一刀両断ダブルクロスとは、エポロル氏の投稿している「ダブルクロス The 3rd Edition」(著:FEAR/矢野俊作)を題材としたリプレイ風動画である。
「第7回うっかり卓ゲ祭り」の際に投稿された「依姫と妹紅の一刀両断ダブルクロス」に即した一連の物語の総称を「一刀両断ダブルクロス」と銘打っている。
動画はレイアウト、テキストから「和風」テイストでまとまっており、刀剣、日本神話、人の心理などに焦点あてつつも、表面だけ攫ってもグリグリ動く戦闘シーンや、会話のシーンも飽きない仕様になっている。
深く掘り下げて楽しむも良し、サラッと見てしまうのもありなシリーズである。
第一幕はPL2人からのスタートで第二幕からは視聴者の投票により決定したPC2人を追加した4人セッションとなっている。
投稿者が公式より刊行された「リプレイ・オリジン」「リプレイ・アライブ」を題材としている。
という発言からPC1、2を固定として毎セッションPC3、4を入れ替えながら進むような仕様を目指しているもよう。
また本作ではオリジナルの遺産を巡った物語となっている。
使用ステージは通常ステージで舞台は八逆市という架空の都市。
通常のダブルクロスとは違い、東京近郊では無く大阪府と明記されている。
日本の陰暦の名字を持つ十二の旧家群「十二宗家」
その当主にのみ扱うことが許される十二本の宝剣「十二宗剣」
八逆市に住む普通の高校生「如月蒼真」はある事件を通じて父の形見の宝剣を覚醒させてしまう。
思想と理想、空想夢想の裏切りの物語が今ここに綴られる。
キャッチフレーズは「運命を選べるか――?」
現在は「第一幕」(完)「第二幕」(連載中)。
番外篇の「特務犯罪課活動記録」(連載中)の構成となっている。
ここでは「依姫と妹紅の一刀両断ダブルクロス」及び「特務犯罪課活動記録」に登場する者たちを明記していく。ネタバレとなるため本編を視聴してからの視聴を推奨する。
コードネーム:“不毀なる魂(Desperado)”
ブリード:ピュア シンドローム:ハヌマーン
カヴァー/ワークス:序列二位「如月」家当主/格闘家
性別:男 年齢:18(20)
身長:178cm 体重:70kg
Dロイス:遺産継承者<十二宗剣>
剣術を嗜み、竹刀袋に真剣を入れて持ち歩く物騒極まりない普通の高校生。
基礎スペックは非常に高く、だいたいのことは教えられればこなすことができる。
しかし基本的に自分の肉体を鍛える、剣の稽古をするに類する事以外は無頓着のため、
典型的な「やればできる子」という評価であり、高校の教師たちも問題児扱いしている。
ただし、決して不良ではないため信頼は勝ち取っている。単純に扱い方に難のあるという認識。
至って普通の高校生ではあるが自らを「剣士」と定めており、
「剣士同士が抜き身で相対する時、それは試合の合意である」
「刀を抜くときは何時だって命を落とす覚悟だ」と、少し時代倒錯な考えを持っている。
真剣の銘は「大神(ナルカミ)」古くより父が愛用していた一振りである。
10歳以前の記憶を一切持たず、10歳から「一から全てを教育」というリハビリを得て現在高校生となっている。
中学は養護教育でまともに通っていないが義務教育の観点で卒業は出来た。
しかしまともな知能はなかったため、高校に上がるタイミングで1年留年している。
オーヴァードとしては作中では最低レベルの弱さである。
彼の高スペックさはあくまでも日常という基準での話である。
如月蒼真のオーヴァードとしての能力は本人のポテンシャルに強く依存しているため、
曰く「毛が生えた程度」の能力である。
自らの肉体のパラメーターを振り分けるスキル。
汎用性に富んだ能力であるが、使用するには人間の身体に対しての知識が不可欠である。
人間の身体には余剰にエネルギーが使用されている部分が数多く存在する。それを掻き集め、一点に集中させることがこの能力の本質である。
非常に強力な能力であるが、この能力はあくまでも自身の中で完結するものの為、能力者のポテンシャルが低いと大きな効果を得ることが出来ないのが欠点である。
自らの肉体に課せられたセーフティを解除するスキル。
人間の肉体には必ず生命維持に必要な安全装置と言うものが存在する。反射であったり、空腹状態で腹がなるなどだ。
そしてその安全装置の人体のエネルギー消費量の占める割合はかなり大きなものであり、人間は本当の全力と言うものが出せない様になっている。
この能力はその安全装置を意図的に解除するスキルである。
これにより能力者は自らの肉体のポテンシャルを十全に使えるようになる。
「集中」と「限界突破」は非常に相性が良く、限界突破で解放された余剰のポテンシャルを集中で掻き集めるというコンボが発生する。
また本来人間の生命活動以外に必要な機構へ送られるエネルギー供給をカットし、余剰分を生み出すという芸当も可能となった。
ただし、これは自らの肉体を一時的に完全手動状態で駆動させる為、非常にリスクが高い手法であるが如月蒼真のオーヴァードとしては非常に劣るスペックを補うために多用する。
対象の本質を見定めるスキル。
物事の端を逃さず捉え、発言や仕草の裏に隠された物事の本質を嗅ぎ取る。
このスキルは如月一族の能力の低さを補うために研鑽された観察眼が昇華したもの。
つまりは「観察眼」の上位互換で有るため、その性能も失われておらず、戦場において事を有利に運ぶ為、
あらゆるものを使い潰す為の眼とも言える。
コードネーム:“鳳翼天翔(Blazer)”
ブリード:クロス シンドローム:エグザイル/サラマンダー
カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレンA
性別:女 年齢:17
身長:165cm 体重:48kg
Dロイス:器物使い
男として育てられた女の子のUGNチルドレン。
非常に聡明で優等生的な行動、発言が目立つが見知った仲では砕けた話し方をする。
自身が女であることを隠していたがある事件をきっかけに自らを女として認め、
ある程度許容するようになった。なお晒しで胸を潰していたが、現在はエフェクトで潰している。
模範的なチルドレンの行動原理を持っており、UGN内でも評価が高い。
また父がUGN本部エージェントであり、兄弟達も政界や財界で台頭している為、
「紅原」となるとそれだけで大きな影響力があり、自身もその家名を汚さないように奮闘している。
チルドレンとして各地を転々としていたときからその能力の高さ、協調性を買われ様々なところで活躍していた。
その優秀さを評価され、2年前に壊滅しかけていた八逆市支部に投入されてからは基本的に補佐での任務が多かったが、第一幕で初めて単独で怪異の解決に取り組むことになる。
オーヴァードとしての能力は熱を操る能力と武具を自らの肉体と接続する能力。
接続した武具を手足のように扱い、炎や氷を纏った攻撃を放つ近接格闘型。
これまで数多くの任務で他者を助け、必ず生存してきた事――死なずの鳥。
ゆえに鳳凰の名を冠したコードネームが与えられた。
その武具の特性、使い方を理解するスキル
発動条件は自らの肉体を武具とつなぎ合わせ一体化すること。
見たことも聞いたこともないような武具であろうとも、8割で使いこなすことができる。
ただし、ユニークアイテムや遺産などは一体化出来ないためそもそもスキルの起動が出来ない。
多種多様な武器を使い、多彩な攻撃を行える「汎用性」こそがこのスキルの最大の強みとなる。
裏を返せばどのような武具を使っても決定打にはなりえないということでも有るのが……。
紅原自身が刀剣を好んで使用するため「汎用性」を殺している状態だ。
これによりこのスキルは紅原の能力に併せて少々変化を遂げた。
とどのつまり彼女自身の経験値が重なり、
「刀剣武器」を扱うときのみどのようなものでも十分に扱うことができる。という風に昇華された。
彼女は刀剣武器を扱わせた時、その武具の達人の領域に即座に到達できるのである。
コードネーム:“羅刹天(Rakushasa)”
ブリード:クロス シンドローム:キュマイラ/モルフェウス
カヴァー/ワークス:UGN支部長代理/UGN支部長A
性別:女 年齢:26
身長:168cm 体重:57kg
Dロイス:羅刹、破壊者
UGN八逆市支部の支部長不在の間、全責任を受け持つ日本人離れした美貌を持つ女傑。
お調子もので発言も軽ければ、スキンシップもどこか外国的な印象を受ける。
時間にルーズ、計画も煩雑。およそ支部長が務まるとは思えない。
しかし作戦行動中においては無類のカリスマ性を発揮する戦武将タイプ。
あらゆる状況を彼女の一手で盤面をひっくり返すことができると称される。
元はUGNスターダスト隊に所属しており、約6年間を宇宙空間で費やす。
その後地球に戻って来てから1年間地上戦での師事を当時の八逆市の支部長から受け、
その伝手で八逆市所属のエージェント、及び日本支部チルドレン教官ともなった。
オーヴァードに覚醒した時点で右腕が異形化し、戻らなくなった経歴があり、
現在も右腕は異形化しているが能力のコントロールはできるようになっている。
万物を破壊するスキル。
起動条件は右腕に触れる事。
要するに「右腕に触れているモノを破壊する」能力である。
覚醒した当時は破壊するという行為のON/OFFが出来ない為、
周囲への被害が大きくなったことが原因で宇宙空間で6年間で過ごすことになる。
現在は能力のON/OFF切り替えが可能になった為、小回りは効く。
破壊できる対象は物質はもちろんのことだが、
理解の及ぶ範囲かつ、認識できるのであれば概念すら破壊する事ができる。
コードネーム:“運命観測者(Fate_Gazer)”
ブリード:クロス シンドローム:バロール/ノイマン
カヴァー/ワークス:UGNエージェント/研究者
性別:男 年齢:32
身長:171cm 体重:60kg
Dロイス:変異種<ノイマン>
あらゆるものを数字化して視覚情報として取り込む眼を持つことを表すスキル。
以下詳細不明
コードネーム:“黒手の魔人(Evil_Sphere)”
ブリード:ピュア シンドローム:バロール
カヴァー/ワークス:教師/教師
性別:男 年齢:28
身長:173cm 体重:68kg
Dロイス:守護天使
呪詛で編まれた概念存在を体内に取り込み、その力の一端を顕現させるスキル。
以下詳細不明
コードネーム:“狂乱の宴(Flange)”
ブリード:ピュア シンドローム:ソラリス
カヴァー/ワークス:第三位「弥生」当主/エグゼクティブ
性別:男 年齢:20
身長:173cm 体重:61kg
Dロイス:遺産継承者<十二宗剣>
コードネーム:“雷鳴の申し子”
ブリード:ピュア シンドローム:ブラックドッグ
カヴァー/ワークス:第九位「長月」当主/中学生
性別:女 年齢:12
身長:142cm 体重:ひみつ
Dロイス:遺産継承者<雷神の槌>
詳細不明
コードネーム:“妖忌村正”
ブリード:トライ シンドローム:エンジェルハイロゥ/モルフェウス/ハヌマーン
カヴァー/ワークス:霜月流暗殺剣術師範/暗殺者
性別:男 年齢:117
身長:192cm 体重:87kg
Dロイス:業師<陽炎の亡霊>、業師<オリジナルツール>
一定領域内の対象の生殺与奪権を得るスキル。
自身の周囲(明確な範囲は不明だが室内程度の広さ)に殺気を色濃く飛ばすことで発動する。
この空間内に存在する生物はこの時点で命を握られている状態となる。
この状態になった時、霜月千子の行動一つで対象を殺害することが可能になる。
ただしこの能力は「霜月千子に畏れを抱くこと」が条件に設定されているため
この条件に嵌まらないつまり“霜月千子を畏れない”ことで回避することが可能だ。
もっとも彼に畏れを抱かないものはほぼいないのだが……
コードネーム:“魔弾の射手”
ブリード:トライ シンドローム:モルフェウス/ブラックドッグ/オルクス
カヴァー/ワークス:もらいたばこの銀/刑事
性別:男 年齢:47
身長:177cm 体重:75kg
Dロイス:変異種<オルクス>
その名の通り、意のままに命中する弾丸を放つ能力。
弾丸に仕込みがあり、そういった術式を編み込んだ弾丸を装填している。
結果を先に確定した後にそこに対する道順を作る能力。
能力「意のままに命中する弾丸」の根本にあるもの。
この能力は「契約能力」と呼ばれるもので
行使した後に「対価」と呼ばれる行動、あるいは現象が必要だ。
銀の場合の対価とは「もらったタバコを吸う」――ということになる。
ただしこのもらったタバコというのも
「特定のタバコケースに入れたもので自分で購入したものではないモノ」に限定される。
そして、そのタバコケースは「7本」までしか入らない為、彼の魔弾は7発限りの秘奥なのだ。
コードネーム:“完全反罪”
ブリード:クロス シンドローム:ウロボロス/ソラリス
カヴァー/ワークス:眠りの獅子/刑事
性別:男 年齢:31
身長:175cm 体重:68kg
Dロイス:起源種、変異種<ウロボロス>
対象のアイデンティティを掌握する能力。
能力発動のためには、対象となる相手のパーソナルデータなどとにかく情報を収集し無くてはならない。
掌握を終了した時、対象のあらゆる行動パターンを先読みし、行動出来るようになる。
この状態に移行した彼はタイマンでアレば負けることは9割9分ない。
自身の技術や身体構造を一時的に未来の自分に書き換える能力。
彼の「完全掌握」を底上げする能力であり、ウロボロスの進化の能力に大きく依存する。
一時的に進化、というよりも一時的に数年先にある成長した自身の能力を借り受けると言う形が正確だ。
後遺症は特に見られないが、変異種というところに大きく依存するため多用は禁物だ。
日本旧家群で十二の陰暦の名字を持つ「防人の一族」の総称。
睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走の十二家。
古くは平安の時点では活動が確認されており、
旧日本政府の時代では国の指導の元活動していた経歴を持つ。
それぞれの家々に役割が与えられており、
レネゲイド社会であったり、表社会の守護を名目に現在も活動している。
そしてその当主の証として与えられるのが十二本の宝剣である。
十二宗家の当主に与えられる宝剣の総称。
「十二宗剣」自体は物体を保持せず、当主の心臓にその元となる貴金属を埋め込む形をとる。
十二宗剣はそれぞれ決まった形を取らず、その人間のパーソナルを反映した唯一無二の武具を形成する。
十二宗剣を統べる「完全自立」の特性をもつ宝剣。
十二宗剣を核として、天津神「天探女」を降ろす事で「自立」させている。
天探女は十二宗剣の管理も同時に行っている為、事実上最高位の宝剣となる。
睦月イザナのエフェクト使用時はそのユニットとなりエフェクトを代理使用する。
「大神」に擬態した十二宗家の宝剣のうちの一本。
外見は凝った意匠も施されていない必要最低限の機構を持った打刀。
宝剣として機能を取り戻した時、その刀身は青く染まり、周囲からでも感じ取れる毒気を放つ。
十二宗剣の中で最も異端の剣であり、唯一実体を持つ。
美しい薄緑色で非常に薄い刃の形状の一振り。
今代の当主の特性は「粒子化」であり、刃を砕く事で周囲に粒子を散布する事が可能。
刃の粒子は対象に幻覚を見せる効力をもつ。
刃が粒子化できる為、羽根のように軽く、脆い。
詳細不明
詳細不明
詳細不明
詳細不明
詳細不明
黄土色と鮮やかな黄色が入り混じった一本の苦無。
刀そのものが帯電しており、かなりのエネルギーを内包している。
苦無として扱っても十分な効力を発揮するが、その真価は自らの胸に突き刺すことで発揮される。
自らの肉体を雷の力で活性化させ、肉体を強制駆動させることがこの宝剣の真価である。
ただし、この雷――エネルギーの奔流を耐えきれるだけの器量が必要であり、
これに耐えることが出来ないものはそのままエネルギーに飲み込まれ暴走、ジャーム化する可能性を孕んでいる。
詳細不明
詳細不明
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最終更新:2024/05/30(木) 03:00
最終更新:2024/05/30(木) 03:00
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