フォルネウスとは、
アビスの力を知れ!
フォルネウスとは、ゲーム「ロマンシング サ・ガ3」の登場人物である。
フォルネウスの「実体」はアビス側にあるため、実際にアビスゲートを守護しているのは不完全なアビスゲートから投影している「幻影」のフォルネウスである。
実体は緑髪の美少年の姿をしているが、幻影は大口を開けた魚の化け物と言った感じの異形である。
貴族らしく爵位があり「魔海侯」とも呼ばれる。これが自称なのか人類側の呼称なのかは不明。「侯爵」は「公爵」の1つ下位に位置する爵位なのでビューネイやアラケスより地位が下なのかもしれない。そう考えると少年のような実体も納得である。
得意地相は「玄武」。
フォルネウスを倒す事で、ランスのアンナから最強の玄武術「クイックタイム」を習得可能になる。
なお、最果ての島に送り込まれた水龍を倒さずにフォルネウスを倒した場合、最果ての島が水龍に滅ぼされてしまう。2度とボストンを仲間にできなくなり、滝の洞窟にも入れなくなるので注意。
名前の由来は冒頭に記載した通り、ソロモン72柱の悪魔のうちの1体。
かつて海賊ブラックと海の覇権を争ったらしく、その際ブラックの片足を食い生気のようなものを奪っている。片足と生気を奪われたブラックは老人の姿になったが、それでも尚、グレートアーチでフォルネウスへの復讐の機会を探っている。フォルネウスに挑む際はぜひ連れて行ってあげよう。
フォルネウスを倒して積年の恨みを晴らしたハーマンがブラックに戻ると、LPが4から12まで増加し義足だったはずの右足も元通りになっている。
四魔貴族の中ではHPが最も高く、地相を玄武に変化させる攻撃を多用するので苦戦させられる。
よって戦闘では玄武以外の地術(白虎、朱鳥、蒼龍)を使用して地相変化を妨害するか、あるいは玄武の地相に変わりやすいのを逆手にとってウォーターポールを全員にかけて地相を変えずに戦う戦法が有効。
幻影は魚系の敵なので体術技のナイアガラバスターが特効になるが、命中率が低いので運が悪いとミスを連発してばかりという有様になる。ベルセルクやハードファイア、勝利の詩などでサポートするといいだろう。
ボスクラスの敵が動くようになったため、フォルネウスにも動きが追加された。
リマスター版ではブラックが仲間に加わると、「魔海侯フォルネウス撃破」のトロフィーと一緒に「若さを取り戻せ」も入手できる。
原作では情報量の少なかった四魔貴族だが後年の外部作等である程度補完されており、特に魔王に下るまでのやりとりは詳細に描かれている。
自らの元を訪れた魔王に対しフォルネウスは「海を治めずして何が王か」と一蹴、魔王を大渦に包み込みその渦ごと飲み込んでしまう。魔王を騙る人間を始末し「腹の中で溺れ死ね」と吐き捨て玉座に戻ろうと歩き始めた刹那、体が全く動かなくなり「我に従え」という声が響く。フォルネウスは激昂するも肉体を完全に掌握され、屈服し配下に下るしかなくなってしまった。
アウナス同様魔王と戦ったがあっさり敗北して従った組。幻影ではなく実体でも人間を丸呑みにしてしまう姿は美少年風でも魔貴族であることを思い出させる。
また冒頭のやり取りにはフォルネウスの海の支配に対するスタンスがよく表れている。「海を治めてこそ真の王。魔王もそれを望んだからこそ我を招いた。」というのはフォルネウスの言。
2020年10月末開催、ロマンシング サ・ガ3発売日記念フェス第1弾にて堂々のプレイアブル参戦。最初に幻影版が実装され、およそ4か月後には本体版も登場した。
装備武器は「槍」となっている。実体からの逆算なのだろうが、先に実装された幻影版で武器を振り回し戦う姿には驚きの声が上がっていた。使用属性は突・冷・雷がメイン。
これまで内面がほとんど不明だった四魔貴族だが、本作では解説や台詞などである程度補完されており、フォルネウスもその1人。天空や地上ではなく海こそが世界であり、そこを支配することに矜持を持っていることをうかがわせる。また「召喚は契約の一種であり、契約は厳守するのが魔貴族」といった器の大きな台詞が聞けたり、広いだけで虚無なアビスの海より狭いが賑やかなロマサガ3世界の海を気に入っているというはしゃいでるような台詞があったりする。
下記一覧の通り現在は実体のSSスタイルが3つ出ているが、全て衣装が違うという女性キャラもビックリのおしゃれ要素を持っている。[魔海の主]は原作ドットの忠実な落とし込み、[深海からの旅立ち]は羽衣風の衣装、[豊穣の海を手にすべし]は大きな青い髪飾りとスカート風の衣装がそれぞれ特徴的。
ファンでなければパッと見の印象は大きく変わらないと思うかもしれないが、細部やポーズをダンスホールで見比べてみると細かい作りの違いに気づけて楽しめるだろう。
四魔貴族三番手として実装された槍を持った腕魚幻影フォルネウス。見た目通りのタフな性能をしており、中でも後述の「タイドルアー」による高火力の全体反撃が特長。実装しばらく後の高難度イベントで彼の所持と何回被弾して反撃できるかで難易度が変わるバトルがあり、一躍注目を集めることとなった。
割とすぐ実装された実体版。高難易度戦に特化していた幻影版と異なり、こちらは素早く全体・単体攻撃どちらも得意な周回向け。全体攻撃を3回ではなく2回しか使えない分、均等に高火力を出す引率ができるという挙動の先駆け的な存在だった。
2021年11月末開催のロマサガRS3周年イベントで突如実装された2つ目の実体版SSスタイル。今回は原作の術に焦点が当てられており、「落雷」にあたる「召雷」や「マッドサンダー」といった水術を習得し、必要な知力も相応に高いいわゆる術戦士としての実装。槍装備でありながら高い知力でマヒを狙えることもあって、武器縛りのバトルでは活躍を見せた。
ただし得意の雷属性は需要があまりなく、短期・長期どちらも火力があまりふるわず、腕力・知力両方に振られた結果打たれ強さにも欠けるため他の活躍は望みにくい。また武器作成の難易度が高いこともあるので意図的に起用しない限りは持て余し気味になるだろう。
選ぶのはお前だ。私を失望させるなよ。
2022年9月開催の佐賀県コラボイベント第三弾において、四魔貴族から男3人が佐賀コラボキャラに大抜擢された。
同期の他2人に比べイラストは実体を描いたもので特産品要素が見当たらないが、フォルネウスは有明の豊かな海と干潟に目をつけ、海産物全般を率いて陸地へ攻め上がるつもりのようだ。前スタイルで深海から旅立った先は佐賀旅行
簡潔に性能をまとめると高難度特化タイプ。アビリティがごちゃごちゃしているが攻防両面と多彩な補助手段を持っている。特に幻影スタイルが名を馳せる要因となったカウンター戦法をより強化して持ち込んでおり、逆タイドルアーともいうべき新技「ワラスボ大渦」は回転率の大幅強化もあって活躍を期待されている。
干潟と共に攻め、守るのだ。
掲示板
1 ななしのよっしん
2020/04/15(水) 00:37:29 ID: 0jsQa78MQb
遅い…… 遅いぞ、フォルネウス!
2 nw
2021/03/06(土) 16:15:18 ID: PF1GetxIZH
3 ななしのよっしん
2025/07/01(火) 12:16:15 ID: RNTU8cos5N
>>1-2の、やり取りは『真・女神転生III』。
真・女神転生シリーズに出る、エイの悪魔で"堕天使"に分類。
ペルソナ5 or ペルソナ5 ザ・ロイヤルでは戦闘時に、ペルソナ(仮面)未入手だと、
「奇弁の海の怪魚(きべんの うみの かいぎょ)」という名前になる。
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最終更新:2025/12/16(火) 12:00
最終更新:2025/12/16(火) 12:00
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