場合はただの不正解と同じように扱われる)
2015年12月3日のパイロット版のルール
有効解答の設定が終わった後に、挑戦者側に問題、合計正解数と地雷解答となるPitfall数が公開される。
解答者の解答がPitfallである場合は有効解答にかかわらず、その地点で解答停止となってしまう。
フジテレビ系列で以前放送されていた「クイズ!早くイッてよ」をニコニコ生放送向けにアレンジしたもの。
Pixel5 → Pixel:Survival
2017年12月10日 第7回放送より登場。Quiz5Players Specialより大幅リニューアルの上改題。
ある物が描かれた画像スライドを見てそのものが何かを解答するクイズ。ただし、最初に表示されている画像は画像がピクセル化していたり、簡素な図形で表現されている。
リニューアル前は、画像の加工が時間の経過とともに無くなっていき、ヒントとして画像の加工段階が1段階下がる度に一問一答クイズが出題され、その答えが画像に関連するワードになっているというものだった。
リニューアル後は、画像加工の形式が一新され、問題画像を格子状に分割した小さなブロックがパズルゲームの要領で画面端にNEXTとして表示されており、そのブロックが自動的に盤面にはまっていくという形式になった。解答は送り直し一切禁止の早書きで解答し、他プレイヤーの送信状況はSEによって告知される。基本的に2問1セットであり、点数に一切からまず2問目に答えられるプレイヤーを選別する1問目→上位数名に得点を与える2問目という形式となった。
Plotter5
プロッターと呼ばれる十字のスリットの後ろに隠されている画像を推測して答えるクイズ。ヒントとして文字数や頭文字が分かっている場合がある。THE REAL2版では中央のプレーヤーがレバーを操作し、他の四名が速度を決めるボタンを操作するというとてつもなくハイテクな技術が活用された。
通常放送でも何度かこの形式が登場しており、その時はスリットが制限時間に目いっぱい動き回るという出題形式が取られている。
Passenger5
一問一答穴埋めクイズ。解答者は穴埋めクイズに答え、チームの中に1人でも正解者が居れば1階層上昇し、7階層分ある塔を登り切れるとクリア。ただし、穴埋めクイズに間違えた人は、それ以降の解答権が無くなる。問題が分からなかった時の救済措置として「Pass」を選択することができ、他の仲間が正解したら一緒に次の問題へと進むことが出来る。
その問題で正解者が1人も出なかった場合、脱落しなかった人々に向けてもう一度同じ問題が出され、タイムロスになってしまう。その問題で不正解者が出て人数が減って同じ問題の場合は、ヒントとしてMC側から答えの頭文字を教えてもらえる場合がある。
ちなみに、Passengerという英単語には、乗客・旅客という意味とともに、チームの足手まとい、お荷物というような何とも黒い意味もある。
アイテムについて
Quiz5PlayersREDUCEにて、感染症の影響で3人1チームでの変則ルールで行われた。その時に数的不利を解消するために、アイテムとしてPerfect5からの転用で「ASK」が導入された。普段のASKは20秒間などの時間を設けてコメントを見ることが出来るが、今回のASKは効果時間無制限の代わりに、制限時間の減り方が3倍速になるというギミックが用意された。タイマーの減り方がバグのようだったため、コメントが沸いた。
Pinpoint5:Reverse → Prophecy5
2020年4月18日放送回 より登場、Quiz5PlayersREDUCE よりP改題。
基本10個の数字(Prophecy改題以降からは文字)の集合が何を表しているかを答える推測クイズ。答えが分かった時は早書き・早押しで解答し、解答権はヒントが1つ出るたびに回復する。膠着した場合は、ヒントが出され、それに伴い獲得点数が減っていく。ヒントの中には文字群が別の分かりやすい形に変化するなど、回を追うごとにどんどん技術班のテクニックが多彩になっていった。チーム5人の中で3人が正解した時点での点数がチームの得点となる。そのため、あと一人で得点という時に分からないチームメイトを急かすプレイヤーの姿も魅力。
このクイズの放送時、リスナーの中に異常なスピードで正解する猛者が何名か確認されているため、プレイヤーと一緒に考えたいときはコメント機能をOFFにすることをお勧めする。
欄外
2018年2月3日放送分にて余りにも点差があるため、以下の救済措置が行われた。
「かいめい」・・・Twitterの名前と放送中の名前を午前4時にクイズに疲れた時に考えた名前に変える。20pts。
「ものまね」・・・午前4時にクイズに疲れた時に考えた名前のモノマネを行う。地獄レベル。30pts。
ボーナスラウンド
対抗戦で勝ったチームが、賞金・賞品獲得ラウンドを行う。前述の形式がハードになっている。たとえ5vs5で戦っていたとしても、最後の敵はBoxTV。どうやら最近はプレイヤー曰く、賞金が欲しいというよりもBoxTVに打ち勝ちたいという気持ちらしい。
ボーナスラウンドの出題傾向として復習問題(復讐問題)が出題されることがあり、この放送内の問題フォロー中にヒントが隠されていた、なんて場合もある。
Perfect5
Classic
このルールは通常のPerfect5をPhase1(不正解1)からFinal(不正解5)までの25答をミスなく完全に正解するという形式。アイテムなどは回によって違うものの、基本的には「DELETE」「ASK」「ANALYZE」の3つを装備して攻略する。その難攻不落さは随一で、間違えたら即死というプレッシャー、5問通して250秒という時間の無さから、Finalまでたどり着くのも困難である。
Finalの最後の5答目を正解すると特殊な演出が見れるのだが、本当に見られない。
36回放送より前ステージのPerfect5で、Perfectを達成した回数に応じて、ボーナスラウンドのPhaseをスキップできるようになり、攻略難易度が若干下がった。
Tower of Passenger5
第26回放送より登場。
一問一答穴埋めクイズのPassenger5の10階建てを行う。問題の難易度も上がり、何せ問題量が増えているため、こちらはこちらで難しい。5人誰も知らない問題が出題されると事実上「詰み」の状態になってしまう。そのためにも人柱でヒントを少しずつ得ていくといった身を切るプレイが必要になっていく。
Pickup5
(ボーナス)
Quiz5PlayersREDUCE #2より登場。回によってルールが大幅に異なっている。
賞品獲得チャレンジ
REDUCEでは「賞品獲得チャレンジ」という名前で行われ、普段は点数がランダムに割り振られるが、今回は「商品が貰える人物」が割り振られ、結果的に自分のミスで仲間だけが賞品を貰えないという申し訳ない展開になる可能性があった。
減点Pickup5
あたなる5P回では、100pt持った状態から前ラウンドでどちらのチームも選ばなかった3つの問題を通しで行い、誤答選択肢を選ぶたびに割り振られた10点から45点までの点数が削られるという形式だった。
トライアル式Pickup5
にじさんじ5Players回からは、トライアルラウンドとボーナスチャレンジの二部構成に。
PickUP5のみを行う回では、トライアルラウンドで1問最大100Ptsの問題に6問挑戦し、全問消化までに300Pts以上を獲得すればボーナスチャレンジに進出できる。
REAL回では、全体の勝敗とは別にコーナー毎の勝敗も決定する。全体で勝利したチームはコーナー毎に勝った回数がそのままボーナスチャレンジでの挑戦人数となる。
ボーナスチャレンジでは正解がたったの1個である問題に挑戦。誰か一人でも正解をPickUpできれば賞金獲得。なお、トライアルラウンドでの獲得ポイントで参加できる人数が決定する。
トライアルラウンド獲得点 | ボーナスチャレンジ挑戦人数 |
550Pts~ | 5人 |
500Pts~ | 4人 |
450Pts~ | 3人 |
400Pts~ | 2人 |
300Pts~ | 1人 |
~295Pts | 何もなし(ボーナス挑戦権なし) |
橋本がめ。「50%取れないチームにはボーナスチャレンジもへったくれもありません」
関連コミュニティ&チャンネル
関連動画
Perfect5通常回 | Perfect5チーム対抗戦回 |
余談
タイトルの「Perfect5」という名称の元ネタは筋肉番付でかつて行われていた企画「ESCAPE」の関門の1つ「PERFECT-3」である。
関連項目
バラエティ番組
外部リンク
BoxTV(製作・放送を行う『バラエティ企画』コミュニティ)
バラエティ企画チャンネルBoxTV(2019年7月より晴れてチャンネル化)
脚注
^ 以前は関係なく全員が通話切断し、そのままがめ。が今回の感想を述べていた。
^ 「早押しクイズ」は本来の英語表記では「buzzer quiz」である。
^ この番組内では「地雷」という意味としており、間違いとはいえないが、辞書では「落とし穴」との対訳がされている。
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